神様の気紛れで転生したらエリート妖精になってしまいました 作:凉暮月
高評価が多ければ続きます。
プロローグ ~神様がやってきたのですがてきとーです~
「機具点検、よし!」
大きな声が小さな工房にこだまする。
彼は五十嵐玲一、去年工業高校を出たばかりの新米技師である...。
(ここから玲一視点)
「失礼します」
誰かがはいってきた。お客さんかな?
「すみませーん」
お客さんだなうん
店先まで出ていくと、神様のコスプレをしたかわいい娘が立っていた。
「お待たせして申し訳ございません。ご注文ですか?」
「はい。このネジをアルミニウム製のチタニウム合金メッキで10本...。」
あ。これあちこちたらいまわしにされたパターンのやつだわ。
だから、
「分かりました!おつくりしますね!」
といってあげると、とても驚いたような顔になったあと、嬉しそうに表情を歪めた。
かわいい。 すごくかわいい。←大事なので二回言った(心の中で)
注文書を書いてもらうと、名前の欄に、『某いたずら神様』と書いてあった。謎。
ーーその日の夜ーー
「めちゃムズイ」
玲一は旋盤の前に座って唸っていた。
なんせサイズと構造がおかしい上に、規格が旧帝国海軍の規格なのである。
結局のところ、自分で1から作ればいいということに気づいたのは夜もだいぶ更けた頃だった...。
ーー翌日ーー
例の神様がネジを取りに来た。
完成させたねじを受け取ってもらうと、驚いた顔をしていた。
本当に何なのだろう。
眠いのでひるねをすることにした。
ーー夢の中ーー
例の神様が、
「あなたを妖精にしてあげるよー」
と言っていた。妖精ってなに?
ーー現実ーー
「うーん よくねt」
・・・( ^ω^)
絶句した
目が覚めてみた世界は、真っ白で、
・・・隣に神様が寝ていた。
??? な に こ の 状 況
現実逃避はよそう。いまはこの状況をどうするか考えるべきだ。うん。
でもどうするか。とりあえず、
「神様?をおこそう!!!!!」
「起きてください!」 ユサユサ
起きる気配なし。
「起きてくださ-い」ユッサユッサ
ダメだこれ。他にも色々試しているうちに神様が起きた。
「なんですかこれ」
「むにゃぁ」
かわいい。 かわいい。
「とにかく起きてください!!」
「ん、なにぃ」
ようやく起きた。よし。情報の収集だ。
「ここはどこです?あなたは誰です?」「ああ、起きた」
「いや起きたじゃないですよなんですかこれ!!」
「いや、きみにさ、昨日ねじを作ってもらったよね?」
「はあ、それと何の関係が…」
「いま説明するからさぁ」
神様によると…
・神様は異世界から来たらしい。
・その世界では、「艦娘」と「深海棲艦」が戦争をしているらしい。
・艦娘とは、先の大戦で戦った艦の魂を「建造」することによって呼び出したものらしい。
・その世界には、「鎮守府」があり、「提督」がいるらしい。
・鎮守府には「妖精」というそんざいがいて、いろいろ手助けしてくれるらしい。
・昨日作ったネジは、向こうの世界で作れる人がおらず、その人を探しにきていたらしい。
「それで今僕はどうなっているんですか?」
「ん~、今~。」
「君がいたの世界にはいなかったことになっているよ」ニコリ
ふふ、こわいいいいいいいいい!!!
「てーことで、あなたはエリート妖精として頑張ってね~」
「ちょっとまt」
呼び止めようとしたが、その声が届く間もなく、僕の意識は落ちていくのだった。
神様「ふふ、頑張ってねぇ~。」
暢気なものだった。
ここまで読んでくださってありがとうございます。