ある日神の配下を名乗る天使によって神の娯楽として地球がダンジョンまみれになってしまった。
伝承、サブカルチャー、妄執、様々な人々の記憶から再現されたダンジョンに文明は崩壊…するかに見えた。
天使によってテレポーターが設置されたり、電力や電波まで繋がるようになったり、ダンジョンから溢れる魔力によって食事の必要がなくなる、様々な病も治る、そんな事情もあって職を無くした多くの人々はダンジョンの外に新市街を作り生活していた。
1年後、伝承の神々や妖怪を含む悪魔陣営によってダンジョンへ挑む力を与えられた人間たちは魔力と加護によって武器を手にした。

それから19年、天使が来てから20年。その世界のほんの30分ほどを描写します。

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迷宮まみれin地球全域

「到着デス。日本・埼玉・所沢デス。」

 

 

テレポーターから出た俺は伸びをして所沢新市街を見る。

かつては航空公園というそれなりに大きな公園だったらしいが、俺が物心つく頃には既にそこは新市街だった。

所沢駅水没球ダンジョンに挑む準備をするボウケンシャーとダンジョン産や人工の武具を売り買いする人で溢れている。

 

 

「炎の昂るギザギザグレートソード…いいな!いくらだ?」

「だめだめ、これは先約済み。あんた大剣使いだろ、こっちなんてどうだ?」

「おお、剛力…出し渋るプロトクレイモアってゴミオプションじゃねーか!」

「うるせぇ!剛力付きだぞ、炎でギザギザよりも剛力で叩き切れる方がいいだろうが!」

「出力が出し渋るだとそこらへんのオプション無し大剣と変わらねぇよ!けっ!」

「はぁ…鋳潰したほうが売れそうだな、クソ剣。」

 

 

ボウケンシャーはガラの悪いやつも居るが、妥協できないからだろうな。昔は耐え忍ぶのが美徳だったらしいけど今じゃ勇猛果敢なやつが富を得るし地位も高い。

 

 

「なぁ、この短剣買い取ってくれね?」

「ん?眠れる獅子細いダガー…!?こ、これを売ってくれるのか?」

「え、なんかいい効果なの?」

「細いダガーだからすぐ壊れるだろうが、眠り効果のある武器は仙台茨迷宮都市に行くやつに高値で売れる。それに獅子ってのは出力多めの部類だぞ。」

「へー、そうなのか。じゃあテレポーターで仙台まで行こうかな。」

「ば、馬鹿!今のは売ってくれることに対しての勉強料だ!売らねぇなら金貰うぞ!」

「わかったわかった!ほら、金。」

「おう、26万クレジットだ。」

「おっほ、良い儲けになった。」

 

 

ダンジョンは所沢だけじゃない。日本中、世界中、それどころか海中や上空にもある。

 

 

「なぁ、さっきのおっさん見たかよ。」

「見た見た。太ってるのにやべー動きだったよな。」

「何の加護だったんだろうな。動きからするに妖怪か?」

「いや、案外水神とかかもしれねぇぞ。」

「ははは!なんにせよアレならもしかするとクリアできちまうかもしれねぇな。どこから来たんだろうな。」

「さぁ、肌の色的にアフリカかアメリカじゃねーの?」

 

 

テレポーターだって日本だけじゃない。世界中のどこへでも行ける。最初は都市に一個だけ設置されていたテレポーターも今ではダンジョンから手に入る物資と技術で市区町村に1個くらいには増えた。

 

 

「ポーションあるよー。1個1万クレジット!30個なら1個おまけつけるよ!」

 

 

お、ちょうど買っておこうと思っていたんだ。

 

 

「30個くれ。おまけも。」

「はい!毎度あり!30万クレジットたしかに。」

「ところでダンジョンで何かあったか?いつもより人が多いが。」

「ああ、なんでも水流を止めるスイッチを見つけたらしくてクリアの兆しが見えてきたんだ。」

「おお、あの水流を止められるならもしかすると所沢駅までは行けるか?」

「どうだろうね。見つかったのがプロぺ通りのゲームセンターの二階らしいがそのスイッチで水流が止まった途端に別のエリアで水流が発生したらしいよ。まだ時間かかるかもしれないね。」

「…もしかするとようやくスタート地点なんじゃないか?いくつもスイッチがあって組み合わせないと駅までたどり着けないような。」

「みんなそう思ってるね。どっちにしろ僕の店が儲かるならもうちょっと水中呼吸薬仕入れとこうかな。」

「そうか、邪魔したな。」

「待った待った。これからダンジョン行くんじゃないの?水中呼吸薬どう?安くしとくよ。」

「あいにくだけど、目的はダンジョンじゃないんだ。呼吸薬は要らない。」

「そっか。まぁ今後ともヨシキの薬屋をよろしく!」

「また会ったらな。俺もあんたも常に所沢に居るとは限らないし。」

 

 

20年経ってようやくスタート地点のようなギミック。それだけ水中ダンジョンは厄介ってことだ。

そして俺が所沢新市街に来た目的だが。

 

 

「よう!兄ちゃん久しぶりだな。どうだい!」

「もちろん、頂く。このためにここへ来たんだ。」

「へへへ、そう言ってもらえると嬉しいぜ!」

 

 

竹中フライドポテト、所沢新市街に店を構えるポテトだけの店。

 

 

「あぁぁぁ。やっぱコレだな。色んな店のポテトを食べてきたが格別だ。」

「そうだろ?うちのポテトにかかってるスパイスは俺特製だからな。」

「そういえば、俺が今滞在しているのは池袋なんだけどさ。そっちで店出す気ない?」

「馬鹿言え、客はお前だけじゃないんだ。場所変えたら他のやつが困るだろ。」

「だよな、はぁぁ…。」

「で、お前が今行ってるのは池袋サンシャイン灼熱の塔だったか。」

「ああ、そうそう。ついにスカイデッキまで前線のやつらは行けたらしいぞ。」

「おお!スカイデッキってたぶん屋上だろ?」

「そうそう。で、全員死に戻って来た。」

 

 

 

人間は死ぬ。それはダンジョンであろうがなかろうが。勢力争いだったり集まり同士の抗争だったり、流れ弾だったり、事故だったり、病死だったり。

それでも神は問答無用で生き返らせる。死んだ肉体は灰のように消えて新しい不備の無い肉体が装備品込みで再生成される。コピーペーストなんてもんじゃない。仮に疾患があった場合、まるで最初からクローンとして完璧に育てた人間とオリジナルくらいには別の健康体だ。むし歯どころか歯は矯正済み、背骨のゆがみどころか内臓疾患まで元通り以上の健康体になる。

 

しかし、その代償として魂が減る。

魂と言っても時間をかければ元通りだ。

だが、魂が失われる瞬間の事を思い出して発狂する奴もいる。

 

曰く「身動きが取れず何も見えず声も出せない、そんな中で声だけが聞こえる。天使がこういうんだ。「おおボウケンシャー、死んでしまうとはなさけない。お前を生き返らせてやろう。魂5分でな。」それを聞いた後、急激に自分という存在が希薄になるのを感じ、目が覚めた後に大暴れするんだ。」

 

曰く「敬虔な仏教徒が天使と会った時に「私の魂は輪廻転生する。それが御仏の教えです。あなたは間違っておいでです。」と言ったらいつも通りに魂取られて生き返って、なんかそのお坊さんは自殺した。その後また生き返ってきたら今度は天使を御仏だと思うようになっていた。」

 

一度の死なら時間が立てば元に戻る。

しかし、一度に魂を失い続ければ魂を奪われるショックに精神が狂い、それこそ隔離が必要になる。

 

 

 

「やっぱりダンジョンボスだったのか?」

「そうだ。やっぱり小迷宮ボスではなくダンジョンボスだった。事前に予想されていた通り鋼鉄竜コルゴン。」

「予想は出来てたんだろ?何で負けたんだ。」

「ギミックだそうだ。コルゴンが吠えたら床が爆裂して全員吹っ飛んで外へ投げ出されたとか。」

「だったら爆破耐性の防具と炎耐性の防具の両方が必要ってことか。」

「そ。俺は40階までしか行かないが前線のやつらは素材確保に全員富士山行くらしいぞ。」

「あー、たしか富士山は伝承模倣ダンジョンだったか?」

「それは登山道までの話、火口の中が目的地だ。不死山登山道の小迷宮ボスの竹取物語の御門、富士山剣ヶ峰の小迷宮ボスである木花開耶姫を倒した事で入れるようになったらしいが、その中はさらに死の火山というゲーム由来の構造になっているらしい。まだ神話系や伝承系よりはマシだな。」

 

 

 

世の中のダンジョンは全て何らかのサブカルチャーや歴史、言い伝えやある個人の行き過ぎた妄執、果てはマイナーすぎて誰にも何が元になったかわからなかったり、ヒントが少なすぎて何がもとになったダンジョンかもわからない場合がある。

何故そんなにこの世界にダンジョンが溢れたかというと。

ある日天使を名乗る人物が人間に対してこう言った。

 

〈我々は偉大なる神の使いだ。天使です。これより神の無聊を慰めるためにこの世界を改造する。あなた方人間には我々が作るダンジョンをクリアすべく奮闘してもらいます。ありがたく思うがいい。〉

 

その言葉が終わると同時に俺の両親の周囲から樹がアスファルトを貫くように生えてきた。

辺りには花が突然増え始めどこからか動物ではない生物…ゲームの魔物が襲ってきたらしい。

父は元々ゲーマーで、その魔物の事は知っていたらしく叫んだ。

 

「うそだろ、まさか、マジもんの繁華樹海!?5年おせーよ!!」

 

そのセブンスドラゴンだかいうゲームを知っていた父は急いで母の手を引き渋谷から逃げ出したらしいが、多くの人が魔物によって死んだらしい。

だが、その人間は生き返った。セーフティーゾーンと呼ばれるダンジョンの外に瞬間移動のように。

天使と神が人間を殺すのが目的なのではなく、純粋にダンジョンを攻略させるのが目的だと人間が知ったのは一年後のこと。

ダンジョンに怯え新市街を作った人間たちに転機が訪れた。

 

〈我々は悪魔。混沌をもたらした天使と悪神に抗う者の集まりだ。我々はお前たち人間に戦う力を授ける。残念ながら我々は悪神によってそちらへの出入りを封じられてしまった。戦うのはお前たち人間にしか出来ない。我々の権能のほんの欠片をお前たち人間に授ける。〉

 

その後一週間も経たないうちに子供以外全員に悪魔…それだけではなく元来の神や妖怪を含めた悪神と呼ばれた地球をダンジョンまみれにした神以外の全てから加護という名の能力の植え付けがあった。そして言い伝えやゲームの中の神ですらも人の思いから生まれた神や妖怪として存在していることも判明した。

 

〈悪神の配下である天使はお前たち人間の知識を全て読み取り、ダンジョンを作り出し模倣体として魔物や精霊、神や妖怪などを配置した。我々の権能こそ与えたものの今のお前たちでは太刀打ちできまい。鍛冶の権能がある者は武器を作り、戦闘の権能がある者はダンジョンから武器を手に入れ、力を蓄えよ。かの悪神はそれを望んでいるらしくお前たちがダンジョンを攻略することを推奨してまでいるようだ。〉

 

人類は新たな力を得た。もはや銃火器など必要ないような権能を持つ者も居た。しかしそれだけでは力不足だと悪魔たちは言った。そして人類が手にした武器は化学では説明の出来ない物だった。

 

『炎のよわよわシンプルソード』

 

世界で最初に作られたその剣は刀身に炎を纏い鉄で作ったとは思えないほど頑丈だったらしい。

 

〈我々悪魔はお前たち人間を常に応援している。どうかあの悪神と配下の天使を満足させ追い払ってくれ。そのためにはダンジョンの最奥に居るダンジョンボス、小迷宮ボスを倒す必要がある。それらは…そうだな、ティラノサウルスよりも確実に強いと言っておこう。しかしかの悪神が言うには、小迷宮ボスを倒せば我々の力を、ダンジョンボスを倒せばその地域の解放を約束するそうだ。〉

 

それから20年、数多くの小迷宮ボスこそ討伐に至ったがダンジョンボスの攻略はされていない。

悪魔たちからの加護は強くなっているがそれでもダンジョンボスは倒せない。それほどまでに強力で、絶望的なまでのダンジョンが待ち構えていた。

 

 

 

「なぁ、おいってば。もう空っぽだぜ。」

「え、ああ。そうか。おかわり。」

「あいよ。」

 

 

俺が生まれてから15年、その間にクリアされたダンジョンは63。ほとんどゲーム由来の小迷宮ボスが居るダンジョンだったらしい。御伽噺や神話モチーフのダンジョンもあったようだがほぼ全てが未だボスにまでたどり着けていない。

ゲーム由来のダンジョンにしてもダンジョンボスが居るところはクリアが諦められているところもある。しかしそれでも、思い入れのある土地を解放すべく挑み続ける人もいる。

 

 

「ほい、おまち。」

「あぁ、ありがとう。」

「そーいやお前、加護はなんだっけ?」

「俺か?俺の加護はクトゥグアだ。」

「あー…なんだっけか?」

「クトゥルフ神話の炎の神だな。だからこそ俺は池袋サンシャイン灼熱の塔ダンジョンも何事もなく攻略できている。そういう竹中さんは?」

「俺か?俺は油すましっていう妖怪の加護だ。どんな油でも高品質にできて跳ねた油でも火傷しないからそのまま手づかみでも芋を揚げられるぜ。」

「じゃあ、天職だな。」

「ははは!お互い様だ!」

 

 

悪魔もしっかり見ているようで、その人間のこれまでの行動を気に入って加護を与えたりするらしい。

俺がクトゥグアの理由は…小さいころに火がきれいに感じて手を伸ばして火傷してから加護を受けた。恐らくはそれで気に入られたんだろう。

 

 

「俺はまだ戦闘向きだから荒事にも慣れてるが、竹中さんは大丈夫なのか?ボウケンシャーには荒くれが多いだろ?」

「ははは!もし俺に喧嘩売るなら油をかけた後に温度を急上昇させて全身やけどさせてやるぜ。」

「…戦闘も出来るんだな。なら安心だ。」

 

 

「さて、それじゃそろそろ行くよ。」

「おう、また稼いで食いに来てくれよ。」

「そうだな。美味しいものを食べるのは何よりの楽しみだ。」

「ははは、俺が子供の頃は嫌いな物も食べろって教わったからな。お前たち世代はそういう思い出が無いのはかわいそうだぜ。」

「なぁに、好きな物を好きなだけ。それしか知らないのは贅沢だろ?あんたたち大人よりも贅沢さ。」

「たしかにそうだな。」

 

 

天使が現れてから、餓死者は0人になった。ダンジョンから漏れ出る魔力が今や世界中に広がり、それを吸収することで食事すら必要なくなった。

今や食事は娯楽としての観点しかなく飲食店すらない新市街まである。

そして何より、手抜きをする上に高値で売る店があるのに竹中フライドポテトは美味しくて低価格で居てくれる。

なんでも農耕神の加護を持つ知り合いが居て芋を安く仕入れられるそうだ。それだけじゃなさそうだが。

 

 

 

 

〈喜ぶがいい。シンガポールの幻影テマセクをクリアした人類がいます。ダンジョンボス討伐により該当地域を解放してやろう。〉

 

 

 

 

「…聞いたか。」

「ああ、ハッキリとな。初めてダンジョンボスが討伐された。」

「たしか、シンガポール全域が幻影テマセクとかいう昔の町に上書きされたんだったか。」

「そうだ、たしかアメリカの最強ボウケンシャーが挑んでるって噂だったが。」

「無事にクリアしたようだな。さて、俺も行くよ。」

「お、シンガポールを見に行くのか?ちょっと待ってろ、俺も店じまいする。」

「あぁ、待つよ。」

 

神が来る前のことは俺は情報でしか知らない。それでもその過去を知る人物が解放された地域を見てどういう反応をするのか気になるからな。

俺もいつか、小迷宮ボスでも倒せる日が来るんだろうか。

 

「よし、行くぞ。」

「ああ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつか、別の形で続く。





『暇だったから世界を一ついじって原住民で遊ぶことにした。配下の天使にセッティングを任せてあるのでその間にもうちょっと面白くしてみようか。原住民の一人を気まぐれで再現したあの世界に飛ばしてそれを眺めよう。そうすれば待っている間も楽しめる。さぁ、ランプの魔人になった。ちょうどいいやつを呼び込むか。』

天使
『主様曰く原住民の脳を読み取り。ゲームや物語のダンジョンを作れとのことだ。その程度ならお安い御用です。世界中の人間の記憶を読み取るのに1週間かかったが。この間にも既に人間は魔力に適応したでしょう。頃合いだ。人間に語り掛けてダンジョンを起動します。もし人間が死ぬのであれば蘇生するが。多少のデメリットを添えましょう。』

ダンジョンボス
『意識はある。知識もある。私はダンジョンボスとして生まれた存在。
神様を喜ばせるために人間と戦う存在。
神様の楽しみのために原作通りに演じる存在。
人間の怒りを私に向けるために圧倒的な強さを持つ存在。
人間の哀しみを背負い強くなる存在。
私はダンジョンボス。小迷宮ボスのような倒される前提ではない。
倒せるか倒せないかでもない。人間を恐怖に陥れる圧倒的な力で人間との死闘を神様へと捧ぐ。』

小迷宮ボス
『意識はある。知識もある。私は小迷宮ボスとして生まれた存在。
神様を喜ばせるために人間と戦う存在。
神様の楽しみのために原作通りに演じる存在。
人間の怒りが私に向けられることはほとんどない。
人間の哀しみを背負うこともないだろう。
私は小迷宮ボス。物語の断片的な再現、その一部。英雄は竜を倒す。それは物語の王道。
しかし私は踏み台ではない。物語を背負う以上、神様に失望はされたくない。全力で人間を倒す。』

人間
『ある日、人間の体が変化しているのを知った。どうやら食べ物を食べなくても生きていられるらしい。他のやつらも同じようだ。
神の使い、天使が町を好き放題ダンジョンに変えた。どうやら人間にクリアさせたいらしい。その様子を見て楽しむのが神の目的だそうだ。俺達は絶対に変わり果てた世界を元に戻すためダンジョンボスを全て倒し地球を解放する。』

悪魔
『また神が動き出した。何をするかと思えば原住民をゲームキャラに見立てたダンジョン攻略ゲームのようだ。どうやら実行役の天使は既に敵対生物と認識されているらしいな。となれば我々の役割は原住民を程よく強化することだ。我々の爪の欠片ほどの権能を与えることにしよう。なに、すぐに権能は修繕される。これもまた神の加護。我々は人間との接触を始めた。
旧神、土着信仰、精霊信仰、人造神、さまざまな現住の神々も我々側だ。人間も驚くだろうな、物語でしか知らない神や悪魔からの賜りものだ。』


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