神様の気紛れで転生したらエリート妖精になってしまいました 作:凉暮月
〜此処が無人島になっていて、閉じ込められてしまっている先輩妖精がいる事を、玲一はまだ知らない〜
「んぁ… よく寝た。こんなに寝たのは久しぶりだよ」
羽織っていた制服をゴソゴソと退かしながら玲一が呟く。
昨日の夕方に最中(身長サイズ)を食べている為か、普通に活動できる。
『甘味があれば何でもできる』と言う神様の言葉は本物のようだ。
暑くもなければ寒くもない。例の冊子を読んでみることにした。
4ページ
ーエリート妖精は物理法則を無視してモノを作る事ができるのですぅー
??? 物理法則を無視? !
(;゚Д゚) メヲコスリ ((((;゚Д゚))))) 見間違いじゃなかったーーーーー〜!!!!
「え、どうゆうこと、ん?」
ハラリッ…パサッ
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玲一さんへ
4ページ目を読んだのですかぁ。
早いですねぇ。文だけでは分かりにくいと思うので私の手書きメモを送りつけるですぅ。
こうやって出来た部品を組み立てたり、加工して精度を高めたりして物を作るのですぅ。
あなたの場合、最後を丁寧に行うことで、どんどんパワーアップするですぅ。
頑張ってくださいですぅ。
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「頑張って下さいって…」
神様はふざけているのだろうか。でも、本当ならばものすごいことだ。
今まで製鉄所や精錬所、科学プラントなど、とでも大掛かりな装置が必要だったものを、とても安価に作る事ができる。
ゴミ処理問題も解決する。素晴らしい。
・・・・・・だが神様は許さん。
試しにネジを作ってみた。砂を握り、100mm×50mmのオーステナイト系ねじを思い浮かべる。
確かに誤差があるものの、趣味程度の使用には全く問題がないくらいのものが出来上がった。
がしかし! 玲一が使うのには荒すぎるのだ。 彼の特別な所は、加工の精度である。
それを出来ないと、ただのオールラウンダーになってしまう。
いろいろ作って見た。
・速力を15%アップする、大型翼
・破れにくくて乾きやすい、新しいつなぎ
・周りの様子を確認するための遠隔カメラと受信機
「まずは艦娘とやらに会わないと話にならないな」
その時だった。
近くの岩陰に自分と同じくらいの身長の、セーラー服を着た、妖精さん?が三人、こちらを覗き込んでいた。 岩┃д゚)チラッ はゥッΣ(○д○;)ミラレタ!!?
イラスト追加して見ました。