アークナイツとかステージ攻略する時に推しは絶対連れていきたい派ですが、皆さんはいかがですか?効率か推し優先か、
とりあえずスカジスキー
龍門 AM 10:42
龍門に来て三日もたちそこそ慣れてきたが正直内心的にはハラハラしていた、何せあの入国書類は全部偽造しまくりのオンパレードであったからだ、バレたものならもののすぐに近衛局に押しかけられたかもしれないが三日もたって何もなければバレなかったたと安心できる
そもそもラテラーノに赴いたときもツテで入れたのだが龍門に至ってはツテとか借り作りたくないから頑張って♪と言われた時には呆然としたものだ。
で、今私は龍門の貧民街に向かっていた、仕事、もとい調査を兼ねて
近づけば近づくほどに綺麗な街並みから廃れた景色に変わっていくビフォーアフターってテロップを付けたみたいに
「ここが貧民街ね…光るある場所に闇ありーとか言いたくなる場所だ。」
貧民街に到着し通りを歩いてると元から住む者たちは見知らぬサルカズ人に不審なものをみるような目で見てくるがそんなものはとっくに慣れっこでお構いなしに進む、するとその先に四人の子供たちが遊んでみるのが見える、あれはウルサス人か。向こうもこっちに気づいたのか遊ぶ手を止めて先ほどとは違う好奇の目を向けてくる、」まぁ多分注目してるのはこの角かもしれない
思いながら近づくと向こうも近づいてきてこちらを囲むようにして話しかけてきた
「ねぇねぇ、おにーちゃんその角?」
「ん?あぁ私はサルカズだから角生えてるんだよ」
「さるかず?ねぇねぇさわらせて~」
「良いよ」
触りたいと言われたので触れる高さまでかがむと四人ともぺたぺたと触り始めた、なんか…くすぐったい
「みんなちょっと聞きたいことあるんだけどここらへんで変なことは起きなかった?」
「へんなこと?おきてないけど…怖い人ならくるよー」
「怖い人?」
「このえきょくって人、ミーシャお姉ちゃんがいってた」
「近衛局か、あとミーシャお姉ちゃん?、」
「ちょっと貴方!!」
唐突に後ろから浴びせられた声に驚きながら振り向くと白髪のウルサス人の女の子がすごい剣幕でこちらを見ていた。その手には棒まで握られている
「えーと、どなたですか?…あとその棒…」
「みんな離れて!」
そういうと自分の周りにいた子達が離れていき棒を持ったウルサス人の子が棒を振り上げながらこっちに近づく
「子供たちに手を出すな!!!」
「ちょちょ!待って待って!」
振り下ろされたを白刃取りの要領でキャッチする、
「ミーシャお姉ちゃん!その人このえきょくの人じゃないよ!」
「えっ??」
ミーシャお姉ちゃんと呼ばれたウルサス人は子供たちと私を交互に見ながら徐々に青ざめていった
「ごめんなさい!!」
ぺこりとお辞儀をしながら謝罪をするミーシャ、
「いやいや、謝らなくていいよ。知らない人がいたら誰もそうするし、」
「そうですか…それにしても…」
ミーシャは今の私の現状を見て少し驚いていた、だって今の私の腕と肩に四人の子供たちが乗っており楽しんでいた
「懐いてしまってますね…」
「なんでかね、とりあえずミーシャさん聞きたいことがるんだけど良いかな?」
「えっ、あっはい!でも立ち話もあれ何でうちに来ます?子供たちも連れて」
「大丈夫ならついていくよ」
歩いてすぐに廃屋そうに見えるが家として成り立っているところに招待される
「すみません、何か飲み物をお持ちするのでおかけになってください」
「あぁそこまで気を使わなくても…」
「いえ、先程の事もあるのでせめてもです。」
そういいながらミーシャは奥の方にいった、子供たちも私から離れてまた外に遊びに行った、ふと部屋を見渡すが見た限り最低限住めるレベルという感じの家だった、隙間風などそういうものを少し感じられるし屋根も少し穴が開いてるようなものだった
「お待たせしました、どうぞ」
見てるうちにミーシャも戻ってきて飲み物を差し出し私の対面に座る
「それでお話とはどういうものでしょうか?…」
心なしか不安そうな顔をしているが多分勘違いしてそうだな
「あっ別に悪いことを問いただすわけじゃないさ、聞きたいのは不審なものか行方不明な人がいれば教えて欲しいだけだよ」
「そ、そうなんですか。不審…行方不明…そういうのは私の耳には入ってきてませんね。」
「そう、ならもう何もないかな~」
「えっ?そうなんですか?」
「うん、特にここで何もなければ大丈夫」
「そうですか…」
ホッとしながら肩の力を抜いてくミーシャをみて私は少し笑ってしまった
「な、何笑ってるんですか?」
「いや、だって不安そうにしてたし、別にそんなことでもなかったのにさ」
「不安になりますよ!」
「ところで外の子供たちは君の妹なのか?」
「子供たちですか?いえ…あの子たちは私が面倒を見たらお姉ちゃんて慕ってくれてるんです。」
「そう、良いことじゃないか」
「でもあの子たちも鉱石病を患ってしまってるんです、私もですけど…」
俯きながら言う彼女を見ると自分の事よりも子供たちの境遇に憂いてるように見える
「君も…あの子たちも鉱石病ね……」
「貴方も…あっとえっと…」
「私はカイル、私は非感染者だよ」
そういうとミーシャはがたっと立ち上がりその場から離れていく、驚愕の表情になりながら
「なんでっ!?カイルさん大丈夫なんですか!?」
「大丈夫だよ、てか私に鉱石病なんてもの、受け付けることはないよ」
「でも!!」 「大丈夫、落ち着いて座ってよ」
宥めながら再度座らせるように言うが驚きは隠せないようだがまた向かいに座ってくれた
「…鉱石病大丈夫なんですか?…」
「うん、てかそもそも私はオリジ二ウムアーツすら使えないし私には事情があるのさ」
「事情?…」
「あー、まぁ魔法をかけられてしまってるのさこの世で使われている当たり前の事できなくする魔法ね…ミーシャさんはウルサスからここに?。」
「……はい、あそこは感染者にとっては…だからここに逃げてきただけです、」
「なるほどね…」
それを聞き私は立ち上がりミーシャさんの隣に屈む
「ミーシャさん、手を出してくれない?。」
「手ですか?…はい。」
唐突に屈み手を出すように言われて戸惑いながらも差し出された手を握るとミーシャさんはビクッと反応していた、私は腰に掛けていた、折れた短剣を取り出す、
「先に謝っておくけど、ちょっとこれで少し斬るね、」
そう言い間髪入れずに手のひらにちょっとした切り傷を入れる
「痛っ!…ッ!」
ミーシャはビクンと震えたあとにこちらに倒れ掛かってきて息を荒げていた。
その状態で三分ぐらいたつとようやく少し息が整ってきたのか状態を起こし座らせる
「すまないね、体調は大丈夫かな?」
手を処置しながら訪ねるも大丈夫ですと、答えたので安心した
「今の…なんだったんですか?…」
「今のはちょっとした症状を和らげるものだよ、現によくはなったでしょ?」
「少し…楽にはなりました。あの、これあの子たちに…」
「それはダメ、色々とまずい」
「そう、ですか…」
ミーシャさんは子供たちにも今と同じことをして症状を楽にさせてあげようと考えていたようだがそれは無理…、これは確実に殺す…
使った後の折れた短剣をみる、折れてもなお殺そうとする意志を用いてるように、まごうことなき恐ろしき短剣だと、再認識する
「さて、私はもう行くよ、何かあればこの子を使って伝えてくれればいいよ、」
用事も済み、荒療治もついでにすましたのでおいとましようとする
ポケットからあの部屋で使った札と別の物を取り出し発動させる
みるみるとそれは形を成し猫の姿へと変える
「これは…」
「影獣ってやつ私のじゃないけど。私との連絡用に使って」
「はい、ありがとうございます…カイルさん。」
「またくるよ、ミーシャさん」
別れ際に一目見ると影獣もミーシャさんにすり寄っていき、体調を気遣うようにいた
貧民街から戻るころには日も暮れており昼とは違ったきらびやかな景色を醸し出していた
あの後は街をぶらぶらと散策…もといすべきことをしていたが思ったように成果は出なかったし、なにせ朝から特に何も食べてなかったのでとりあえず帰路で目に付いた屋台で職を済ませることにした
ラーメン?とういうものがあってとりあえずそれを注文した、初めて見たものに少しビビりながらも食べてみればおいしいものだったので安心したしよかった。
「あんちゃん良い食べっぷりだね、つくった俺も嬉しくなるよ!」
「おいしいですねこれ、初めてですけど。」
「初めて?あんちゃん龍門の人じゃなかったのかい?」
「えぇまぁ、色々と転々とする仕事で」
「おぉそうかそうか、ならゆっくり味わってくれ!」
「ありがとうございます」
ラーメンをすすりながら店主の横で鳴るラジオに耳を傾ける、流れてくるのは政府の出来事や、近衛局の活躍などそういうニュースばかりであって自分の求める情報は流れてはこなかった、ふとこの店主も屋台を引いてるなら商売範囲も広いのかと思い聞いてみることにした。
「店主、ここ最近おかしな話とか聞きませんでした?あと知ってれば鍛冶とかしてる人を知りたくて」
「んんっ?おかしな話ねぇ、特にききはしねぇが、鍛冶とかならここより離れにあるぜ、後は前にペンギン急便のネェちゃんが言ってたがロドス?ってとこにも一人いるらしいぜ、」
ペンギン急便?…ロドスは…聞いたことあったかな…
「あぁそういうやあんちゃんペンギン急便は知らねぇか、ここ龍門で動いてる運送会社らしいぜ、まぁ俺も知らんが運が良けりゃトラブルが見られるかもしんねぇぜ」
運送なのにトラブル起こすのか、凄いな。
「なるほど、情報感謝するよ、もう一杯もらえないか?」
「あんちゃ~ん、そんなにはまったかい?嬉しいねぇ!」
良い笑顔で言うとお変わりのラーメンを作り始める
『てめぇ!!ぶっ殺してやる』
突然屋台近くから物騒な声が聞こえるが路地裏から響いてきたようだった
少し何があったかきになり店主に一言声をかけ覗きにいく、陰から除くと五人組の男と一人のフェリーンの女性が揉めているようだった
「このアマっ!邪魔すんじゃねぇよ!俺たちゃそいつに用があんだよォ」
「ならば尚更の事お邪魔させていただきます!」
どうやら男たちはフェリーンの女性ではなくその後ろの奴に用があったようだ、後ろの奴は丸まりながら怯えていた
「ッ!!ふざけやがって!」
言い争ってた男は痺れを切らしたのか内から銃を取り出しそれを女性に向けていた、流石にまずいと思いとりあえず声をかけることにした
「おい、そこまでにしときなよ」
「あぁ~?なんだよお前は?」
「ただの一般人ですけど、大の大人が女性に手を出すなよ」
「うるせぇ引っ込んでろ!ぶっ殺されてぇか!」
女性に向けていた銃を私に向けたのを確認した瞬間、その時点でもう無理と思ったし言うのも疲れる
銃を向け勝ちを確信してる男は私に一発弾を撃ち放つがそれもつかの間、私は一瞬で眼前に近づいた、
「えっ、はぁ!?」
「撃ったな?もう容赦しないから。」
驚く男の顎を掌底でカチ上げてそのまま顔を掴み地面に叩きつける
叩きつけられた男たちはびくびくとはねながらピクリと動かなくなる
加減したし死んでないでしょ?…多分…そう思ってるも周りの男たちも一拍遅れて殴り掛かってくるが素人同然のものに当たってやるほど間抜けじゃないので鳩尾にするどい拳を叩きつけておとなしくさせた。
「凄い!…」
フェリーンの女性もかくまわれていた男性もその鮮やかに無力化する光景に見惚れていた
「こんなとこだな、大丈夫ですか?」
観たところ無事そうだし大丈夫かなと思い屋台に戻って食べに行こうとしたら路地裏の入り口から先ほどの店主が顔を出した
「あんちゃん!大丈夫かい!?銃声が聞こえたから近衛局を!…あれ?…」
店主は焦りながらも伝えてくるが既に終わっている光景に首をかしげるが私にとってはあわてるには十分だった 近衛局がここにくる…不味い!めんどくさくなる慌てて走り出し店主に代金を支払い逃走することにした
「えっ!?あんちゃん!まってくれ!今あぁあ~…はええ…」
呼び止める間もつかの間すぐさま姿を消した
翌日 明朝
昨日の事を思い出しながら起床するが大丈夫 大丈夫と言い聞かせながらすぐさまテレビをつけ昨日の出来事がニュースになってないか確認するが特に絵が触れられている様子はなく一息つき、コーヒーを入れる、やられそうになったらすぐ手が出る癖は直したいものだな… そうふけっているとピンポーンとインターホンがなり一瞬固まるがすぐ気を持ち直して扉を開けると見覚えのある人物が立っていた 特徴的な耳と白黒黄色の鮮やかな毛並みのしっぽフェリーンの女性委が期待に満ち溢れた顔で自己紹介を始める
「初めましてワイフーともうします!昨日の振る舞いに感銘を受け指導していただきたく参りました!よろしくおねがいします!先生!!」
眩しい程の笑顔とは逆にこれから私に降りかかる騒動に不安を募らせるのであった。
このお話の時系列とか考えるならアークナイツ本編前のお話に位置づけようかなと考えてるけど上手くお話ができるよう頑張りたい、感想など励みになります