落雷ブレイブガール!~TS転生勇者、子孫に惚れられる~   作:もぬ

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64. イチャイチャ回

 道中、襲い掛かってきた魔物にやむを得ず対応する。

 戦闘開始から瞬きの内に、僕の剣は獣の首を刈り取った。かつての自分から少し変化した、速度重視の戦い方だった。

 

「おー、あざやかだ」

 

 剣をしまいながら声のしたほうを見る。ミーファは、近くにあったちょうど良い体積の岩に腰かけ、こちらをみて拍手をしていた。

 

「そろそろ交代してくれていいんだぞ。見てばかりなのは性に合わない」

「でも、ミーファが消耗することは避けないと」

 

 彼女は雷魔に呪いをかけられている。それは生命力と魔力を、背中の呪刻に吸われていくというもの。そして、本人が体力と魔力の消耗が激しい状態でいると、呪いへの抵抗力が弱まり、進行が早まるという。

 それを知った今、ミーファにこれまでのように前線を任せようとは思えない。彼女がどんなに強い勇者でもだ。

 

「そいつは過保護ってものさ。体がなまって、逆に不健康だ」

「うーん。そうかな」

「そーだよ」

 

 ミーファが立ち上がり、僕のそばまでやってくる。その視線の先には、いま首を刎ねられた魔物の遺骸。

 僕たちは、それが光の粒に変わっていくのを見届け、この名も知らぬ精霊に祈りを捧げた。

 

 

 

 仲間たちといったん別れてから、もうふた月ほども経つ。

 ミーファとはまた二人旅。それはとても穏やかで大事な時間だけど、過ぎていくほど焦りは募っていく。まだ誰も、雷魔の手がかりを突き止めてはいないからだ。

 

「なあ。この旅が終わったら、キミはどうする?」

 

 宵の口。野営の準備をある程度終え、火を点ける作業をしているところに、ミーファが話しかけてきた。

 

「どうするって、なんのこと?」

「将来設計さ。何をして生計を立てるのか? ということ」

 

 未来の話。そういう話をして、僕たちは離別の恐怖から気を紛らわせる。

 ぼうっと火が立ち上がってきて、互いの姿がよりはっきり見えた。さらに手持ちサイズの魔力灯を動かせば、夜の闇はそう怖いものではなくなる。

 

「例えばさ。勇者が全員そろった状態で儀式を終えた後の世界では、ギルドの退治屋なんかは収入が減ると思わないか? まあ、魔物がまったくいなくなるわけじゃないから、食べてはいけるだろうけどさ」

「うーん、たしかに」

 

 火を見ながら、燃料となるものをくべていく。

 ミーファの意見は確かにあり得る話だ。魔物の被害が抑制されれば、需要が減る商売もある。

 しかし同時に、その一方で、大きなビジネスチャンスが訪れる商売もあるだろう。そしてそんな新しい時代が、いつから始まるのかをいち早く知ることができるのは、僕たち勇者の仲間だけ。これは商機を見逃さないためのアドバンテージになる。

 多分に願望が入った、楽しい想像が膨らむ。魔物の脅威が薄れることで伸びしろがあるのは、あの職とか、あの職……。商品の流通事情も変わっていく……。

 そうだな。この旅を終えて、僕がやりたいことは……

 

「漠然とだけど、いろいろと考えてるよ。この旅の経験を活かせる、楽しいやつ。シロノトに帰ったら教えてあげる」

「ふうん? そうかい」

 

 火を挟んで向かい側に、ミーファが腰を落ち着けた。ゆらりと燃えるものの向こうに、紫水晶の眼がきらめいている。見慣れた絵だが飽きたりはしない。ずっと好きな光景だ。

 

「ミーファは?」

「ん」

「ミーファは、旅が終わったらどうするの」

「はは、オレにそれを聞くのか」

 

 彼女は苦笑をしてみせる。

 ……ミーファに残された時間は少ない。こんなふうに未来の話を向けられるのは、あまりいい気持ちではないのかもしれない。

 でも、でも僕は、彼女がこれからもずっとこの世界で生きていくんだって、信じてる。仲間たちと僕が、君を雷魔から助け出すんだから。

 だから、希望に満ちた未来の話をしてほしいんだ。そう思って、ミーファに水を向けた。

 ……しかし。

 

「ふふ」

 

 どうも思っていた展開と違う雰囲気。ミーファはいつの間にか、その整った顔に、子供のようないたずらっぽい笑みを浮かべていた。

 

「そんなの決まってるさ。お前の将来設計、まさかと思うが、自分の隣に誰かの姿を忘れてはいないだろうな」

 

 彼女はにやにやと笑う。頬が薄ら紅く色づいて見えたのは、火のせいだろうか。

 

「ユシドについていくよ。ずっと一緒にいてくれるんだろ? だから、キミが職なしのその日暮らしにならないか心配なの」

「そっ! そ、それって……」

「おまえ、オレを自分のものにした自覚はあるのか? 甲斐性なしは良くないねえ」

 

 色気のない話し方でそんなこと言わないでください。

 し、しかし、そうか。この先、生きていくということは、そういうことにもなるわけで。自分一人が食べていけるような生活を想像するのは見通しが甘いというか、ええと、その。

 

「ところで、シロノトに戻るなら覚悟しておけよ。うちの父親相手にキミがどう戦うのか見ものだ」

「………」

 

 戦うって、剣と魔法の戦いじゃないですよね、やっぱり。

 記憶にある領主さまの顔が頭に浮かぶ。ミーファのこと、娘としてすごく愛していそうだったなあ。ミーファの将来を考えて上流階級の教育をしていたらしいし、そんな大事な娘を僕みたいな庶民に……うう。

 で、でも、シマドの功績に加えて、僕も勇者として箔をつけていけば、ウーフの家柄でもなんとか……なる……といいな。

 しかしその場合、ミーファの名前がシマドから伸びる家系図に書き足されるのだろうか。なんだかおかしな話だ。

 

「……はー」

 

 荷物から飲み物用のカップを引っ張り出してきてから、再度火の前に腰かける。

 せっかくミーファと両想いになれたのに、関係はなんだか以前に戻った感じがする。すなわち、僕は惚れた弱みをからかわれる側。

 向こうは見かけの年齢に反して経験豊富な大人(性格はともかく)で、会話の駆け引きでは勝てそうにない。

 くそ。

 前みたいに、ミーファの照れる顔とか、見たい。

 どうすればそんな表情が見られるのか悶々と考えていると。当の本人がすっと立ち上がり、今度は僕の真横に座ってきた。肩を寄せてくる。甘い匂い。

 そしてそのまま、カップを持ってないほうの腕に両腕でしがみついてきた上、頭を肩に乗せてきた。

 なんか柔らかいのが腕に当たっている。

 ……!!!???

 

「ちょっ! なにしてんの!?」

「何って……もし来世が男だったらこんなことできなくなるから、今のうちに甘えているだけだが?」

「だが? じゃないよ。の、呪いはここで終わらせるよ、絶対」

「ふっ」

「うひぃっ!?」

「プハハッ、笑える」

 

 耳に息を吹きかけてきた。な、なんなんだよ! からかいがエスカレートしてるぞ。ひどい。

 

「ねーえ、ユシド。今日は一緒のテントで寝るだろ? 今なら誰の目もないよ。どうする? ひひっ」

 

 甘い声で脳みそに囁いてくるミーファ。いかん、おかしくなる。

 ……想いを伝えあった結果、一時期はしおらしかったミーファはこうして、開き直ってそれをネタに人を弄ぶようになった。あまりによろしくない。

 

「ん? なんだよ。そうだ、おまえがオレに見惚れるたびに罰金1000エンってのはどうだい」

 

 無邪気な表情で邪気にまみれたことを言うミーファは、ダメだ、やはりこの距離で向き合うと顔が好きすぎてドキドキしてしまう。声とか香りも。

 反抗の意思が弱い。

 うう。僕は彼女におちょくられるのが、癖になっているのか? このままではまずい気がする。

 将来的に。

 

 

 

 二人での旅は続く。

 雷魔の痕跡、関連しそうな噂、なんでもいい。それらを探して、魔物の住処や人里を手当たり次第に回る。

 今日は、昼のうちに小さな村に辿り着いた。街道沿いにある村であるため、まともな宿屋がある。

 新しい街についたのなら、最初にするのはまず、部屋をとらせてもらうことだ。そのあとで情報収集といこう。

 宿屋に足を踏み入れ、従業者の女性に声をかける。女性は人数を確認したのち、借りる部屋の数を聞いてきた。

 

「部屋はおいくつで?」

「ふたつ――」

「一部屋でお願いしますわ」

 

 よそいきの微笑みを浮かべながら、ミーファが答える。

 ちょっと何言ってんの!

 

「何かしら? 路銀も減ってきているのだから、節約しないとでしょう」

「いやいや……!」

 

 今の君と同じ部屋にされると、いろいろともたないんだよ……! ミーファは絶対わかってて僕を振り回している。だって元はあのシマドなんだし。

 目で訴えるが、どこ吹く風という感じでかわされる。

 結果、相部屋になった。僕が強く反対できなかったからだ。なんかもう、だめかもしれない。

 部屋の鍵を渡される際、宿屋の人がにこにこと笑うその表情には、何かの含みを感じた。

 

「お、田舎だがいい宿じゃないか」

 

 部屋の中に入ると、宿なんていくつも利用してきただろうに、浮ついた雰囲気の声をミーファが出した。

 

「……!? こ、これは」

 

 そして驚く声。彼女のあとに続いて入っていくと、その理由はわかった。ついでに宿屋の人の、にこにこ顔の理由もわかった。

 ベッドが大きな一台しかない。いわゆるダブルサイズ。

 

「は、はは。ユシド、いまどんな気持ち? 他人から見たら恋人らしいぞ、我々は」

 

 ふん。今までにも、互いにかなり近い距離で睡眠をとったりもしたんだ。今さらこれくらいで、これくらいで……。

 

「床で寝ます」

 

 僕は荷物を抱えたまま、静かにベッド横の地面と同化した。

 

「おいおい。無理するなよ、意固地だねまったく」

 

 ミーファがやってきて、顔を見下ろしてくる。

 この角度だと、彼女の脚が長くきれいなのがわかる。あと、短いスカートから覗く、白いふとももが大迫力の太さで見える。そしてその先にある脚の付け根の、

 

「ああああああ!!!」

 

 床をゴロゴロと転がって難を逃れた。

 

 

 部屋についてからは、しばしの休息時間とした。ここからもう少し経ってから、昼食と噂話のあてを探しに外出しよう、という話になった。

 ミーファはガントレットやブーツを脱ぎ、自分の足をマッサージしている。世間話でもしようと思って視線を向けると、彼女は部屋に備え付けの椅子に、行儀悪く脚を開いて座った。

 

「ここのところ暑いな。風呂ありの宿にありつけて良かったよ」

 

 そう言いながら、スカートをぱたぱたとやる。たしかに暑そうで、むわっとした空気がそこにあるように幻視してしまった。

 

「………。あー、暑いなー」

 

 シークと同部屋だったときもこんな感じだったのか、どうなのか、彼女は身に着けているものをどんどん脱いでいく。暑そうなものをとっぱらっていくと、白い肩を出した大胆な見かけになる。

 そのうえ服の胸元もゆるめて、引っ張ってそこに涼しい空気を送り込んでいた。

 

「あ。何見てんだよ、少年。やらしいね」

 

 それで、こちらに視線を合わせて、にっと挑発的に笑いかけてきた。

 

「………」

 

 立ち上がる。狭い部屋を横切り、ミーファとの距離を詰めていく。彼女も椅子から立ち上がり、こちらに身体を向けた。

 

「お。な、なんだよ。言いたいことがあるなら口でどうぞ」

「………」

 

 無視して詰め寄っていく。少しでも気圧されたのか、ミーファは後ずさりして、やがて壁に背中をつけることになった。

 片腕を持ち上げ、彼女が寄りかかる壁に自分も重みを預ける。すると自然、ミーファをこれ以上ないほどに追い詰めた姿勢になる。僕にとっての最強の勇者は、それだけで逃げられなくなった。

 あまりに距離が近くて緊張するが、ここは言わせてもらおう。

 

「ご、ごめん。怒ったか?」

「いや」

 

 数々のいたずらを反省したのか、ミーファは少し眉尻を下げてこちらを見上げてくる。

 怒るとかはない。ないのだが……

 

「ミーファにとっては、まだまだ子どもなのかもしれないけど。ぼ、僕は、もう大人だよ」

 

 君に「少年」と呼ばれるのは好きだけど。でも、そろそろそうではなくなるわけで。

 そんな僕に対して、君がそういう悪戯をしかけてくると、どうなるか。それにもう気持ちを受け入れあったのだから、これまでの抑えも利かなくなってしまう。

 ミーファは元は男性だから、こういうところを見せると、嫌われてしまうかもしれない。でも、いや、だから、釘はさしておかないと。

 

「その、だから、あんまりからかわれると、困る。ミーファは、困ったことになってもいいの?」

 

 拙く、きもちのわるいことを小声で言う。

 あー、もう後悔してきた。だからそういう方向のからかい方はだめなんだって。まだ旅は全然終わってないのにさ。

 これで嫌われないといいけど。

 

「あっ……っと、その……オレ……」

 

 僕の胸元、目と鼻の先にいるミーファは、しばし逡巡するように視線を彷徨わせる。

 そしてそのあと。

 ミーファは、そっと両目を閉じて。僕を見上げるようにして、わずかに顎を上げた。

 やや緊張した面持ちで、小さな唇が何かを待つようにしている。それで意図が分かった。

 

 ~~~っ! 好きなひとが可愛すぎる。胸が締め付けられる想いとは、今この瞬間のこれのことだ。

 しかもこれで元があのシマドさまだなんて。友人のように話し込んだ、ものすごく強いあの人とは、ギャップがあり過ぎる。

 普通の幼馴染だと思ってたのに、ミーファのせいで、僕の女の子の好みがおかしくなる。なった。

 ここまでされたらやるしかない。

 血流と、相手の息と体温で、顔が熱くなる。わなわなと震えてしまいそうな手を、彼女の細い肩に伸ばした。

 

「んっ……」

 

 なるべく優しくふれたはずなのに、ミーファが小さく声をもらす。彼女の肩は、驚くほど熱かった。こんなんじゃ、暑い暑い言ってたのはウソじゃなかったかもしれない。

 顔を近づけていく。まつ毛の長さも髪の匂いもわかる。雪のように白い肌には朱がさしている。

 感覚が鋭敏になって、いろいろな情報が頭に入ってくる。熱がうつってくる。魔力の気配すらわかる。互いの距離は極めてゼロに近づいていく。

 そして、僕らのすぐ真横に、なんともいえない表情でこちらを眺めている青い肌の少女が立っていることもわかる。

 

「ん……っ」

「………」

「……あ、ごめん。ぜんぜん続けていいから」

「うわあああっ!!!!????」

「おごっ」

 

 ミーファを突き放す。彼女は部屋の壁に、したたかに頭をぶつけた。

 

「いやあ、ほ~んとすまん。連絡事項があって転移して来たんじゃけどね? 色々と邪魔したくないから昼間を選んだけど、まさかこの時間帯にいちゃついてるとか魔王でも見通せないじゃん……?」

 

 いつの間にか部屋にいた少女、僕たちの仲間、光の勇者こと魔王さまは、ばつの悪そうな顔で述べた。

 ウオオオ!!!! 身内に一番見られたくないところを、見られた!!!!!

 消えてしまいたい。

 

「……。連絡事項って、何」

 

 後頭部をさすりつつ、機嫌の悪そうな顔になったミーファが問う。

 魔王さまは咳ばらいをしてひとつ間をつくり、そして、表情を真剣なものに変えた。

 

「雷魔の居所を特定した。最後の戦いの準備をせよ」

「……!」

 

 どくん、と心臓がひとつ跳ねる。

 雷魔。ミーファを、シマドを死に追いやる元凶。僕たちが倒さなければならない、文字通りの“魔物”だ。

 そして……、最後の“七魔”。そいつを打倒すれば、もう旅の障害となり得る敵はいない。

 準備を。打ち倒す準備を。

 我らのすべての戦いに、決着を。

 ミーファの様子をうかがう。

 彼女は……、震えていた。だがそれはきっと恐怖からではなく、決意にだ。

 そうだ。最大の力をもって、最後の敵を討ち果たそう。

 僕は強く、強く、拳を握った。

 

「ふ。その意気だ。ではな、我は他の勇者どもの都合をつけにいく」

 

 魔王さまも力強く笑う。そうだ、あの仲間たちが揃えば、勝てない戦いなどありはしない。

 ミーファ、約束するよ。僕たちは絶対に、あなたと一緒に、この旅路を終えるんだって。

 魔王さまの足元に魔法陣が描かれる。この場から移動しようとしているようだ。

 

「あっ。明日の昼にまた迎えに来るから、それまでごゆっくりしてていいっすよ。ほなまた……」

「はやく消えろや」

 

 最後にニヤニヤと卑しい笑みを浮かべ、魔王さまはスーッと消えていった。ミーファが投げた靴が、彼女の残像を通り抜けていった。

 なんか、あれこれ見られてそうで嫌だな。

 

「………」

 

 なんか妙な空気になった。

 とにかく! 決戦のために、十分な準備をして臨もう。魔王さまは明日また来てくれるそうだが、もう少し準備期間は必要だ。みんながそろって決戦に臨めるのは、あと数日後ってところか。しかし雷魔が移動する可能性も考慮に入れないとだ。

 ミーファの呪いにもまだ余裕はある。あとは雷魔を逃がさない策を練って挑めばいいんだ。希望が見えてきた……!

 

「おい」

「うん? おわっ!」

 

 どん、と押される。どん、どん、と追撃。そのまま僕はベッドに倒された。

 何するんだよ、と声をあげるつもりだったのに、出なかった。ミーファが、上から覆いかぶさってきたからだ。

 さっきとは逆の構図。なんか、追い詰められた!?

 

「つづき」

「え!? えと、あの……」

「女の身体だと、すぐに落ち着かないんだ。切り替えられない。だから、さっきの続き」

「いや、雷魔とどう戦うか決めないと……」

「そんなやつは後回しでいいよ。火を入れた責任をとれ」

 

 そう言ってミーファは、いつかのように、顔を近づけてきた。

 心臓が破裂しそうだ。ミーファがこんなに積極的な態度になるなんて。愛しくてかわいくて、しかしなんだかかっこよくも見えてきた。今の構図、体勢も向こうの方が男らしいし。

 じ……

 女子にされるッ!

 




こういう感じの格好です

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