Apexの能力貰ったけどこの世界じゃ通用せんだろ、それよりモザンビークヒアァ   作:ナメクジとカタツムリは絶対認めない

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新しい生活が始まりました。環境が変わり、大変な毎日。それでもAPEXはやろうと思い、PS4を手に取った私はとあるゲームを見つけました。それは、『FF7リメイク』。しかし、私はそんな物には惑わされません。そっと目を背け、小説の執筆モチベーションの為にも、APEXを頑張ろう──。

そうして二ヶ月経ちました。一言言わせてください。
ティファ可愛い(遅れてごめんなさい)


再会

「イッセー先輩、もう絶対に教会には近づかないでください」

 

俺たちが教会を去り、しばらく歩いていると普段のマイペースな雰囲気とは程遠い、真剣な表情で小猫ちゃんが俺に顔を向けた。

 

「…え?な、何で…?」

 

突然のその小猫ちゃんの発言に虚をつかれる俺。せっかくアーシアとも友達になれたのに…どうしてそんな事言うんだよ。

 

「教会と悪魔は敵対関係にあります。悪魔であるイッセー先輩があそこに行ったら、ただの良い獲物です」

 

小猫ちゃんによると、教会には『悪魔祓い』とか言うその名の通り俺たち悪魔を祓う──殺すスペシャリストみたいな奴らが沢山居るらしい。

俺はそこに自ら行こうとしてたわけか…。背筋に嫌な汗が通るのを感じる。

 

「…とりあえず今日の事は部長に伝えておきます。後でしっかり絞られて下さい」

「ええ!?そりゃないぜ小猫ちゃん!」

 

肩を落とす俺に苦笑する小猫ちゃん。やっぱり駒王学園のマスコットと呼ばれるだけはあるな…!普段の鉄面皮とのギャップの破壊力が凄えぜ…!

そう俺が悶えていると、小猫ちゃんは学園へ歩き始めた。慌ててそれを追う。

 

 

 

 

(アーシアさんは何も知らされていない。…けど、教会が阿久須先輩に何か危害を加えるようであれば…私は──)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も元気に頑張るゾイ!と自分に喝を入れ、日課となった夜のランニングをする。

今日はウィットが能力を教えてくれるらしい。どんな能力なんだろうか。そろそろ撃退できるような能力が欲しいんだけど…。

 

[あー、まあ、うん。まあ…]

 

出来ないんだね。ごめんね贅沢言って。逃げれるだけでもありがたいからそんな落ち込まないで…。

ウィットの悲しい声をBGMに駒王町を走る。一通り走り終えた後、公園に行こうとしたその時──、

 

 

 

「ぐあああああああああっ!!」

 

 

 

静寂な夜の街には相応しくない、悲痛な叫び声が聞こえた。

 

足が強ばり、呼吸が荒くなる。飛び出るんじゃないかと思うほどに心臓の音が大きく聞こえる。

俺の脳裏に、あの人外の二体がよぎる。俺を躊躇なく殺そうとしてきた奴ら。またこの付近に現れたのか?だったら早く逃げた方が良い。けど──、

 

 

 

──けどなんで、()()()()()()()()()()なんだよ。

 

 

 

俺は震えながら、『全能の目』で叫び声が聞こえた家を視る。対象は、『人外』と『兵藤一誠』で。

大丈夫。イッセーなわけない。人外だったとしても、すぐ逃げればいい。だから──。

 

 

そう思っていた俺の視界には、足を抑え蹲っている人型のオレンジ色のシルエットが透視された。

 

「───っ」

 

それを見た瞬間、俺はそこへと走っていた。玄関の鍵は空いていた。靴箱を見ると駒王学園指定の革靴がある。それによりまた一層焦りが俺を蝕んでいく。

リビングの扉を勢いよく開けて、叫ぶ。

 

「イッセー!!」

 

その光景は、一言で言うと地獄だった。人が壁に磔にされている。()()()()()()()は、十字架に貼り付けられているようだ。ぷらん、と臓物が垂れ下がっている。その表情は、苦痛に満ちたおぞましいものだった。

 

「う──っ」

 

腹から熱いものが込み上げる。背中を曲げ、その物体を出そうと生理的欲求に身を委ねようとした時に、頭の中で『声』が響く。

 

 

───おまえ狙われてんぞ!避けろ!───

 

 

それが聞こえた瞬間、横に飛び退く。すると先程までいた場所がすっぱりと切れていた。

 

 

「──なんで避けちゃうんです?すっぱりしっぽりあの世に送ってあげよーと思ったのにぃ!?」

 

その声の方に顔を向けると、そこには白髪の神父がいた。そいつは何が面白いのかげらげらと笑っている。

 

「──アンタ神父さんだろ?こんな事して神サマに怒られんじゃねーの?」

「んん〜心配ご無用ナッスィング!俺っちの神様はそんな事で怒りゃーしやせん!ああ、慈悲深け〜主に感謝感謝!」

 

 

[主を信仰してる上で何そんな事を抜かしているんだブチ殺してやるこの腐れ〇〇〇〇ッッ!!]

[ちょっと!?ブラッドハウンドがキレてるんだけど!?]

[あー…多分あの小僧の神さんの扱い方が雑だからブチギレちまったんだな。よし、関わらんとこ。触らぬ神に…あ、やべ神って言っちまった]

[我が名はブロスフゥンダル!!]

[おさえろおさえろー!]

 

 

どったんばったん大騒ぎのところ悪いんですけど緊急事態なんです!ちょっと静かにしてて!お願い!!(切実)

──とまあ置いといて。コイツマジでイカれてやがる…多分この磔にされてる人を殺したのもコイツだ。なんか光ってる剣持ってるし。銃もあるし。

 

[ブラザー、落ち着けよ。お前には俺たちが付いてる]

 

兄貴の言葉にパニック気味になってた気持ちが静まっていく。よし、まずは状況判断だ。

目の前にイカれ神父、その奥にソファー、その横に倒れているイッセーと半裸のアーシアさん。…ん?

 

 

「──ええ!?」

「操!?お前なんでこんな所に…!──ッ逃げろ!殺されるぞ!」

「──ッ!?」

 

驚愕の声を荒げるイッセー。アーシアさんもイッセーに手をかざしながらこちらを驚愕の表情で見ていた。

イッセー一人だったら逃げれなくもないが、アーシアさんが居るのは聞いてないぞ…どうしようか。

 

「ありゃりゃ、君もしかしてこのクソ悪魔くんの友達?オイオイオイオイマジで言ってる!?それはそれはコッケーですなぁ!」

「…悪魔?」

「え、知らなかったの?ええ…チミが馬鹿なのか、それともこの悪魔クンが隠すのが上手かったのか…。──まいいや、どーせ二人殺すし」

 

そう言い切るや否や、神父は猿のような素早い動きをしながら手に持っていた剣で襲い掛かってきた。

 

「──やば」

 

即座にアドレナリン興奮剤を打ち込み、その剣を避ける。興奮剤の効果が解けるのは体感的に6,7秒。その間にどうにかしてケリをつけないと…!

神父の顔が驚愕に染まる。しかし、それを気にする事なく──。

 

 

「オラァッ!!」

「タコス!」

 

思いっきり、その驚愕に染まっていた顔面に蹴りを入れた。何やら訳の分からない叫び声を上げながら壁に激突する神父。

それを見届けたと同時に、興奮剤の副作用が体を襲う。

 

「──ッ痛つ…!よし、イッセー、アーシアさん連れて逃げるぞ」

「お、おいお前それどういう…!」

「説明は後だ、多分もう俺の攻撃は通用しねえから。さっさと──」

 

その時、俺たちから少し離れた場所に、赤い魔法陣のようなものが浮かび上がる。…嘘でしょ?

 

「またなんか変なのが来んのかよ…!」

「──!いや!あれは──」

 

やけに喜色満面の顔をしたイッセー。その反応に眉をひそめていると、その魔法陣の中から人影が見える。その正体は──。

 

 

 

「イッセー!助けに来たわよ、無事かしら?」

「ぶ、部長おおおおお!!」

「部長おおおおおおお!?」

 

 

 

駒王学園、オカルト研究会部長の、リアス・グレモリー先輩が、その紅い髪を揺らしながら現れた。

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