月疾風の迅竜。   作:ビクネ

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処女作です。
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やっぱり転生するなら好きなモンスターがいいと思うんだ。(なんか違う)

ん…

 

ここは…どこだ?

 

自分の持っている知識は覚えているんだが…個人情報的なことは全く覚えてない。

 

自分の趣味などは覚えているんのだが、名前や人間関係などを覚えてないのだ。

 

「やあ♪目は覚めたかい?」

 

白いワンピースの少女がいた。

 

「いや♪これでも結構年寄りだよ♪」

 

マジか…。ってあれ?今当たり前のように心を読まれたんだが?

 

「そりゃあね♪私はこれでも神だから♪」

 

えぇ…神って…

 

「何か言いたいことでもあるのかな♪」

 

うっそだぁ。

 

「流石に即答はへこむなぁ♪」

 

でも♪マークは消さないのな。

 

「これは私のポリシーだからね♪」

 

ポリシーなのかよ。

 

「で、そろそろ本題に入らないかな♪」

 

確かに。もう283文字も尺稼いでいるぞ。

 

「メタ発言止めて♪」

 

本当に、本題に、入らない?

 

「それもそうだね♪じゃあ、単刀直入に言おうか♪…君はね、死んだんだよ。」

 

は?死んだ…?嘘だ。そんな事あるはずが無い!

 

「本当だよ。ほら。」

 

そう言われて見せられた映像には、白い亀裂のようなものに身体を砕かれて死ぬ人間ーー俺の映像だった。

 

「判ったかい?君は死んだ。時空の狭間に体を割られてね。」

 

割られて?

 

「そう。珍しいことだよ。まさか体内から亀裂が広がるとは…こちらの不手際だった。本当ににすまなかった。」

 

…はぁ。馬鹿らしくなってきた。

 

彼女も反省してるんだ。

 

別にいいだろう。

 

「…ありがとう♪」

 

おう。

 

「じゃあ、君の処遇を決めようか♪」

 

まだ決まってなかったのかよ…

 

「君に決めてもらおうと思ってね♪実質一択だけど♪」

 

聞く意味とは。

 

「一応だよ♪ありきたりな質問だけど、転生か消滅、どっちがいい♪」

 

ありきたりだなぁ…って、消滅ってなんだよ、消滅って!

 

「…?消滅は消滅だよ♪」

 

違う、そうじゃない。

 

「まあいいや♪」

 

よくねえ!

 

「しつこい男は嫌われるよ♪」

 

…もういいや。

 

「で♪結論は出たの♪」

 

転生一択だよ!消滅なんて論外だよ!

 

「分かったよ♪転生先の世界は選べないけど、転生先は選べるよ♪」

 

因みに、転生先の世界はどんなところなんだ?

 

「モンスターがいて、それを狩るハンターがいる…所謂モンハンの世界だよ♪」

 

Σ(゚Д゚)

 

「人間の言葉じゃなくなってるよ♪」

 

いや…本当なのか?

 

「本当だよ♪嘘をつく理由も無いしね♪」

 

…まあ良いや。モンハン好きだし。

 

「ついに思考放棄したね♪」

 

誰のせいだ!誰の!

 

「君♪」

 

もうヤダこいつ…。

 

「じゃあ、転生先を決めようか♪」

 

どうしようか…

 

〜俺思考中〜

 

「決まったかな?♪」

 

OK。決まったよ。

 

「何にするんだい♪」

 

ナルガクルガで!

 

「…いいの?人に転生したほうが安全だよ?これは神としての忠告だ。本当に良いのかな?」

 

ああ。それで良いよ。やっぱり転生するなら好きな様にしたいしな。

 

「…分かったよ♪じゃあ、ナルガクルガに転生させるよ?」

 

ちょっと待ってくれ。

 

「どうしたの♪」

 

俺が世界に与える影響は良いのか?

 

「それに関しては大丈夫だよ♪何かが選択する事で出来る、並列世界に転生させるから♪」

 

よく分からんが、兎に角大丈夫って事は分かった。

 

「そういう認識で大丈夫だよ♪」

 

よし!じゃあ、転生を頼む!

 

「分かったよ♪…祖龍の名の元に、獣飛竜、通称゛ナルガクルガ゛へとこの者を転生させる!」

 

おまっ…ミラルーツだったのかよ…

 

そう思ったのと同時に俺の意識が暗転するのは同時だった。

 

そして次に目が覚めたのは、白い体毛のナルガクルガと蒼銀色の体毛のナルガクルガに突かれてだった。

 

「キュイーーー!!!(ナルガクルガはナルガクルガでも白疾風とか希少種とか付くやつじゃねーか!!!」

 

ここから全てが始まった。

 

 

 

 

(ふふ…折角お膳立てしてあげたんだ。せいぜい頑張ってね―――)

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