この残酷で天災降り頻る世界を好きなように生きていく   作:苛性ソーダ(温)

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続けての第二話。

第三話はなんとか製造中…


1-2 昔のこと

〜龍門・スラム街〜

 

 

 

龍門にあるスラム街の人気の無い階段で男…ケイオスと小さな少女が座りながら話をしていた。

 

ねーねー!お兄さんはどこからきたのー?

 

「俺かい?俺はねぇ…龍門からめちゃめちゃ遠いところから来たんだよ、旅人だからね」

 

旅人さんなの!?じゃあこの世界のことはなんでもしってたりするんだ!

 

「ハハハ、なんでもは知らないな、知っている事だけだよ。良かったらだけど何か聞きたい事があるなら話そうか?ほらキャンディだ、あげるよ君と会えた記念に、食べながら話そう」

 

いいの!?ありがとー!えーとね、じゃあお兄さんはおともだちとかいるの?わたしはね、みーちゃんとけーくんっていうともだちがいるの!

 

「ん、ん"ん"…友達…友達か…あれは友達って言っていいもんなのか?どちらかというと知り合いみたいなもんだよなあいつら…ああそうだ友達というか後輩みたいなのはいたな」

 

こうはい?

 

「そう、モスティマって言う女でな…たまにあいつとは授業を抜け出して駄弁ったり、街に買い食いに行ったもんだ…いやぁ懐かしいね…あれから数年、あいつ今なにしてんのかねぇ…」

 

……?ともだちなのに毎日あってないの?

 

「友達だからって毎日会うわけじゃないさ、それに大体は向こうからきてたからな…こんな変人に何が好きで近づいてきてるのやら…俺にはさっぱり理解できなかったけどな、まぁ面白いやつだったよ、君はちゃんとした良い友達がいるなら大事にするんだぞ?多分その方が良い」

 

うん!わかった!

 

「よし良い子だねぇ…そうだ、お兄さんが今までどんなところに行ったか聞いてみたい?」

 

みたい!

 

「オーケー、まずはなーーーーーーー」

 

 

それから少女とは数時間程話した、ウルサスのチェルノボーグの街並みだとか、シエスタの海だの事とか、ラテラーノはクソだとか、イェラグのカランド山の頂上からみた景色は最高だったとか、あとラテラーノはクソとかとか

 

「あとは…そうだな、東の方にあるクルビアは良い所だよ、特に辺境の方とか空気が本当に美味いし自然を感じれる。それにくらべてカジミエーシュは少し似たような環境のくせにいろんな意味で空気は最悪だし国としてもあまり好きじゃないな、良い店も無いし…そうだn「おーい!」お?」

 

あ!けーくんだ!

 

「君の友達か…ふむ、俺もそろそろ行こうかな〜キラードロイドが近衛局とかに見つかっていないか心配だし」

 

えー…お兄さんいっちゃうの?けーくんにもお兄さんのおはなしきいてもらいたかったのに…

 

「これだけ話したんだ、君がそのけーくんに俺が話した事をザッと話せば良いんだよ。ほれ、けーくんの分のキャンディだ、一緒に食べながら話しな!じゃ、また運が良ければ会おう!」

 

うん!またね!ありがとう旅人のお兄さん!

 

少女はケイオスに手を振るともらったキャンディを手に友人の方へと駆けて行った。

 

 

ちなみにキラードロイドは無事に近衛局にはバレなかった模様(以外とシート被せるだけで誤魔化せるんだな…byケイオス)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁ〜、それにしても結構話し込めたなぁ…」

 

龍門から降り、月明かりに照らされながら草原を移動するキラードロイドの上でスラム街で出会った子供との会話に思い耽る。

 

 

『…!グゥ…』

 

「ん?どうしたキラードロイド…あ?珍しいな、こんなとこに軽トラックなんて…それもテント付きの、同業者…いや、トランスポーターか?うーむ…」

 

キラードロイドが首を向けた方にはテント付きの軽トラックが止まっていた、しかも中の灯りはついたまんまの。何故ケイオスが疑問を感じているのかというと、灯りがついているという事は中にいる人間は起きている筈。消し忘れという可能性もあるが移動都市の外の世界なんて食糧はともかくその他資材・資源は近くに村でも無い限り存在しないと言っても過言では無いのだ。トランスポーター、旅人等に関わらず1人なら必ずそういったものは節約する筈だ…しかも起きているならキラードロイドの足音に気づかない筈がない。キラードロイドは巨体な為必ずドスンドスン、ズシンズシン音を立てて動くのだからトラックのテントから人が出たり覗く為に少し動いたりするだろうに全く動きがないのだ。

 

「……それとも余程警戒心が無いのか…?どうなんだ………」

 

そう考えを珍しく張り巡らせるが…

 

「ま、そんな深く考えなくても良いか。よしキラードロイド、あの中にいる奴をちょっと脅かしてやろうか!お前の顔がいきなり入ってきたら中の奴は驚いて警戒心とかをきちんと持つだろう!」

 

『グォォーン!』

 

普通に考えれば迷惑極まりない行為だが、ケイオスは全く気にせずキラードロイドの頭をテントに容赦無く突っ込ませた!

 

「…………………」

 

が流れるのは悲鳴や驚愕の声ではなく沈黙であった。

 

「あれ?誰もいないのか…?よいしょっと。」

 

キラードロイドの頭をテントから出させた後ひょいと降りると自らの手でテントを開けた。そこで目に入ったものはーーーーーーー

 

 

 

「………モスティマ?」

 

 

 

そこには俺と同じ頭に輪っか、結晶体の羽…深い青色の髪を持つ女性ーーー

モスティマが少し息が荒く、苦し気な表情をして仰向けになっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで見てくれた方々ありがとうございます!

原作キャラ書くの難しいよ…なんで周りの方々そんなにそれっぽく尚且つ文章そんなに書けるの…?天才か…?
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