【完結】テイルズ オブ ファンタジア ~交わった歴史~   作:鉄鎖亡者

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mocca様、誤字報告ありがとうございます。
 


第一幕 AC.4304年
トーティス村のウィノナ


 

 ユークリッド大陸南部、精霊の森近くにあるトーティス村に、一人の少女が住んでいた。

 

 その村は質素を旨とするような小さなもので、暮らしている住人は全てが顔馴染み──家族のように身近な存在で身を寄せ合って生活している。

 そのような村にあって、少女はのびのびと育った。近隣唯一の剣術道場に身を寄せて暮らし、その跡取りとなる一人息子のクレスとも兄弟同然に育てられた。

 

 その少女の名をウィノナ・ピックフォードと言い、年齢は今年で十七歳になる。明るい金髪は顎より下には伸びておらず、ただ首の後ろから伸びる髪だけは一房だけ腰まで伸ばしてリボンで留めていた。快活で誰にでも明るく元気が取り柄の娘で、クレスや門下生と共に剣術修行に励み、またよく遊んだ。

 

 そして、そんな彼女が道場を持つアルベイン家で暮らしているのには、もちろん理由がある。特別珍しい事情があった訳でもなく、ただ実の両親に捨てられたという理由からだった。拾われて育てられ、既に十年以上が経つ。

 捨てられた理由もまた、殊更珍しい理由があった訳でもなく、単純に口減らしの為にすぎない。

 貧しい寒村で働き手にもならない子供が、そういった目に遭うのはむしろよくあることだった。

 

 

   ◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 ウィノナはある日、父親に手を握られて村の外へ連れられて行った。幾つか知らない道を通り、村へ帰る道順を見失った後、どこかの山道を通ってから森に入った。歩き疲れたと声に涙を滲ませて口にすれば、父はウィノナを木の股の間に座らせ、村では滅多に食べられない白パンを与えてくれた。

 

「何か食べ物を探してくるから、それまで良い子で待っててくれな……」

 

 ごめんな、と頭を撫でて背を向ける。それが記憶にある限り、父から聞いた最後の言葉だった。

 パンはとうに食べ終わり、日も暮れて夕闇が見え始めても父は帰ってこなかった。

 

 暗闇が恐ろしく、また見ず知らずの場所が心細く、ウィノナはついに泣き始めてしまった。

 泣き続けても、それを聞きつけて父は駆け付けて来てくれない。

 次第に泣き声も枯れ始め、すすり泣く程度に落ち着くと、疲れて眠りに落ちてしまった。

 

 

 

 一体どれ程の間、眠っていたのか。

 ウィノナは自分の身体が揺すられ、呼び掛けられていることに気がついた。

 父が帰ってきたと思って飛び起きると、しかしそこにいたのは見知らぬ男だった。剣を腰に佩き、体格も厳ついというのに、それを恐ろしいと感じなかった理由は、月明かりに照らされた人好きのする笑みのせいだったのかもしれない。

 

 これが後にウィノナの父代わりとなる、ミゲールとの出会いだった。

 そのミゲールが何故こんな場所にいるか聞くと、ウィノナは素直に父を待っていると答えた。

 

「たべものをね、さがしてくるんだって。ここでまっててくれなって、おとうさん、いってた」

 

 その笑顔と同じく声音も優しげで、ウィノナは訊かれる質問には全て偽りなく答えていく。

 

「名前は?」

「……ウィノナ」

 

 ミゲールはその名を聞いた途端、驚くような素振りを見せたが、すぐに身を屈めて小さな両肩にその手を置いた。

 

「必ず探してみせるから、それまで私の家で待っていなさい」

 

 そう言って慈しむように頭を撫でた。父によく似たその触り方安心し、ウィノナは頷きミゲールと一緒に村まで帰った。

 ミゲールは約束を守って幾度となく両親の捜索をしてくれたが、見つからないまま時間だけが過ぎていった。

 

 

 

 アルベイン家の一人息子であるクレスとも簡単に打ち解け、ミゲール夫妻も二人の子を区別なく愛情深く育てた。ウィノナもまた、その二人の愛を受けすくすくと育ち、裏表のない素直で闊達な笑顔を見せるようにもなる。

 

 しかし時折、ウィノナは村の外へ出て実の両親を探しに出ることがある。子供の足では遠くに行く事も出来ず、村の見える範囲までしか行動は許されていなかったので、当然探せる範囲もやはり狭い。

 それでも探しに出る事はやめられず、幾度も村を出てはその度にクレスを心配させた。

 

 そうして十年が経つと、既にウィノナがアルベイン家で過ごすことは当然となっていた。私室を与えられ、ミゲールのことを父と呼び、その妻を母と呼ぶことに抵抗がなくなった頃、ウィノナは漠然ともう二度と実の両親に会う事はないのだろうと思った。

 それは愛別ではなく、諦感だった。

 

 

   ◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 ウィノナはピクリと痙攣するように目を覚ました。

 顔を横にずらせば、カーテンの隙間から朝陽が漏れている。外で鳴く鳥の囀りは、今の時刻をおおよその感覚で報せてくれており、それを考えれば少しの寝坊をしてしまったようだった。

 

 ウィノナの自室は二階の奥まった場所にある。自宅と道場が繋がったアルベイン家は村の中で最も大きな家だが、初めからウィノナの部屋があった訳ではない。後から増築して作られた部屋で、わざわざそれを拾い子に与えられている事に、ウィノナは多大な感謝を感じていた。

 

 感謝しているのはそればかりではなく、この家の一子と兄弟同然に育てられ、変わらぬ愛情を持って接してくれている事に関してはそれ以上だった。

 何故ここまで良くしてくれるのか、ウィノナはいつだったか訊いたことがある。

 

「この道場を建てるのに出資をしてくれたのが……ウィノナ、君と同じ名前の女性だったからだ。私も父によくその話を聞かされた。これも何かの縁だと思ってね」

 

 勿論それだけが理由じゃないが、と笑って、いつもそうしているように頭を撫でた。

 思い返してもこちらが恥ずかしくなるような、慈愛を向けた笑みだった。その隣にいる妻マリアも同じ笑みを浮かべ、ウィノナも花咲くような笑みを浮かべたものだった。

 

「うぁぁぁ……」

 

 懐かしく感じたものか恥しく感じたものか、あるいは愛情に感謝するべきか、色々な想いが綯い交ぜになって枕にぐりぐりと顔を擦り付ける。しばらく顔を動かし続け、そうして不意に動きを止めるとウィノナはようやくベッドから降りる気になった。

 

 

 

 その日はクレスとチェスターの三人で、村のすぐ傍、精霊の森に来ていた。

 クレスとは道場内で剣を打ち合うことは多いものの、三人揃って切磋琢磨できる環境ではない。それに道場には矢の的当てを練習する場所もなかった。

 

 ウィノナは剣よりも、ミニボウガンを使った曲芸染みた矢撃ちが得意だったし、その二つを組み合わせた戦闘方法が身体によく馴染んだ。

 

 本日、この三人は自主的な戦闘訓練で森に来ている。訓練と言ってもそれは単なるお題目で、遊びの要素を多分に含んでいた。チェスターも共にとなれば、純粋な技量向上を狙うというより、自然とそういう流れになる。

 

 森の入り口付近で、ウィノナとクレスが対峙していた。

 ウィノナは先端に綿と布を巻き付けた、訓練用の矢をボウガンに装填して左手に構え、右手に木剣を握る。

 ウィノナはじりじりと間合いを計り、クレスも木剣を右手で構えて左手に木盾を持って待ち構える。そうして睨み合うこと暫し、最初に仕掛けたのはウィノナだった。

 

「はいさ!」

 

 左手でボウガンを打って接近、クレスを目前に地面を蹴って木剣を降り下ろす。

 

「甘い!」

 

 クレスは矢を盾で弾いて、ウィノナの剣を下から迎え撃つ。体重を乗せた一撃は見事に逸らされ、着地と同時に反撃が来る。幾合も打ち合わせ、その度に木と木がぶつかる音が森に響く。そうして拮抗が続くかと思った二人の剣裁は、ついにクレスに軍配が上がった。

 

 カァンと高い音を鳴らしてウィノナの剣が飛び上がる。何度か空中で回転し、地面の草にトサリと落ちた。

 

「なぁにやってんだよ、ウィノナ。今のは俺にだって悪手だと分かるぜ?」

「焦りすぎだよ、ウィノナ。いつも機敏に動いては、僕を翻弄してくるじゃないか」

「分かってるンだけどね……」

 

 チェスターとクレスに口々に批判され、ウィノナはちぇー、と唇を尖らせながら木剣を拾い上げる。

 

「クレスはもう第三修練終えたでしょ? アタシなんてまだ第二修練で躓いてるし……。焦りもするよ」

 

 アルベイン流剣術の修行は段階を持って教えられる。課題を一つずつ乗り越えることで修練の段階が上がり、より高度な技術を伝授される。

 見込みがなければ、いつまで経っても基礎練から抜け出せない。

 

「焦りの原因は、本当にそれだけかい?」

 

 え、とウィノナは顔を上げた。そこには心配げな顔をしたクレスと、呆れ顔をしたチェスターの姿があった。

 

「いつからの付き合いだと思ってんだよ。ただでさえ、お前は顔に出やすいんだからよ」

「あー……」

 

 言われてウィノナは頭を掻く。十年来の付き合いがある彼らには何事もお見通しのようだった。勿論、ウィノナとしても他二人に心配事があれば、即座に気づける自信がある。

 正直に今朝の夢の事を言おうか迷い、結局濁した言葉が口から出た。

 

「ちょっと夢見が悪くてね」

「おっ、まさかまた予知夢か?」

 

 それで話題が終わると思ったら、しかし返ってきたのは予想外の食いつきだった。

 チェスターが言ったように、ウィノナには未来を夢を通して視る力がある。

 長く一緒に過ごした二人には既にその事を伝えていたし、それに対する理解もあった。

 

 ウィノナも最初は偶然だと思った。しかし、それが二回三回と続き、そして今も的中記録を更新し続けているとなれば、信じないという方が難しい。

 

 予知の範囲は明日の事もあれば、半年以上先の事もある。しかし一年以上も先の事は今のところない。予知範囲という物があるならば、それはきっと一年以内というところなのだろう。

 とはいえ、予知夢の内容を全て覚えているという訳でもない。いつか見たな、と思うことがあっても内容を思い出せない事も多い。

 

「……で? 今度は何見たんだよ。また見たことない栗色髪の可愛い子と仲良くしてた、とか訳分かんねぇこと言うんじゃねぇだろうな?」

「いや、そういうんじゃなくて。ちょっと、拾われた時のことをさ……」

 

 ばつの悪い顔をしたウィノナを見て、チェスターは言葉を無くす。何か気の利いた事を言おうと首を巡らしたが、結局何も出てこない。チェスターは頭を掻いて、頷く程度に小さく頭を下げた。

 

「……悪いこと聞いたな」

「もう昔のことだしね。気にしないで」

 

 それに、とウィノナは首を傾げた。

 

「それとは別に、予知夢っぽいのを見た気がするんだよね」

「ってことは、内容は覚えていないのかい?」

 

 クレスが言うと、ウィノナは頷いた。

 

「うん。昨日だけじゃなくて、もっと前から見てた気がするんだけど……。何か黒い格好した人、のような……。何だろ?」

 

 んんん、と頭を捻って考え込んだが、すぐに頭を上げて笑顔を見せる。

 

「やめやめ。考えたって仕方ない!」

 

 手にしていたミニボウガンを、太股に巻き付けていたベルトに取り付ける。当然、スカートを大きく託し上げることになって、チェスターは大いに顔をしかめた。

 チェスターは即座にウィノナの手を叩くと、スカートの裾を払って手直しする。こういう場面を見るのが初めてではないクレスも、これには苦笑するしかなかった。

 

「まるっきり親か兄みたいなコトするよね、チェスターってば」

「……全くな。出来の悪い妹を持つと、兄貴は苦労するんだよ」

 

 嘆息するチェスターに、ウィノナは悪戯っぽい笑みを浮かべる。

 

「えー、なに? アミィちゃんに言うよ」

「お前のことだ、馬鹿」チェスターはもう一度嘆息する。「ウィノナ、お前な……。もうちょっと恥じらいってモンを覚えろよな」

 

「えー……アタシの魅惑のベールを覗き見て、言うことがそれだけ?」

「ハッ、言っとけ」

 

 チェスターが笑って、それにつられてクレスも笑った。

 

「それで、今日の修行はもう終わりにするのかい?」

「うん。後は聖樹様の所まで行って、それから帰ろう」

「お前、本っ当にそれ好きな」

「今日みたいに入り口辺りまでならいいけど、奥まで行ったのが大人にバレると怒られるよ」

 

 クレスはいつもの事だとは思いつつ、一応の注意を促す。しかし、ウィノナは悪びれずに笑顔で言った。

 

「だから、バレないように行くンだよ」

 

 怒られても知らねぇぞ、と口では言いつつ、チェスターもウィノナの後に続く。

 二人だけ行かせて、クレスだけ先に帰るわけにもいかない。仕方ない、と一つ肩を竦めて、クレスも後を追った。

 

 

 

 トーティス村では精霊の森に(そび)える大樹を神聖視しており、またそれを守る伝統がある。村の子供が聖樹の傍まで近づこうものなら、拳骨一つでは済まされない。更にこれが余所者となれば強制排除されるだけではなく、懲りてもらう為に手足を縛った上で日干しにされる事さえある。

 

 それほど村にとっては大事であり、守るべき一族の持つ矜持だった。

 村にあるレニオス教会では、聖樹に宿るとされる地母神マーテルを尊敬と畏怖を持って奉っている。

 

 それをよく知るウィノナは聖樹の前に立つ。

 真下に立てば、頂上が見えない程に樹齢を重ねた大樹。その幹は大人が十人がかりで輪を作っても、円環を作れない程に大きい。枝も多く広がるように外へ伸びているが、あるいは流石に寿命が近いのか、くたびれた雰囲気を見せている。

 

 枝には一部枯葉が目立つものの、それでもまだ多くの青葉が茂っていた(・・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

 ウィノナ自身、何故この森が──聖樹が好きなのか分からない。

 ただ一つ理由を挙げるとすれば、それは聖樹から見守られるかのような温かみを感じるせいだからかもしれない。

 こうして目の前に立つと、それがより分かる気がした。

 

 ──それにしても。

 不思議なのは、その樹の根元に白い杖があることで、しかも触ろうとしても弾かれてしまうことだった。

 

「いつも思うけど……何だろうね、これ?」

「さぁなぁ。何か悪いモンなんじゃねぇか? 触れようとするとバチっと弾かれるしよ。大人に訊けば、誰か知ってるかもな?」

 

 この謎の杖は勿論、幹にすら近づくだけで弾かれる。強い衝撃ではないものの、まるで見えない壁が大樹を覆っているかのようだった。

 

「チェスター。そんなこと訊いたら、何で知ってるかって怒られるよ」

 

 クレスがそう言えば、だよねぇ、とウィノナも頷く。

 

 本来、子供だけで聖樹の前まで行く事は許されない。神聖不可侵の存在だから、慶事や祭事の際でもなければ近づくことさえ許可されないのだ。

 ならば何故そんなことを知っているのか、ウィノナ達にその説明が出来よう筈もなかった。

 

 だから何だろうと思っていても、触れないのなら仕方が無い、そういう物なのだろうと納得するしかなかった。

 

 しばらく何とはなしに寝転がって空を見上げ、鳥の囀りと風に揺れる葉音に耳を楽しませ、時として見れる小動物を観察して過ごす。長閑(のどか)一時(ひととき)だが、特別な時間というわけでもない。三人にとってはありふれた日常だった。

 日が中天を過ぎた辺りで今日はもう帰ろう、とクレスが言い出し、チェスターとウィノナは起き上がった。

 

 

 

「今度は遊びじゃなくて、なにか別の目的で森に来たい」

「何かって何だよ」

「……狩りなんていいよねぇ」

 

 三人は口々に言いながら帰路に着くが、その時ウィノナは木陰にピンク色の何かを見た。背が高い樹の枝葉の近く。人が登ろうとしても、足掛かりになるような瘤もなく、手を伸ばすには高すぎる位置にある枝。木登りには全く向かない樹の筈なのに、しかしその樹の上に何かがいる。

 

 人か獣か、それとも他の何かなのか。ウィノナはその何かが見えた方向に腕を上げて指を差す。

 

「ねぇ、あの辺。──ほら、何かピンク色の……。見えない?」

 

 ウィノナが指し示す方向に、クレスもチェスターも顔を向ける。しばらく注視していたものの、木陰から再び何かが見える事はなかった。

 

「鳥か何かと見間違えたんだろ」

 

 チェスターが胡乱げに言えば、それもそうかとウィノナは思う。何しろ一瞬の事だったし、そもそも距離があって見えた物の大きさにも自信がない。

 そう思いつつも、同時に何か引っ掛かるものも感じていた。

 

 幼い頃より樹上の木の葉の陰であったり、あるいは遥か空の向こうから、ちらちらとその色が見えていた気がする。

 珍しい色の鳥でもいたのだろうと思っていたが、最近、それを見る頻度が高くなっているような気がするのだ。想像通り、鳥ならばいい。

 

 ──しかし。

 ウィノナはボウガンを取り出し、今はもう見えないピンク鳥がいた場所へ矢を放つ。

 

「気にしすぎだよ、ウィノナ」

 

 クレスは呆れたような声を出し、チェスターも頷いて同意した。

 ウィノナの撃った矢が幹に命中すると、三羽の鳥たちが羽ばたき散っていく。だが、その飛び立つ鳥の中にピンク色の鳥はいない。

 しばらく注視していても動きがないので、ウィノナはボウガンをしまい首を傾げた。

 

「おかしな気配を感じたんだけどなぁ」

「だから気のせいだったんだろ。鳥じゃないなら花びらかもな」

 

 チェスターは言って、ウィノナの肩を押し森の外へ向かう。

 納得し辛い気持ちでもう一度見上げても、やはり木陰には何の動きもない。

 仕方なしに、ウィノナも自分の勘違いをしぶしぶ認め、クレスらと一緒に村へ帰った。

 




 
※本作の独自設定。
マーテル教は原作ゲームでも登場しますが、トーティスだけで信仰されてる土着信仰に近い精霊信仰であるようです。
子供だけで森に入ることを禁止している訳でもなければ、既に大樹は枯れている為、最奥に行くことを禁じられている訳でもありません。

しかし本作では未だに大樹が存命である事と、不可思議な力で守られていることで神聖視がより大きくなっています。
また、そのように仕向けた者がいるからこそ、このような厳格さを持っているのですが、それは後々判明します。

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