バカとお酒とパチンカス 3浪と3留の物語   作:スピリタス3世

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バカテスト 世界史

問 次の問いに答えなさい。

『 第二次世界大戦後から1989年まで、東西ベルリンを分け隔てた物体のことをなんというでしょう。 』


島田美波の答え

『 ベルリンの壁 』

教師のコメント

正解です。ドイツ育ちの島田さんには簡単な問題でしたね。


蕨屋敷爽の答え

『 巨大物体 』

教師のコメント

もう少し詳しくお願いします。


土屋康太の答え

『 俺 』

教師のコメント

凄いですね。ただそうなると土屋君は1989年に亡くなっているはずです。貴方は一体誰なのでしょうか?


吉井明久の答え

『 島田美波 』

美波のコメント

先生に頼まれてコメントするんだけど、どうしてウチの名前を書いたのかな〜?後できちんと教えてくれない、アキ?


第四十七問 百鬼夜行

  side 龍之介

 

鉄人「ちょっとお前らに新仕様の召喚獣について試してほしくてな。」

雄二「新仕様?どんな感じだ?」

鉄人「まあものは試しだ。とりあえず召喚してみるといい。」

明久「分かりました!」

爽「心得た。」

明久爽・ムッツリーニ・秀吉「「「「試獣召喚(サモン)」」」」

 

 

明久→デュラハン

爽→白鯨(スロット・リ○ロに出てくる敵)

ムッツリーニ→ヴァンパイヤ

秀吉→猫又

 

 

 うわ!新仕様ってお化けかよ!でも秀吉はなんか可愛いね♪というか明久のやつ頭と身体が別れて召喚されたんだけど。

 

鉄人「こんな感じで、新仕様はお化け仕様となっている。」

美波・姫路「「きゃぁぁぁ‼︎」」

龍之介「秀吉のは可愛いね♪」

秀吉「まあお化けではあるのじゃが……」

明久「何これ⁉︎僕の召喚獣の頭と首が分離しているんですけど⁉︎」

雄二「デュラハンだな。」

爽「白鯨だ‼︎これは打ちに………」

鉄人「行くな。」

 

 それと………

 

龍之介「瑞希と島田はお化け苦手なんだね。」

明久「大丈夫?」

美波「ううう、ウチはへ、平気よ……!」

 

 めっちゃ震えてるじゃん。全然平気じゃなさそう。

 

姫路「私はダメです……。お化けが怖いです……」

龍之介「お前の方がよっぽど怖いぃぃぃぃったい‼︎剣山を刺すな‼︎」

姫路「ごめんなさい、つい♪」

 

 コイツの方がよっぽどお化けだろ。

 

鉄人「それじゃあ他の人も召喚してくれ。」

龍之介・雄二「「ほ〜い。試獣召喚(サモン)」」

 

 

雄二→上裸の雄二

龍之介→酒呑童子

 

 

雄二「まんま俺じゃん。なんだよこれ。」

龍之介「俺のはなんていうか、俺らしい妖怪ですね〜。」

鉄人「おお、いいことに気が付いたな、鷹狩。この召喚獣は本人の特徴に近いものが出てくるらしい。」

龍之介「じゃあ………、

 

 

明久→頭がない=バカ

爽→パチスロ好き

ムッツリーニ→血を欲してる&若い女好き

秀吉→可愛い♪

雄二→半裸の変態

龍之介→お酒好き

 

 

って感じですね!」

 

 割と合ってるね!

 

明久「おい!誰がバカだ‼︎お前だってアル中だろ‼︎」

雄二「それに俺は変態じゃないぞ!」

秀吉「ワシはシステムにまで女扱いされるのか……」

爽「私は合ってるから打ちに……」

鉄人「ダメだ。」

 

 爽は相変わらず学校をサボりたがるようだ。

 

ムッツリーニ「………俺は女に興味はない。」

龍之介「じゃあ男に興味があるの?」

ムッツリーニ「………男はもっとない‼︎」

龍之介「じゃあ非生物に興味があるの?」

ムッツリーニ「………違う!」

龍之介「じゃあ何に興味があるのかな〜?」

ムッツリーニ「………うるさい!」

 

 ムッツリーニはいい加減認めればいいのにね〜。

 

 あと一つ思ったんだけど………

 

龍之介「なんかさ、明久の頭ってボールみたいじゃない?」

爽「確かにな。それでは蹴ってみるか。」

雄二「友達はボールって言うしな‼︎」

明久「おいお前ら‼︎酷い……」

龍之介「キック‼︎」 バシン‼︎

明久「ぎゃぁぁぁぁ‼︎」

雄二・爽「「ナイスボール‼︎」」

 

 いい蹴りだぜ!そして明久のボールが雄二の召喚獣のそばに行ったとき………

 

雄二召喚獣「わおぉぉぉん‼︎」

 

 雄二の召喚獣が狼になった。なるほどね!

 

龍之介「な〜んだ!半裸の変態かと思ったら狼男だったのか!」

ムッツリーニ「………ということは特徴は野性的?」

秀吉「そうじゃの!」

爽「しかしなぜ彼奴は満月でもないのに狼になったのだ?」

雄二「丸いもんでも見たんだろ。」

 

 丸いもの………っあ!

 

龍之介「明久の頭か!」

雄二「その通りだな。」

爽「では明久はボールということで。」

龍之介・雄二「「異議な〜し!」」

明久「大有りだよ!」

美波「そそそそそそそうよ!あああアキの頭はボールなんかじゃないわ!」

 

 島田が庇ったこともあり明久サッカーは中止になっちゃった……。

 

明久「ありがとう美波!でも大丈夫?」

美波「うううううううん!」

 

 というか島田、震えすぎだろ。本当にお化けが苦手なんだね。

 

鉄人「島田、怖いところ申し訳ないがお前の召喚獣を喚び出してくれないか?それと鷹狩は姫路を起こしてくれ。」

 

 そういえばさっきから瑞希が静かだと思ったら気絶してたのね。

 

美波「わわわ分かりました!試獣召喚(サモン)!」

 

 

 

美波→塗り壁

 

 

 

 草。

 

 

美波「……………」

龍之介「明久、彼氏として言うことがあるんじゃないの?」

明久「いや〜、龍之介こそ何か言いたそうにしてるよね〜?」

龍之介「それは気のせいだよ〜♪」

美波「アキ。」

明久「えっと〜、似合ってるね‼︎」

美波「死になさい‼︎」 ドゴォ‼︎

明久「ぎゃぁぁぁぁ‼︎」

 

 随分ストレートに言ったね。まるでその服似合ってるね、って言うテンションで。

 

龍之介「明久はバカだな〜♪」

美波「瑞希、起きて。ウチの代わりにデリカシーのない発言をした鷹狩を退治してくれない?」

龍之介「おい、なんてことを……」

姫路「分かりました♪」

 

 おい、急に元気になりやがったぞコイツ。どんだけ俺を殺したいんだよ。

 

美波「じゃあよろしく〜♪」

龍之介「するな‼︎」

姫路「龍之介君、王水にします?それとも剣山にします?」

龍之介「新妻口調で容赦のない2択を迫るなよ!」

雄二「おお、2人は結婚してたのか。」

明久「そりゃあめでたいね!」

秀吉「結婚式はどちらで挙げるとするかのぅ?」

爽「新婚旅行の案を出そうか?」

ムッツリーニ「………撮影なら任せろ!」

 

 は?というかなんだよこのノリは‼︎

 

龍之介「おい!妻帯者は俺じゃなくて雄二でしょ!それに誰がこのデブと付き合うんだよ‼︎」

姫路「あっ、それはいいですね♪」

 

 え?どういうこと?コイツなら絶対に嫌がると思ったのに………。

 

龍之介「瑞希さ〜ん、日本語通じてる?」

姫路「だって龍之介君が私と結婚すれば色々と拘束できるじゃないですか♪女遊びを禁止したり酒を飲んで暴れるのを禁止したり……と。そしたら世の中の治安が良くなりますよね?」

 

 真性の畜生じゃん!頼むから死んでくれ。

 

雄二「だってさ。」

他全員「「「「おめでとう‼︎」」」」

龍之介「嫌だぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

鉄人「姫路、痴話喧嘩は後にして召喚獣を喚び出してくれないか?」

姫路「はい♪」

龍之介「おい、誰が痴話喧嘩だコラ。」

姫路「試獣召喚(サモン)!」

 

 瑞希が美波に敗北してからだんだん俺に対する当たりがキツくなってきたんだよね。頼むからやめて欲しい。

 

 まあいい。そんなことよりもコイツの召喚獣は………

 

 

 

姫路→サキュバス

 

 

 

 そのまんまじゃねえか‼︎

 

姫路「きゃぁぁぁぁぁ‼︎見ないで下さい‼︎」

龍之介「それは、召喚獣というにはあまりにもそのまますぎた。大きく、いやらしく、エロく、そして大胆すぎた。それはまさに本人だった。」

姫路「何か言い残すことはありますか?」

龍之介「じゃあ言い方を変えようか!この女、スケベすぎる、とか?それとも、性欲を持て余す、とか?」

姫路「先生に代わって、お仕置きですっ‼︎」ヒューン‼︎

 

 コイツめ!剣山を投げるなよ‼︎

 

龍之介「危な‼︎」 ヒョイ!

姫路「もう一個!」 ヒューン‼︎

龍之介「おらよっ!」 ヒョイ!

姫路「もういっ………」

高城「私に当てて下さい‼︎」

全員「「「「「えっ?」」」」」

 

 俺と瑞希が殺し合いをしていると何故かドMと化した高城先輩がやってきた。何故か………

 

ババア「やあ、アンタたち。」

 

 ババアを連れて。もちろん………

 

小暮「高城君、許可なく変な発言をしないで下さい。」

高城「すいませんでした。」

 

 ストッパー兼エロス担当の小暮先輩も連れて。

 

鉄人「学園長、お疲れ様です。」

ババア「お疲れ西村。それでガキども、新仕様の召喚獣はどうだい?」

雄二「まあ中々面白いな。」

秀吉「ワシのが何故か可愛いのを除けばいいと思うぞい!」

龍之介「ばあさんの遊び心が季節に合ってていい感じですね〜。」

ムッツリーニ「………風流。」

明久「お化け苦手な子にはキツいですけどね……」

美波「ううううウチは大丈夫です!」

姫路「さ、殺意で忘れてましたがやっぱり怖いです……」

爽「スロットが打ちたい。」

鉄人「お前らの中の何人かには敬語の補習が必要だな。」

 

 瑞希、すぐさまその殺意は捨てて欲しかったな〜。あと俺はちゃんと使ってるから補習は大丈夫だね!

 

ババア「まあ中々好評で何よりだよ。そして今回は是非ともそれで試したいことがあるさね。」

雄二「なんだそれは?」

ババア「それは3年を代表して高城の口から話してもらおうかい。」

高城「はい!」

 

 3年生を代表して?まさか3年生と試召戦争でもするのかな?

 

高城「我々3年生は貴方達2年生に対して、お化け屋敷対決を申し込みたいと思います!」

全員「「「「「お化け屋敷対決⁉︎」」」」」

小暮「わたくしから補足説明をさせていただきます。開催日は夏季補習最終日、各学年がそれぞれ驚かす側と驚かされる側に別れて勝負を行います。ルールは次の通りです。」

 

 

 

ーーールールーーー

 

・A・B・C・Dクラスに計4つのチェックポイントを設置する。

 

・二人一組での行動が必須。

一人だけになった場合のチェックポイント通過は認めない。ただし一人になっても失格ではない。

 

・チェックポイントでは各ポイントを守る代表者二名と召喚獣で勝負。

撃破でチェックポイント通過となる。

 

・一組でもチェックポイントを全て通過できれば驚かされる側、通過者を一組も出さなければ驚かす側の勝利とする。

 

・驚かす側の一般生徒は召喚獣でのバトルは認めない。あくまでも驚かすだけとする。

 

・召喚時に必要となる教師は各クラスに一名ずつ配置する。

 

・通過の確認用として驚かされる側はカメラを携帯する。

 

・二人のうちどちらかが悲鳴をあげてしまったら両者ともに失格。

携帯されたカメラからの音声が一定音量を超えたとき、悲鳴とみなす。

 

・学園への設備の手出しを禁止する。

 

・チェックポイントの科目はお互いに2つずつ指定する。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

小暮「以上です。」

 

 なるほどね〜。面白そうじゃん!

 

ババア「試験召喚システムの宣伝も兼ねてやってみようと思ってね。どうだい、引き受けてくれるかい?」

雄二「何か報酬みたいなのは無いのか?」

小暮「なるほど、それが合った方が盛り上がりますね。じゃあ報酬は2年生が提示して下さい。」

 

 報酬………。3年生の代表は高城先輩………。そうだ、いいことを思いついた!

 

雄二「どんなのが………」

龍之介「負けた方は勝った方の言うことをなんでも一つ聞く、ってのはどうです?」

姫路「ちょっ……」

 

 コイツにだけは反対させるか!遮ってやる!

 

龍之介「どう?面白いでしょ?」

雄二・爽「「なるほどな。」」

明久「確かにそれはいいかも!」

秀吉「Aクラス戦のときみたいじゃのう。」

ムッツリーニ「賛成!」

ババア「ならこれで決まりだね。一応お願い事は常識の範囲内で頼むよ。」

鉄人「俺からもお願いするぞ。」

全員「「「「は〜い!」」」」

高城「ではそれでよろしくお願いします‼︎」

小暮「お願いします。ちなみに驚かす側と驚かされる側どちらにします?」

雄二「準備も面倒だし驚かされる側で。」

小暮「分かりました。」

 

 ということで夏のお化け屋敷対決が開催決定しました!

 

 

 

 

 先生と先輩たちが帰った後、俺は雄二たちに話しかけられた。

 

雄二「んで、なんであんなことを言ったんだ?俺と翔子のときと同じじゃねえか。まさかお前3年生に好きな人でもいるのか?」

龍之介「違うね。好きな人がいるのは高城先輩の方さ!」

明久「え、誰なの?」

龍之介「瑞希!」

全員「「「「「えっ⁉︎」」」」」

 

 まあ皆驚くよね〜。

 

姫路「全く、なんで勝手に決めたんですか!私が反対しようとしたときも無理矢理遮りましたし……」

龍之介「みんな、よく考えてみて?瑞希(コイツ)の身一つで3年生に好き勝手命令できるんだから安いもんじゃない?」

姫路「殺しますよ?」

 

 瑞希にここまでストレートに罵声を浴びせられたのは初めてだ。

 

雄二「お前、本当に畜生だな。」

爽「私が言うのもなんだが貴様も大概クズだな。」

ムッツリーニ「………それは今更。」

明久「というか、龍之介はそれでいいの?」

龍之介「いや、いいからこうしてるんでしょ?」

明久「だって自分の好きな人が他の人に取られちゃうんだよ?」

龍之介・姫路以外「「「確かに……」」」

 

 なんか最近俺が瑞希を好きっていう扱いになってきてるのがムカつくんだけど!前まではそんな事なかったよね!まさか俺、明久、島田、瑞希の余り物でくっつけって言うのか⁉︎

 

龍之介「いやいやいや、違うからね?というか根拠はどこ?」

美波「強化合宿のときの心理テスト♪」

明久「日頃の対応♪」

雄二「好きな女の子にちょっかいを出す小学生男子みたいに見えるんだよな。」

秀吉「そうじゃの!」

姫路「なるほど〜、そうだったんですね♪なんか可愛いので許してあげましょう♪」

龍之介「違うわい!」

 

 誰が小学生男子だ‼︎俺は20歳だぞ‼︎

 

龍之介「とにかく、決まったものは仕方ないよ!」

姫路「決めたのは貴方ですけどね。」

雄二「まあ勝てばいいんだからな。」

明久「そうだね!」

秀吉「よし、それじゃあ絶対に勝ってやるとするかのぅ‼︎」

全員「「「「「オー‼︎」」」」」

 

 全員が微妙に団結したところで、その日は下校した。




 ということで各自のお化けが公開されました。そしてまさかの対決を申し込んだのは高城雅春です。姫路を巡る対決にするなら常夏コンビよりもこっちの方がいいかな、って思ってこうしました。

 さて、次回からお化け屋敷対決が始まります。お楽しみに!

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