ウィザード達に黒き戦士の助っ人が駆けつける中、ディレイドの方にはディレイドも知らない魔法使いが現れる・・・。
「ヒヒヒヒィーッ!!」
「ガーブガブガブッ!!」
「おぉっと!」
ギリザメスとサボテグロンの攻撃をかわしながらもビーストは右手の指輪を付け替えると、ビーストドライバーの右側にある穴に指輪をはめる。
《バッファ!ゴーッ!!バッバッババババッファッ!!》
ビーストドライバーからの電子音声に合わせてビーストの右肩に牛の頭部の形をした装甲から赤いマントが垂れ下がった状態となっている装備『バッファマント』が装着される。
「おらぁっ!!」
「ヒィッ!?」
バッファマントを装備することによってパワーが上がり、それを利用してサボテグロンに膝蹴りをおみまいして吹き飛ばす。
負けじとすぐに立ち上がったサボテグロンはサボテンを思わせる形状の棍棒をどこかから取り出してビーストに振るうがあっさりと止められ、そのままビーストが攻撃をし続ける。
すると、サボテグロンを援護しようとギリザメスがビースト目掛けて口から火炎放射を放ってきた。
「熱っ!?何で鮫が火を噴けるんだよ!?」
「ヒヒヒィィィッ!!」
「ガァァァァッ!!」
「ぐぁぁっ!?」
まともに炎を浴びてしまうビーストが文句を言う中、サボテグロンが棍棒でビーストの胸を突きすかさずギリザメスは刃物のような形状となっている左腕でビーストを斬り付けた。
ギリザメスの一撃を受けて吹っ飛んだビーストに対しサボテグロンはどこからかボールのような形状のサボテンを取り出すとそれを構える。
それはサボテグロンの武器である『メキシコの花』と言うサボテンの形の爆弾である。
「ヒヒヒッ!このメキシコの花で木端微塵に吹き飛ぶがいいっ!!」
「吹き飛ぶがいいって・・・ちょ、まさかそれ爆弾かよ!?」
「その通り!死ねぇぇぇっ!!」
「だーっ!?ちょいタンマーッ!!?」
サボテグロンの言葉にビーストがまさかと思いながらも声を上げる。
それに対して肯定した直後にメキシコの花をビースト目掛けて投げつけた為にビーストは思わず叫ぶが、叫んだところで飛んできているものが止まる訳がない。
「っ!コウスケッ!!」
「この、邪魔だっ!!」
「あいたっ!?」
「ぐっ!?」
「させるかっ!!」
「「うわっ!?」」
それを見たウィザードとメイジがそれぞれ戦っていたグレムリンとメデューサを蹴り飛ばす。
そしてウィザードがウィザーソードガンをガンモードに切り替えてメキシコの花を撃ち落とそうとするが、ディナーレがディナーレドライバーを発砲した事によって妨害して来た。
これによって、ディナーレはそのままメキシコの花がビーストに直撃すると思っていた。
「とりゃぁぁぁぁっ!!」
だがその時、何処からともなく現れたディバインがメキシコの花目掛けて飛び蹴りを放って蹴り飛ばしてしまった。
突然現れたディバインの姿を見て驚くサボテグロンとギリザメスが身構えた途端、蹴り飛ばされたメキシコの花がディナーレに直撃して大爆発を起こす。
断末魔を思わせる叫び声を上げて吹っ飛ぶディナーレを余所に突然現れたディバインに驚くウィザード。
「っ!?ディバインッ!!」
「遅れて悪い、助太刀するぜ!!」
「くっ、次から次へと・・・!はぁっ!!」
「おっと!!」
いきなり出て来たディバインを見て、メデューサは持っているヘビが巻き付いたような杖『アロガント』から紫の光弾を放つ。
それに気づいたディバインはディバインドライバーで光弾を弾き落とし、そのままメデューサに斬りかかる。
そのまま戦い始めるディバインとメデューサを見て、メデューサをディバインに任せてウィザードはグレムリンに攻撃を仕掛け始める。
そんな中、ビーストはビーストドライバーのバックル部から専用武器である剣『ダイスサーベル』を取り出すと鍔部分に当たる部分にあるサイコロの目が描かれた部分を回す。
「さて、何が出るかな、っと!!」
《スリー》
「あ、微妙だなぁ・・・えぇい、とりあえず行けぇっ!!」
《バッファ、セイバーストライク!》
ぐるぐるとルーレットの様に回るサイコロの目をよく見ながらもダイスサーベルにある指輪がはめられる場所に右手の指輪をはめるとサイコロの目が3の所で止まる。
電子音声に合わせて微妙だと呟きながらもダイスサーベルを振るうと同時に金色の光の牛が三匹出てきてギリザメスとサボテグロンに突撃する。
それに対して火炎放射やメキシコの花などを使って向かってくる牛を迎撃するのが、止めきれずに三体の突撃をまともにくらう。
だが、二体とも倒しきるまでには至らなかった。
「ちっ!?仕留めきれなかったかっ!!」
「いや、十分だっ!!」
《エクスプロージョン、ナウ》
「ヒヒヒィィィィ!?」
「ガブガブゥゥゥ!?」
まだ立っている二体の怪人を見て舌打ちしながらも身構えようとするビースト。
だが、ワイズマンの声が響いたと同時に響いた電子音声の後にサボテグロンとギリザメスを包み込む程の大爆発が起こる。
その爆発を受けた事により、サボテグロンとギリザメスは断末魔を上げながらも倒れてそのまま爆発するのを見た後、ワイズマンはビーストに対しサムズアップしたのを見てビーストもサムズアップするのであった。
「あらま、やられちゃったか」
《ハリケーン、スラッシュストライク!》
「はぁぁっ!!」
「おぉっとっ!!」
ギリザメスとサボテグロンがやられたのを見ていたグレムリン。
そんな時に聞こえた電子音声に合わせてウィザードが緑色の斬撃を飛ばすが、グレムリンも負けじとラプチャーを振るって斬撃を飛ばして相殺する。
「く、くそっ!グレムリン、退くぞ!!」
「え?もう帰るの?」
「逃がすかぁっ!!」
《エクスプロージョン、ナウ》
この状況はまずいと判断したディナーレがウィザードと戦っているグレムリンに声をかけながらも灰色のオーロラを出現させる。
それを見たワイズマンがワイズドライバーに右手の指輪をかざすと同時に響いた電子音声の後に、ディナーレは連続して起こった爆発をまともに受けてしまって吹き飛ばされる。
「あぁー、もぅ!」
「おわっ!?」
「世話が焼けるんだからっ!!」
「「うぉっ!?」」
吹っ飛ばされるディナーレを見てウィザードを蹴り飛ばし、そのままラプチャーを振るってビーストとワイズマン目掛けて斬撃を飛ばす。
ビーストとワイズマンが慌てて斬撃をかわした所で素早くディナーレの脚を掴むとそのまま引きずって移動する。
「ま、待て!?せめて手を引っ張れ!後頭部が・・・」
「やれやれ、怪人に頼れなかったらめっぽう弱いんだからぁ~・・・んじゃ、メデューサ。僕はこの辺で!」
「ま、待てグレムリンッ!貴様等だけ逃げる気かっ!?」
「大丈夫だよ、こいつ等置いていくからっ!!」
ディナーレの文句を聞かずにオーロラを使って去ろうとするグレムリンを見て逃げる気だと考えるメデューサ。
そんな彼女に返しながらもグレムリンは何処からか取り出した紫色の石を3つ投げる。
すると、紫の石が不気味に光り輝いたかと思うと三つとも全く同じ姿をした怪人へと姿を変える。
その怪人は全体的に白く頭部と胸に紫の宝石のようなものを宿していた。
「な、何だこいつ等は!?」
「人工ファントムのカーバンクル、とある世界にあった物を真似して作ったんだってさ!さぁ、カーバンクル達!メデューサを助けてあげてね~!」
いきなり出て来た怪人『カーバンクル』を見て警戒するメデューサに対して説明した後ディナーレを引きずりながらもグレムリンはオーロラを潜って、そのままオーロラと共に消えてしまった。
それに合わせて三体のカーバンクルが一斉にウィザード達目掛けて体中から何かを飛ばしてきた。
飛んできた何かをかわせずにまともにくらって吹っ飛ぶ三人は飛んできたものの正体を見て驚かされた。
何故なら飛んできたものは魔宝石だったのだ。
「おい、これ魔宝石じゃねぇか!?」
「本当だ、何だってこんなものを・・・」
「話してる場合かっ!?」
「来るよっ!!」
何故魔宝石を飛ばしてきたのかが分からずに困惑するワイズマンとビースト。
そんな二人にディバインとウィザードが声をかけていると、カーバンクル達と共にメデューサが向かってきた。
「はぁっ!!」
「くぅっ!?」
その頃、ディレイドはと言うとレッドキャップと交戦している最中であった。
状況はと言うとディレイドの方が若干有利になっていた。
「このっ・・・大人しく殺されやがれぇっ!!」
苛ついた様子で包丁をディレイドに振るうレッドキャップ。
ところがその時にレッドキャップの目の前にいたはずのディレイドが突然レッドキャップの目の前から姿を消してしまった為に攻撃が空振りに終わる。
「はぁっ!!」
「ぐっ!?くそっ、またかっ!!一体どうなってやがるっ!?」
直後、いつの間にかレッドキャップの右隣にいたディレイドに横っ面を殴られるレッドキャップは訳が分からないと言わんばかりに叫ぶ。
実はレッドキャップとディレイドが戦い始めてから、たびたび攻撃が確実に当たると思った時にばかり今のように突然ディレイドが目の前から消えては別の場所から攻撃を仕掛けてくるのだ。
だんだんとレッドキャップは苛ついていく事で攻撃が少しずつ大振りになっていく中ディレイドは冷静に攻撃に対しているが実は少し焦っていた。
(くっ・・・こいつの攻撃、かなり一撃一撃が重い上に速い!この力が使い続けれれば便利なんだけど、制限時間が短いってのが結構痛いな・・・!)
心の中でそう思いながらもディレイドは左腕に装備した円型の盾についている砂時計を見る。
ちなみに、この盾は龍騎の世界で手に入れたカードの一つであるほむらのイラストが描いてあるカードをディレイドライバーに装填した際に出現したものだ。
ディレイドは今その盾の力で、ほむらが使用することができる時間停止の魔法が使えるようになっているのだ。
先ほどからレッドキャップの攻撃をかわす際にこの時間停止の能力を使っているのだが、レッドキャップは理解はしていないようだ。
この事はさやかのカードを入れた際のように情報が流れ込んできたのでかなり便利な能力だと言う風に思えたが、ほむらの使う時間停止は盾に内蔵されてある砂時計の砂が一月かけてこぼれる砂が完全に下に落ち切ってしまった時点で使用が出来なくなると言う欠点があり、その欠点はディレイドにも影響されているのだ。
一応時間停止を使ってる間は砂が止まるとは言えども、ほむらとは砂が落ちるペースも違うようでとても一月かけて落ちるとは言えない凄く早いペースで砂が零れ落ちてる為にもう半分を切ってしまっていた。
もうすぐ使えなくなる時間停止能力抜きでなら、どう戦おうかと思うディレイドに対しレッドキャップが怒鳴り声を上げる。
「くそっ、くそくそくそぉっ!!ちょろちょろ動き回りやがって・・・クロウ・スペリオルを思い出させやがるっ!」
「っ?クロウさんの事を知ってるのか?」
「あぁ?そりゃ知ってるさ・・・やり合ったことがあるし、俺がファントムになった原因でもあるんだからなぁっ!!」
「っ!?俺がファントムになった原因って・・・お前、元の人間の人格のままなのか!?」
「あぁ、そうさ!だから、俺がファントムになった原因であるアイツの事もよぉ~く覚えてんだよっ!!」
苛ついた様子で声を上げるレッドキャップの発言に驚くディレイド。
そもそもファントムと言うのは『ゲート』と呼ばれるファントムのエネルギーとされる強力な魔力を持った人間が精神的なダメージを受けて絶望してしまう事で生まれる怪人の事である。
通常のファントムはゲートの頃の記憶を持ったままファントムになるのだがゲートの人格とは別物になる。
ところが、ゲートの人格のままでファントム化するイレギュラーなものも存在しているのだ。
その事を知っている為に驚きを隠せないディレイドに対し、レッドキャップが包丁で斬りかかってきたために慌ててブレイブッカーで受け止める。
そのままディレイドとレッドキャップが鍔迫り合いの状態となるとそのまま続きを話し始める。
「俺は色んな町で何人もの人間を殺してきたんだ・・・誰であろうが構いはしねぇ。苦痛にゆがむ顔を見たり泣き叫ぶ姿を見るのは最高に楽しい時間だった・・・だが、クロウ・スペリオルがそれを台無しにしてくれたっ!いきなり出て来たアイツに負けたおかげで俺は牢獄送りになっちまったんだよっ!!」
「くっ・・・そんなの、自業自得じゃないか!?」
「うるせぇ!俺にとって、あれは俺の全てとも行ってもいいものだったんだよっ!!それが出来ない状況が長く続ちまったもんだから俺は獄中で絶望しちまってファントムになったっ!!けど、感謝はしているお陰で色んな奴を殺せるようになった・・・そのお礼に、アイツの知り合いみたいだからここでテメェや一緒に後ろで倒れてる連中諸共殺してやるよぉっ!!」
「ぐぁっ!?」
レッドキャップの言い分に納得できないディレイド。
そんな彼の言葉を切り捨てながらもレッドキャップはブレイブッカーを弾いてそのまま彼に一撃入れる。
よろけるディレイドに対し、レッドキャップはいきなり不気味に紫に光り輝き始めた包丁を横に振るう。
それを見て咄嗟に左腕の盾を構えるのだが、その一撃は盾を綺麗に切り裂いてしまった為に盾の中にあった砂時計が壊れてしまう。
その結果、ディレイドの装備していた左腕の盾が消滅してしまう。
「し、しまっ・・・」
「おらぁっ!!」
「ぐぁっ!?」
盾が消滅したことに驚くディレイドだったが、それが隙を生んでしまい蹴り飛ばされる。
そのまま床を転がってソーマ達の近くに行きながらも、ディレイドがすぐに体を起こすとレッドキャップの包丁の紫の光の輝きが増していた。
「纏めて・・・くたばれっ!!」
そして先ほどソーマ達にはなったものよりもかなり巨大な地を這う衝撃波を放ってくる。
その衝撃波のスピードもあってか、カードを入れている暇がない上に、他の皆が危険だと瞬時に判断したディレイドは自分の体を使ってその衝撃波を受け止めようとする。
その時、突然ディレイドの目の前に黒い魔法陣が出現したかと思うと向かってきていた衝撃波を防いだ。
突然出て来た魔法陣が消える中で、何が起こったのか良く分からずに困惑するディレイドの背後から足音が響く。
それを聞いて首だけを後ろに向けるとハルトの変身するワイズマンのローブが真っ黒になったような姿の仮面ライダーがこちらに向かって歩いてきた。
「黒い、ワイズマン・・・?」
「っ!?あいつは・・・」
「何故、ここに・・・!?」
「全員無事みたいですね・・・全く、ソーマはともかくカンタビレまでもあんな小物にしてやられているとは思いませんでしたよ」
いきなり出て来た黒い仮面ライダーに驚く面々を余所に全員無事であることを確認した後にレッドキャップを見ながらも続ける。
それに対し、レッドキャップは少し怯えた様子で声を上げた。
「て、テメェ、絶望の魔法使い!?なぜこんな所にいやがる!?」
「絶望の魔法使い・・・?」
「これ以上貴方に存在されるのは個人的に嫌なんですよ、スペリオルがいなくなってからは好き勝手無差別殺人を繰り返しているみたいですしね」
「スペリオル、って・・・クロウさんのお知り合いですか?」
「おや?彼の事を知ってるとは・・・と言うか貴方は誰ですか?見慣れない格好ですけど」
「仮面ライダーディレイド、秋山吉良・・・えと、通りすがりの旅人です」
「旅人、ですか・・・私はアルケー・サーシェス、この姿はウォーロック・・・貴方風に言えば仮面ライダーウォーロックと言います」
簡単に自己紹介を終えるディレイドと黒い仮面ライダーこと『仮面ライダーウォーロック』。
話し終えると同時にディレイドとウォーロックがが構えると、レッドキャップがタナトスを付けた左手を握った状態でウォーロックに向けた。
「ふ、ふんっ!いくらお前でもこいつの力があればぁっ!!」
「ほぉ・・・あ、それちょっと貸してください」
「え、ちょっと・・・っ!?」
タナトスで魔力を奪い取ろうとするレッドキャップ。
レッドキャップが何をするのかはわからないでいるものの、余裕そうな様子を見て何かすると言うのは分かったウォーロックはいきなりディレイドが持っていたブレイブッカーを奪い取る。
いきなり武器を取った事にディレイドが何をするんだと言おうとした途端にウォーロックの姿が突然消える。
直後、レッドキャップのいる方から何かを切り裂いたような音が響いたのでそちらを見た途端にレッドキャップの左手が音を立てて床に落ちた。
「ぎゃぁぁっ!?お、俺の手、がぁっ!!?」
「おぉ~、これいいですねぇ。切れ味が良いくせにとても軽くて使いやすい・・・旅人君、私にこれくれませんか?」
「駄目ですよっ!?それ無いと僕まともに戦えないんですからっ!!」
左手が落ちた事に悲鳴を上げるレッドキャップに対し、背後に回っていたウォーロックがレッドキャップの背中を思い切り蹴り飛ばす。
蹴り飛ばされて倒れるレッドキャップを余所に、ブレイブッカーを軽く振るいながらもディレイドにくれないかと言うが速攻で却下させられてしまった。
その事に何やら本気で残念そうにしながらも、ブレイブッカーをディレイドに投げて返すウォーロック。
ディレイドが返されたブレイブッカーをキャッチして腰に付け直した直後、レッドキャップが立ち上がって、二階だと言うのにもかかわらず躊躇う事なく近くの窓を破って外に出てしまった。
慌てて破られた窓から外を覗きこんだディレイドは追いかけようと、窓に足をかけようとしたがすぐに足を下す。
どうしたのだろうかとウォーロックが見ている中でディレイドが視線を逸らしたのでその視線の先を見てウォーロックはディレイドの考えている事が理解できた。
彼の視線の先には負傷したソーマ達の姿があり、彼らを放って置くのはできないのだろうとすぐにわかったのでウォーロックがディレイドに声をかける。
「旅人君、奴を追いなさい!」
「え、で、でも・・・」
「彼等は私が何とかしましょう、さぁ早くっ!!」
「・・・すいません、お願いしますっ!!」
「あ、旅人君っ!最後に一つだけっ!!」
「な、何ですか?」
「スペリオルの事をよろしく頼みます。彼はこの女性を、この女性は彼を誰よりも大切に思い、互いの存在を心の支えと思い合う仲・・・ぶっちゃけた所、相思相愛の関係なんですから」
「なっ・・・!!?」
「彼女の、希望・・・護ってあげてくださいね?旅人君」
「・・・了解です!」
ウォーロックに急かされ、少し考えた後ディレイドはソーマ達を彼に任せようと思いそのまま飛び降りようと窓に足をかけた途端に、呼び止められる。
どうしたのだろうと思うディレイドに対し、ウォーロックはフェイトを見ながらも続ける。
フェイトが顔を真っ赤にしている中、ディレイドは返事を返してそのまま窓から飛び降りるのであった。
To be continued・・・