《今回の体育祭両者トップクラスの成績!みぃどぉりぃやぁ!VSとぉどぉろぉきぃ!》
《まさしく両雄並び立ち…今!》
《スタァートッ!》
開始の合図と同時に氷結が緑谷に迫る。破裂音がすると氷が粉々に砕けた。
《おぉ~!緑谷轟の攻撃を破ったァ!》
また同じように氷結が迫るが砕け、3回目も同じ攻防になる。
「ゲッ!始まってんじゃん」
先ほど試合を終えた切島が観客席戻ってきた。
「切島2回戦進出やったな!」
「おうよ次おめ~とだ爆豪!よろしく!」
「ぶっ殺す」
「ハハッやってみな!とか言っておめ~も轟も強烈な範囲攻撃ポンポン出してくるからな~バーッつって」
「しかもタイムラグなしでな」
「ポンポンじゃね~よナメんな。筋肉酷使すりゃ筋繊維が切れるし走り続けりゃ息切れる」
轟と緑谷は4回目の攻防が起こる。
《轟、緑谷のパワーに怯むことなく近接!》
緑谷は右指が使えなくなり左指で応戦する。
地面からの氷結により緑谷の足が捕まる。緑谷は左腕で氷を壊し、轟は風圧に飛ぶが自分の後ろに氷結を発生させることで威力を殺した。
轟をよくみると震えている。
使いすぎるとああなるのか
「その両手じゃもう戦いにならねぇだろ。終わりにしよう」
《あ~ッ!圧倒的に攻め続けた轟!とどめの氷結を!》
轟は止めとばかりに氷を発生させたが緑谷が折れた指でもう一度吹き飛ばされ氷で勢いを止め場外を免れた。
「てめぇ…壊れた指で!何でそこまで…」
「震えてるよ轟くん。個性だって身体機能のひとつだ。君自身冷気に耐えられる限度があるんだろう?それって左側の熱を使えば解決出来るもんなんじゃないのか?」
「みんな本気でやってる。勝って目標に近付くために…1番になるために半分の力で勝つ!?まだ僕は君に傷ひとつつけられちゃいないぞ!」
緑谷は握り込んだ。
「全力でかかってこい!!」
「全力?クソ親父に金でも握らされたか?イラつくな!」
轟が緑谷に突っ込むがどこかフラフラしているように見えるな
緑谷が轟の右足が上がったタイミングで個性を発動させ、
『しない!』
《モロだァ~!生々しいの入ったァ!!》
緑谷は痛みに顔を上げる。轟が反撃に氷結を発生させ緑谷は回避がギリ遅れ左腕が凍った。
轟が緑谷との距離を縮めるが緑谷の個性の衝撃に離される。
親指を使おうとするが握れなかったため頬を使い吹き飛ばす。
「笑って応えられるようなカッコイイヒーローになりたいんだ!!」
「だから!全力で!やってんだみんな!君の境遇も君の決心も僕なんかに計り知れるもんじゃない。でも全力も出さないで一番になって完全否定なんてフザけるなって今は思ってる!」
距離を縮めた緑谷の拳が腹に入る。
「だから僕が勝つ!君を超えて!!」
轟が膝をつき立とうとする。
「親父の…力を…」
「君の!力じゃないか!!」
その言葉を言った後炎が発生する。
「勝ちてえくせに…ちくしょう…敵に塩を送るなんてどっちがフザけてるって話だ…俺だってなりてよ…ヒーローに…!」
2人とも笑ってるな
「焦凍ォォォオオオオ!!」
《ん?》
「やっと己を受け入れたか!そうだ!ここからがお前の始まり!俺の血をもって俺を超えて行き俺の野望をお前が果たせ!!」
《エンデヴァーさん急に激励…か?親バカなのね》
どちらも最後の攻撃に態勢に入る。轟は氷、炎のどちらも発動させる。
止めるためセメントス先生は個性を発動させ、ミッドナイト先生は腕あたりを破く。
緑谷はなるべく近くで発動させるつもりらしく轟との距離を縮め、2人の間に4枚ほどの壁出来たが2人は攻撃した。
ぶつかり合った衝撃は凄まじく客席の屋根が壊れた。
《…お前のクラス何なの?》
《散々冷やされた空気が瞬間的に熱され膨張したんだ》
《それでこの爆風ってどんだけ高熱だよ!ったく何も見えねぇ!オイこれ勝負はどうなってんだ!?》
煙が晴れてくる。
「み…緑谷くん場外」
「轟くん3回戦進出!」
緑谷は場外で負けとなり轟が3回戦へと進んだ。