バカとお酒とパチンカス 3浪と3留の物語   作:スピリタス3世

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バカテスト ギブアップ

願 何か問題を出してください。


姫路瑞希の問題

『 本能寺の変が起きたのは西暦何年でしょう。 』

教師の解答

1582年ですね。織田信長が明智光秀に殺された事件ですね。


鷹狩龍之介の問題

『 ウォッカとウイスキーを足すと何になるでしょう? 』

教師の解答

ただのキツいお酒になるだけだと思います。


木下秀吉の問題

『 ワシの姉上のクラスを答えて欲しいのじゃ。 』

教師の解答

2年Aクラスです。とても個人的な問題ですね。


久保利光の問題

『 僕の恋人の名前はなんと言うでしょう。 』

教師の解答

まだ付き合っていないはずでは?


霧島翔子の問題

『 私の旦那の名前はなんと言うでしょう。 』

教師の解答

坂本君はまだ17歳なので結婚できませんよ?


第四十三問 暗殺

  side 龍之介

 

 俺、雄二、ムッツリーニ、秀吉は教室に集まっていた。そしてそこに明久と瑞希が帰ってきた。ちなみに美波は落ち込んでいて、まだ屋上にいる。

 

雄二「おいおい明久、大失敗もいいところだぞ?」

明久「大失敗?」

龍之介「美波が怒っちゃったんだよ。明久が瑞希を優先させて飛んだっちゃったから。」

明久「えっ、なんで⁉︎僕はただ姫路さんの制服の背中の襟のところに盗聴器が付いてたからそれを取ってただけだよ。」

姫路「ごめんなさい……」

明久以外の男子「「「「えっ?」」」」

 

 マジかよ。

 

雄二「それならもう一回録り直す………のは無理だな。意図的にやったのが既にバレている。」

龍之介「ならBクラスへの時間稼ぎだね。また頭のおかしい歌を流すか〜。」

雄二「それに加えて偽情報を流して欲しい。DクラスがBクラスに宣戦布告しようとしてるってな。」

龍之介「りょ〜かい………と言いたいところだけどそれはムッツリーニと秀吉に任せるよ!それに間に合いそうになかったら遠慮なく清水美春を脅してね!」

雄二「無論そのつもりだ。」

明久「龍之介は何するの?」

龍之介「美波んとこ行ってくるわ。」

明久「ごめん、なんか任せちゃって……」

龍之介「いえいえ〜。」

 

 さてと、美波の所に…………

 

姫路「あの、ちょっと話が……」

 

 でしょうね。瑞希が妨害してくると思ったよ。いや、妨害じゃないかもしれないけど。

 

 

 

 こうして俺は瑞希とまた2人になった。

 

姫路「あの、美波ちゃんのところに行かないでもらえますか?」

龍之介「誤解をそのままにしておいた方が自分にとって有利だから?」

姫路「ま、まあ………」

 

 でしょうね。

 

龍之介「でもさ、俺が言わなくてもいずれ明久は言いにいっちゃうと思うけどな〜。お前が惚れた奴ってそういう奴でしょ?」

姫路「は、はい……。そういえば………」

龍之介「ということで、行ってきま〜す!」

姫路「いってらっしゃい……」

 

 ということで俺は美波の所に向かった。

 

 

 

 美波は予想通り屋上でしょげていた。こっちもこっちで明久が最初は瑞希の事を好きだったのを薄々感じてたからね。

 

龍之介「うぃ〜す!ど〜も〜!」

美波「何?ウチをバカにしに来たの?」

龍之介「半分正解!」

美波「あっそ。」

龍之介「じゃあ最初にバカにしておくか。色々追い詰められてたとはいえ、明久が瑞希の事が好きだから走ってったって早とちりしたのはどうなのかな〜?」

美波「そうじゃなかったら何だって言うのよ?」

 

 やっぱりそう思ってたんだね。

 

龍之介「実はね、瑞希の制服の背中の襟に盗聴器が付いてたんだ。本来は俺やムッツリーニ、秀吉が気付くべきだったけど明久しか気付かなかったんだよね。」

美波「もしかしてそれを取りに慌てて瑞希の所へ?」

龍之介「正解!」

美波「えっ………」

 

 瑞希に勝手に助言しちゃった以上、中立と宣言したんだからちゃんと美波の手伝いもしないとね〜。

 

美波「あぁ……。ウチのせいだ………」

龍之介「そうだね。」

 

 ここで嘘をついてもためにならないと思って正直に言ったよ。

 

美波「ごめんなさい………」

龍之介「まあまあ、起きた事はもう戻せないんだからさ、これからどうするかを考えようよ!」

美波「これからって?」

龍之介「まあまずは素直に謝ってさ!そしてこれから協力すればいい!」

美波「う、ウチが素直になんて今更………。今までもアキに対して酷く当たってきたのに………」

 

 美波も思い詰めてたみたい。2人が2人とも追い詰められた結果派手にぶつかったわけね。でもね、俺は違うことを思ってたんだ。

 

龍之介「そうかな?普通に明久のダメなところを正すお姉ちゃんみたいな感じで俺はいい感じだと思うんだけどね〜。」

美波「そ、そんなことないよ……。それにウチって割と汚い人間だよ?割とわがままだしすぐに嫉妬もするし汚いこともするし……。アキのタイプの人間じゃないって分かっていながらここまで付き纏っちゃったし………」

龍之介「そんなの誰だってそうだよ。むしろ人間には汚い部分がつきものさ!それにここまで付き纏ったことがプラスに働くことだってあるんだよ?」

美波「そうかな?」

龍之介「そんなもんさ!」

 

 明久が最初は瑞希一筋だったけど、清涼祭のあたりから美波のことも気になり始めたのも事実だね。強化合宿の時にはおそらく美波の方が好きだったんじゃないかな?心理テストの時の反応以外の根拠がないけどね。そして今は正直どっちだか分からん!2人の相手をしていたら聞くに聞けなかったからね。

 

龍之介「まあとりあえず、俺から言えることはこんな感じだね!あとはよろしく!」

美波「う、うん!」

龍之介「そんじゃあ、Come here!」

美波「は〜い!」

 

 ということで美波が復活!さてと、時間稼ぎの再開だ!

 

 

 

 俺と美波が戻ると、雄二たちが不穏な事を話していた。あと瑞希はいないっぽい。

 

雄二「姫路には、一口で高校生が昏倒するような毒物を作らせた。」

明久「姫路さんが聞いたら悲しむだろうな〜。」

ムッツリーニ「………まさか暗殺でもするのか?」

雄二「その通りだ。」

秀吉「お主は鬼畜じゃのぅ。」

雄二「安心しろ。龍之介よりはマシだ。」

 

 人の陰口を言いやがって!脅かしてやる!

 

龍之介「誰が鬼畜だって?」

雄二「わお、いたのか。」

秀吉「酒臭さで気づくと思うんじゃが。」

ムッツリーニ「………悪臭。」

龍之介「お前ら全員まとめてぶん殴っていい?」

 

 全く、もう少し俺に敬意を払いなさい!

 

龍之介「まあそんなことより、島田さんちの美波ちゃんが言いたいことがあるそうだよ。」

雄二「何だ島田?」

美波「みんな……、その……、ごめんなさい‼︎ウチが勝手に早とちりして台無しにしちゃったことを謝るわ!」

明久「えっ?み、美波?そんなに気にしなくていいよ〜。」

秀吉「ワシらが気がつかなかった責任もあるからのぅ。」

ムッツリーニ「………気にするな。」

雄二「それよりもこれからどうするかだな。よし皆、暗殺のための手筈を整えるぞ‼︎狙いはBクラスからDクラスに向けて出される使者だ‼︎」

 

 セリフがパワーワードすぎるよね。誰もツッコミを入れない所にツッコミを入れたいよ。

 

雄二「ちなみに暗殺の実行犯はムッツリーニだ。そして他の奴らはBクラスへの時間稼ぎを続けてもらいたいと思ってる。」

龍之介「なるほどね〜。そうなると、暗殺しやすい環境づくりが大切だよね〜。」

美波「アンタら何言ってるの……」

雄二「そうだな。そこでだ。龍之介たちには例のアレを頼みたい。」

龍之介「例のアレね〜。」

 

 人を一気に別のことに集中させる方法。それがあるんだよね!

 

龍之介「分かった!それじゃあ美波は放送室に行って俺が合図したらこのCDを流して欲しい。」

美波「勝手に入っていいの?」

ムッツリーニ「………俺がさっき使ったから大丈夫。」

美波「わ、分かった……」

龍之介「それと、手の空いている男子を全員欲しい!暗殺現場に向かわせたいんだよね。」

雄二「なるほどな。いいだろう。それじゃあ頼んだぞ。」

龍之介「ああ!」

秀吉「じゃあワシも一緒に行くかの!」

明久「僕もだね!」

 

 ということで男子を大勢連れて新校舎のA〜Dクラス前の廊下に向かった。

 

龍之介「ちなみに清水を使う件はどうするの?」

雄二「今日の放課後に会う約束をしている。」

龍之介「なるほどね!」

 

 ならその時まで頑張ればいいんだね!そんなことを思いながら俺たちは新校舎のA〜Dクラスの教室の前の廊下に集まった。

 

 

 

 そして男が大量に集まったといえば………、やる事は一つだ‼︎

 

龍之介『美波、準備はOK?』

美波『うん!』

龍之介『それじゃあ俺が大声を出したら曲をかけてね!』

美波『分かったわ!』

 

 さあ、いくぞ‼︎

 

 

 

 

龍之介「Vamos!」

他男子「「「「Vamos!!!!!」」」」

男子全員「(Vamosの歌詞)」

放送室《♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪》

 

 もちろん、野球拳だよね‼︎他のクラスも休み時間みたいで、男子がどんどん混ざってきたぞ〜‼︎久保なんかめちゃくちゃノリノリだし‼︎

 

男子全員「「「「じゃん、けん、ぽん‼︎」」」」

明久「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

久保「僕の勝ちだね、吉井君‼︎」

 

 しかもやったのお前らかい‼︎

 

明久「次こそは勝つよ、久保君‼︎」

久保「あぁ!あとどうせなら早く負けて僕の真の姿を全生徒に見せてあげたいね‼︎」

明久「よく言うよ!どうせ頭の方はAクラスだけど股間(アッチ)の方はFクラスなんでしょ⁉︎」

久保「そんなことはないさ‼︎きちんとアッチの方も学年次席だよ‼︎」

 

 逆に首席は誰なんだよ?もしかして霧島?そしたらおちんちん相対性理論(女子が男体化した時の股間の大きさは胸の大きさに比例するという法則。逆もまた然り。)が破綻するから違うか………

 

 そんなことを考えていると、ムッツリーニがやってきた。どうやら一仕事を終えたみたい。

 

ムッツリーニ「………俺も混ぜろよ!」

龍之介「よしよし、じゃあ俺と勝負だ‼︎」

ムッツリーニ「………知識を詰めた理論派の俺と……」

龍之介「風俗に通い詰めた実践派の俺……」

龍之介・ムッツリーニ「「どっちが強いかはっきりさせてやるぜ‼︎」」

 

 こうして野球拳は騒ぎを聞いて駆けつけた鉄人が来るまで続いた。

 

 

 

 

 野球拳後、俺たちは教室で作戦会議をしていた。

 

ムッツリーニ「………暗殺は成功!」

龍之介「これで明日までの時間稼ぎは大丈夫だね!」

雄二「それじゃあ次は放課後の件だな。まあ一応清水を脅せばなんとでもなるがな。」

明久「確かにね〜。」

秀吉「まあ出来るだけ穏便に済ませられれば良いがのぅ。」

 

 そんなことを思っていると、教室のドアが勢いよく開けられた。

 

翔子「…雄二!…早く来て‼︎」

雄二「翔子?どうしたんだ、そんなに慌てて?」

翔子「…どうしたじゃない!…雄二こそどうしてまだ学校にいるの?」

雄二「お前は何を言ってるんだ?」

翔子「…お義母さんが倒れたっていうのに、どうして様子を見に行かないの⁉︎」

雄二「はぁ?あのおふくろが?風邪すら引かない全身健康体だぞ?」

翔子「…とにかく家に……!」グギギギ

雄二「おいおい!ちょっと待てぇぇぇ‼︎だいたいなんで…」バタン

 

 雄二が家に帰った。

 

ムッツリーニ「………今の話はおかしい。」

龍之介「う〜ん、確かにね。」

 

 そして続けて………

 

鳳之介「兄貴‼︎」

優子「えっと……、爽兄……は休みだから秀吉‼︎」

 

 2人やってきた。

 

龍之介「どうしたの、2人とも?」

鳳之介「鮫之介兄貴が倒れたんだ‼︎」

優子「えっと、杏兄が倒れたって……」

龍之介「どうせ酒飲んで潰れただけでしょ?」

鳳之介・優子「「倒れたってそういう……」」

 

 あの2人ならあり得るからね。この間も歌舞伎町のど真ん中で酔い潰れて全裸で寝ていたところを友さん(龍之介の知り合いで雀荘のオーナー)に叩き起こされてたらしいし。

 

ムッツリーニ「………鷹狩兄弟はともかく、木下の件はおかしい。」

龍之介「普通そういう話って真っ先に身内にいくもんね〜。」

秀吉「まあ爽兄はパチンコ打ってて電話に出れないから姉上に連絡がいくのは分かるけれども、さっきの雄二は明らかにおかしかったからのぅ。」

明久「確かに……」

 

 まあ流石にあの爽でもその時くらいは電話に出る………と信じたい。木下絡みならすぐ出るだろうけどね。

 

龍之介「ちなみにその話は誰から聞いたの?」

鳳之介「根本。」

優子「アタシと代表もね。」

 

 ふ〜ん。なるほどね〜。

 

ムッツリーニ「………根本の偽情報か!」

龍之介「おそらく。」

優子「えっ⁉︎嘘の体調不良の情報を流すのってどうなの⁉︎いつか取り返しのつかないことになりかねないよ⁉︎」

秀吉「そうじゃの。」

鳳之介「クソ、アイツめ‼︎絶対に許せねえ‼︎」

龍之介「まあ待ってよ。Aクラスの2人はこのまま下校していいよ。俺に考えがあるから。」

鳳之介・優子「「は〜い。」」

龍之介「そんじゃあ、ちょいと作戦会議をしてから行こうぜ!」

明久・秀吉・ムッツリーニ「「「作戦会議?」」」

 

 さてと、やってやろうじゃないか、根本‼︎あと清水はいつもの如くちょっと利用させてもらうね〜。こうして俺たちは作戦会議をした後清水&平賀との対談に向かった。




 ということで暗殺回でした。せっかくぐらんぶるネタを多く取り入れてるのだから、実写のネタも使おうと考えた結果、アキちゃんの写真の代わりにVamos版野球拳になりました。これなら回復試験の妨害も出来ますしね。

 そして、次回はいよいよ清水との2回目の対談(脅迫)です。お楽しみに!

 最後に、評価・感想をお待ちしております。

 また、新作候補のアンケートについて、リメイク(バカとクズと召喚獣)とバカテスin鬼滅(馬鹿の刃)の方の設定を公開しました。良かったら参考にして下さい。

バカとクズと召喚獣
https://syosetu.org/novel/232245/
馬鹿の刃
https://syosetu.org/novel/233224/
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