バカとお酒とパチンカス 3浪と3留の物語 作:スピリタス3世
問 次の問題について答えなさい。
『 第二次世界大戦における連合軍が立てた、ドイツ占領下の北西ヨーロッパへの侵攻作戦のことをなんというでしょう。 』
鷹狩龍之介の答え
『 ノルマンディー上陸作戦 』
教師のコメント
正解です。この作戦は成功しましたね。
霧島翔子の答え
『 ネプチューン作戦 』
教師のコメント
これも正解です。実はこっちが正式名称なんですよね。
土屋康太の答え
『 フランス人ナンパ作戦 』
教師のコメント
ナンパの為だけに敵国占領下に上陸するのはある意味すごいことだと思います。
吉井明久の答え
『 今週は水と塩で乗り切る作戦です。 』
教師のコメント
頑張ってください。
第三十問 脅迫状
side 龍之介
爽への復讐の為の兵器が遂に完成したぞ‼︎あとはこれを来週からの強化合宿で使うだけ!待ってろよ‼︎必ず貴様をブチ殺してやるからな‼︎そんなことを思いながら下駄箱を開けると………、
ーー貴方の秘密を握っています。貴方の傍にいる異性にこれ以上近づかないで下さい。この忠告を聞き入れなければ同封された写真をばら撒きます。ーー
脅迫状が入っていた。でも一体何の写真をネタに脅すのだろう?そう思いながら中を見ると、そこには……………
酔い潰れて兄貴と杏先輩に抱えられ、ウリ専(ゲイ専用風俗)に入って行く写真が入っていた。
ヤバっ⁉︎よりにもよってこの写真かよ⁉︎確かあの時は兄貴達から聞いた話だとアイツらに潰されて無理矢理入店させられたんだっけ。しかも俺にはその時間の記憶が無いし、店で何があったかを兄貴達は一切教えてくれないんだよね。だから俺の中では「シュレディンガーの処女」とかいうとんでもない問題が発生してるんだよね。どうしよう、こんなことがバレたら俺の学園内での立場が最悪だよ‼︎全くあの糞野郎共め‼︎
そんなことを考えながら教室に入ると、明らかに動揺している明久の姿があった。
明久「What's up, Hideyoshi ?」
秀吉「異常事態じゃな。」
美波「一体アンタに何があったのよ……」
気になるから俺も声をかけてみるか!
龍之介「明久、どうしたのさ?頭でも打った?」
明久「べ、べ、別に何でも無いよ……」
龍之介・秀吉・美波「「「嘘だね(なのじゃ。)」」」
明久「どうしてみんなそう思うの⁉︎」
いや、明久ってバカだから分かりやすいんだよね〜。それはともかく、もしかしたら明久も脅迫状を貰ってるのかな?脅迫内容である、貴方のそばにいる異性にこれ以上近づかないように、の部分がマッチすると思うんだよね。なんせ俺のそばにいる異性と明久のそばにいる異性はほぼ一緒だから。一応話してみるか!
龍之介「明久、お前と2人で話がしたいんだけど、いい?」
明久「へっ⁉︎あ、うん!」
美波「何か企むつもり?」
秀吉「そんな気がするのぅ。」
龍之介「2人とも、そんなんじゃないから安心して!」
美波・秀吉「「は〜い。」」
ということで明久と2人で話し合うことになった。
明久「な、何⁉︎僕は何も……」
龍之介「単刀直入に言うよ。お前『も』脅迫状を受け取ったの?」
明久「えっ?『も』ってことは龍之介も?」
龍之介「そういうこと!」
明久「成る程ね〜。ちなみに内容は?」
龍之介「貴方のそばにいる異性にこれ以上近づくな、だって。」
明久「僕も同じだ!」
ビンゴ!俺って天才じゃん!
龍之介「一体誰からの脅迫状なんだろうね?」
明久「う〜ん、この内容ってことは、僕たちのそばにいる異性、つまりは姫路さんか秀吉に好意を寄せてるからだよね!」
美波「アキ〜⁉︎ちょっと殴られなさ〜い!」
明久「えっ、美波⁉︎てかなんでいるの⁉︎」
美波「怪しいから気になっちゃって……」
秀吉「すまんのぅ。」
まあどうせだしコイツらにも協力を依頼するか!それと明久の言ったことはちゃんと訂正しておかないとね!
龍之介「明久、それは違うでしょ〜!」
明久「そ、そうだね………」
龍之介「他人から嫉妬される程価値のある異性って秀吉しかいなくない?」
美波「リュウ、後ろを見てごらん?」
龍之介「えっ?」
そうして後ろを見ると…………
姫路「おはようございます、龍之介君♪」
王水を持った鬼がいた。
龍之介「おはよう瑞希!どうしたの?」
姫路「龍之介君にプレゼントを渡そうと思って来ました!」
龍之介「それってまさかその王水じゃないよね?」
姫路「あっ、バレちゃいましたか♪龍之介君には私の手作り王水をプレゼントしようと思ったんです♪」
龍之介「お断りします!」
何手作りクッキーみたいな感覚で手作り王水をプレゼントしようとしてるんだよ!まあコイツの場合は手作りクッキーでも殺傷力は変わらないけどさ。
美波「さあリュウ、選んで‼︎ウチに物理で殺されるか……」
姫路「私に化学で殺されるか!」
龍之介「すいませんでした。」
美波・姫路「「よろしい。」」
全く、容赦の無い2択を迫るなよ!
秀吉「お主は本当にバカじゃのう……」
明久「僕はまだマシな方だったんだね!」
龍之介・美波・秀吉「「「それはない。」」」
明久「ちょっと3人とも⁉︎酷いよ⁉︎」
明久にバカと言われるくらいなら死んでやるよ!
龍之介「まあそんなことより、脅迫犯を特定しないとね。」
姫路「脅迫ですか?」
龍之介「実はかくかくしかじかで……」
姫路「な、なるほど……。それで、2人は何をネタに脅されてるんですか?」
龍之介・明久「「絶対に言わない。」」
美波「どうやらかなり酷い内容で脅されてるみたいね……」
秀吉「無理に聞くのはやめておくかのぅ。」
ありがとう皆、気を遣ってくれて!
明久「みんなありがとう!それで、何か手がかりはないかな?」
秀吉「ムッツリーニに聞いてみるのはどうじゃ?」
龍之介「成る程、アイツはこの手の話に詳しいからね!」
明久「確かに‼︎」
ということで俺と明久でムッツリーニのところに行くことになった。
向かった先では、ムッツリーニを巡って雄二と爽が言い争っていた。
雄二「待て、俺が先だ‼︎」
爽「いいや、私の方が先だ‼︎」
ムッツリーニ「………2人とも、俺の為に争わないで♪」
一体何があったんだろう?
龍之介「何してるの3人とも?」
雄二「ムッツリーニに相談しに来たんだ。」
爽「私もだ。」
龍之介・明久「「実は俺(僕)たちもなんだよね。」」
ムッツリーニ「………全員とりあえず目的を述べよ。」
雄二「俺の苗字が変わりそうなんだ。」
爽「軍資金を稼ぎに来た。」
明久「実は僕のメイド服パンチラ写真が拡散されそうなんだ。」
龍之介「俺に関するシュレディンガーの処女問題の解決策が見つかってしまいそうなんだ。」
ムッツリーニ「………何から突っ込めばいい?」
ということでとりあえず全員が一通り事情を説明した。
雄二「成る程、爽はともかく、他の3人は同じ問題を抱えているようだな。」
龍之介「そうなると盗聴犯の特定を急がないとね!」
明久「ということでムッツリーニ、よろしくね!報酬は僕の秘蔵コレクションで!」
雄二「俺からもお前好みの本をやる。」
龍之介「じゃあ俺は最新の風俗のレビューで!」
ムッツリーニ「………必ず調べておく!」
爽「私もパチスロ店にきちんと盗撮カメラを仕掛けたのだから、後はよろしく頼む。」
ムッツリーニ「………必ず売り上げの一部を譲渡する‼︎」
ということで話がまとまった時に鉄人がやってきた。
鉄人「さて、明日から始まる学力強化合宿だが、大体のことは今配ってるしおりに書いてあるので確認しておけ。まぁ旅行ではないので勉強道具と着替えさえあれば特に問題ないはずだがな。」
勉強道具ねぇ〜。うん。ちゃんと俺が持っていくのは勉強道具だからね!爽への復讐道具でもあるけどね。まあ飲み物として酒も大量に持ち込むけどね。やっぱりお泊りイベントでの飲み会は欠かせないでしょ‼︎まあそのせいで荷物が多くなりそうだからトラックを手配する予定だよ。
鉄人「ちなみに集合場所と時間だけは間違えないように。特にクラスごとで集合場所と時間がそれぞれ違うからな。ちなみに我々Fクラスは………」
Aクラスはどうせリムジンバスとか黒塗りの高級車とかでしょ!いいな〜。どうせ俺らは狭いバスとかかな?それとも担任が引率するだけなんてことも………
鉄人「現地集合だ。」
案内すらないのかよ⁉︎ふざけんなよ‼︎
ということで強化合宿前最後のHRが終わった。そしていよいよ来週からは
ということで強化合宿編、開幕です!この章は原作とは話の内容がかなり変わる予定です。よろしくお願いします。
ちなみに爽とムッツリーニの取引は、未成年でパチスロ店内に入れないムッツリーニの代わりに爽が店内に盗撮カメラを仕掛ける、という内容でした。そしてこれで得た映像をムッツリ商会の商品にし、売り上げの一部を爽に譲渡するというものでした。もちろん貰ったお金は全てパチスロに使う予定です。
次回は合宿所に向かうまでの電車の中をお届けします。お楽しみに。
最後に、評価・感想をお待ちしております。