バカとお酒とパチンカス 3浪と3留の物語   作:スピリタス3世

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バカテスト 数学

問 次の常微分方程式を解きなさい。ただしx=0のときy=3とする。

『 dy/dx=xy 』


姫路瑞希の答え

『 高校の履修範囲外のため分かりません。 』

教師のコメント

申し訳ございません。その通りですね。間違えて出題してしまいました。この問題は無効とします。


木下優子の答え

『 y = 3exp(x^2/2) 』

教師のコメント

正解です。木下さんは大学の数学まで分かるんですね。 


木下秀吉、蕨屋敷爽の答え

『 姉上(優子)と同じ 』

教師のコメント

では2人にだけ常微分方程式の宿題を課します。明日までにやってきて下さい。


鷹狩龍之介、土屋康太の答え

『 hadaka y shirt = se^x 』

教師のコメント

それっぽく書いてもダメです。あとで2人とも職員室に来るように。


第四十一問 清水美春と全裸兄貴

  side 龍之介

 

 ということで早速俺たちはDクラス戦を阻止しに清水美春のとこに向かおうと思ったのだが……

 

雄二「俺達が直接行くとそのまま宣戦布告される可能性がある。だから島田に頼んで呼びつけてもらおう。」

龍之介「確かに!」

 

 ということで……

 

龍之介「美波〜!清水をここに呼んできて〜!」

美波「分かったわ!」

 

 美波を使って清水を呼んだ。

 

姫路「明久君、ちょっとこっちに来てくれますか?」

明久「あ、いいよ〜。」

 

 コイツ、美波が居なくなった隙を見て明久を取りに来たな?まあいい、そんな事は無視して清水と話をしよう。お、やってきたぞ!

 

清水「それで、美春に用ってなんですか?」

雄二「えっと、これは俺達の憶測でしかないんだが………」

龍之介「Fクラスに宣戦布告をしようとしてるのかな?」

美波・姫路「「えっ?」」

清水「し、仕方ないですね。バレて……」

龍之介「ストーップ!それ以上言ったら脅迫と盗撮の件を全部バラしちゃうけどいいかな?」

清水「み、美春は飲み会騒ぎと飲み物強奪の主犯を粛清しようと……」

龍之介「それなら俺たちは脅迫と盗撮の主犯を粛清するよ〜?」

清水「うっ………それなら戦争の準備はやめる事にします……」

龍之介「い〜こい〜こ!」

 

 よし、これで戦争は避けられたぞ!やったね!ちなみにDクラスは代表の平賀が俺たちの騒ぎに加担したせいで発言力を失ってるから実質清水の天下になってるんだよね。だからこうすれば大丈夫さ!

 

龍之介「それじゃあね〜!」

清水「はい………」

 

 ということで清水はトボトボと帰っていったのだが………

 

美波「ちょ、ちょっと瑞希⁉︎何してんのよ⁉︎」

 

 代わりにこっちの問題が発生した。まあ起こるとは思ってたけど……。

 

姫路「へ?どうしたんですか、美波ちゃん?私はただ明久君に勉強を教えているだけですよ〜。」

明久「丁度宿題で困っていたから聞いてるんだよ……」

美波「だ、だとしてもそこまでくっつく必要はなくない⁉︎」

姫路「へ?近付かないと勉強出来なくないですか?もしかして美波ちゃんはあんまり勉強したことないからこの事も分からないんですか?」

明久「え、姫路さん?」

美波「くっ……た、確かにウチは瑞希よりは勉強してないかも……」

姫路「そうなんですね!だったら教えてあげます!勉強する時はこれくらいは普通なんですよ♪」

明久「そ、そうなんだ〜!」

美波「わ、分かったわ。そ、それじゃあ2人とも勉強頑張ってね……」

姫路「はいっ♪」

明久「うん!」

 

 うわ〜。女の喧嘩ってマジで怖いね〜。あと思ったより美波が折れるのが早かったね。まあソレを言われると仕方がないよね。

 

雄二「龍之介、秀吉、ムッツリーニ、ちょっと屋上に来てくれ。」

ムッツリーニ「………屋上は清水の盗聴器がある。」

龍之介「う〜ん、じゃあ俺の家で!」

雄二「分かった。じゃあ今から行くか。」

秀吉「了解じゃ!」

ムッツリーニ「………ちょっと色々情報を収集してから向かうから校門で待ってて。」

雄二・龍之介「「う〜い。」」

秀吉「分かったのじゃ。」

 

 ということでムッツリーニを校門で待つことにした。多分アイツは校内に張り巡らせた盗撮・盗聴の情報を回収するつもりだろう。

 

 

 

 

 しばらくしてムッツリーニが出できた後、雄二、ムッツリーニ、秀吉の3人で俺の家に向かった。家に着くと………

 

鮫之介「おう!ただいま………って友達と鳳之介の彼女の秀吉も一緒か〜‼︎」

杏「肉付きのいい高校生達だな‼︎‼︎」

 

 兄貴と杏先輩がめちゃくちゃ奇抜な服を着て待っていた。紫のパーマをかけた大阪のおばちゃんでも着ないだろ、それ。

 

龍之介「うわ気持ち悪!なんだよその服!」

秀吉「というかワシは男じゃし鳳之介の恋人ではないのじゃが……」

鮫之介「じゃあ龍之介の恋人か‼︎LINEのトプ画がツーショット写真だしね〜!」

龍之介「そうだね‼︎」

秀吉「違うのじゃ‼︎」

龍之介「とにかく、その服は似合わないから自分の部屋に行って!」

杏「むむ……服が似合わないと言われてしまったか………」

鮫之介「それなら………」

鮫之介・杏「「脱ぐしかないな‼︎」」

 

 そうして2人は全裸になった………って!

 

龍之介「馬鹿共がぁぁぁ‼︎誰が全裸になれって言った⁉︎早く着替えてこい‼︎」

鮫之介「いや〜、だって服が似合わないって言われたんだぜ?」

杏「それなら服を着ていない状態になれば見苦しくないと思ってな‼︎‼︎」

龍之介「俺は『その』服が似合わないって言ったんだよ‼︎それと全裸の方がどう考えても服を着ているよりも見苦しいだろうが⁉︎」

鮫之介「何言ってんの?お前だって風俗とかで全裸になってんじゃん!」

龍之介「その理屈が正しければこの家は風俗になっちゃうでしょ‼︎」

杏「なに爽みたいなこと言ってんだ?それに風俗以外でも人は裸になるだろ‼︎⁉︎」

龍之介「それは風呂だけだ‼︎もういい‼︎俺たちは俺の部屋に行く‼︎じゃあな‼︎」

鮫之介「フラれちゃった……」

杏「何がいけなかったんだろうな?」

 

 全部だよ‼︎全くもう!

 

 

 

 なんとか俺たちは兄貴と杏先輩をやり過ごして俺の部屋に辿り着いた。

 

雄二「お前も身内で苦労してるんだな。」

ムッツリーニ「………大変そう。」

秀吉「姉上がまともで良かったのじゃ!」

龍之介「お前もってことは雄二の身内も?」

雄二「あぁ。ちょっと母親がな………。この間はコーヒーと醤油を間違えてたよ……」

龍之介「なんかそれはそれでアレだね。」

雄二「だよな。」

 

 どこの家庭にもアレな人はいるんだね〜。

 

雄二「さてと、本題に入るとするか。」

龍之介「本題?」

雄二「姫路と島田の件だ。」

 

 うわ〜。アレね〜。

 

龍之介「それかよ‼︎俺もうあそこに近付きたくないんだけど⁉︎」

秀吉「お主は一体何をしたのじゃ?」

ムッツリーニ「………余計な事をしたの?」

龍之介「いや〜、まあしたといえばしたかも知れない……。いや〜でもしてないのかも知れない。」

雄二「なんだよその微妙な返事は?」

龍之介「実はかくかくしかじかで……」

 

 こうして俺は事情を話した。

 

雄二「なるほど。一概にお前のせいとも言い難いんだな。」

秀吉「そもそもだがが百均の心理テストでここまで振り回されるとはのぅ。」

龍之介「まあ、それほど好きなんでしょ?」

ムッツリーニ「………そうだな。」

雄二「んで、この状況のせいで尚更今俺たちが攻め込まれたら大変な事になってしまったな。」

龍之介「清涼祭の時もそうだけど、あの2人は暴走するとちょっと周りが見えなくなっちゃうからね〜。」

秀吉「試召戦争となったらあの2人で勝負とかしそうじゃしのぅ。」

ムッツリーニ「………そうなると……」

雄二「俺たちのクラスの死は免れないな。」

 

 現時点で戦力になる2人が大喧嘩してるんだからね。そこが仲間割れして片方を潰したらもう俺たちに勝ち目はないよね。

 

ムッツリーニ「………そして更に嫌な報せがある。」

龍之介「どんな報せ?」

ムッツリーニ「………これを聞いて欲しい。」

 

 

 

姫路『あ、あの、土屋君。龍之介君がウリ専(ゲイ用の風俗)に入っていく写真を持っているって本当ですか?』プツッ

 

 

 

 は⁉︎マジで嫌な報せじゃねえか‼︎というかなんで知ってるんだよ⁉︎

 

 

ムッツリーニ「………間違えた。」

龍之介「おい!お前も俺のあの写真を持ってるのかよ‼︎ふざけんなよ‼︎」

ムッツリーニ「………いや、持ってない。」

龍之介「クソ‼︎あのデブめ‼︎」

 

 アイツ、積極的に俺を手駒にしようとしてるな⁉︎許せねえ‼︎こうなったら電話だ‼︎

 

姫路『あの、もしもし、どちら様でしょうか?』

龍之介『イマカラ一千万円ヲ師走銀行ノ普通口座、123-4567二フリコメ。モシ振リ込マナケレバオマエヲコロス。』

姫路『えっ⁉︎ちょ、ちょっと!何ですか⁉︎』プツッ

 

 復讐完了だ!アイツは騙されやすいからきっと振り込んでくれるはず‼︎

 

雄二「お前ってやる事がえげつないよな。もしかしたら姫路もお前に染まったんじゃないか。」

龍之介「否定はできないね。最近俺に似てゲスくなってるし。まあそんなことより本題だ!」

ムッツリーニ「………分かった。」

 

 

根本『Fクラスの様子はどうだ?』

モブ『何かまたバカな事をやってたみたいで、午前中は点数補充もやってないみたいだ。あの様子だとこっちの意図に気付くこともないだろう。』

根本『そうか。それならいい。当面は俺達も点数補充をして、向こうにこちらの動きが気取られたら即座に宣戦布告を行う。』

 

 

ムッツリーニ『………以上。』

 

 Bクラスかよ!根本め、また俺たちをいじめようってのか!

 

龍之介「クソ、アイツめ‼︎」

秀吉「しかし何故ワシらなのじゃ?」

雄二「恐らく自分のクラス内での地位を上げるためにやったことだな。」

龍之介「まあアイツは元々人望が無かった上にこの間の飲み会騒ぎ兼飲料強奪の件でもはやクラス内に自分の立場はないんじゃないかな?」

雄二「そこで、俺達をクラス共通の敵とし、粛清する事を大義名分に自分の地位を取り戻すつもりでいるんだろう。」

秀吉「一緒に飲み会と強奪をやった仲なのにのぅ。」

龍之介「昨日の味方は今日の敵って言うでしょ?」

秀吉「普通は逆な気がするのじゃが……」

 

 工藤とかだってそうだったからね。まあアイツのやってる事は真っ当な事だったから何も言い返せないけどね。

 

龍之介「それじゃあ大急ぎで点数補充でもするの?多分間に合わないと思うけど。」

雄二「そうだな。それに点数補充がバレたら宣戦布告をされてしまう。だから何とか時間稼ぎをするしかない。」

秀吉「ならどうやって………」

雄二「他のクラスに宣戦布告をしてもらうようお願いする。俺たちはAクラス戦の敗戦のペナルティで宣戦布告が出来ないから相手にやってもらうんだ。そしてそれを利用してしれっと点数補充をしながら八百長で引き分けにしてやり過ごす。期限は試験召喚システムのメンテナンスが終わる明日が終わるまでだ。」

 

 なるほどね。それなら時間稼ぎと点数補充の両方を両立出来そう。

 

ムッツリーニ「………それじゃあEクラスにやるのか?」

雄二「アイツらには動機がないから厳しいな。」

龍之介「それに俺の賄賂を使おうったって先週麻雀で大負けしちゃったからな〜。金がないんだよ〜。」

雄二「いやそれを使うのはダメだろ。」

秀吉「そうじゃの。」

龍之介「ええ〜!それじゃあEクラスじゃなくてDクラスとか?」

雄二「そうだな。また清水を脅すか。」

龍之介「でも俺たちから脅すのは脅迫犯と変わらないんじゃないかな〜?まあそれでもいいんだけどさ。あまりやり過ぎると清水が死なば諸共で暴走するかも知れないし。」

 

 割と俺のモットーなんだけど、やられたらやり返すスタイルだからね。だからあまり先制攻撃は好きじゃないし得意でもないんだよね。

 

雄二「意外だな。お前なら喜ぶと思ったのに。」

秀吉「お主にも良心が残ってたんじゃな。」

ムッツリーニ「………まだ堕ちてはいないのか。」

龍之介「みんな酷いよ〜!俺ってとても優しい男なのに〜。」

雄二「寝言は寝て言え。まあそうなるとどうやってDクラスを焚きつけるかだが………」

秀吉「島田と明久をくっつけて清水の嫉妬を煽るのは………」

龍之介「瑞希が暴走す………」

 

 ん?待てよ?逆にこれを活かせば………

 

龍之介「いや、秀吉の案を採用しよう!そして瑞希には嫉妬する役を演じてもらってリアリティを出すんだ‼︎そうすれば清水も激おこぷんぷん丸になるはず!あとは俺たちが清水を後押しすればやってくれるはず‼︎」

雄二「リアリティどころかリアルじゃねえか。」

秀吉「2人の殺し合いが始まらないといいのじゃが……」

龍之介「まあヤバくなったら俺たちで止めればいいよ!それより、秀吉は台本使っといてくれるかな?」

秀吉「分かったのじゃ!」

雄二「それじゃあ明日頼んでみるか。」

龍之介・秀吉・ムッツリーニ「「「了解!」」」

 

 ということでDクラスを焚き付けるための作戦開始だ!




 ということでDクラス戦回避からのBクラス戦回避のための作戦会議でした。強化合宿の時と同様に原作とかなり変えつつも原作の大事な部分は残そうと思います。

 あとここにきて若干姫路・島田アンチ(特に姫路)っぽくなってると思いますがそれは2人の心の余裕が無いだけです。暖かく見守って下さい。

 そして、次回は遂に明久・美波・姫路の告白演技シーンです。お楽しみに!

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