バカとお酒とパチンカス 3浪と3留の物語 作:スピリタス3世
問 次の問題に答えなさい。
『 第二次性徴期について答えなさい。 』
姫路瑞希の答え
『 思春期になって、身体にみられる性器以外の男女の特徴があらわれること。 』
教師のコメント
正解です。流石です、姫路さん。
吉井明久の答え
『 ムチムチお姉さんの誕生 』
教師のコメント
あながち間違っていませんね。
島田美波の答え
『 ウチにはまだ来ていないもの 』
教師のコメント
ちゃんと来ていますよ。
土屋康太、工藤愛子の答え
『 身体全体での生物学的性差である。性的に成熟する過程で雌雄の形態の差を生じる現象は性的二形といわれ、多くの生物に見られる。ヒトにおいては、当初は第一次性徴のみの外形的性差が見られ、タナー段階では男性器(男性)・乳房(女性)・陰毛(男女とも)が現れ、生殖能力は持たないが(後略) 』
教師のコメント
2人とも詳しすぎます。
鷹狩龍之介の答え
『 姫路瑞希が太った原因 』
姫路のコメント
先生に代わってコメントしますが、とりあえず私の家に来て下さい。その歪んだ人格を叩き直したいと思います。
side 優子
それは中学生になったある日の事だった。
秀吉「では姉上、行ってくるのじゃ!」
優子「あれ?今日は友達とでも遊びに行くの?」
秀吉「そそそ、そんな感じじゃ‼︎」
今日は確か演劇部の活動はないはず。演劇部の友達と遊びに行くのなら分かるけど、それならなんでこんなに歯切れの悪い返事をするのかな?もしやデート⁉︎ついに秀吉にも春が来たのかな♪アタシは秀吉の相手が気になってこっそり後をつけてしまった。
しばらくすると、秀吉が待ち合わせの相手と思われる人と会ったのだが………
男子高生その1「おっ!きたぞ〜!」
秀吉「お、お待たせなのじゃ……」
男子高生その2「わお、秀吉ちゃん!今日も相変わらず可愛いね〜♪」
男子高生その3「早く俺たちと遊ぼうぜ♪」
男子高生その4「楽しみ〜♪」
明らかに雰囲気がおかしかった。そして朝の歯切れの悪い返答にも納得がいった。これから何が起きるかなんて当時のバカなアタシでも簡単に想像がついた。
優子「ちょっと貴方達、アタシの弟に何しようとしてるんですか⁉︎」
秀吉「あ、姉上⁉︎」
DKその1「わ〜お!お姉ちゃんまで来ちゃったよ♪」
DKその2「オトクじゃん!」
DKその3「どう?お姉ちゃんも一緒に遊ばない?」
DKその4「俺たちが気持ちいい事を教えてやるからさ!」
優子「アタシは別に構わないですけど、弟は嫌がってるじゃないですか‼︎だからアタシが代わりになるので弟は解放してあげて下さい‼︎」
秀吉「姉上、ワシは………」
DKその1「ねえ、どうする?」
DKその4「ちょうどいいから2人まとめて……」
マズい!秀吉だけは嫌な目にあって欲しくないわ‼︎だから……!
優子「秀吉、早く帰って‼︎」
秀吉と秀吉の一番近くにいた男子高校生の間に入った。
秀吉「で、でも姉上が……」
優子「アタシはいいから、早く‼︎それとこの事は誰にも言わないで‼︎」
秀吉「わ、分かったのじゃ……」
DKその2「いやいや、俺たちは2人の方が……」
優子「アタシが貴方達を楽しませるから弟は解放して下さい‼︎」
DKその3「まあ誰にも言われないんだし別にいいんじゃね?」
DKその4「双子だから同じように楽しめそう♪」
DKその1「じゃあそうするか!」
こうしてアタシは無事秀吉を解放する事が出来た。
優子「さあ、よろしくお願いします‼︎」
DK4人「「「「オッケー‼︎」」」」
これから何をするかなんて簡単に想像が出来る。正直怖いし逃げ出したいけど、秀吉が被害に遭うくらいならアタシが代わりになった方が100倍マシだ。あの子は恵まれた演劇の才能がある。だからこんなところで傷つくわけにはいかない‼︎それに比べてアタシは特に何の才能もなく、ズボラで頭も悪いから別にここで傷つこうが全然問題ない‼︎
その後アタシは物陰に連れてかれた後、早速遊ばれようとしていた。
DKその1「それじゃあ俺たちと気持ちいいこと、しよっか♪」
DKその3「とりあえず脱がせてあげるね!」
優子「は、はい!」
うぅ………、やっぱり怖い………。アタシはこれからめちゃくちゃにされちゃうんだ……。こんなアタシを見たら秀吉はどう思うかな?こんなアタシを見たら………、爽兄はどう思うのかな?不器用だけど優しいあの人はどう思うのかな?
DKその2「ん?どうしたの?」
優子「いえ、なんでも!」
DKその2「そっか!」
爽兄、怖いよ……。助けて……じゃない!アタシがここで頑張らないとダメでしょ!何考えてるのよ!堪えなきゃ!堪え………
爽「私は優子に危害を加える者には、容赦はしないと決めている‼︎」
爽兄?どうして今、ここに?
DKその1「あれ、蕨屋敷……」
爽「………」バシン‼︎
DK4人「「「「ぎゃぁぁぁぁぁ‼︎」」」」
爽「優子、早く来い‼︎」
優子「え、うん……」
DKその3・4「「逃すかぁぁ‼︎」」
爽「くたばれ‼︎」バシン‼︎
DK4人「「「「ぎゃぁぁぁぁぁ‼︎」」」」
爽兄、アタシの事を助けに来てくれたんだ……。
爽「逃げるぞ‼︎」
優子「う、うん!」
こうしてアタシと爽兄は逃げのびる事が出来た……。
爽「大丈夫か?」
優子「う、うん……。でもなんで……」
爽「秀吉が知らせてくれたんだ。」
優子「なるほど……。でもこれはアタシがやりたくて……」
爽「そんなわけないだろ?顔見てれば誰だって分かる。」
優子「………」
爽「とりあえず泣きたかったら泣け。怖い思いをしただろ?」
優子「う、うん………」
爽兄、ありがとう………。こんなアタシの事も助けてくれて………。そしてこの時気づいた。アタシは貴方が好きだ、と。
あの日以来、大好きな爽兄に何か返したくて色々とやった。お金を持っている女の人が好きだったから、将来稼げるように勉強や社交的な事を頑張った。不登校気味だった爽兄になんとか色んな楽しみを知ってもらおうと頑張った。その態度を見て爽兄は気を遣ってくれたのかアタシに付き合ってくれた。
だけどよくよく考えたらただの独りよがりなんじゃないかな?爽兄はこんな事を望んでないのかもしれない……。そんな思いが頭の中をよぎってしまう。
小暮「あら、思ったよりも反応がありませんね。」
爽「うっ………。」
優子「あんまり無理しなくてもアタシの……」
爽「何故貴様は自分のせいにするんだ?」
優子「え?」
いつも思ってた事だから考えた事なかったよ……
優子「だってアタシはズボラで……」
爽「要するに自分に自信がないのか?」
優子「はい……」
爽「なら気にするな。お前は私が最も自慢できる人物だ。私の推薦じゃアテにならないかもしれんが少しはもっと自信を持ってくれると助かるんだがな。」
爽兄はいつもこう言ってくれる。いつも気を遣ってくれる……。本当に優しい人だね。でもやっぱり自分に自信がないみたい………というかこれって‼︎
優子「じゃあアタシもそっくりそのまま同じ言葉を返すね♪」
爽「えっ⁉︎」
アタシたちは似たもの同士だったんだ‼︎なんで気がつかなかったんだろう!ずっと爽兄に憧れてばかりいて、理解しようとしてなかったんだ‼︎確かに違うところはあるかもしれない。でも爽兄だってアタシと同じ部分を持っているんだ‼︎
優子「ねえ、アタシたちは似たもの同士だったんだね♪」
side 爽
似たもの同士か……。そんな事はないはずだ。貴様は私のような屑とは全然違うのに……。
爽「そ、そんな事は……」
優子「まあ違うところもあるけれどさ。自分に自信がないところとか、互いを優しいって言い合うところとか、なんか似てない?」
爽「それは………」
言われてみれば確かにそうかもしれない………。というか私が優子に憧れを抱きすぎていたせいで気付かなかっただけだな……。憧れは理解とは最も遠い感情、とはまさにその通りだったな。
爽「その通りだな。」
優子「あっ!爽兄が久しぶりに笑った♪」
爽「そうか?」
優子「そうだよ!」
今まではパチスロ以外で感情を出す事があまりなかったが、貴様といるとどうしても出てしまうのだな。
優子「それに、そんな弱いところがある2人ならさ、これから支え合っていけばいいと思わない?」
確かにそうだな!お互いを補っていけばいいのか‼︎
爽「貴様の言う通りだな。」
優子「うん!」
それに、私はまだ貴様に言っていない事があったな。お互いを支え合って生きると決めたんだ。なら絶対に言うべきであろう‼︎
爽「優子。」
優子「何?」
爽「私も貴様の事が好きだ。」
優子「あっ……ありがとう///」
爽「これからもよろしくな。」
優子「こ、こちらこそ‼︎」
ようやく言えた。ずっと言ったら迷惑なのではないかと思って言えなかったが、やっと言えた。これで一歩前に踏み出せた気がする‼︎私の中で明確にパチスロよりも優子を優先させると決める事が出来たからな‼︎
小暮「その感じだと、この仕掛けはもう無意味ですね。」
爽「そうだな。すまない、ずっと居させてしまって。」
小暮「お気になさらず。それとごちそうさまでした。それでは失礼します。」
爽「ああ。」
こうして私たちは小暮の仕掛けを突破する事が出来た。
side 龍之介
甘〜い♪なんだよあの2人の激甘空間は‼︎胃もたれしそうだよ‼︎
それに比べて………
姫路「いいですね〜。私もあんな感じの甘い空間を堪能してみたいです!」
龍之介「そうか。それじゃあわざと負けて高城先輩に売ってあげるよ!」
姫路「そんな事をしたら殺しますよ?」
こっちは激辛空間だ。いや、俺が悪いのは認めるけどさ〜、まさか瑞希がこんなになるとは思ってなかったよね〜。
そんな事を思ってると、爽&木下ペアの後に投入されたムッツリーニ&工藤ペアが保体でチェックポイントを突破したみたい。やったね!これで残るチェックポイントは2つだ‼︎これなら順調に………
ムッツリーニ「ぬぁぁぁぁぁぁ‼︎」
愛子「ムッツリーニ君⁉︎」
ブー ムッツリーニ&愛子 OUT
何だ?何をした?カメラでは暗くてよく分からなかったぞ?
雄二「暗くてよく見えなかったがかなりヤバい仕掛けなんだろう。よし、ここは秀吉&鳳之介ペアの突入だ。」
秀吉「分かったのじゃ‼︎」
鳳之介「突破してやる。」
まあこのペアなら安心だね!秀吉は演技が上手いし鳳之介は多少の事では大声を上げないからきっと上手く誤魔化してくれる…………
鳳之介「うわぁぁぁぁ‼︎キモっ‼︎」
秀吉「き、気持ち悪いのじゃ‼︎」
ブー 秀吉&鳳之介 OUT
嘘だろ⁉︎あの2人が失格⁉︎一体何があったんだ⁉︎暗くて見えない‼︎
姫路「なななななな、何があったんでしょう⁉︎」
龍之介「分からないね〜。ただ、とんでもなくヤバい物ってだけは分かるね!」
姫路「ややややや、やめて下さい‼︎」
龍之介「まあまあ、とりあえず寝て。」
姫路「はい………」
コイツには刺激が強すぎるね。さて、次は誰を出すんだろう?
雄二「クソ‼︎こうなったら久保&清水ペアだ‼︎」
え?その2人が組んでるんだ〜。まあ明久島田ペアをぶっ壊すって意味では利害関係が一致してるからね〜。
久保「分かった。僕が相手しよう。」
清水「美春も頑張ります‼︎」
まあこの2人なら驚く事は………
久保「うわっ……」
ないよね〜。安心あんし………
清水「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎け、汚らわしいです‼︎気持ち悪いです‼︎吐き気がします‼︎あり得ないです‼︎」
うわ!清水が遺伝子レベルで拒否したんだけど⁉︎アレはいったい何なんだ⁉︎
久保「くっ!こうなったら………皆、これを見てくれ‼︎」
そうして久保がライトで見せるとそこには………
真ん中に穴の開いたコンニャクが1つと、この人が使用済みと書かれたゴスロリ坊主と俺と根本の写真が貼ってあった。
ということで優子の回想、爽の告白からの使用済みコンニャクの話でした。前半と後半の落差が酷いですね。コンニャクの件に関しては元ネタはぐらんぶる8巻のお化け屋敷ですが、それよりも酷いことになっています。清水美春が遺伝子レベルで拒絶するのも納得ですね。
さて、次回はコンニャクをなんとか突破からのvs常夏コンビです。お楽しみに!
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