控え室に入り向かい合って座る。
「俺に何をした」
「洗脳」
「洗脳?」
「俺の個性だ。俺の呼びかけに応えた相手を洗脳することができるんだ」
「成る程対人には強力な個性だな」
「
卑屈的言う。
「それは俺にも言えることだな」
「それは」
「そろそろだろ。対戦相手のことを考える時間に話して悪かったな」
俺はそう言うと控え室を出てA組の観客席へと向かった。
「隣空いてるぞ」
常闇に言われ隣に座る。
《第1回戦!成績の割には何だその顔!ヒーロー科・緑谷出久!》
《VSごめんまだ目立つ活躍なし!普通科・心操人使!》
《ルールは簡単!相手を場外に落とすか行動不能にする!あとは「まいった」とか言わせても勝ちのガチンコだ!》
《ケガ上等!だがもちろん命に関わるようなのはアウト!ヒーローはヴィランを捕まえるために拳を振るうのだ!》
《レディィィ!スタート!!》
緑谷が心操に何か言った。
「ああっ!せっかく忠告したってのに!」
《オイオイどうした!?大事な初戦だ盛り上げてくれよ!?》
《緑谷開始早々完全停止!?》
心操に何かを言われたのか、挑発か
挑発なら反応してしまう奴は知っていてもするからな
《普通科心操人使、ヒーロー科緑谷出久を攻略!こりゃまさかの事態だ成るか下克上!?》
緑谷が場外へと歩いていく。
場外に出そうなると同時に破裂音がした。
線の既のところで緑谷が止まったようだった。
《こっこれは…緑谷とどまったァ!!》
会場が湧く。
心操が緑谷に何か叫ぶ。緑谷は口に手を当てている。緑谷が心操に摑みかかるのを心操が壊れた指を殴り逆に心操が緑谷を摑みかかろうとする。緑谷はその腕を掴む、その時指の痛みに声を上げたが心操を背負い投げた。
「心操くん場外!緑谷くん2回戦進出!」
緑谷が戻ってきた。
《続きましてはこいつらだ!》
《優秀!優秀なのに拭いきれないその地味さは何だヒーロー科瀬呂範太!》
《VS予選2位1位と強すぎるよキミ!推薦入学者の実力は伊達じゃないってか!?同じくヒーロー科轟焦凍!》
《それでは最終種目第2試合レディスタート!》
開始とほぼ同じに瀬呂が腕からテープを出し轟に巻きつける。
《場外狙いの不意打ち~!この選択は最善じゃないか!?》
轟が瀬呂を凍らせる。ミッドナイト先生が半分凍っている。
規模が凄過ぎる
規模が会場の外に出ているのではと思うほど大きな氷だった。
「ど…ドンマイ…」
「ドーンマーイ」
『ドーンマーイ』
ドンマイコールが会場に広がった。