転生して超余裕!の世界で世界最高のボディーガードしてるけどなんか文句ある?   作:ミスター髑髏

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いやあ空いた空いた。頑張って早めに仕上げます。
あと、ウチの総理の名前はオリジナルです。
気に入らなかったら我慢して見てね☆


黒と白と謀

「よく来たね。君は、もう来ないと思っていたのだがね」

「────そうですか。私も、あなたも、死ぬときは一緒ですよ」

「───────────ふ。

 

 

 

 

ふははは!愉快だね、君と話しているときは!」

 

カラカラと愉快そうに笑う総理、御子神大和(ミコガミヤマト)。彼は選ばれて総理大臣に成った訳ではない。欺瞞と、圧倒的権力の上に成り立っていた。

つまり、実質的には国民の意見を受け入れてなどいない。

 

「君が、穐茂くんの子かい?うん。文字通り真白な瞳だね。汚れたりしないことを願っているよ⋅⋅⋅⋅」

 

席を立ち、戦の頭に手をのせる。

大和の目が、獲物を捉えたかのように鋭く、怪しく光る。

その輝きを断ち切るように穐茂が声を荒げた。

 

「総理!!

 

 

あなたの子も私の子も、この場には不要なのでは?」

「君、ホントかわったねえ。結婚とは、ここまで人を変えるのかい?」

「あなたは違ったようですがね。

──────(セン)。司さまと遊んで来なさい。司さま、戦をよろしくお願いしますね?」

「うん。トランプしよっ!つかさくん!」

「ああ!まかせてくれたまえ!」

 

まず最初に扉を勢いよく開けたのは(セン)だ。それに付いていく形で、司がセンの後を追って部屋を後にした。

幼くて小さな二人はトテトテと部屋から元気よく出ていった。

残った二人のいる部屋をどこまでも呑むように恐ろしい静けさが包んでいた。その静寂を破ったのは、黒い革が艶を出している豪華な椅子に腰掛けた大和だった。

 

「ふむ。仕事だぞ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────掃除屋よ」

 

大和の言葉を聞いた穐茂は、先程の優しい笑顔とは裏腹に、大和に無表情で、氷のように冷たい視線を向けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ。セン。きみはかけひきがとくいのようだね」

 

丸い白のテラステーブルには、トランプが散らばっている。テーブルの端には、クッキーが数個乗った皿と、紅茶が入っている、上品さがこれでもかと漂うティーカップがあった。

子供にしては堅苦しいほどにピッチリとスーツに包んだ司は、一人用のソファーに座り、センとトランプに興じていた。

 

「えへへ。すごいでしょ?」ペカー

「⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅ふむ。ゆうかいにはきをつけたまえ」

 

センから目を反らし、誤魔化すように薔薇の花を見る。それに割り込むように、センは席から身を乗り出す。

ゆうかいのワードを聞いたセンは、首をコテンと可愛らしく傾げる。

 

「ゆうかい?それってこわい?」

「⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅こわいだろうな。すくなくとも、わたしはきらいだね。ゆうかいは」

「じゃあ───つかさくんがぼくをまもって?」

「ぐふぅっ!!!」

「つ、つかさくぅぅぅぅぅん!!!!?」

 

これが⋅⋅⋅⋅⋅⋅尊い⋅⋅⋅⋅⋅⋅か──────

 

ばたり。

 

「つかさくぅぅうぅぅぅん!!!!」

 

ざやざやと、花園に風が吹いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいおい。掃除屋。そうこわい顔をしないでくれよ?わたしと君の仲じゃないか」

「あなたとの間には、(しがらみ)ひとつありませんよ。総理」

「ふはは。そうかね?わたしとしては気軽に話せる相手である君のことは大切にしたいのだが」

「──────そうですか。それで、仕事とは?」

「なに、いつもの事じゃないか。始末だよ。

全く。近頃の者は、正義感だのなんだの言う者が多すぎる。そうは思わないかね?」

 

穐茂に背を向けながら彼はそう尋ねた。

 

「そうですね。まことに遺憾ですが、貴方と同じ意見です。

正義とは、己の道以外を信じることが出来なかった者たちがすがりよる憐れな結末の事を言いますし、正義とは、己の道を信ずるがあまり、目的を達成するためならば如何なる手段も厭わない。

つまり正義とは常に血に濡れる結末を辿る」

「ふはは!わかっているではないかね!

─────────────まあ、凡百はこの世がどうあるか、考えようともしない。自分の生活が、どんなモノによって成り立っているかを知ろうともしない。今の生活で満足なのだ。上を目指さない。

故に、凡百は凡百なのだ。

まぁ、凡百が考える材料を我々はひた隠しにしているのだがね」

「すべては貴方の責任ですよ。総理」

 

何も答えなかった大和は、この話しを打ち切るかのように、穐茂の方へと向き直る。そして、鍵のかかった机の引き出しから、クリップで挟まれているある男の写真と三枚程度の資料を渡す。

穐茂は何も言わず受け取り、何も言わず写真と資料に目を通す。

一通り目を通すと一体いつから持っていたのか、アタッシュケースを取り出し、資料をしまう代わりに、サプレッサーのついたハンドガンを取り出した。

 

「いつですか?」

「別に、今日から三日以内ならいつでもいいぞ?ああ、もちろん、一緒にいるときでもいいのだよ?」

「⋅⋅⋅⋅⋅⋅殺しますよ?」

「ははは!メインの前に前菜か!うむ、実に正しい判断だ!では撃ちたまえ!!」

 

急に立ち上がり、両手を大きく広げ、穐茂を見下ろすように見る。

眉一つ、瞳すらも動かさず、冷酷に見る。

 

「あなたのような下衆を殺したとしても、心は痛まない。

─────が、外にでも黒服を待たせているんでしょう?あなたらしい姑息な手段だ」

「ククク。やはり愉しいな。君と遊ぶのは⋅⋅⋅⋅」

 

下卑た笑みを穐茂に向ける。穐茂はそれを一瞥すらせずに部屋を出る。

 

「⋅⋅⋅⋅⋅⋅」

「君たちも、私たちの生活を脅かすならば、容赦はしない」

「ッ⋅⋅⋅⋅⋅⋅!は、はい」

 

完全に穐茂の足音がなくなったのを感じると、悪人の手本のような顔をして、ポツリ、ポツリと言葉を呟いていく。

 

「くははは。やはり面白い。

司も私の悪事に気付けば、いずれ私の罪を公表するだろう。司はそういうやつだ。昔の私と似てな。

だったら、私の死刑は免れんな。だが、それだけではいけない。楽しくない。私が楽しくない。

───────穐茂。

君達をできる限り、壊してあげよう。嗚呼、君達はいつ穢れるのだろうか

ククッ。クハハハハハ⋅⋅⋅⋅⋅⋅────────」

 

───────さぁ、どこまで私の思い通りに行くか、十年後が楽しみだ。

───────戦くんと言ったかな?彼は⋅⋅⋅⋅きっと─────人では無くなるだろうね。

 

プレゼントの箱を開ける前の子供のように、ヤマトは無邪気に嗤った。




ガバガバ設定なんでクソぐだる手筈です。そのときは多目に見てください。んで、感想とかください(感想乞食)。今度は早めに投稿できますよーに。
                 かしこ
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