バカとお酒とパチンカス 3浪と3留の物語 作:スピリタス3世
問 次の文の意味を持つことわざを答えなさい。
『 何度失敗してもめげず、その度に立ち上がって努力すること。 』
姫路瑞希の答え
『 七転び八起き 』
教師のコメント
正解です。流石です、姫路さん。
島田美波の答え
『 七転び六起き 』
教師のコメント
それだと最後転んだままですね。
鷹狩龍之介の答え
『 盗撮・盗聴をする土屋康太 』
教師のコメント
それは土屋君が早々に諦めて下さい。
坂本雄二の答え
『 婚約を迫る霧島翔子 』
教師のコメント
それは坂本君が早々に諦めて下さい。
side 龍之介
俺たちはDクラスの教室で清水&平賀と対談をすることになった。
龍之介「おはよう諸君!」
平賀「もう夕方だぞ。」
龍之介「そんな細かいことは気にしないで♪」
清水「それで、また美春に何か命令するつもりですか?」
平賀「め、命令⁉︎2人はどういう関係なの⁉︎」
龍之介「裸のかんけ………」
清水「赤の他人です。」
清水ったら酷いね!何もそこまで言うことないじゃん!
明久「流石に今のは……」
秀吉「セクハラじゃの。」
ムッツリーニ「………クズ。」
龍之介「おいこらそこ!もうちょっと優しく接してよ〜。」
明久・ムッツリーニ「「無理!」」
コイツらもここぞとばかり便乗しやがって!
平賀「それで、本当は何なの?」
龍之介「まあちょっと昔に一悶着あってね〜。」
平賀「そうなのか……」
清水「それで、要件はなんですか?」
龍之介「う〜んとね、簡単に言うとBクラスを攻めてほしいんだよね〜。俺たちは今宣戦布告出来ないからさ〜。」
清水「漁夫の利でも狙うつもりですか?」
龍之介「う〜んとね、そうとも言えるしそうでないとも言える!」
平賀「何だよその曖昧な返事は。」
まあ俺たちが得する要素はあるからね。
清水「それで、貴方達は何が狙いなんですか?」
龍之介「簡単に言うと戦争をしたくないのさ。なんせうちのクラスは点数がないからね。勝てる見込みがない。」
清水「じゃあなんでBクラスなんですか?」
龍之介「一つは設備!CクラスはAクラスに負けてDクラス並みの設備になってるからさ〜。Dクラスの君たちが狙うならBクラスがいいかなって思って!」
清水「一つってことはいくつかあるのですか?」
龍之介「ご名答!実はもう一つあるんだよね〜。」
そう、ここからが本番さ!
龍之介「実はこんなことを聞いちゃって………」
そうして俺は自分のの録音機で録った内容を流した。
Bクラス男子『根本、最近姫路とはどうなの?』
根本『う〜ん。顔と身体だけは良かったから付き合ってみたんだけど、思った以上にめんどくさい奴でさ〜。だからもうそろそろ捨てようと思って。』
Bクラス男子『それじゃあ誰か他の女にチェンジするの?』
根本『そうだな。』
Bクラス男子『ちなみに狙いは?』
根本『同じFクラスの島田だ。アイツも落とすためのネタはあるからな。簡単にいけるだろう。』
Bクラス男子『なるほどな〜。それじゃあさ、成功した暁には姫路のときみたく性交させてよ!』
根本『いいぞ。その代わり俺に協力しろよな。』
Bクラス男子『ああ!』
ちなみにこれは全て秀吉の演技だよ。あっちもなかなかな嘘情報を使ったんだからね。だからこっちだって使わせてもらったのさ!
龍之介「というわけ。それで俺たちは大切なクラスメイトである島田を守りながら姫路が受けた屈辱を晴らしたいわけ。でも俺たちには点数がない。だからこうしてDクラスに頼みに来たのさ。どう、やってくれるかな?」
清水「わ、分かりました。平賀君もそれでいいですか?」
平賀「うん。」
龍之介「それじゃああとはよろしく頼んだよ‼︎」
さて、これで任務は完了だ‼︎
清水「あ、あの!」
龍之介「何?」
清水「貴方と吉井君だけは残ってくれますか?少し話がしたいんで。」
龍之介「俺はいいよ〜!明久は?」
明久「僕もいいよ。」
平賀「じゃあ俺らは帰るか。」
秀吉「そうじゃの。」
ムッツリーニ「………そうだな。」
ということで三者面談が始まった。
龍之介「それで、話って何?」
清水「美春はとんでもない悪人です。」
龍之介「そうだね。」
明久「ちょっと、龍之介⁉︎」
龍之介「いや、否定してもしょうがないでしょ。」
明久「そうかな……」
清水「そうですね。でもそんな悪人にも言いたいことを言う権利くらいはあると思うんです。」
美波絡みのことかな?
龍之介「なるほどね〜。それじゃあ言ってごらんよ。」
清水「美春は前々から思ってたんですが、貴方達のお姉様に対する態度は最低だと思います。」
龍之介「どんな点が?」
清水「まず吉井君です。貴方は同じクラスの姫路さんに接する態度とお姉様への態度があまりにも違い過ぎます。」
明久「そ、そうだね……」
どうでもいいけど、豚野郎呼びはやめたんだね。クソレズ縦ロールって呼んだのが効いたのかな?それはそれはいいことだ!
清水「姫路さんには優しく気を遣い、まるでお姫様扱い。それに対してお姉様への態度はどうです?異性に対する最低限の気遣いすら全く見られないじゃないですか!」
明久「そ、そうだね……」
清水「はっきり言えば吉井君はお姉様の魅力に気付いていないどころか、男友達のような態度で接している失礼な人です!先程まで美春を焚きつけるためにお姉様に対して恋人の演技をしていたようですが、とても貴方がお姉様にふさわしいとは思えません‼︎」
なるほど、それが言いたかったんだね!
龍之介「なるほど!ちなみに俺に言いたいこともそんな感じでしょ?」
清水「そうですね‼︎」
龍之介「それなら安心して欲しい!」
清水「はぁ⁉︎どこがですか⁉︎」
龍之介「人の好みに合う接し方ってそれぞれ大きく異なるよね。ある人は優しく接して欲しい、ある人は甘えられたい、またある人は甘えたい、と。だから全員に好かれようって言うのは無理があるんだよね〜。」
清水「それはそうですね。でも……」
龍之介「だから俺は考えたんだ。」
清水「何をです?」
龍之介「ならば公平になるよう、全員にキツく接したらいい、と‼︎」
清水「公平の取り方おかしくないですか⁉︎」
明久「僕もそう思う………」
特定の誰かに優しくするよりはこの方がいいでしょ?だから風俗以外の恋愛が出来ないんだよって言われたらその通りとしか言えないんだけどね。
龍之介「まあ言いたいことはそれだけ?」
清水「はい。これを機に少しはお姉様への態度を改めて欲しいですね。」
龍之介「ほ〜い!善処するよ〜。」
まあその分折檻も受けてるんだし俺はこのままでいっかな〜、って思ってるんだけどね。まあちょっとは気をつけるか〜。そんなことを思っていると明久が口を開いた。
明久「あのさ清水さん。」
清水「何ですか?」
そうして明久は清水に対して自分の思いを述べた。
翌日、俺はクラス全員に作戦成功を告げた。
龍之介「ということで、BクラスとDクラスの戦争が始まったので、俺たちはしばらく平和で〜す!」
雄二「マジか、そう来たか‼︎助かった‼︎」
美波「流石ね!」
姫路「助かりました!」
須川「アル中もたまには役に立つんだな‼︎」
他男子「「「「「確かに……」」」」」
龍之介「どう?これで皆俺のことを尊敬するようになった?」
クラス全員「「「「「いや、全然。」」」」」
明久「今までがアレだったからね〜。」
ムッツリーニ「………ゴキブリからハエになった。」
龍之介「うるさいなあ、ぶっ殺すよ?」
そんなことを思っていると、しばらく存在を忘れていた奴が入って来た。
爽「聞いてくれ‼︎この2日間パチンコで20万勝ったんだ‼︎これで私は神になったぞ‼︎」
来て早々それかよ‼︎というか………
龍之介「はぁ⁉︎それじゃあ今ギャンブルで負けてんの俺だけじゃん‼︎こうしちゃいられない‼︎早く雀荘に行かねば‼︎」
ムッツリーニ「………ハエがゴキブリに戻った。」
秀吉「お主は相変わらずじゃの。」
美波「ホントね………」
姫路「そんな貴方には王水がお似合いでしょう!」
爽「それともパチンコ玉か?」
雄二「それとも俺のステゴロか?」
明久「刑務所かもしれない!」
龍之介「お前らマジでぶっ飛ばすよ?」
コイツらはまだ麻雀を知らないからこんなことが言えるんだよ。酒といい風俗といい、君たちは将来もっと多くのことを知るべきだ‼︎
そして爽が来たとなれば…………
優子「爽兄ぃぃぃぃぃぃぃ‼︎」
めちゃくちゃダッシュしながら木下がやってきた。すごい嬉しそう。そしてそのまま勢いよく爽に抱きついた。
爽「ゆ、優子⁉︎ど、どうした///」
優子「久しぶり!ホントに久しぶり‼︎会えて良かった‼︎」
爽「あ、あぁ………///」
確かに強化合宿でもこの2人は会ってなかったからね。それに加えて1週間の停学と2日間のパチンコで合わせて16日も会ってなかったことになるね。そりゃあ久しぶりのはずたね。それにしても爽が普通に照れ始めたのがなんかいいね!
ちなみに………
秀吉「お主ら、邪魔したら許さぬぞ。」
異端審問会会員「「「「「はい………」」」」」
秀吉が異端審問会が起きないようにしている。姉の恋路を応援しているんだね。そんな姿も健気で可愛いよ!そんなことを思ってると始業3分前のチャイムがなったので大人しく授業の準備をすることにした。
その日の昼休み、俺は屋上でビールを飲みながら明久、雄二、ムッツリーニ、秀吉、爽の6人で集まっていた。
爽「すまないな。私がいない間にこれ程のことが起こっていたとは……」
龍之介「まさかこうなるとは思ってなかったからね〜。」
雄二「爽については次の機会に死ぬほど働いてもらうか。」
秀吉「そうじゃの。」
爽「心得た。」
まあ俺も同じギャンブラーだから早く負けを取り返したい気持ちは分かるんだけどね。
それはそうと………
龍之介「それじゃあ本題に移るか!」
明久「本題って?」
雄二「面白いものがあると聞いてな。」
ムッツリーニ「………それを聞きに。」
秀吉「龍之介が教えてくれるのじゃろ?」
龍之介「そうだね!」
爽「いや、私ではないが。」
龍之介「いや俺が教えるって意味だよ‼︎」
秀吉「お主の名前は紛らわしいからのぅ。」
コイツの名前紛らわしいな〜。いっその事木下優子にちなんで優人とかに変えないかな〜?まあそれはさておき………
龍之介「それではこちらをお聞きください!」
俺はこっそり録音していた物を流した。
風俗のボーイ『どうです?痛くないですか?』
龍之介『う〜ん、ちょっと……』プツッ
いやちょっと待て。なんだよこれ。いつのやつだ?俺の記憶にないんだが。
龍之介「今のは違うからね!」
明久「本当に面白いね!」
雄二「これで鷹狩龍之介におけるシュレディンガーの処女問題が解決されたな。」
秀吉「おめでたいのじゃ!」
ムッツリーニ「………今日は赤飯を炊かないと!」
爽「皆でお祝いだな。」
龍之介「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
まさか俺が酔い潰れているときのウリ専のやつかよ‼︎ふざけんなよ‼︎さては兄貴が勝手に録音したのか?あとでブチ殺してやる‼︎
龍之介「えっと……、それでは本題‼︎」
今度こそお目当てのものを引き当てろよ‼︎
明久『あのさ清水さん。』
清水『何ですか?』
きた、これだ‼︎
明久「ストップストップ‼︎止めて止めて!」
龍之介「皆、抑えろ‼︎」
他4人「「「「はっ‼︎」」」」
明久「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
龍之介「それじゃあ続き、いっくよ〜!」
こうして俺は録音の続きを流した。
ということで龍之介、明久、美春の三者面談でした。美春は何度も脅されてくうちにだんだんと強く当たれなくなりました。その結果豚野郎呼びがなくなったりと原作よりも少し落ち着いていますね。
そして次回で第六章は終わりです。果たしてどんな結末を迎えるのかはお楽しみに!
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