鬼は何を見て何を思い何を望むのだろうか   作:白咲

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4話

試験会場に着く。

しばらくすると、「はい、スタート!」と開始の合図が聞こえた。

受験生達が一斉に飛び出す。

敵を見つける。

「標的発見。ブッコロス」

「やれるものならやってみろ」

俺は居合の型をとり左手に刀を出す。右手で柄を掴み敵に近づいて鞘から引き敵を横一文字に切る。

敵は真っ二つに切れ上の部分が地面に崩れ落ちた。

背後に気配を感じ、個性を使う。背後を向く。赤い糸が絡まって動くことができない敵がいた。俺は刀を敵の真上から振り下ろす。敵は真っ二つに切れ崩れ落ちた。

この辺りには敵はいないみたいだなあ。

敵が多い所はどこだろうか、空に上がって見渡してみるか。

俺は背中から黒い羽を広げ飛び立つ。

空からだとどこに敵がいるのかが把握しやすいな。

敵を見つける。俺は弓と矢を出し構え、そしてその矢を敵に向かって放った。その矢は敵の頭部を射抜いた。辺りを見回し三体の敵を見つける。三本の矢を出しその矢を三体の敵に向かって放つ。三本の矢は三本とも敵の頭部を射抜いた。見つけた敵を射抜いていく。

周りの建物よりも大きい敵を見つける。

あいつが0ポイントの敵!

また心が躍る感じがしている。騒動音がさっきより大きい感じる。此方側に向かってきているようだった。

俺は敵の側へと向かう。近くの建物に降りる。敵を赤い糸で身動きがとれないように絡ませる。敵の動きが止まる。

刀で切るか、いや炎で燃やしてみるか。

俺は朱殷(しゅあん)色の羽織を着て頭に二本の角を出した姿になる。両手が鬼のような手になる。

「獄炎」

敵から炎が出て敵が燃えていく。しばらくすると炭となり崩れていった。

「試験終了ー!」

試験終了の合図が聞こえた。

試験会場を離れ、筆記試験を受ける。受け終わると帰路につく。

 

 

試験からしばらく日が経って雄英高校から家に合格通知が届いた。

俺は部屋から出て、リビングへと向かう。リビングには暁月がいた。

「どうだったんだ鬼丸?」

「合格」

「やったな鬼丸」

暁月が微笑む。暁月は俺の頭へと手を伸ばす。俺は顔が強張る。暁月は俺の頭を撫でた。

「鬼丸、やっぱりお前はあの2人とは違うだなあ」

あの2人って雷と雷電のことか?

「なぁ鬼丸お前は」

バヂッ

「イッ」

身体中に電気が走り俺は暁月から離れる。

「雷電か」

暁月が顔を左に向ける。俺もつられて向ける。向けた方には雷、雷電が立っていた。

「鬼丸に何しようとしてんだ」雷が言う。

「チッ」

暁月は舌打ちをした。暁月はキッチンへと向かう。それを見て雷電は俺の側やってくる。

「ごめん、大丈夫か」

「嗚呼」

雷も側にやってくる。俺の頭を撫でた。

「悪かったな。…もう暁月の奴と2人っきりになるなよ」

と言うと自分の部屋へと向かった。雷電も微笑みながら俺の頭を撫でると自分の部屋へと向かった。

 

 

 

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