バカとお酒とパチンカス 3浪と3留の物語   作:スピリタス3世

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バカテスト 地学

問 以下の問いに答えなさい

『 直径が太陽の数百倍から数千倍あり、明るさは太陽の数千倍ある表面温度の低い恒星のことをなんと言うでしょう。 」


姫路瑞希の答え

『 赤色超巨星 』

教師からのコメント

正解です。具体的な恒星としてはベテルギウスやアンタレスが挙げられますね。


吉井明久の答え

『ビッグスター』

教師からのコメント

名前はとてもカッコいいですが不正解です。


蕨屋敷爽の答え

『 褐色超巨乳〜私にお金を貢いでくれる人〜 』

教師からのコメント

あなたの好みは聞いていません。


第三問   Dクラス戦

  side 龍之介

 

 ヤベェ…。今日はビールしか飲んでないのに気持ち悪い…。朝からずっと飲んでたからかな…。とりあえずトイレに行くか…。

 

 

  side 明久

 

 Dクラス戦開幕!今僕は秀吉と前線を守っているよ!本当は龍之介が担当する役目だったのに、アイツ飲み過ぎてトイレで吐いてるから代わりに僕が担当してるよ!今度あったらぶっ殺してやる!そんなことを思ってると……

 

「アキちゃ〜ん!私玉野よ!新作のメイド服があるから着てくれない‼︎」

 

 うわ〜。玉野さんだ。何故かこの人僕に女装させようとしてくるんだよね…。

 

「やめてよ玉野さ〜ん!僕が変態だと思われるじゃないか〜!」

「明久よ、観念せい!メイド服くらい普通に着るもんじゃろ。」

「それは秀吉だけで十分だよ〜!」

「アキちゃ〜ん、化学勝負よ‼︎」

「ワシも加勢するぞい!」

「私も加勢しよう。」

「「「「試獣召喚《サモン》」」」」

 

 そう!何を隠そう玉野さんを相手にするのは僕でも秀吉でもないのだ‼︎それは誰かと言うと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「爽兄!お主の出番じゃ!」

「心得た‼︎」

 

 後ろで待機している蕨屋敷君の召喚獣のゴムパチンコ攻撃だ‼︎その精度は凄まじく、見事に僕と秀吉を避けて玉野さんにだけぶつけている!

 

「ちょっと、これ誰のしわざ⁉︎アキちゃんでも木下君でもないよね⁉︎」

「僕たちFクラスの秘密兵器さ‼︎」

「あやつのゴムパチンコの腕前は筋金入りじゃ‼︎」

「私の腕にかかればこれくらい造作のないことよ‼︎この私の実力にひれ伏すがいい‼︎」

「ちょっとずるくない⁉︎」

「遠距離攻撃も忘れちゃダメだよ、玉野さん‼︎」

 

 

 

化学

 

Fクラス

     吉井明久 7点

     木下秀吉 7点

     蕨屋敷爽 7点

      VS

Dクラス

     玉野美紀 131点→0点

 

 

 

「私たち3人は全員7点なのか。そして私の計算が正しければ明日は7日のはず。したがって明日駅前のあそこ(パチスロ店)に行くことは自明である。」

 

 早速明日パチスロを打つために学校を休むつもりらしい。蕨屋敷君はブレないな〜。留年し過ぎてあとがないはずなのに。

 

 でも玉野さんを戦死させることができた!そして、戦死といえば……

 

「戦死者は補習〜‼︎」

「西村先生、やめてください!私にはアキちゃんが……」

「黙れ!捕虜はこの戦争が終わるまでは特別補習だ!たっぷりと指導してやる!」

「すいません!見逃して下さい!あんな拷問は耐えられません!」

「あれは立派な教育だ。終わる頃には趣味が勉強で、尊敬する人物は二宮金次郎といった理想的な生徒に仕上げてやろう!」

「ちょっとアキちゃん!助けて〜!」

「嫌だね〜♪」

 

 玉野さん、今まで僕を女装させてきた罰を受けてもらおう!

 

 

 

 

  side 龍之介

 

 トイレで吐いて多少はスッキリした…。まだ気持ち悪いから教室に逃げるか……

 

「鷹狩、絶対飲み過ぎでしょ。」

「島田、これはただの突発的な体調不良だ……。」

「嘘つかないの‼︎いいから早く来る!ウチらの役割は蕨屋敷の護衛と木下達が戦闘で消耗した点数を補給する間前線を代わりに維持することでしょ‼︎」

「俺は体調不良だから失礼する…。」

 

 するとクラスメイトの横田がやってきた。

 

「代表からの伝令です!」

「何、俺は体調不良だから逃げようとしてるんだけど…。」

「逃げたらコロス。」

「全員突撃〜‼︎」

 

 クソ!俺は体調不良なのに‼︎

 

 

 そんなことを思ってると秀吉と明久が前線から帰ってきた。

 

「龍之介、島田よ!ワシらの点数が減ったから交換じゃ!」

「おいクソアル中‼︎吐いてないでさっさと戦え‼︎」

「OK!行くよ鷹狩‼︎」

「うるせえ明久…。大人の事情も知らないで…。」

「アキ!ウチがシメとくから安心して!」

「助かるよ美波!」

「ちょっと待てぇぇぇぇ‼︎」

 

 全く、こっちは飲み過ぎて気持ち悪いんだぞ‼︎手加減しろや‼︎そんなことを思ってると……

 

「美波お姉様〜‼︎美春と朝まで遊びましょう‼︎向井先生、こっちに来て下さい‼︎」

「よし島田、ここはお前に任せた…」

「ちょ、普通は『ここは俺に任せて!』とかじゃないの⁉︎」

「そんなの大人には通用しない!あと俺は今体調不良だ…。無理がある…。」

 

 さて、島田に面倒な奴を押し付けたぞ…。コイツは確か清水美春。島田Loveな女の子だね…。

 

「「試獣召喚《サモン》」」

 

 

古典

 

Fクラス 島田美波 6点

      VS

Dクラス 清水美春 117点

 

 

 まあ島田は古典苦手だから仕方ないよね〜。でも足止めくらいにはなるでしょ♪

 

「お姉様に捨てられて以来、美春はこの日を一日千秋の思いで待っていました!」

「ちょっと美春⁉︎いい加減ウチのことは諦めてよ‼︎」

「嫌です‼︎美春のお姉様はお姉様だけなんです‼︎」

「来ないで!ウチは普通に男が好きなの‼︎」

「嘘です!お姉様は美春のことを愛しているはずです‼︎」

「この分からずや!」

 

 本当にコイツ頭ぶっ壊れてるよな〜。なんか面白くなってきたぞ♪ってそうだ!爽に助けてもらわないと!

 

「爽!島田を助けてくれ!」

「うるさい龍之介。私は他の敵を相手にしなければいけないのだ。貴様の言うことを聞いている暇などない‼︎貴様が助ければいいではないか‼︎」

「うるさい!俺は体調不良なんだぞ!」

「鷹狩!ゴタゴタ言ってないでウチを助けてよ‼︎アンタ点数高いんでしょ⁉︎」

「お姉様、そんな老いた豚野郎より美春と一緒に保健室で特別補習をしましょ〜♪」

「嫌あぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 なんか絶叫している島田が面白いのでそのまま見といて……

 

「鷹狩、いい加減にしないと腕の骨折るわよ?」

「分かったよ島田‼︎」

 

 脅迫されたら仕方ない‼︎酒で気持ち悪いけどやってやるか!

 

「試獣召喚《サモン》」

 

 

 

古典

 

Fクラス 

     島田美波 6点

    鷹狩龍之介 327点 

      VS

Dクラス 

     清水美春 117点

 

 

「ちょっと待ってください豚野郎‼︎なんですかその点数は‼︎」

「俺はAクラス並みの成績だからね〜♪」

「美春、コイツは二日酔いで振り分け試験を休んだのよ。」

「通りで酒臭いと思ったんです‼︎臭いから死んで下さい‼︎」

「だんだんと体調不良も治ってきたからぶちのめしてやるぜ!」

 

 

古典

 

Fクラス 

     島田美波 6点

    鷹狩龍之介 216点 

      VS

Dクラス 

     清水美春 0点

 

 

 

「戦死者は補習〜〜〜‼︎」

「美春は諦めませんから‼︎このまま無事に卒業できるなんて思わないで下さいね‼︎」

 

 草。色んな意味で危ない戦いだったね。

 

「それじゃあ島田、俺はまた吐いてくるから後よろしく〜。」

「ウチが背中に蹴り入れて吐かせてあげるわ‼︎」

「ちょっと待ってくれ!マジで吐くからそれ!廊下じゃダメ!トイレ行ってくるから‼︎」

 

 こうして島田を無理矢理振り切って俺は再びトイレに戻った……。

 

 

 

 

  side 明久

 

 あのアル中、また吐いてるのかよ!本当に使えない奴だな‼︎

 

 さてと、僕たちのやることは簡単に言えば時間稼ぎだ。とにかく時間を稼ぐためには採点の早い教師を遠ざけて遅い教師を呼ぶことだ!

 

「ムッツリーニ!採点の早い船越先生と木内先生を遠ざけるぞ‼︎偽情報を流すんだ!」

「………了解。………内容は任せろ!」

「明久、康太、待て。木内の方は既にDクラスに盗まれたから船越の方を頼む。」

「………了解‼︎」

「じゃあ僕と蕨屋敷君で前線維持だね‼︎」

「心得た。」

 

 さて、とりあえず船越先生はムッツリーニに任せるとするか……

 

《ピンポンパンポ〜ン。……ご連絡致します。……船越先生、船越先生………》

 

 この声はムッツリーニ!職員室での戦闘を避けるため放送室に行ったのか!しかも船越先生を呼び出すなんてグッジョブだよ‼︎

 

《………鷹狩龍之介君が体育館裏で待ってます。………大人の男と女同士の大事な話があるそうです。それと………》

「ムッツリーーーーニ‼︎テメェ、ブチ殺してやる‼︎」

 

 ざまあみろ龍之介‼︎酒なんか飲んでるからだ‼︎婚期を逃したが故に単位を盾に交際を迫るようになった船越先生の餌食になれ‼︎さあってと、僕は前線に………

 

《………吉井明久君も体育館裏で待っています。………鷹狩龍之介君とどっちが男として魅力があるかの勝負をしたいそうです。………よろしくお願いします。》

 

 は?ふざけんなよ‼︎龍之介だけでいいじゃん‼︎なんで僕もなの⁉︎

 

「鷹狩、吉井!アンタ達ぁ男だよ!」

「まさかクラスのためにそこまで…。」

「違うんだよみんな‼︎」

「おいおい、アイツら本気で勝ちに勝てるぞ。」

「あんな確固たる意志を持ってる奴らに勝てるのか…?」

「Dクラスまで⁉︎」

「おい明久、俺とお前の貞操を守るためにも頑張ろうぜ‼︎」

「分かったよ龍之介!一緒に戦って死のう‼︎」

 

 どうやら僕と龍之介の命日は今日みたいだ。あと教室に合流したらムッツリーニは殺してやるぞ‼︎

 

 

 

  side 龍之介

 

 ムッツリーニの奴、絶対に殺してやる‼︎そんなことを思ってると雄二がやってきた。

 

「あと少しだ!持ち堪えろ‼︎」

 

 よし、ちょっとだけ時間を稼げばいいんだな!なら俺に任せろ!

 

「明久と爽達は一旦退避だ!」

「「了解」」

 

 そして2人を前線から離した後……

 

「あ、霧島翔子のスカートがめくれているぞ‼︎」

「「「「何⁉︎」」」」

「霧島さんのパンツはどこだ⁉︎」

「俺にも見せろ‼︎」

 

 みんなが気を取られている隙に窓ガラスを割る‼︎

 

「「「「何ごとだ⁉︎」」」」

 

 そして極め付けは………

 

「おい島田!お前そんなものをどうするつもりだ!」 

 

 消化器を使う‼︎

 

「うわ!なんだこれ‼︎」

「前が何も見えないぞ‼︎」

「おい島田、お前は何をやってるのさ!」

 

 日頃の恨みで島田に罪をなすりつける‼︎

 

「Fクラスの島田か!なんて卑怯な奴なんだ‼︎」

「許せねぇ‼︎彼女にしたくないランキングの順位を上げてやる‼︎」

「在学中に彼氏が出来ないようにしてやる!」

「でも男らしくてステキ…」

 

 よし、これで作戦は完璧だ‼︎あとは消化器をぶん投げてスプリンクラーを作動させれば完璧‼︎

 

「待たせたな鷹狩!Fクラス近藤が行くぜ!」

「同じく須川が行くぜ!」

「くそ!Dクラスのみんな、ここは引くぞ!」

 

 よし、あとは俺の部隊を引かせるだけだ!

 

「龍之介、爽、お前らは部隊を連れて一旦戻ってこい。立て直すぞ。」

「「了解‼︎」」

 

 そうして俺は教室に戻っていった。

 

 

 

 教室に戻ると、明久がムッツリーニ殺害用の包丁を持っていたので俺も手助けすることにした。

 

「明久、俺も手伝うよ‼︎」

「ありがとう龍之介!早くムッツリーニを探さないとね。」

 

 そんな俺たちを見て呆れた雄二が口を開いた。

 

「ちなみにあの放送を指示したのは俺だ。」

「「ぶっ殺してやる‼︎」」

「あ、船越先生。」

「隠れるぞ明久‼︎」

「分かったよ龍之介!」

 

 こうして俺と明久は掃除用具入れの中に隠れた。船越先生だけはダメだ‼︎俺の人生が終わる‼︎

 

「龍之介、酒臭い!」

「うるさい明久!船越先生が怖いなら我慢しろ!」

「分かったよ。」

「あのバカどもは放っておいてそろそろ決着を着けるか…。」

「そうじゃな。ちらほらと下校しておる生徒の姿も見え始めたし頃合いじゃろう。」

「それじゃあDクラス代表の首を貰いに行く時間だ!行くぞ‼︎」

「「「「「おう!」」」」」

 

 そういえばもうそんな時間か…。そろそろ秘密兵器の発動だぜ‼︎

 

「あと明久、龍之介。船越先生が来たってのは嘘だ。」

「明久、雄二を殺しに行くぞ‼︎」

「分かったよ龍之介!」

 

 さて、敵代表の首を取ったあとは自代表の首を取らないとね〜♪

 

 

 廊下に出ると、みんなは下校する他クラスの生徒に紛れて多対一の勝負をDクラスの人に仕掛けていた。まあこうすればいくらDクラスの人でも簡単に倒せるよね〜。さてと、俺の目標は他の奴らじゃない‼︎敵代表の首だ‼︎幸い代表付近の守備は薄いし現代文の後藤先生もいる‼︎

 

「Fクラス鷹狩龍之介参上!Dクラス代表平賀源二、その首、貰った‼︎」

「近衛部隊の高山太郎、次郎、三郎が相手します‼︎」

「「「「試獣召喚《サモン》」」」」

 

 

 

現代文

 

Fクラス

     鷹狩龍之介 313点

       VS

Dクラス

      高山太郎 124点

      高山次郎 124点

      高山三郎 124点

 

 

 クソ!近衛部隊の三つ子に囲まれた!

 

「残念だったね船越先生の彼氏第一号君♪」

「だから違うっつーの‼︎」

「さあ高山三兄弟、照れ屋の彼に祝福を!」

「「「了解‼︎」」」

「畜生‼︎あと一歩だったのに‼︎」

「鷹狩君はその成績で前線で暴れまくっていたら警戒されることを頭に入れておくべきだったね‼︎」

 

 まあ、残念なのはお前なんですけどね〜w。我らがFクラスの最終兵器の登場だ‼︎

 

「あ、あの、平賀君。」

「どうしたの姫路さん?Aクラスの人はこっちは通らないと思うけど?」

「いえ!そうじゃなくて…」

「じゃあどうしたの?」

「えっと、Fクラスの姫路瑞希です。Dクラス代表の平賀君に現代文勝負を挑みます。」

「あ!どうも。」

「「試獣召喚《サモン》」」

 

 

現代文

 

Fクラス 姫路瑞希 452点

      VS

Dクラス 平賀源二 148点

 

 

「え、どういうこと?」

「ごめんなさい‼︎」

 

 

 

現代文

 

Fクラス 姫路瑞希 287点

      VS

Dクラス 平賀源二 0点

 

 

 

 Dクラス戦、遂に勝利だ‼︎

 

 

「うおぉぉぉ‼︎坂本万歳‼︎」

「姫路さん、愛しています!」

「坂本!握手してくれ!」

「あーなんだ。そう褒められるとなんつーか……」

 

 雄二がなんか照れてる時に……

 

「明久、今がチャンスだ!」

「分かったよ龍之介!」

「雄二!俺と握手をぉぉぉぉぉ‼︎」

「僕ともぉぉぉぉぉ‼︎

 

 手が捻れるぅぅぅぅ‼︎めちゃくちゃ痛いんだけど‼︎

 

「おい誰か、ペンチを……」

「「すいませんでした‼︎」」

「チッ……生爪を……」

 

 雄二怖‼︎ヤクザじゃん‼︎でも俺と明久を船越先生に売ったことは絶対に許さないぞ‼︎

 

「まああのバカ2人は放っておいて、Dクラスと話がある。」

「なんだい?設備の交換は明日にしてほしいな。」

「いや、その必要はない。代わりにDクラスのベランダにある……」

 

 そうして雄二はDクラスの教室の中に入っていき……

 

「あの室外機を壊して欲しい。」

「分かったけど、なんでこんなことするの?」

「次のBクラス戦で必要だからな。」

「なるほど、じゃあそれで!」

 

 どうやらDクラスを手駒に出来たみたい!良かったね‼︎それはそうと次はAじゃなくてBクラスなんだね。また段階を踏むのか〜。

 

 さてと、今日のやることは終わったし帰るか〜。明日は酔い潰れないようにしないと‼︎それとついでに同じ体調不良仲間の姫路と話して帰るか〜。

 

「姫路、お疲れぃ‼︎」

「お、お疲れ様です、鷹狩君。」

「いきなりの大活躍だったね〜。」

「そ、そんなことないです!皆さんのおかげです‼︎」

「まあ確かに皆のおかげでもあるな!ところで、姫路は体調不良で振り分け試験を途中退席したんでしょ?」

「は、はい…。」

「俺はそもそも体調不良で試験休んだからな〜。俺たち似たもの同士だな‼︎」

「そ、そうですね!体調管理は気をつけないといけませんね……」

 

 成績も近いとは言えないけどお互いにAクラス並みだし、なんか似てるんだよね〜。性格は真逆だけどね。

 

「ところで鷹狩君に聞きたいことがあるんですけど……」

「なんだい?明日の酒のつまみなら昼間言った通り塩キャベツと枝豆でお願い!」

「いや、そうじゃなくて……」

 

 じゃあなんなんだろう?

 

「美波ちゃんって吉井君のことが好きなんですか?」

「へ?いや、よく分からん。明久に対する態度と俺に対する態度が似ているからね〜。呼び方が明久の方が親しげに感じるけど、あれはいろいろあってああなっただけだからあまり関係ないよ。」

「そ、そうなんですか。それは良かったです!」

 

 お、もしや!俺の考えが正しければ……

 

「姫路って焼きもちやくタイプ?」

「へ?あの、なんで知ってるんですか?」

 

 ドンピシャ‼︎やっぱり人間はこういうところがなくちゃつまらないよね‼︎

 

「いや、今の発言から推測しただけ〜♪嫉妬の魔女にならないでね〜♪明久にチクっちゃおうかな〜♪」

「ちょっと、いきなり酷いですよ!だから美波ちゃんにあんな扱いされるんじゃないですか⁉︎」

「否定はしないね〜。」

「だったらやめたら…。」

「俺なりのコミュニケーション‼︎嫌ならやめるよ?でもそうなるとますます明久との距離が遠くなって……」

「分かりました!やめないで下さい!その代わり……」

 

 ヤベェ〜‼︎姫路思ったより面白い子だね〜w

 

「私も美波ちゃんと同じ扱いをしていいですか?」

「え?あの、それは……」

「美波ちゃん!私さっき鷹狩君に変なこと言われました‼︎」

「瑞希大丈夫?ウチがそのアル中を成敗してあげるわ‼︎」

「私も手伝います‼︎」

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 ちょっと待ってよ⁉︎俺はどこで間違えたの⁉︎もしかしてからかいすぎた⁉︎マジで⁉︎なんか天敵が増えたんだけど⁉︎クソが〜‼︎

 

 そうして女子2人にシメられて俺の一日は終わった……。




 ということでDクラス戦でした。そしてタグに龍之介×姫路×島田と明久×姫路×島田があるのはこういうことです。本作ではあえてこの4人を曖昧な関係のまま進めたいと思います。よろしくお願いします。

 そして龍之介は酒好きなのにそこまで強くない設定です。肝臓が壊れないか正直心配です。
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