FAIRY 01 ひとつの出会い
フィオーレ王国・・・人口1700万人の永世中立国
ここは・・・魔法の世界
魔法は普通に売買され、さまざまな発展を魔法で遂げていた
その魔法を生業としている者を“魔導士”と呼ばれている
多くの“魔導士”達はギルドと言う組織に所属しており、そこから依頼とうい形で仕事をこなしていた
そして、とある魔導士ギルドがある。そこに所属する“魔導士”は後に、数多くの逸話を残していく・・・
これは、そんなギルドのメンバーたちの物語である。
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フィオーレ王国・ハルジオンの街
side:夢の中
空間が崩れていく世界・・・ソコに一人の男と対峙する様に、4人の戦士と4体のカラクリがいた。
〘ココにあるビートバスターのデータ・・・これがある限り私は倒せない!〙
〘これが・・・私の切り札!!〙
〘あぁそれな・・・もう要らなくなったんだ〙
〘何しろ俺の
〘・・・は?〙
〘エンター!お前が自分の“切り札”だと思っていたものは・・・先輩の・・・〙
〘陣マサトの“切り札”だったんだよ!!〙
〘・・・・・・〙フルフル
〘お前を倒す・・・私達全員で!!〙
〘うぉぉーーーッ!!〙
〘ゴーバスターズ!アブューズ!〙
〘あなた方さえ居なければ・・・バックアップなどなくとも・・・!!〙
その男の後ろに全長60mを超える人型の物体が出てきて、男はその中に入った。
〘行くぞぉ!〙
男と対峙していた戦士たちも特殊なスーツを見に纏い、同じく60mを超える人型の物体に乗り込んだ。
この2つの巨大人型の物体は衝突する直前に、世界は暗くなった。
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「・・・ツ・・・きて・・・ねぇ」
「起きてよナツゥ!」
「ふが!」パァン!
「あれ・・・ココは?」
「ココはハルジオンの駅の外のベンチだ」
「“ギルド”に戻る途中にお前の酔いが再発したからここに降りたんだ」
「
「そうだよ!」
「今日はここで1晩休んで“ギルド”に帰ろうよ?」
「ハッハッハ!」
「悪いなハッピーにJ・2!」
「そんじゃ、さっさと宿を取りにいくか!」
「あい「行くぞ!」Σ被らないでよ!?」
「ところでナツ」
「ん?」
「何か魘されていたようだが・・・どんな夢を見たんだ?」
「あぁ・・・」
「チョイっと懐かしい風景を・・・な」
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俺の名はナツ・ドラグニル・・・と言っても
俺には前世の記憶がある・・・前世の名は『陣マサト』・・・またの名を『ビートバスター』・・・
前世の仲間の『特命戦隊ゴーバスターズ』達と最後の敵、『エンター』との最後の決戦で俺は完全に『データ』が消滅してこの世から完全に消えたハズだった・・・
だが、次に目を覚ましてみれば森の中で子どもの姿で生き返っていた。しかも驚く事に・・・この世界は魔法が存在していた
当時身寄りのなかった俺は育ての親になる者に拾われて、魔法や文字に言葉を教わった。
その過程で前世の知識を生かして以前の力と、前の相棒『ビート・J・スタッグ』を模して創った新たしい相棒・・・
『スタッグ・J・ビート』こと、J・2を創った時は育ての親も驚いてたな・・・
そんな育ての親も7年前姿を消しちまった・・・そんな時俺達を拾ってくれた爺さんの“ギルド”に所属して仕事を貰ってるんだがな・・・
まぁそろそろ現実に戻るか・・・
「何でこーなるの?」ポタポタ…
「大丈夫~ナツ~?」
「あの“
宿を探している途中、何か人だかりが出来ている所があったから興味本位で近づいてみたらただのオッサンだった・・・。
しかもカッコつけて“
しかも“火竜”っと言う男がサインを渡そうとして断ったら女たちに噴水に投げ飛ばされた・・・。
“火竜”の男は船上パーティーをすると女たちに言い残し、炎の魔法で港の方に飛び立った・・・。
「にっしても・・・一体何だったんだアイツ・・・?」
「本っ当にいけ好かない奴よねェ」
「「「ん?」」」
「さっきはありがとね!」
さっきチラッと見えた集団の中にいた金髪の少女が何故か俺たちにお礼を言ってきた・・・何で??
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side:レストラン
「悪ぃな、わざわざメシを奢ってくれて!」モグモグ
「あい!」バクバク
「ゴチ・・・」チュー・・・
「あはは・・・ナツとハッピーとJ・2だったっけ?」
レストランで何故かご馳走してくれた彼女の名はルーシィー・・・
彼女が言うには先程の“火竜”を名乗る男は“
と言うより、このルーシィーという少女もその“魅了”にやられ掛けていたらしい・・・
「まぁそんな時にあなた達が割り込んだ衝撃で“魅了”が解けたわけよ」
「なるほど・・・だから礼を言ったわけか・・・」
「それにしても・・・あの男の使った魔法をそこまで理解できるとは・・・」
「こー見えても一応、魔道士なんだよアタシ♪」
「まぁ“ギルド”には入ってないけどね」
その後は女の子のギルドトークが始まった・・・人気のあるギルドや入りたい候補のギルドにそこに所属する有名人など諸々語り出した。
と言うより目の前に“ギルド”の魔道士が居るんだけどな・・・
「だからあたしは絶対そこの“ギルド”に入るんだ!」
「ふーん・・・」
「あ!そう言えばナツは何であの中に突っ込んで行ったの?」
そこに振るか・・・
「それ「“火竜”がイグニールと思ったからだ!」Σだから入って来るな!」(怒)
「まぁ結果違ったけどね!」
「今、冷静に考えればイグニールじゃねェって分かりきってんのにな・・・」
「てかっ街にいたら今頃大パニックもんだよ」
「それって本当に人間なの・・・?」
「イグニールは正真正銘の本物の“ドラゴン”だ」
「!!?」
J・2がそう言ったらルーシィーはビックリ仰天していた・・・いや、確かに普通はそういう反応だよな
「そんなの街中にいる訳あるかぁーー!!!」
「!」( ゚д゚)ハッ!
「そこの猫!今気づいたって顔すんな!!」
「まぁあたしはそろそろここを出るから・・・ゆっくり食べてって!」ヒラッ
ルーシィーはそう言ってテーブルに金をいくらか置いてくれた。
「ゴチになります!」
「いいのよ!あたし助けられたから」
「これでお相子ね」
ルーシィーはそう言ってレストランから出ていった。
「・・・ナツよ」
「ん?」
「俺たちが“魔道士ギルド”の者だと伝えなくて良かったのか?」
「良いんだよ!」
「どの“ギルド”に入るかはその人次第・・・」
「縁があれば又どこかであの子に会う時が来るだろ?」
俺はそう言って食事を再開した・・・
この時の俺は数時間後にあの子にあんな形で再会するとは思っていなかった・・・
もちろん・・・同じ“ギルド”の仲間になることも・・・いずれ起こる大きな戦争に俺たちが深く係わっていることも・・・
ーENDー
ナツ・ドラグニル→『前世・陣マサト』
バグラスとの決戦から命をおとし、ナツ・ドラグニルとして生まれ変わる。性格は原作のナツ・ドラグニルに引っ張られているが、基本的に前世と同じ天才エンジニア。『スタッグ・J・ビート』とは一番付き合いが長い・・・
オリキャラ
スタッグ・J・ビート
ナツが創った新しい“バディロイド”。イグニールのいた頃に造られ、ナツやイグニールに色々と教えて貰った。見た目は『ビート・J・スタッグ』によく似ている。愛称はJ・2と呼ばれている。
ハッピー
ナツのもう1人の相棒。J・2とも仲が良く、よく色んな話をしている。