バカとお酒とパチンカス 3浪と3留の物語 作:スピリタス3世
強化合宿三日目の日誌を書きなさい。
土屋康太の日誌
『 前略 (*坂本雄二に続く) 』
教師のコメント
今度はリレー形式ですか。次から次へとよく思いつきますね。
坂本雄二の日誌
『 何故かそこには呼んでいないはずの紫髪の少女が立っており、 (*鷹狩龍之介に続く) 』
教師のコメント
急にホラーになったのですが………。何かあったんですか?土屋君が略した部分も気になります。
鷹狩龍之介の日誌
『 そしてふと差し出されたクラスメイト手作りのお菓子と水は口を焼き尽くすように痛々しく、 (*蕨屋敷爽に続く) 』
教師のコメント
お菓子と水でそんなことになるんですか。そして悔しいですがますます続きが気になってしまいました。
蕨屋敷爽の日誌
『 キュインキュインキュイン‼︎チュチュチュチュチュ、ピコ〜ン‼︎ (*吉井明久に続く) 』
教師のコメント
日本語でお願いします。これじゃあ何があったか分からないじゃないですか。
吉井明久の日誌
『 後略 』
教師のコメント
ここでその引きは無いと思います。
木下秀吉の日誌
『 ワシも混ぜて欲しかったのじゃ…… 』
教師のコメント
先生が頼んでおきましょう。
side 龍之介
さて、瑞希や美波も来たし………
龍之介・明久「「撮影開始だ!」」
雄二「ちょい待てや。」
龍之介「どうしたの、雄二?」
雄二「なんで翔子がいるんだよ?」
翔子「…鷹狩に呼ばれた♪」
龍之介「だって霧島もいた方がいいでしょ?」
雄二「俺は許可して無いんだが。」
龍之介「別に雄二の一人や二人くらい霧島にあげたっていいでしょ?」
雄二「よくねえよ‼︎」
翔子「…鷹狩は親切!」
龍之介「ど〜も〜!」
ということで、秀吉、美波、瑞希、霧島、ついでに明久の撮影開始だ‼︎
龍之介「は〜い!まずは女性陣4人で〜!」
秀吉「3人しかおらんぞ?」
明久「自分をちゃんと数えた?」
秀吉「何故ワシが入るのじゃ!」
爽「秀吉、さっさとしろ。でないともう一度シャルピー衝撃試験を行う。」
秀吉「わ、分かったのじゃ……」
その後も色んな組み合わせで撮影会が行われた。途中ムッツリーニが死にかけたり、雄二が霧島に目潰しをされたりなどのことがあったものの、無事に目的の写真は撮り終えた。
龍之介「よし、じゃあ最後に個人的にペアになりたい人と写真を撮りましょ〜う‼︎」
ムッツリーニ「………まずは誰?」
明久「僕と秀吉!」
龍之介「ほ〜い!じゃあ次は俺と秀吉ね!」
ムッツリーニ「………次は俺!」
爽「貴様、やたら人気だな。」
秀吉「そうじゃのぅ。まあ、写真を一緒に撮ってと言われること自体は嬉しいのじゃ♪」
ということで秀吉とのツーショット写真が出来たぜ!これをLINEのトプ画にしておこう!
龍之介「それじゃあ次は〜?」
翔子「…私と雄二!」
雄二「断る。」
龍之介「ほらほら雄二〜、照れてないでちゃんとしてよ〜。じゃないと如月グランドパークの時みたいな顔面鷲掴みの写真になっちゃうよ?」
雄二「照れてねえよ!」
明久「照れてる〜♪」
爽「素直になれ。」
翔子「…本当に、ね♪」
雄二「あぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
ムッツリーニ「………それじゃあ、はい、チーズ!」
ということで坂本夫妻の写真を撮り終えた。
龍之介「じゃあ次はどなたですか?」
姫路「は、はい!私と明久君で!」
美波「じゃ、じゃあウチも!」
明久「えっ⁉︎」
龍之介「ほ〜い!それじゃあまずは瑞希と明久で!その次に美波と明久でね!」
明久は相変わらず大人気だね〜。羨ましいよ!
龍之介「よ〜し、それじゃあ他に撮りたい人!」
姫路「なんかご指名がない龍之介君が可愛そうなので一緒に写ってあげましょうか♪」
美波「確かに、可哀想ね。」
龍之介「お前ら一回ぶん殴っていいか?」
明久「じゃあ先に美波、後に姫路さんで!」
ということで哀れみの目を向けられながら俺も写真を撮った。ただ瑞希の時にちょっとした事件が起きた。
龍之介「なんか瑞希の隣に並ぶと俺が痩せたようにかぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
瑞希「どうですか?私特製の王水に浸したクッキーは?」
美波「瑞希って結構鬼畜ね………」
雄二「アイツ死んだんじゃね?」
明久「それならお葬式をやってあげよう!」
おいおい………、勝手に殺すな………。瑞希クッキーと王水のダブルパンチで死にそうだけど………。でもここは俺の特技が発動だ‼︎トイレに駆け込んで………
龍之介「おぇぇぇぇぇ‼︎」
数多の飲み会で身につけたゲロ吐き能力を発動した!これを使えば簡単に吐けるのだ‼︎あと一応念のため口をめちゃくちゃ洗っておいたよ。
姫路「龍之介君、そういう汚い音を出すのはやめた方がいいですよ♪」
龍之介「お前がやったんだろ‼︎」
美波「リュウ、自業自得って言葉、知ってる?」
龍之介「俺の辞書にそんな言葉はない‼︎万物は全て他人のせいだ‼︎」
雄二「なんて気持ちのいいゲス野郎なんだ……」
龍之介「まあとにかく、みんなありがとね!それじゃあおやすみ〜‼︎」
美波・姫路・翔子「「「おやすみ(なさい)!」」」
ということで、再び男5人秀吉1人の時間が訪れた。
秀吉「そういえば、飲み会のお酒とかを通販とかで頼むのはダメなのかのぅ?」
雄二「玄関に配達の人来たら目立つだろ。」
龍之介「一回俺がトラック呼んだときに結構見られてたしね。」
明久「それじゃあやっぱり奪還するしかないのか〜」
爽「そうだな。」
ムッツリーニ「………そのための写真!」
男子の劣情を煽るためだからね!でも一個気になったことが………
龍之介「それはそうと、その写真は加工してからLINEで回すの?」
雄二「直接会って渡した方が早いだろう。」
龍之介「確かに。」
明久「でも勝手に奪う人とかいそうじゃない?」
雄二「俺が殺すかシャルピー衝撃試験を実施するかのどちらかを明記すればいいだろう。」
龍之介・明久「「確かに!」」
まあシャルピー衝撃試験はFクラスと一部のAクラスの人にしか通じないけどね。ん、というか………
龍之介「シャルピー衝撃試験で思い出したんだけど、こういう作戦はどうかな?」
他5人「「「「「ほほぅ。」」」」」
ということで、俺たちは明日の作戦会議をした。
作戦会議も終わってみんなが寝静まると、俺はあるミッションを行った。それは………
爽「…………」パシャ!
爽の寝顔撮影だ。この時のために電気をつけたよ。みんな疲れているみたいで誰も起きなかったのはよかったね。さてと、これを………
龍之介『Present for you!』龍之介→優子
木下に送信しておいた。これでお礼は済んだぞ!さてと、寝るか‼︎
しばらくすると、奇妙な現象が発生した。
爽「キュインキュインキュイン‼︎チュチュチュチュチュ、ピコ〜ン‼︎」
爽が寝言で訳わかんないことを言い始めたのだ。パチスロの効果音かな?どんだけやりたいんだよ!そして、それがまあまあうるさいのでなかなか寝られない。仕方がないので押し入れに放り込んでドアを閉めることにした。すると、
ガチャ バタン
何故か入り口のドアが開いて閉まった。超怖いんだけど!リアル怪奇現象じゃん!お化けは別にそんなに苦手じゃないけど、流石にこれは嫌だよ!でもみんなは寝てるから俺がなんとかしないと………。そう思って入り口に近づくと………
姫路「(うるさくしたら王水を飲ませますよ?)」
怪奇現象よりも怖いものがそこにはいた。
龍之介「(何しに来たの?まさか明久への夜這い?)」
姫路「(へ、変なことを言わないでください!)」
龍之介「(じゃあ何しに来たの?)」
姫路「(わ、忘れ物を取りに……)」
龍之介「(それなら連絡すれば良かったじゃん。)」
姫路「(えっと………)」
やっぱり夜這いでしょ。
龍之介「(黙っといてやるからさ、正直に言いなよ。)」
姫路「(ほ、保健体育の実習を………明久君と……///)」
でしょうね。となると………
龍之介「(もしかして心理テストの件で焦ってる?)」
姫路「(ど、どうして分かったんですか?)」
龍之介「(いや、逆にアレで分からないのは明久くらいでしょ。)」
姫路「(そ、そうですよね……)」
龍之介「(でもさ、いきなりそんなことをされても明久はびっくりしちゃうと思うけどな〜。)」
姫路「(でも明久君はこういうのが好きそうな……)」
龍之介「(まあそうだろうけど、それでもいきなり過ぎると思うけどね〜。俺がいきなりお前のところに行ったらびっくりするでしょ?)」
姫路「(確かに……)」
龍之介「(そういうこと!まあ俺は別に止めないから、自分の頭で考えてやりな〜。)」
姫路「(わ、分かりました!)」
龍之介「(あと、保健体育をやるなら静かにね!)」
姫路「(は、はい!)」
と言って瑞希はそのまま明久の布団に潜り込んだ。頭で考えてやれっつったのに絶対考えずにやったな。ただ入った後はそのまま寝たみたい。そういうことね。あと朝起きたら凄いことになってると思うけど知〜らね〜!そう思いながらそのまま俺は寝た。
そして朝起きたのだが、どうやら瑞希は既に帰ったみたいだ。他の人はぐっすり寝てるみたいなので俺以外は誰も気付いてないだろう。大事にならずに済んで良かったね!
午前中の自習の時、遂にムッツリーニの写真が出来上がったとの報告があった。
明久・雄二「「おぉぉぉぉ‼︎」」
なんかめちゃくちゃ凄そうじゃん!どれどれ………
龍之介「おぉぉぉぉ‼︎」
めちゃくちゃ凄かった‼︎特にこの秀吉‼︎時々見える絹のような肌がいい‼︎まあこれなら男子の劣情を煽れるはず‼︎それと………
龍之介「ムッツリーニ、焼き増しをお願いしたい。1グロスほどね!個人的に欲しいんだ!」
明久「あ、僕も僕も!」
雄二「お前ら、多過ぎだろ。」
逆にこれで全く動揺しない爽みたいな奴は狂ってるとしか………
爽「うっ………///」
秀吉「爽兄も姉上のパジャマ写真に釘付けじゃの!」
おお!めちゃくちゃ効いてんじゃん!コイツが女の子に興味を示したところを20年間の人生で初めて見たよ!
雄二「よし、それじゃああとはこの写真を回すだけだな‼︎」
龍之介「そうだね‼︎」
明久「それじゃあ僕が回してくるよ!」
ということで明久が須川たちのところに飛んでいった。その後、
ムッツリーニ「………龍之介は久保にこれを渡して欲しい。」
龍之介「えっと………なるほどね!」
明久の浴衣写真ね!早速俺の秀吉の写真を持ってAクラスのところに行くぞ!
そして俺が久保のところへ着くと、そこには鳳之介もいた。
龍之介「やあ久保よ、ちょっと話があるんだけどいい?」
久保「構わないよ。」
龍之介「明久との野球拳に興味はある?」
鳳之介「兄貴、何言って………」
久保「詳しく聞かせて欲しい‼︎」
よし、釣れた!
龍之介「野球拳にはやっぱり盛り上がるための飲み物が必要じゃん?あ、もちろんお酒じゃないよ。」
久保「ふむ、それで?」
龍之介「俺たちはその飲み物を西村先生に奪われたんだよね〜。だからそれを取り返すのに協力して欲しいんだ‼︎ちなみにこの写真もあげるよ!」
久保「こ、これは、吉井君の浴衣写真‼︎」
龍之介「ちなみに我が弟にはこの秀吉の写真をあげるよ!」
ちなみにムッツリーニには後で焼き増しを頼むから大丈夫だよ!
鳳之介「こ、これをあげるから協力しろと?」
龍之介「そういうこと!それと勝利の暁には秀吉と野球拳をさせてあげるよ!」
鳳之介「あっそ………///」
口では興味なさそうに言ってるけど、興味あるのがバレバレだよ?
龍之介「それじゃあ2人とも、お願いね!」
久保「分かった!」
鳳之介「き、気が向いたら………///」
よし、これでAクラスも大丈夫だろう!こうして俺は無事雄二たちのところに戻った後、点数の回復試験に勤しんだ。
そして迎えた夜の時間、遂に最後のお酒奪還戦争の幕開けだ‼︎
ということで浴衣撮影会でした。もうこの辺は原作とは全然別物ですね。原作ではなんだかんだ姫路の一強でしたが本作ではそうではないため、姫路が焦り始めたりしていますね。果たして明久×美波×姫路はどうなるのでしょうか。
そして、次回で遂に強化合宿編は終了です。どういう結末を迎えるのかは、お楽しみに!
最後に、評価・感想をお願いします。あと、アンケートは次回の話が出てから1日後までを締め切りとします。よろしくお願いします。