鬼は何を見て何を思い何を望むのだろうか   作:白咲

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11話

「ホームルームの本題だ。急で悪いが今日は君らに」

なんだ?

「学級委員長を決めてもらう」

俺を除き皆やりたいようだ

「静粛にしたまえ!多を牽引する責任重大な仕事だぞ!やりたい者がやれるものではないだろ。周囲からの信頼あってこそ務まる聖務民主主義にのっとり真のリーダーをみんなで決めるというのならこれは投票で決めるべき議案!」

「腕そびえ立ってるじゃねぇか!」

真面目な少年の発言に誰が言った。

「どうでしょうか?先生」

「時間内に決めりゃなんでもいいよ」

「ありがとうございます!」

寝にかかってるような

 

結果

「僕3票!?」

緑谷という少年だろうか

「なんでデクに!誰が!?」

「まぁおめぇに入れるよか分かるけどな」

「くっ…0票…。分かってはいた。さすがに聖職といったところか!」

「他に入れたのね」

「お前もやりたがってたのに何がしたいんだ?」

 

「じゃあ委員長は緑谷副委員長は八百万だ」

委員長が決まった。

 

教室で昼食をとっていると

《セキュリティー3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに屋外へ避難してください》

廊下に出て外を見ると密度が上がっていた。隙間を抜け外を見ると報道陣が入っているようだった。

俺は教室に戻り昼食に戻った。

 

「ほら委員長始めて」

「で、では他の委員決めをとり行ってまいります!」

「けどその前にいいですか。委員長はやっぱり飯田天哉君がいいと思います」

「あんなふうにかっこよく人をまとめられるんだ。僕は飯田君がやるのが正しいと思うよ」

「俺はそれでもいいぜ。緑谷もそう言ってるし、確かに飯田食堂で超活躍したしな」

「ああ。それになんか非常口の標識みてぇになってたよな」

「時間がもったいない。なんでもいいから早く進めろ」

「委員長の指名ならばしかたあるまい。以後はこの飯田天哉が委員長の責務を全力で果たすことを約束します!」

「任せたぜ非常口!」

「非常口飯田しっかりやれよ!」

 

「今日のヒーロー基礎学だが俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見ることになった」

「何するんですか?」

「災害水難なんでもござれ。レスキュー訓練だ」

RESCUEと書かれた紙を出す。

「訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗って行く。以上、準備開始」

 

「1-A集合!ピッピー!」

元気だなあ

バスの中は個性の話で盛り上がっていた。

 

訓練場に着く。着くと宇宙服を着た人が立っていた。

「わあ~!私好きなの13号!」

誰かが言った。訓練場の中に入る。

「すっげぇ~!USJかよ!」

「水難事故、土砂災害、火災、暴風etc

あらゆる事故や災害を想定し僕がつくった演習場です。その名も」

「ウソの災害や事故ルーム!略してUSJ!」

相澤先生と13号先生が少し話ていた。

「始める前にお小言を1つ2つ3つ4つ5つ6つ…」

増えてるなあ

 

「皆さんご存じとは思いますが僕の個性はブラックホール。どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」

「その個性でどんな災害からも人を救い上げるんですよね」

「ええ。しかし簡単に人を殺せる力です」

「みんなの中にもそういう個性がいるでしょう。超人社会は個性の使用を資格制にし厳しく規制することで一見成り立っているようには見えます。しかし一歩間違えば容易に人を殺せる行き過ぎた個性を個々が持っていることを忘れないでください。相澤さんの体力テストで自身の力が秘めている可能性を知り、オールマイトの対人戦闘訓練でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います。君たちの力は人を傷つけるためにあるのではない。助けるためにあるのだと心得て帰ってくださいな。 以上、ご清聴ありがとうございました」

「素敵~!」

「ブラボー!ブラボー!」

「よーしそんじゃまずは」

⁈何かが背筋を震わせる。

「一塊になって動くな!13号、生徒を守れ」

「なんだ?また入試んときみたいなもう始まってんぞパターン?」

「あれは(ヴィラン)だ」

相澤先生がゴーグルをかけた。




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