バカとお酒とパチンカス 3浪と3留の物語   作:スピリタス3世

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バカテスト 物理

問 次の問題に答えなさい。

『 シャルピー衝撃試験とは何か、簡潔に述べなさい。 』


島田美波、姫路瑞希の答え

『 高速で衝撃を与え材料を破壊し、破壊に要したエネルギーを計算し、材料の靭性を評価する実験。 』

教師のコメント

正解です。工学部機械系と材料系の大学生がやるレベルの実験ですが、鷹狩君のおかげで2人ともマスター出来ましたね。


吉井明久、坂本雄二、土屋康太、
木下秀吉、蕨屋敷爽の答え

『 ハンマーを用いて男の股間を破壊する実験。 』

教師のコメント

問題としても人としても間違え過ぎです。


鷹狩龍之介の答え

『 クラスメイトに自分の股間を破壊される実験。 』

教師のコメント

鷹狩君は実験の提案者ですよね?一体何があったのですか?


第三十七問 お酒奪還戦争・2日目

  side 龍之介

 

 マジで死ぬかと思った………。人がせっかく学習意欲向上のために用意した実験なのにさ!この扱いはあんまりだよ‼︎

 

 

 さてと、実験も終わり、1日の自習時間も終わったので俺たちは自室に清水を呼びつけた。

 

清水「お姉様!なんでこんなに豚野郎がいっぱいいるんですか⁉︎」

美波「そりゃあアキたちの部屋だからね〜。」

清水「え〜!美春はお姉様の部屋がいいです!」

美波「ごめんね美春、アキたちが話があるっていうからここに連れてきたの。」

清水「嫌です‼︎美春はこんな豚野郎共と話なんてしたくありません‼︎」

 

 思ったよりわがままな子だね〜。まあプールの時もなかなかだったけどね。

 

美波「美春、これ以上わがままを言うとウチは美春のことを『清水さん』って呼ぶわよ!」

清水「わ、分かりました!それで、話って何ですか?」

雄二「簡潔に言う。女子風呂の盗聴器はお前の仕業だな?」

龍之介「俺、明久、雄二の3人を脅迫したのもそうだよね?」

清水「そ、そこまで知ってるのですか……。それならこのスタンガン で攻撃を…………」 

爽「無理だな。」 バシン!ボトッ

清水「あっ……」

 

 爽のパチンコ玉で清水のスタンガンが落ちたので……

 

龍之介「ひょいっとな!」

 

 スタンガンを部屋の端っこの方まで蹴っ飛ばした!これなら清水の手も届かないだろう。

 

清水「くっ!何をするんですか、この酒カス豚野郎‼︎」

龍之介「おいおい、酷い言い分だね、クソレズ縦ロール‼︎」

清水「なっ⁉︎何でそんな酷い呼び方をするんですか⁉︎美春だって一応女の子ですよ⁉︎」

龍之介「それなら俺に対する酷い呼び方をやめて欲しいな〜。俺だって一応男の子だもん♪」

清水「男はいいんです‼︎」

 

 なるほどね〜。

 

龍之介「男が女よりも精神的に強いと言う根拠はどこにも無いんだけどね〜。まぁいっか!それよりさ、脅迫の件は黙っといてやるから雄二の偽装プロポーズと、俺と明久の写真を消しといてくれない?」

清水「い、嫌です‼︎」

龍之介「それなら俺たちもお前が盗撮犯兼脅迫犯兼盗撮の冤罪をふっかけた事をバラしちゃうよ〜。こんな事がバレたら停学も無理で良くて退学、悪いと来週からお前の家が刑務所になると思うんだけどな〜。」

清水「なっ⁉︎」

龍之介「でもさ、俺は優しいからね!条件を呑んでくれたら見逃してあげるって言ってるんだよね〜。それを呑まないって、相当なおバカさんだと思うんだけどね〜。」

清水「わ、分かったわ……」

 

 そうして清水は録音機に入っていたデータを消去し、俺と明久の写真を全部渡してくれた。

 

龍之介「これで全部?」

清水「うん………」

龍之介「もしまだ残ってたらどうなるかは分かってるよね〜?」

清水「うん………」

龍之介「よし!これでOK!それじゃあ用件は終わりだね〜。美波と瑞希と工藤もありがとね〜。」

美波・姫路・愛子「「いえいえ〜。」」

清水「それじゃあ、美春は帰ります……」

美波「ウチも帰るわ!」

姫路「私も帰りま〜す!」

愛子「それじゃあボクも!」

龍之介・明久「「ば〜い♪」」

 

 ということで脅迫犯の件は無事解決したよ‼︎やったね‼︎

 

明久「龍之介にしては脅しが結構弱かったね。」

雄二「明久、コイツがこのままで終わるような奴だと思うか?」

爽「悪事の化身みたいな奴だぞ?」

ムッツリーニ「………優しすぎる。」

秀吉「お主にしては珍しいのぅ。」

龍之介「皆酷いよ!俺は世界中の誰よりも優しい人間なんだからさ‼︎」

他5人「「「「「嘘つけ。」」」」」

 

 あれ〜?なんでみんなからこう思われてるんだろう?まあとりあえず考えてる事を話すか!

 

龍之介「だってさ〜、清水をこのままいじめても俺たちに何の得にもならなくない?」

明久「まあそれはそうだね………」

雄二「清水がまた何かふっかけてきたときにやり返すのか。」

龍之介「正解!その時こそが奴隷………じゃなかった、手駒にするチャンスさ!」

秀吉「言い変えた意味があまりないと思うのじゃが……」

雄二「でもそれでこそ龍之介だな。」

龍之介「雄二だって同じ事考えてたくせに〜。」

雄二「うるせえ。」

 

 まあ俺と雄二って割と頭の中似てるからね。あと、清水の件を先生にチクらないのには他に理由があるんだよね。

 

 

 

 さてと、こうなったら…………

 

龍之介「もう一個の方を片付けちゃいますか!」

雄二「そうだな。ではこれより、飲み物奪還戦争の作戦でも立てるとするか‼︎」

他4人「「「「賛成‼︎」」」」

 

 ということで作戦会議をする事になった。

 

雄二「まず昨日の反省は、単純な戦力不足だな。」

龍之介「いきなりラスボスが出てきたからびっくりしたよね〜。」

 

 マジで。ゲームとかだったらクレームが出るレベルだよ!

 

爽「ということは人を増やすのか。」

雄二「その通りだ。」

明久「でも飲み会をやるって言って釣れる人がいるの?」

龍之介「それがいるんだよね〜。」

ムッツリーニ「………誰?」

龍之介「爽、飲み会といえば?」

爽「野球拳か。」

龍之介「ふっ、言うまでもなかったな。」

 

 流石は爽。伊達に俺、達哉、圭人の3人とバカみたいな飲み会を続けているだけあるね。

 

雄二「お前らの感覚はどうなってんだよ。」

明久「大人の感覚ってやつかな?」

龍之介「まあそんな感じかな〜。それで、野球拳で釣れる人と言ったら………?」

他5人「「「「「Fクラス男子‼︎」」」」」

龍之介「正解‼︎」

 

 ということで、Fクラス男子を早速招集した。

 

須川「坂本、俺達に話って何だ?」

雄二「よく来てくれた。実は皆に提案がある。」

横溝「今度は何だよ〜。誰かさんの実験のせいで疲れてるのに〜。」

福村「早く部屋に帰ってダラダラしたいな〜。」

雄二「皆、野球拳に興味はあるか?」

龍之介「しかも秀吉が参加する野球拳だよ?」

Fクラス男子「「「「詳しく聞かせろ‼︎」」」」

秀吉「龍之介よ、何故お主はワシの名前を出したのじゃ……」

 

 だってそりゃ秀吉だよ?脱がせたいに決まってるじゃん!

 

雄二「まず一昨日の夜俺達は飲み会をしていたわけだが、途中で駆けつけた卑劣な教師陣の手によって飲み物を全て奪われてしまったのだ。」

Fクラス男子「「「「ふむ、それで?」」」」

雄二「そして昨夜、俺達は教師の部屋からその飲み物を奪還しに向かったんだが、そこで卑劣にも待ち伏せをしていた教師陣に妨害を受けたんだ。」

Fクラス男子「「「「なるほどな。」」」」

 

 雄二のセリフに誰もツッコミを入れないところにツッコミを入れたいよね!

 

雄二「そこでお前らには教師陣の排除に協力してもらいたい。報酬はその後に得られる最高の(パーティー)だ。どうだ?」

Fクラス男子「「「「乗った‼︎」」」」

明久「それじゃあ秀吉、今の時間は?」

秀吉「20:10じゃ!」

龍之介「ムッツリーニ、女子風呂の盗撮カメラ騒動で何人の先生が警備に回っている?」

ムッツリーニ「………5人。」

 

 そう!清水の罪を先生に明かさない理由はこれ!教師目線だと未だに盗撮犯が分かってないので女子風呂も最低限警備する必要がある。そうすれば俺たちの敵が減るからね!

 

雄二「それじゃあ、今から隊を4つに分けるぞ。A班は俺に、B班は龍之介、C班は秀吉とムッツリーニに、そしてD班は明久と爽に従ってくれ。」

Fクラス男子「「「「了解‼︎」」」」

雄二「いいか、俺達の目的はただ一つ‼︎(パーティー)の開催だ!途中何があろうとも、己が神気を四肢に込め、宝物を奪還せよ‼︎神魔必滅・見敵必殺!ここが我らが行く末の分水嶺と思え‼︎全員気合を入れろ‼︎Fクラス男子、出陣だ‼︎」

Fクラス男子「「「「オー‼︎」」」」

 

 ということでお酒奪還戦争、2日目の開幕だ‼︎

 

 

 

 俺たちB班に与えられた任務は高橋女史の討伐だ!途中で妨害してきた教師陣は他の班に任せ、学年主任目がけて一直線だ‼︎そんな事を思っていると………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小山「待ちなさい、あなた達‼︎」

 

 うげっ………。Cクラス代表の小山とその取り巻きの女子達、というかCクラス女子が現れた。

 

龍之介「何の用だ〜い、小山ちゃ〜ん?」

小山「飲み会騒ぎをした挙句、その飲み物を奪い取ろうとする馬鹿共の粛清よ‼︎」

 

 それと俺に怒られた事への八つ当たりも入ってるでしょ。でもまあ今回は言い返せないんだよな〜。だから………

 

龍之介「なるほどなるほど!それじゃあ隊を2つに分けよう!須川達でCクラス女子を相手にしてくれ!俺たちは主任を倒す!」

須川「分かった!」

小山「行かせない‼︎木内先生、承認をお願いします!試獣召喚《サモン》‼︎」

 

 グェ………。12vs25じゃあそりゃあ通れないよね。

 

 

数学

 

Fクラス

    鷹狩龍之介 465点

     須川亮  38点

      :

      :

      VS

Cクラス

     小山友香 198点

    新野すみれ 167点

      :

      :

 

 

 しかも点数も不利………。流石にここを通れるはずがなく、俺たちB班はここで壊滅する事となった………。

 

 

 

 

 鉄人たちの指導を受けて風呂に入り部屋に戻ると、そこには全員がいた。

 

雄二「俺達A班は教師の人数に勝ちきれなかったな。」

秀吉「ワシらC班もじゃ。Fクラスの点数だけでは厳しいのぅ。」

明久「僕たちD班もだね。鉄人や他の先生相手だとやっぱり無理だったよ。数なら上なのに……」

雄二「というかB班が担当するはずの高橋女史が俺達の所に来たんだが。」

龍之介「ごめんね〜。まさかのCクラス女子が乱入してきてさ〜。小山の八つ当たりのせいで隊が壊滅しちゃったんだよね。」

雄二「マジかよ……。風呂に入るのを後にしてこっちに来たのか……」

龍之介「そうだね。」

 

 本当に、アレさえなかったらまだ何とかなったんだけどな〜。

 

雄二「こうなった以上、人数を増やすしかないな。」

龍之介「となると他のクラスの男子を誘うのかい?」

雄二「そうだな。」

爽「場所はどうするのだ?私の計算が正しければ男子150人全員を誘って飲み会などこの部屋では無理だぞ。」

龍之介「それなら食堂か俺たちが2日目に使った自習室とかどう?」

明久「確かに、あそこなら広いしね!」

龍之介「そうなると鍵が問題だね〜。」

ムッツリーニ「………ピッキングなら任せろ!」

 

 盗撮や盗聴が得意だから出来るかもとは思ってたけど、まさか本当に出来るとはね〜。

 

雄二「なるほど、それはムッツリーニに任せるとするか。それなら後は男子の劣情をどうやって煽るかだな。それを野球拳でこの先が見れるぞ、と言って焚きつけるのだ。まあ実際に見れるのは秀吉だけだがな。」

龍之介「それなら旅館である事を活かして秀吉にエロい浴衣を着せるとか!」

秀吉「何故ワシなのじゃ………」

雄二「なるほどな。それなら男子の劣情を煽れるだろう。」

秀吉「ぬぅ………」

 

 ここは秀吉の不満を解消してやらないと!

 

龍之介「安心して秀吉!瑞希と美波にも着せる予定だから!」

秀吉「ワシが一人で着るのが不満とかそういうわけではないのじゃが……」

爽「秀吉、わがままを言うな。これも飲み会のためだ。」

秀吉「分かったのじゃ……」

 

 どうやら納得してくれたみたいだ。

 

雄二「よし、それじゃあ明久と龍之介で姫路と島田に連絡を取ってくれ。ムッツリーニは撮影の準備を頼む。」

明久・龍之介・ムッツリーニ「「「了解!」」」

 

 ということで俺と明久でそれぞれ連絡を取る事になったわけだが………

 

明久「ねえ龍之介、どっちがどっちに連絡する?」

龍之介「う〜んそうだね〜。」

 

 正直どっちでもいいっちゃいいんだけど……、よし、ここは明久をちょっとからかってみるか!

 

龍之介「じゃあ明久が好きな方で!」

明久「えっ⁉︎」

 

 行きの電車の心理テストの件がちょっと引っかかってるんだよね〜。俺はともかく、明久の動揺の仕方が変だったからね。

 

明久「えっ〜と、美波で!いや、あの、特に好きってわけじゃあないんだけど、なんていうか……、そう、連絡がしやすいからね‼︎」

 

 うぉう!この動揺っぷり‼︎遂に明久の中で美波と瑞希が逆転したのか⁉︎まあまだそうと決まったわけじゃないし、これからまた瑞希が再逆転する可能性もあるけどね。

 

龍之介「ほ〜い!じゃあ俺は瑞希で!」

 

 ということで瑞希にLINEをした。

 

龍之介『ちょっと今から俺らの部屋に来て!』

姫路『何の用ですか?』

龍之介『浴衣を着て欲しいんだ♪』

姫路『いきなりセクハラとは、お仕置きが必要なようですね‼︎』

龍之介『ちなみに明久も浴衣を着るぞ。』

姫路『な、なるほど……。そ、それじゃあ私も行くことにします!お菓子とかを持って遊びに行きますね!』

龍之介『ほ〜い!』

 

 お菓子は要らないけどね。俺たち死んじゃうし……ってそうだ!明久にちゃんと言わないと!

 

龍之介「明久、浴衣着てくんね?」

明久「何で?」

龍之介「瑞希がそれならいいって。」

明久「姫路さんったら、自分だけ着るのが恥ずかしいのかな?」

龍之介「まあそんな感じじゃね?」

明久「なるほどね〜。それじゃあ着るか!」

龍之介「よろしく〜!」

 

 本当は瑞希の劣情を煽るためなんだけどね。

 

 

 

 そしてさっきからあそこで雄二と爽はめちゃくちゃ暇してるな〜。何か無いかな〜。よし、そうだ!いい事を思いついたぞ‼︎まずは鳳之介にLINEだ!

 

龍之介『鳳之介、霧島と木下のLINEを頂戴!』

鳳之介『兄貴、急にどうしたんだ?』

龍之介『いいからいいから!』

鳳之介『ほい。』

龍之介『ありがと〜!』

 

 こうして俺は2人の連絡先を手に入れた。そしてまずは木下に連絡だ‼︎

 

龍之介『ど〜も、鷹狩の兄の方です!』

 

 寝てたらどうしよう?

 

優子『あ、はい。それで、アタシに何か用?』

 

 どうやら起きていたみたいだ。良かった!

 

龍之介『あのさ、パジャマ姿の自撮りを送ってくんない?』

優子『えっ⁉︎ど、どういう事⁉︎』

龍之介『爽がさ、実は見たがってるんだよね〜。でもなかなか恥ずかしくて言えないみたいでさ。だから頼む!』

優子『わ、分かったわ!』

 

 風邪引いてる女の子のパジャマ姿って結構ヤバいと思うんだよね。なんていうか……その………下品なんですが……フフ………(以下略)

 

優子『これでどう?』

龍之介『ありがとね!それじゃあお大事に!』

優子『は〜い!』

 

 ちなみに後で爽の寝顔をプレゼントする予定だ。流石にこのまま何も与えないのは悪いしね。

 

 

 

 さてと、次は霧島だ!

 

龍之介『ど〜も、鷹狩の兄です!』

翔子『…どうしたの、急に?』

龍之介『今から俺たちの部屋で浴衣を着てくれない?報酬は雄二で。』

翔子『…分かった!』

 

 ということで霧島もゲットだぜ!これだけあれば男子の劣情を煽るには十分でしょう‼︎そう思いながら俺たちは女性陣の到着を待つことにした。




 ということでまさかの3日目で脅迫犯清水美春との絡みは完了です!そして代わりに小山友香が絡んできました!教師だけでなくCクラス女子も参戦となるとFクラス男子には荷が重かったですね。

 そして、次回は浴衣撮影会です。お楽しみに!

 最後に、評価・感想をお待ちしております。
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