Apexの能力貰ったけどこの世界じゃ通用せんだろ、それよりモザンビークヒアァ 作:ナメクジとカタツムリは絶対認めない
転生しました。
前世の俺の死因は──トラックにガツン!らしい。なんともあっけない最後だ。別に轢かれそうになった子供を助けたとか、そういうのじゃない。──まあ、それで、気づいたら赤ん坊になってた。そっからなんやかんやあって、今。駒王学園に通うぴちぴちの高校二年生になってる。
「おーい!操!」
早朝の静かな住宅街に、大きな声が響く。その声の主は、手を振りながらこちらに走ってこようとしていた。
「おお、イッセー。あれ?今日は覗きに行かねえの?」
「今日は女子剣道部は朝練無いからな!」
さらっと女子剣道部のスケジュールを何故か知っているこの男。ウチの学校の有名人の一人、『兵藤一誠』は、俺の肩を組みながら自身の鞄の中を見せる。そこには、さまざまなジャンルの───
「…お前またエロ本持って来てんの?そろそろバレるぞ先生に」
「だーいじょぶ大丈夫!没収されてもまだまだあるぜ!」
「そうじゃなくて」
根本的な面で話が噛み合ってない友人につい頭が痛くなる。こいつは顔は良いんだけどな…どうしても中身が変態魔神すぎてモテない。
「おっと、こうしちゃいられねえ!松田と元浜とコレクションの見せ合いをするんだった!へへ、じゃーな!操!」
そう言って、イッセーは走り去っていった。…あ、なんか通り過ぎた女子高生に悲鳴あげられてるんだけど。他校にまで知れ渡ってんのかよ、あいつの名前。
[とか言って、なんだかんだアイツの事放っておいてねえじゃねーか!分かるぜ、お前ツンデレってやつだろ!?]
突然、頭の中に男の声が響く。その音量はまだ完全に覚醒していない脳に酷い痛みを起こすのには十分な大きさであった。俺はつい頭を押さえた。
「うっせーぞ、オクタビオ…!朝からそんな大声出してんじゃねぇよ…」
俺は頭の中の声に悪態をつく。すると、次々と声が発言をしていく。
[元気がねえなあソウ!ちゃんと飯食ってんのか!?眠気覚ましに、いっちょ走ってみるかい?]
[それは昨日遅くまでうちらの能力の練習をしてたからでしょうが、シルバ!大丈夫よ、ソウ!うちのヘルスドローンで──]
[いやいや!ライフライン、君の能力は少々目立ちすぎてる。ここは、僕たちがソウを言葉で元気にするんだ!大丈夫、博士から人を元気付ける言葉を内蔵されてるからね!まずは──」
[ソウ!頭痛には面白い話で痛みを和らげるのが一番だぜ?しょうがない、このミラージュ様が一つ面白い話をしてやるよ!]
「があ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"うるせぇぇぇぇ!!!てめーら全員静かにしやがれぇぇぇぇ!!!」
俺の事を怪訝そうな顔で見る通行人には目もくれず、俺──『
阿久須 操(あくす そう)
前世でトラックに轢かれ、ハイスクールD×Dの世界に転生したオリ主。ハイスクールD×Dは未読。何故か頭の中にApexレジェンド達が居る。レジェンド達は本名で呼んでる。
Apex Legends
みんな仲良し。ローバの親はレヴナントに殺されてないし、ガスおじとローバがワットソンを巡って喧嘩なども無い。平和な世界。
操に自分たちの能力の使い方を日々教えている。