八幡side
今日も朝からランニングをし、帰ってきたらシャワーを浴びて着替えたら小町の作った朝ごはんを食べる。いつも通りの日常である。時々オレが飯を作ったりしているが、何故かその時だけ玲が食べに来る。いや、別に嫌だという訳じゃあないけどな。
そして、ご飯も食べ終わり学校へ行く準備をする。すると…
小町「お兄ちゃん送って!」
いや、歩きなさいよ。歩くのも健康のうちだよ?
八幡「ったく…毎度毎度お前は…仕方ないいいぞ」
小町「やった〜!」
でも、この笑顔を見るだけで癒される。ハァ〜、やっぱオレの妹は可愛いな〜。玲と同じぐらい可愛い
小町「今日も小町がいるし事故んないでよ」
八幡「いや、オレ1人の時はいいのかよ」
小町「そんな訳ないじゃん。また玲お姉ちゃんを悲しませる気?」
八幡「うっ…」
確かに入学当日いつもと同じで玲と登校した時、道路に飛び出した犬を助けた時確かにオレは轢かれて、それで玲を悲しませた事がある。いくら助けるとはいえ、玲を悲しませた事に後悔しているのは事実だ。
小町「お兄ちゃん聞いてる?」
八幡「え、あ、おう。聞いてるぞ」
小町「ほんとに〜?事故んないでよ」
八幡「わーてるよ」
そして、いつものように玲と合流し小町を学校まで送る。
言ってなかったが玲の家から学校まではそんなに遠くない。歩いて行ける距離だ。まぁ、体力をつけるためでもあり、オレと一緒に登校したいのも理由らしい。
オレにしたら嬉しい理由だがな。
まぁ、そんなこんなでオレと玲は学校に着きそれぞれのクラスへと向かった。
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そして体育の時間
厚木「うし、じゃあお前ら2人組作れ」
体育教師の厚木の声で周りの奴らはさっさと組を作る。オレは1人だ。え?透と組めばって、あいつとは時間が違うから組めないんだよ。
八幡「あんまり調子がよくないんで壁打ちしてていいですか?迷惑かけることになっちゃうので」
そう伝えると向こうもダメとは言えない。まぁ、やる気はあるという事を伝えるのが重要だ。だがまあ、テニス自体嫌いではない。そこそこできる。素人よりは上手いと思う。と言うより前に三バカと生身でテニスをしたことがある。まぁ、言っても遊びだけどな。出水なんて打つ時に『アステロイド!』とか言ってるし、米屋に至っては『幻踊弧月!』とか言ってる。いや、どこが弧月なんだよ。
そんな事考えながら壁打ちしていると……
???「やっべー、葉山くん今の球、マジやべーって。曲がった?曲がったくね?今の」
うるせぇな……もっと静かにできないのかよ。そう思いながらそちらを振り向く。
あ〜、あれは確かウチのクラスの上位カーストのグループの奴らか。えっと…1人の名前は確か葉山?だっけ?
葉山「いや、打球が偶然スライスしただけだよ。悪い、ミスった」
片手をあげてそう謝る葉山の声を描き消すように金髪は、オーバーアクションで返す。
金髪「マッジかよ!スライスとか『魔球』じゃん。マジぱないわ。葉山くん超ぱないわ」
あーあー、うるせぇな。まぁ、いいほっといて、壁打ちの続きをすることにした。
金髪「スラーイス!」
うるせぇよまったく。金髪が放った打球、スライスするどころか大きくハズレ、コートからオレの方へ飛んでくる。うわぁ、マジで有能だなオレのサイドエフェクト。あれ、ものにも反応するって知った時、すげえ驚いたな〜。さて、あのボールどうするか
隼人「危ない!ヒキタニくん!?」
葉山は危険を察知したのかオレに向かって叫ぶ。そんな事わかってるんだよ。二宮さんの弾や透の狙撃と比べたら屁でもないぜ。でもどうするか…
オレは、飛んできた打球を最小限の動きでかわし、ラケットを持っている手とは反対の手で、ボールをキャッチする。
やべっ…条件反射でキャッチしたけど、これが弾や狙撃だったらやばい事になってたな。そう思いながら葉山達にボールを返した。そしてオレは壁打ちの続きをした。
隼人「えっと…ありがとう」
葉山が何やら言ってるが無視だ。
そして時間は過ぎ昼休み。オレは玲が待つベストプレイス向かっていると…
荒船「おお、比企谷」
八幡「あ、ども荒船さん」
この前にB級ランク戦をしていた。荒船さんとばったり会った。
荒船「何してんだ?」
八幡「オレは玲とご飯を食べるため、玲が待ってる場所に行こうとしている途中です」
荒船「ああ、なるほどな。仲良いなお前と那須は」
八幡「ありがとうございます。そうだ荒船さんあの話本当なんですか?」
荒船「ああ、本当だ。もうちょい先だけどな」
この人は将来的にパーフェクトオールラウンダーになるためアタッカーをやめるとか言ってた。確かスナイパーになるって言ってたな。でもそうなると……
八幡「でも大丈夫なんですか?全員スナイパーになっちゃいますけど」
何故かオレはスナイパーの天敵らしい。何故ならオレのサイドエフェクトはこうも呼ばれている。『スナイパー殺し』と、いや誰が付けだだよその名前。いや、確かにサイドエフェクトでスナイパーの位置分かっちゃうけどよ。
荒船「中々ないスタイルだろ?そのうちお前の脳天をぶち抜いてやるから覚悟しろ!」
八幡「透でも無理なのにできるんですか?」
荒船「クソ生意気だなコラ」
そう言いながら荒船さんは、オレにヘッドロックをかける。これ意外と痛いんだよな。でもこれは荒船さんなりの愛情表現らしいが。
荒船「まぁ、そのうちお前の脳天ぶち抜いてやるからな」
八幡「そうならない事を祈っときたす」
荒船「フッ、ホントクソ生意気だな。でもまた一緒にラーメンでも食べに行こうぜ」
八幡「はい、ありがとうございます」
荒船「じゃあな」
八幡「はい」
荒船さんと別れベストプレイスに急ぐ。玲を待たしてるからな。
八幡「悪い玲遅れた」
玲「ううん大丈夫だよ。私も今来たところだから」
八幡「そっか…じゃあ」
八幡・玲「「いただきます」」
オレと玲は弁当を食べる。
八幡「あ、さっき荒船さんに会ったんだけどな。あの話本当らしいぞ」
玲「え?そうなの?そっか荒船さんスナイパーになるんだね」
八幡「ああ、みたいだぞ。その時荒船さん『そのうちお前の脳天ぶち抜いてやる』って言ってた」
玲「なんだか荒船さんらしいね」
八幡「だな」
そして弁当を食べ続ける。するとひゅうっと風が吹く。この風がまた気持ちいいのだ。
玲「ここの風、やっぱり気持ちいいね」
八幡「ああ、そうだな」
臨海部に位置するこの学校はお昼を境に風の方向が変わる。朝方は海から吹き付ける潮風が、まるでもといた場所へ帰るように陸側から吹く。この風を感じながらオレと玲は弁当を食べ進める。
結衣「あれー?ヒッキーじゃん」
ん?あーなんだ由比ヶ浜か。
結衣「なんでこんなとこいんの?」
八幡「オレはいつもここで玲と一緒に飯食ってんだよ」
結衣「え?…わぁ!?那須ちゃん!?」
え?気づいてなかったの?玲ってオレより影薄い?そんな事ねぇよ。玲はオレより影薄くないぞ。
玲「こんにちは由比ヶ浜さん」
結衣「え?なんで那須ちゃんも一緒なの?」
玲「なんでってそれは私がハチくんの彼女で、一緒にお昼を食べたかっただけだよ」
結衣「え…」
何やら驚いた表情になり、数秒沈黙が続いた。そして……
結衣「ええぇーーーー!?」
うるさいよあんた。なんでそんなに驚いてるんだよ。
結衣「え?2人って付き合ってたの?」
玲「うん、そうだよ。あれ?言ってなかったけ?」
結衣「聞いてないよ!?なんで黙ってたの?」
八幡「いや、聞かれなかったから」
実際聞かれなかったし、言う必要ないとオレは思ってたし。
結衣「そ、そうなんだ。…因みにいつから?」
玲「中学の卒業前かな」
結衣「へ、へぇ〜、そうなんだ……アハハハ…」
由比ヶ浜はなんだか引きっった顔になりながら納得したようだ。
それよりも
八幡「お前何しに来たんだ?」
結衣「え?…あー、実はねゆきのんとジャン負けー。罰ゲームってやつ?」
八幡「へー、罰ゲームね。もしかしてオレと話すことがですか…」
結衣「ち、違う違う!ただジュースを買ってくるだけだから!」
玲「もう!ハチくん!そんな事言わない約束でしょ!」
八幡「あ、悪い。まだ昔のクセが治ってなかった」
玲「もう…」
結衣「あはは……ハァ…あっ!さいちゃーん!」
知り合いに会ったのか由比ヶ浜はテニスコートに向かって手を振っている。
そのさいちゃんという人物は由比ヶ浜に気づくと、とててっとこちらに向かって走り寄ってくる。
結衣「よっす。練習?」
???「うん。うちの部、すっごい弱いからお昼も練習しないと。昼休みにテニスコート使っていいって最近OK出たんだ。那須さんと比企谷君と由比ヶ浜さんはここで何しているの?」
ほう…オレの名前を知ってるとは珍しいな。
結衣「いやー、別になにも」
いや、オレと玲はここで飯食ってるし、あんた確か罰ゲームの途中だよね?もう、忘れちゃったの?鳥頭なの?
結衣「さいちゃん、授業でもテニスやってるのに昼練もしてるんだ。大変だね〜」
???「ううん。好きでやってることだし。あ、そういえば比企谷君、テニスうまいよね」
玲「そうなの?」
???「うん、フォームがとっても綺麗で、ラリーもすごく続いててすごいよ」
玲「へぇ〜、すごいねハチくん」
八幡「いやー、はっはっはっ。で?誰?」
結衣「はあぁ!?同じクラスじゃん!信じらんない!」
八幡「いや、オレクラスの奴と関わりがないからな。だから知らない」
彩加「あはは、じゃあ自己紹介からだね。ぼくの名前は戸塚彩加。同じクラスだよ」
まさかぼくっ子だと!?
八幡「スマンなさっきも言ったがクラスの奴らと関わりがないし、女子とのもあんま関わってないからな」
彩加「えっと…ぼく男なんだけど」
八幡・玲「「え?」」
どうやら玲も同じで戸塚のことを女子だと思っていたらしい。
八幡「あー、なんか悪いな。嫌な思いさせて」
玲「私もてっきり女の子だと思っちゃって。ごめんなさい」
彩加「ううん、別いいよ。気にしてないから」
良かった〜。
すると昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った
彩加「戻ろっか」
戸塚がそう言ってクラスに戻る。オレと玲もそれにつられクラスに戻る。そして由比ヶ浜も戻ろうとした時オレは由比ヶ浜の方を
振り向き
結衣「ヒッキー?どうしたの?」
オレは由比ヶ浜は絶対に忘れているであろう事を言う
八幡「お前、ジュースのパシリは?」
結衣「はぁ?…あっ!」
やっぱコイツアホだわ。今更確信したがコイツは、絶対にアホだ
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数日が経ち再び体育の時間
今日も1人で壁打ちをする。まぁ、その場で1歩も動かずにひたすら壁とラリーするだけだけどね
明日の授業からはしばらく試合入るらしい。最後だから目いっぱい打ち込んでやろうと思った瞬間、ちょんちょんと肩をつつかれた。
誰だ?オレに話しかける奴なんているんだな。もしかして幽霊?もしかしてオレ、ウオッチ使いに!?いや、それはないか。1人で心の中で漫才しながら振り向くと右頬にぷすっと指が刺さった。
彩加「あはっ、ひっかかた」
そう可愛く笑う戸塚彩加がいた。
いや、そういうイタズラ行動が女子と勘違いされるのではないですかね。
八幡「どした?」
彩加「うん。今日さ、いつもペア組んでいる子がお休みなんだ。だから……よかったらぼくと、やらない?」
うん、それはいいんだけどね。上目遣いや頬を染めながら言わないで、男がやる行動ではないかさ。
八幡「ああ、いいよ。オレも1人だしな」
壁よ、ごめんな。打ってやれなくて…。壁に謝ってから答えると、戸塚は安心したように息を吐き、『緊張したー』と小声で呟いた。ちょっと、そんな事言ったらこっちも緊張しちゃうでしょう。…『ゾクッ!』何やら寒気がした。なんだ今の?
彩加「どうしたの?比企谷君」
八幡「あ、いや。なんでもない。じゃあやるか?」
彩加「うん、そうだね」
そして、オレと戸塚はラリー練習が始まる。やっぱり戸塚はテニス部だけあってうまい。
オレが壁相手に会得した正確無比なサーブを上手く受けて、オレの正面にリターンしてくる。それを何度も何度もやっていると、単調にでも感じたのか戸塚が話しかけてきた。
彩加「やっぱり比企谷君、上手だねー」
距離があるため、戸塚の声は間延びして聞こえる。
八幡「そうか?まぁ、友達と前にやったことがあるだけだしな」
彩加「そうなんだ」
伸び伸びの声をお互いだしながら、俺と戸塚のラリーは続く。ほかの連中が打ちミス受けミスを出す中、俺達だけが長いこと続けていた。なにこの優越感、ちょっと気持ちいい。
彩加「少し、休憩しよっか」
八幡「おう」
2人して座る。戸塚はオレの隣に座る。もう何も言わないことにした。
彩加「あのね、ちょっと相談があるんだけど…」
戸塚が真剣な様子で口を開いた。
八幡「どうしたんだ?」
彩加「うん。うちのテニス部のことなんだけど、すっごく弱いでしょ?それに人数も少ないんだ。今度の大会で3年生が抜けたら、もっと弱くなると思う。1年生は高校から始めた人が多くてまだあまり慣れてないし…。それにぼくらが弱いせいでモチベーションが上がらないみたいなんだ。人が少ないと自然とレギュラーだし」
八幡「なるほどな」
弱小部活にはありそうなことだと思う。
弱い部活には人は集まらない。そして、人が少ない部活にはレギュラー争いというものが発生しない。
休もうがサボろうが大会には出られて、試合をすればそれなりに部活をしている気分にはなる。勝てなくてもそれで満足という奴はけっして少なくないだろう。
そんな連中が強くなれるはずがない。
彩加「それで…比企谷君さえよければテニス部に入ってくれないかな?」
八幡「…それはなぜだ?」
彩加「比企谷君、テニス上手だし…。もっと上手になると思う。それにみんなの刺激にもなると思うんだ。あと…比企谷君と一緒だったら僕も頑張れるし…」
なるほどな。まぁ自分が必要とされているのは嬉しいんだが、オレの答えは決まっている。
八幡「スマンがそれは無理だ」
彩加「…そっかぁ、残念」
戸塚は残念そうな声で言った
八幡「悪いな」
彩加「ううん、ありがとう。比企谷君に相談して少し気が楽になったよ」
八幡「そっか」
そして部室
八幡「なぁ、ちょっと相談事されたんだけどよ」
雪乃「あなたに相談事?」
熊谷「比企谷に相談事なんて、ボーダー以外にあったんだ」
八幡「おいそれはどういう意味だ」
玲「まぁまぁ、それで?その相談事って?」
八幡「ああ、同じクラスで戸塚彩加って奴から相談されたんだけどな」
熊谷「ああ、あのテニス部の」
八幡「そうそう、そいつからなんだなが…」
オレが言いかけた瞬間、部室のドアが勢いよく開き
結衣「やっはろー」
由比ヶ浜は相変わらずアホらしく何処か抜けた顔をしていた。
だがその背後に、力なく深刻そうな顔をして入ってきた人がいる。
戸塚彩加だった。
彩加「あ…比企谷君」
俺と目が合った瞬間、暗くなっていた顔がまぶしい笑顔になった。えー何その笑顔…かわい…ゲフンゲフン
八幡「おう、どうしたんだ?」
結衣「今日は依頼人を連れてきてあげたの、ふふん」
由比ヶ浜は無駄に自慢げに胸を張って言っている。いや、お前に聞いてねぇよ。
結衣「やー、ほらなんてーの?あたしも奉仕部の一員じゃん?だから、ちょっとは働こうと思ったわけ。そしたらさいちゃんが悩んでる風だったから連れてきたの」
雪乃「由比ヶ浜さん」
結衣「ゆきのん、お礼とかそういうの全然いいから。部員として当たり前のことをしただけだから」
雪乃「由比ヶ浜さん、別にあなたは部員ではないのだけれど」
結衣「違うんだ!?」
熊谷「あ、そうだったんだ」
玲「てっきり自然に入ってるんだと思ってたけど違うんだ」
雪乃「ええ、入部届ももらってないし、顧問の承認もないから部員ではないわね」
結衣「書くよ!入部届ぐらい何枚でも書くよっ!仲間に入れてよっ!」
ほとんど涙目になりながら由比ヶ浜はルーズリーフに丸っこい字で「にゅうぶとどけ」と書いた。…それくらい漢字で書け。
熊谷「ねぇ、由比ヶ浜…」
結衣「ん?何?熊谷さん」
熊谷「『入部届け』ぐらい漢字で書きなよ」
結衣「え?漢字あるの?」
5人「「「「「え」」」」」
由比ヶ浜以外のオレ達は、由比ヶ浜が言った事に驚きを隠せなかった。マジかよ……ここまでアホなの?
雪乃「由比ヶ浜さん、入部届けの漢字は小学校で全部習うわよ」
結衣「え、そうなの?」
八幡「携帯で調べろよ」
結衣「え、うん」
こいつマジでどうやって総武受かったんだ?マジで不思議だ。
まぁ、そんな由比ヶ浜はほっといて
雪乃「それで?今日は何か御用かしら?」
彩加「あ、あの…、比企谷君にも相談したんだけど、うちのテニス部は弱いんだ。だから、部活を活気づけるるために、強くなりたいんだ…」
雪乃「なるほど…。つまりはあなたのテニスの技術向上ね。言っておくけれど、私たちはあくまで手助けするだけよ。強くなれるかどうかはあなた次第」
彩加「うん、それで僕が頑張って、少しでも部員のみんなの刺激になれば、嬉しいんだ…」
戸塚は拳を握って、答えた。
ほうこれは硬いな。そして責任感が強い。部員や部活のために一生懸命に頑張っている。そんな戸塚はそこらの男子より男子だ。
そんな戸塚の意思にオレはうたれた。
八幡「なるほどな。オレはこの依頼受けてもいいと思ってるけど、お前らはどうする?」
熊谷「私もいいと思う」
玲「私も」
雪乃「そうね。では戸塚君の依頼を受けましょう」
彩加「みんな…ありがとう」
結衣「良かったねさいちゃん」
彩加「うん!」
そしてその後オレは生徒会室に行きテニスコートの使用の申請をしに行った。まぁ、生徒会室には綾辻がいたからちょっと楽だったけど。
そして次の日の昼休みから練習が開始された。オレは助っ人を1人呼んでいた。それは…
奈良坂「八幡来たぞ」
八幡「おう、悪いな昼休みに呼び出して」
奈良坂「構わん。八幡の頼みだしな」
八幡「サンキュー助かる」
玲「透くんありがとう」
奈良坂「大丈夫だ」
結衣「え?ヒッキーと那須ちゃんって奈良坂君と知り合いなの?」
八幡「ああ、オレと透は親友で」
玲「私とは従姉弟なの」
結衣「え?そうなんだ。それよりもヒッキーに友達いたんだ」
八幡「おれにもいるっーの」
こいつ割と失礼だなおい
雪乃「ごめんなさい奈良坂君手伝ってもらって」
奈良坂「構わん。俺で良ければ手伝う」
これは心強い。ホント透とは親友になれて良かった。
それから戸塚は基礎体力がないそうなのでまずは走り込みと筋トレから始まりその後球出し練習といった感じだ。まぁ昼休みでできるのはこのあたりが関の山だろう。
練習はなぜか由比ヶ浜も参加していた。オレと透そして熊谷も参加だ。
戸塚は運動部なだけあり由比ヶ浜より走れるがまだ体力がない。オレは普段から走ってるから余裕だ。透と熊谷もそれなりに体力はあるから普通に走れてる。走り終えると休まず筋トレだ。戸塚と由比ヶ浜は体力がないのかちょっとキツそうだ。透と熊谷もまだ余裕らしい。筋トレも終わり少し休憩
結衣「ヒッキーと…奈良坂君と…熊谷さんって結構体力あるんだね…」
由比ヶ浜はちょっと驚き息を整えながら聞いてきた。
八幡「まぁな、鍛えてるからな」
奈良坂「俺も」
熊谷「私も」
オレと透と熊谷は体は鍛えてるが、汗は当たり前のようにかく。
玲「はい、ハチくん、透くん、クマちゃん、タオル」
八幡「サンキュー」
透「ありがとう」
熊谷「ありがとう玲」
オレと透と熊谷は玲からタオルを受け取り汗を拭く。
それから球出しで練習が始まる。由比ヶ浜と熊谷が交互にあっちやこっちに球を出し戸塚がそれを食らいついて返す練習。
しばらくやっていると戸塚が球を取り損ね転ぶ。
結衣「うわ、さいちゃん大丈夫!?」
由比ヶ浜は手が止まり、ネット際に駆け寄る。
彩加「うん、大丈夫だから続けて」
雪乃「まだ、続けるの?」
彩加「うん…みんな付き合ってくれるから、もう少し頑張りたい」
雪乃「…そう。わかったわ」
そう言って雪ノ下は、くるっと周り元いた場所に戻っていた。
するとオレのサイドエフェクトが反応した。
後ろから誰か来るっと言っている。
「あ、テニスしてんじゃん、テニス!」
ウチのクラスの上位カースト面々が現れたのだ
いかがでしたか?ではまたお会いしましょう〜