アホの子可愛いですよね。
こういう娘にはイチャラブがとても似合いますね。
季節感が現実と真逆ですみません。
「団長、おはよ。外見て、外」
執務室のドアを開けて入ってきたのはイエローパンジーだ。
「雪降ってるぞ。もっと積もったら雪合戦しよう。それから雪だるまも作って~」
相変わらず元気だが、そんな薄着で寒くないのだろうか。
「そんなに寒いかな? 丁度いいくらいだと思うけど」
まあ、彼女はウィンターローズ出身だから寒さに慣れているのだろう。
「こういう日に食べるアイスは格別なんだぞ」
きっとウィンターローズの花騎士とは分かり合えない。そう思い、暖炉で暖まろうとすると、
「団長も一緒に遊ぼう!」
しかし、私はイエローパンジーと違って寒さに弱いんだ。
「え~、じゃあおしくらまんじゅうは? あれやると暖まるんだぞ」
暖まるためなら部屋に居ればいいじゃないか。なぜそんなに外で遊びたいんだ・・・
ぶつくさと文句を言いながらも、イエローパンジーの無邪気な顔を見ていると断り切れず、結局外に遊びに来た。
「えへへ~、団長と雪合戦か~」
いや、さすがに雪合戦はやらないぞ。
「え~、団長にもあたしの雪合戦テクを見せてあげたかったのにな~」
表情がころころ変わる彼女を見ていると飽きない。
結局二人で雪だるまを作ることにした。
「どうだ団長、こんなに大きくできたぞ」
イエローパンジーが胴体を、私が頭を作ることにしたが、イエローパンジーの雪だるまはかなり大きく、形も整っている。それに比べて私の作った頭は小さくて、いびつに歪んでいる。
「団長・・・意外と不器用なんだな・・・」
イエローパンジーが私の雪だるまを見て呟く。手が冷たくて思うように作れないんだ、と言い訳をする。
「でもあたしは結構好きだけどな、この頭。それにほらこうしてこうすれば・・・」
イエローパンジーは辺りの枝や石で、雪だるまに器用に装飾を付けていく。おかげでなかなか見れる形になった。
「えへへ・・・雪のことならあたしに任せてよ、団長」
その後、イエローパンジーもはしゃぎ疲れ、二人で部屋に戻ることにした。風呂に入り暖炉にあたっても、体は芯まで冷えていてなかなか暖まらない。
「団長、お風呂ありがとな。あれ? まだ寒いの?」
風呂上がりで髪を下したイエローパンジーが部屋に入ってきた。本当に長時間雪の中に居たのかと思うほどケロッとしている。
「それなら・・・えいっ!」
イエローパンジーがいきなり抱き付いてきた。シャンプーの良い香りが漂う。
「こうやってくっついてると暖かくなるんじゃないか?」
確かに彼女とこうしていると、体温が上がるのを感じる。
「って、あれ? あたしも暖かくなってきた・・・どうしたんだろう・・・」
見るとイエローパンジーの頬は赤く染まっていた。その様子がなんとも可愛らしく、私は思わず彼女の髪を撫でた。
「!? ちょっと団長、何するんだよ!?」
嫌だったか?
「べ、別に嫌じゃないというか、むしろ嬉しいというか・・・ってそうじゃなくて恥ずかしいだろ!」
恥ずかしがることはない。恋人同士なら頭を撫でたりするのは普通だろう。
「そうか・・・団長とあたしの仲だしな・・・それじゃあ、お返しだ」
そう言うと細くて白い腕を私の首に回し、頭を撫でてくる。
「・・・って、これ余計に恥ずかしいな。でも嫌じゃないし・・・なあ団長、しばらくこうしてて良い?」
可愛い彼女のお願いだ、断る理由は無かった。イエローパンジーの暖かな体温を感じながら、その夜は過ぎていった。
イエパンは古参キャラなので私のような新参者が書いていいのか・・・という思いもありますが、イエパン団長の方に少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
次は再びクコを書こうかな、と思っています。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
※前書きの誤字修正致しました。