バカとお酒とパチンカス 3浪と3留の物語 作:スピリタス3世
問 次の問題に答えなさい。
『 牛乳の生産量が日本一位の都道府県はどこでしょう。 』
姫路瑞希の答え
『 北海道 』
教師のコメント
正解です。ちなみに2位は栃木県ですね。
吉井明久の答え
『 牛乳は月に一度のご馳走です! 』
教師のコメント
苦労してるんですね。
鷹狩龍之介、土屋康太の答え
『 歌舞伎町 』
教師のコメント
深い意味はないと信じていますよ。
side 明久
合宿所に着くと、雄二がとんでもないことを言った。
雄二「ちなみにここの合宿所、学園が買い取って作り替えたらしいぞ。」
明久「え⁉︎それ本当⁉︎」
雄二「ああ。ちなみに召喚獣も呼び出せるらしい。」
明久「本当にこの学校ってお金あるんだね。」
その金を少しでも僕にくれたらいいのにな〜。すぐにゲームが買えるようになるのに!
そして早速僕たちは自分達の部屋に入った。中は和室だね。ちなみに僕と同じ部屋なのは、雄二、龍之介、ムッツリーニ、秀吉、爽の5人らしい。Fクラスだから超狭い部屋を覚悟したんだけど、6人でも窮屈にならないくらいの広さで安心したよ。
しばらくすると、さっきまで酔い潰れていた龍之介がやってきた。
龍之介「あぁ〜気持ち悪かった!よしっと、荷物搬入に行きますか!」
秀吉「お主、何を持ってきたのじゃ?」
龍之介「酒とソフドリとちょっとした勉強道具さ!」
雄二「お前確かトラックを呼んでたんだよな。」
龍之介「そうだね。それじゃあ行ってくるか!」
秀吉「ワシも手伝うとするかの!」
明久「それじゃあ僕も!」
雄二「俺はムッツリーニと脅迫状の件について話すからパスで。」
龍之介「そんじゃあその件は2人に任せたよ‼︎」
雄二・ムッツリーニ「「ああ。」」
ということで荷物搬入に行った。
入り口に着いてしばらく待っていると、中型トラックがやってきた。
龍之介「運搬ありがとうございま〜す‼︎」
運転手「ど〜も。それじゃあ後ろを開けるね。」
龍之介「よろしくお願いしま〜す‼︎」
そして荷台の中には、思ったよりも大量の段ボールがあった。
秀吉「お主、どんだけ飲むつもりじゃ……」
龍之介「いや、皆用のソフドリも入ってるからこうなったのさ!それに勉強道具もあるからね!」
明久「皆用って?」
龍之介「そりゃあもちろん皆が飲む用だよ‼︎」
秀吉「こんなに飲まぬと思うのじゃが……」
龍之介「飲み会に使うのさ‼︎合宿って言ったら飲み会だろ?皆で飲んで色んなことを語ったりはしゃいだりするのが目的さ‼︎」
明久「なるほどね!それは面白そう!」
秀吉「こんなに用意してくれてありがたいのじゃ!」
さっきはゴミ呼ばわりしてごめんね!これは楽しい合宿になりそう!それはそうと………
明久「この勉強道具って何に使うの?」
秀吉「ワシも気になったのじゃ。」
龍之介「それは開けてみてからのお楽しみ、ということで!ちなみに皆は勝手に開けないでね!」
何をするつもりなんだろう?まあその時のお楽しみにしとくか!
その後僕たちはこの大量の荷物を、台車とエレベーターを使って部屋まで運んだ。
荷物の搬入が終わると、早速脅迫状件について作戦会議をすることになった。もちろん………
龍之介「杯を乾かすと書いて、乾杯と読む‼︎せ〜の!」
主要メンバー男子全員(爽を除く)「「「「「かんぱ〜い‼︎」」」」」
飲み会をしながらね‼︎ちなみに爽はまだパチンコを打ってるらしいのか、合宿所には着いてないよ。
龍之介「ちなみにこの赤と黒のドクロマークが貼ってある飲み物は全てお酒だから皆は絶対に飲まないようにね!」
他4人「「「「了解‼︎」」」」
この注意が一番大切だからね。ちゃんと言っておかないとね!
さてと、そろそろ本題に入りますか!
龍之介「それで、雄二とムッツリーニよ、俺たちに脅迫犯の件について教えてくれないか?」
雄二「分かった。まず、俺、明久、龍之介の3人に対する脅迫ついてだが、全て実行犯が同じであることが分かった。だが犯人自体を特定することは出来なかった。」
龍之介「まあ流石にそうは上手くいかないよね〜。」
秀吉「それで、犯人に特徴とかはあるのかのぅ?」
雄二「それなんだが、ムッツリーニの盗聴結果から………」
ムッツリーニ「………犯人は女子生徒でお尻に火傷の痕がある、ということが分かった。」
なんで逆にそれが分かったんだよ。凄いね、ムッツリーニは。
秀吉「でもそれじゃあ確認する方法がないのぅ。」
明久「確かに。仮にスカートを捲っても見えないからね〜。」
龍之介「普通に頼めばいいんじゃないかな?お尻を見せてくださいって!お金払えば見せてくれる人多そうじゃね?」
発想がゲス過ぎるよ。流石龍之介だね!
雄二「いるわけねえだろそんな奴。第一いたとして150人近い女子生徒全員に払う金なんてないだろ。」
龍之介「確かにね〜。それじゃあ女子風呂を覗きに行くしかないか!頼んだよ、秀吉‼︎」
なるほどね!秀吉なら女子風呂に入っても大丈夫だね!
秀吉「何故ワシが女子風呂に入ることが前提になっておるのじゃ?」
明久「それは秀吉が女の子だから?」
秀吉「ワシは男じゃ‼︎」
雄二「それにお前ら、これを見てみろ。」
そうして雄二が開いて見せてくれたしおりのページには………
〜宿所での入浴について〜
男子 ABCクラス 20:00〜21:00 大浴場(男)
男子 DEFクラス 21:00〜22:00 大浴場(男)
女子 ABCクラス 20:00〜21:00 大浴場(女)
女子 DEFクラス 21:00〜22:00 大浴場(女)
Fクラス 木下秀吉 21:00〜22:00 個室風呂④
秀吉だけ別の風呂に入ると書かれていた。これじゃあ秀吉に見てきてもらうことは不可能じゃん‼︎
秀吉「何故ワシだけ個室風呂なのじゃ‼︎おかしいじゃろ‼︎」
雄二「第3の性別みたいなもんじゃないのか?」
秀吉「納得いかんのぅ………」
まあこの間のプールでムッツリーニが死にかけたり鳳之介君がめちゃくちゃ目のやり場に困ってたりしてたからしょうがないか。そんなことを思っていると………
小山「全員、手を頭の後ろに組んで伏せなさい‼︎」
Cクラス代表、小山友香さんとその他女子数人がいきなり部屋に入って来た………ので逃げる‼︎
小山「木下クンはこっちへ!そっちのバカ3人は抵抗をやめなさい‼︎」
秀吉「何故お主らは咄嗟の行動で窓に向かえるのじゃ…?」
あっ………窓から逃げようとしたのがバレちゃった………。僕と同じように逃げようとしていた雄二とムッツリーニも逃げるのをやめた。でもこんな時に堂々と酒を飲んでいる龍之介は凄いね。年長者の貫禄ってやつかな?そんなことを思っていると当の本人が口を開いた。
龍之介「やめて欲しいな〜。いきなり異性の部屋にやってきて、『手を頭の後ろに組んで伏せろ。』だなんて、とても真っ当な人間のする事とは思えないね〜。」
確かに。言い方はキツいけど全部正論だ。小山さんがすぐさま反論する。
小山「真っ当な人間じゃないのはあなたでしょ⁉︎」
龍之介「酷い言い分だな〜。でもそれくらい横柄でなきゃ、クラスなんかとても背負えないかも知れないよね〜。その感性は俺には理解出来ないけどね〜。まあそれはともかく、いつまでもそこに居られると邪魔だからさぁ、俺と飲みたいなら残る、飲みたくないなら帰るかしてくれないかな?俺もそろそろ酒が飲みた…………」
小山「よくもまあそんなシラが切れるわね‼︎あなた達が犯人だって事くらいすぐに………」
龍之介「あのさぁ⁉︎人が気持ち良く酒を飲んでる最中に妨害するだなんて、どんな教育を受けたわけ⁉︎それって俺の飲む権利の侵害だと思うんだよねぇ⁉︎」
今までにないくらい龍之介が怒ってくれてる。あの小山さんですらその圧に押されているくらいだ。まあ言ってることはただ酒を飲むのを邪魔しやがって、ってだけなんだけど、今はそれに僕たちが助けられてるよ!ありがとね、龍之介!
小山「そ、それでも、この小型マイクとカメラを女子風呂に設置するのはあなた達ぐらいでしょ⁉︎」
そういうこと⁉︎僕たちはここに来てから自分の部屋での飲み会と龍之介の荷物運搬しかしてないからそれを仕掛ける時間はないと思うんだけど………。龍之介が反論する。
龍之介「確かに俺たちがやりそうっていう言い分は分かるよ?でもさぁ、俺たちが本当にやったっていう根拠が無くない?指紋でも調べたわけ⁉︎それとも俺たちが実際に設置するところを見たってわけ⁉︎」
小山「いや、そういうわけでは………」
龍之介「じゃあさぁ、お前らは何の根拠もないのに勝手に俺たちが犯人だと決めつけて、何の許可もなく勝手に異性の部屋に入り、そして人が気持ち良く酒を飲んでるのにそれを妨害したことになるよねぇ⁉︎俺は優しいからさぁ、君たちの頭が足りない行動も許してあげるけどさぁ、それでも高校2年生としてもう少し人に気を遣って行動すべきじゃないのかなぁ⁉︎」
小山「ご、ごめんなさい……」
凄い!遂にあの小山さんを黙らせちゃったよ‼︎勝手にビールを温められて根本君の股間を爽のゴムパチンコでタコ殴りにさせた件といい、龍之介は自分の酒や飲み会に悪影響を及ぼした人には容赦ないね!
龍之介「とにかく、俺たちはそんなことをやっちゃあいない。証拠は玄関に来ていたあのトラック。あの中のものは全て俺の私物さ。俺たちはそれをこの部屋まで運搬していたのさ。2人だけ部屋に残っていたけどその2人も一歩もこの部屋から出ちゃあいない。だからそもそも女子風呂がどこにあるかなんて知らないんだよねぇ。それでも気になるならさぁ、指紋でもなんでも警察に調べさせればいいんじゃないのかなぁ⁉︎」
小山「わ、分かったわよ……。じゃああなた達じゃないって事でこの件は水に流してあげるわ……。それじゃあ失礼するね……」
龍之介「おいおいちょっと待てよ!俺たちはお前らに頼みたいことがあるのさ!まあ頼み事を聞くか聞かないかは自由だけどさ、俺たちの飲む権利を侵害したせめてもの償いで聞くのが普通なんじゃないかなぁ?まあ聞くか聞かないかは自由だけどね〜。」
小山「分かったわよ……。聞くわよ……」
龍之介「それでよし‼︎それじゃあ全員…………」
よし!さらっと脅迫状の犯人探しもしてくれるみたい!流石だね、龍之介!さあ、これで犯人が分かるかも!そう思っていると………
龍之介「着ているものを脱いでくれ。」
全てが台無しになった。
龍之介は30分の拷問の後解放された。
明久「ちょっと龍之介!途中までは良かったのに、最後で台無しだよ‼︎」
雄二「全く、お前は何をしてくれてるんだよ‼︎」
龍之介「せっかく俺の至高の飲酒タイムだったのに、アイツらはそれを邪魔したんだからこれくらいは当然だと思ったんだけどな〜。」
雄二「本当にセクハラをしたら、カメラの件の無実を証明した意味がないだろ‼︎」
明久「そ〜だそ〜だ‼︎」
龍之介「う〜ん、納得いかないな〜。」
秀吉「お主はどこまで酒が好きなのじゃ………」
どうやら龍之介的には酒を飲むのを邪魔することは罪を犯すことと同等らしい。そんなことを思っているとムッツリーニが口を開いた。
ムッツリーニ「………このカメラとマイク、脅迫犯のと同じだった。」
雄二「なら話は早いな。俺らを脅迫するだけでは飽き足らず、冤罪までふっかけようとした犯人を見つけるだけだ。ちなみにタイムリミットはこの強化合宿が終わるまでだ。」
明久「タイムリミットが過ぎるとどうなるの?」
雄二「俺の苗字が変わる。」
秀吉「じゃあなんとかして合宿中に見つけるしかないのぅ!」
ムッツリーニ「………でもどうすれば?」
龍之介「俺たちが女子風呂を覗きに行けばいいんじゃね?」
龍之介って天才なのかバカなのかよく分かんないよね〜。
雄二「それじゃあ本当に犯罪者になっちまうぞ?」
龍之介「だって脅迫犯は既に犯罪者なんだよ?それなら俺たちも犯罪をしてもいいと思わない?」
明久「いや、それはダメでしょ‼︎」
雄二「だったら女子側に協力を要請するのはどうだ?」
秀吉「成る程、それはいいのぅ!」
ムッツリーニ「………でも誰が協力するんだ?」
雄二「まずはなんだかんだで頭のキレる秀吉の姉とかどうだ?」
秀吉「姉上は風邪を引いて休みじゃ。」
木下さんがいたら今回の件もすぐに動いてくれそうなんだけどね〜。風邪となっちゃあ相談するのも悪いよね〜。
龍之介「それじゃあ瑞希と美波はどうかな?あの2人なら多少の事情は知ってるよ?さっきのセクハラの件で俺をボコボコにしたけど。」
雄二「まあ女子風呂のカメラが俺らの物じゃない事については既に納得しているからな。そうするか!」
秀吉「まあまずはワシらの風呂タイムじゃな!」
明久「確かに!」
ということで風呂に入ってから美波達を呼ぶことにした。
龍之介「ごめんみんな、先行ってて‼︎」
明久「あ、うん。」
何故か龍之介だけ少し遅れて行くことになった。
side 龍之介
皆はまだお酒の旨さを知らないからあんな事を言ってるんだろうけど、酒の旨さを知ってる人間としては、理不尽に飲み会を妨害する事は犯罪レベルだと思うんだよね〜。そして俺のモットーは勧悪懲悪。だから俺だけでも女子風呂を覗いて犯人を特定しようと思ったのさ!
ということで俺は女子風呂前の廊下まで来たわけだが、なんとそこには化学の布施先生、保健体育の大島先生、そして鉄人がいた。まあカメラが仕掛けられたと聞いて先生方で防衛線を張るのは仕方ないか。流石にここを突破するのは無理だね。そう思って俺は退却することにした。
普通に風呂に入って部屋に戻った後、
美波・姫路「「話って何(でしょう)?」」
俺たちは瑞希、美波と話をすることになった。
ということで強化合宿初日、まさかの覗かないという展開になりました‼︎龍之介が自分達の無実を証明したから、そして女子達がキレた理由がその後の龍之介がセクハラ発言をしたから、という理由で覗きには至りませんでした。
この理由から原作とはかなり展開が変わります。よろしくお願いします。
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