フラワーナイトガール短編妄想集   作:イッチー団長

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今回はロリっこ美少女ランタナが主役です。
しかし、今回はランタナのセリフを書くのに難航しました。フリーダム過ぎるんですよ、彼女は。
気分転換にオリジナルSSなんかも書いてしまったり・・・
なんとか完成に持って行けたので、お読み頂ければ幸いです。


ランタナと夏祭り

「うおぉぉぉ!! だんちょ、祭りだ! 祭りにいくじょー」

 元気を爆発させながら勢いよく執務室に入ってきたのは、顔を見なくても分かる、ランタナだ。

 取り敢えず落ち着け、と言ってほっぺたをぷにっとつねる。

「ふにゅぅ・・・」

 謎の鳴き声をあげてランタナは静止する。それで祭りがどうしたのか。

「バナナオーシャンでお祭りがあって、だんちょには私と一緒に来て欲しいんだじょ」

 日程を確認すると、ちょうど私も休日だった。

「団長がその日休みなのは調べが付いてるんだ。大人しくお縄を頂戴しな!」

 どこの筋で調べたのかは今は聞かないでおこう。しかし、バナナオーシャンの祭りならペポと一緒に行ってくればいいんじゃないか、と言うと、

「ペポは私が置いてきた。この戦いにはついていけそうにない」

 翻訳すると、ペポは他の用事が重なって行けない・・・といったところだろう。

 

「だんちょにとっても、悪い話じゃないでしょ? なんたってこのロリっこ美少女ランタナの浴衣を・・・ってしまっつわぁぁぁ!」

 今度はどうしたのだ、と再びほっぺたをつねる。

「ふにゅぅ・・・だんちょ、大変だー! 私、浴衣持ってなかったじょ!」

 なんだそんなことか。別に普段着でもいいじゃないか。

「そんなことだと!? だんちょはこのロリっこ美少女の浴衣姿が見たくないのかー!? はだけた浴衣に興奮してそのまま押し倒して・・・って感じの展開に持ち込みたくないのか!?」

 年頃の娘がそういうことを言うんじゃない。

 

 というわけで、ランタナの熱意に負け、彼女の着る浴衣を選びに来た。

「わぁ、この色可愛い! だんちょ、だんちょはどう思う?」

 こうしていると、普通の女の子みたいだな、と少し失礼なことを思って笑う。

「ねぇだんちょってばー」

 おっとすまない。そうだな、私としては少し落ち着いた色の方がランタナには似合うと思うんだ。

「落ち着いた色・・・この薄い水色とか?」

 うむ、この色はなかなか似合うと思うぞ。ランタナは本人が派手な色合いだからな。

「なるほどー、あくまで主役はわ・た・し、だからね。よーしこの浴衣でだんちょを悩殺するじょー」

 それでは、この浴衣はランタナにプレゼントしよう。

「な・・・このロリっこ美少女の好感度を上げてどうするつもりだ!? 寝室にでも連れ込もうというのか!?」

 良く分からないが、喜んでくれている・・・ということでいいんだろうか?

 

「ねぇだんちょ・・・どうかな?」

 祭り当日、二人で選んだ浴衣をランタナは着ている。とても似合うし可愛いぞ。

「ホント!? もしかして今の私って春庭一の美少女?」

 もちろん、春庭一だ。

「あぅぅ・・・そう素直に褒められると恥ずかしいじょ・・・」

 柄にもなく照れている。普段のいたずらのお返しとばかりに褒めちぎってやろう。ランタナ最高ー!

「や、やめろだんちょ・・・それ以上褒められると、この右腕の封印が解けてしまう・・・」

 そう言って左腕を押さえる。照れ隠しだろう、顔が真っ赤だ。

 

「だんちょ、次はアレやろう。射的」

 そう言うと早速、屋台の店主にお金を払い銃を構えた。

「だんちょ、私の後ろに立つな・・・えいやぁっ!」

 決め台詞を言って勢いよく撃ったが、結局落とした景品は人形二つだけだった。

「男の子と女の子の人形・・・じゃあこれは団長にプレゼントするじょ。浴衣と、今日一緒に来てくれたことのお礼」

 ランタナがそう素直にお礼するとは珍しい。じゃあこれは執務室に飾るとしよう。

「か、勘違いしないでよね!? アンタのためじゃないんだからね!」

 いや、私のためにくれたんだろう・・・

「えへへ・・・それを私とだんちょだと思って可愛がってね」

 

「だんちょ、今日は楽しかった。また一緒に来たいな! 今度はペポも一緒に」

 うむ、またいつでも誘って欲しい。そう言って彼女の小さな手を握る。

「だ、だんちょ!?」

 これはいつものいたずらのお返しだから、今日はこのまま手を繋いで帰ろうか。夏の暑さが残る夜の中を、顔を真っ赤に火照らせたランタナと一緒に歩いた。




というわけで、ランタナ夏祭り回でした。
ペポの出番も欲しかったなー、と思いましたが、水着ペポしか持ってないんですよね。
通常版もお迎えしたら、彼女のことも書きたいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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