ダンボール戦機 絶対零度の闘士   作:超甲形巡洋艦

102 / 162
ガーダインぶっ飛ばすまでのリクエスト受付中、詳しくは活動報告へ




ダックシャトル防衛戦 解放されし翼

─成層圏─────

 

一言で言おう。苦戦していた

 

元々取って付けてような飛行ユニットでは本格的に宇宙運用を考えて作られプログラムが組まれた機体の大群に劣勢を強いられている

既にスルガの手によって一度マルチプルパルスが発動され敵機は減ったがそれでも多い

 

 

「ジンさん!そっち行きました!」

「了解した。ヒロ!後ろだ!」

 

 

ペルセウスが三機の集団に飛び込み二機を斬り倒す。残った一機はトリトーンの方に逃走する

それを追尾して撃破しようとしたが、その間後ろと上、下方から弾丸が撃ち込まれる

逆にブースターを細かく調整しながら真後ろの敵機に突入、XF-05Uをスルガから拝借した魔改造コマンドハンドガンで撃ち抜く

 

 

「やりました!一機撃破です!」

 

 

ジンも癖の強い飛行ユニットを上手く裁きシーホースアンカーですれ違いざまに敵機を殴打し撃破

慣性が強い宇宙では飛行ユニットの挙動がかなり変わる

推進軸を少しずらして曲がる。逆噴射して減速、停止等々癖が強いのだ

 

「ハァァァァァッ!!」

 

途中二機同時に引っ掻けてそのまま引き投げ別の敵機にぶつけバズーカを撃ち込み撃破

そしてしたから襲撃してきた機体にもバズーカで撃破する

 

 

「ラン君!背中の下に居るよ!」

「オッケー!」

 

 

ミネルバクロー銃持ちの敵が大半の状況では使いづらく両手機関銃で、それと背あわせでリュウビが短機関銃で応戦している

敵の集団の中を飛び回りながら敵機を撃ち倒すが避け切れない程の弾幕に少しずつ被弾してしまう

 

「ユウヤ、そっち大丈夫?」

「なんとかなってるよ。けど長くは持たなさそうだ!」

 

近づいてきた敵機を武の剣でパワースラッシュで一閃し撃破、ミネルバもレーザーカッターで数機を切断して破壊する

 

 

「オルァ!死にてえ奴から掛かってこい!」

「ふん。こんなものか?」

 

 

ハカイオー怒愚魔は全力を出せずにいた。超・我王砲は下手に撃てば作用と反作用の法則で自分が吹っ飛んで行くため撃つことが出来ないでいたのだ。それでも襲ってきた敵機の弾幕を強引に突破、返り討ちにしている

その裏でナイトメアフィアーは身軽に敵機に接近、目立っているハカイオー怒愚魔を隠れ蓑に次々撃破を重ねる

 

 

「アスカ、そっち行ったわよ、ジェシカ、フォローお願い」

「オーケー。ファイア!」

「おりゃぁぁぁ!」

 

 

ダークパンドラとアミは敵の攻撃を避けてホープエッジで弱点一閃

流石の世界チャンピオンだ。早々飛行ユニットの癖を掴みヴァンパイアキャットが縦横無尽に駆け回り触れれば鬼をも殺すトリプルヘッドスピアーで次々撃破する 

ジェシカのジャンヌDもヴァンパイアキャットに着いていきスナップピストルで援護生き残りや死角から襲おうとする敵機を撃破する

 

 

「流石だわ、アスカ」

「ナイスフォローだぜ。ジェシカ。アミもサンキューな」

「フォローは任せなさい!」

 

 

蒼拳乱撃、デビルソウル、サイドワインダー8の同時発動で敵機を凪払う

 

しかしまだパラダイスの方から飛んでくる敵のLBX

 

機龍は反応はあるがどこで戦っているのか全く分からない

オーディーン、A・アーサー、アキレス・ディードは無重力下独特の挙動を克服し優位に立ち回るものの多勢に無勢だ

 

 

オーディーンはその機動力を最大限発揮、マルチギミックサックのリタイエイターを次々変形させ敵機を撃破していた

 

 

「とォッ、ハァ!」

 

 

自機から逃れるため集まった敵機をグングニルで蹂躙する

 

 

A・アーサーはアキレス・ディードと連携して外接ユニットで戦う機を援護、敵を斬り伏せ撃ち抜く

 

 

 

「山野博士!こっちは後二割くらいだ。そっちの進捗は?」

「片方は完成した。後はもう片方と、最低限三機合わせたリンクの試験だ」

「了解レックス、もうちょい作業巻いていくよ」

 

 

レックスの力も借りて既に大きな形は完成していた。後は細かな場所の改造が残る

 

 

『スルガ!まだ!?』

「後もうちょい堪えてくれ。三機とももう少しで送り出すからよ」

 

 

「博士、リンク試験は組み立てながら出来きますか?」

「可能だ。が人手が足りない」

「じゃあレックスは試験に専念して。フルリンクシステム起動」

 

 

ファクトリーのアーム類が激しく動来はじめる。

 

 

「ハァ!セイッ!」

「そこだ!」

 

 

エクスカリバーを振るい敵機を斬り伏せるA・アーサーとダークシューターでそれを援護するアキレス・ディード

しかし囲まれ全方位から銃撃されている。二機は何とか回避しつつ敵を削るがそろそろ限界が近かった

 

 

そして、この宇宙に三機の翼が解き放たれる

 

 

 

 

───────

 

 

 

ダックシャトルの内部ではヴァルキュリアを完成させフルリンクシステムを解除したスルガの第一声が響く

 

 

「よし!こっちは完了した。博士は?」

「チェック終わった!博士、問題無しです」

「こちらも終了した。よし。出すぞ」

「バン、ヒロ、ランたん。おまんたちの新しい翼が完成したデヨ。オーディーンとペルセウス、ミネルバを下げて再出撃じゃ」

「俺も行く。シャルナック、用意は良いか?」

 

 

そう言いスルガは頷くシャルナックを回収、四機を持ってコントロールポットルームへ、カタパルトに四機を乗せて自分もポットに乗り込む

 

 

「よし。三人とも、カタパルトに乗せた。バンの奴がイカロス・ゼロ、ヒロの機体がイカロス・フォース、そしてランのはヴァルキュリア、俺の作品だ。よろしく頼むぜ?ラン」

「おっけー、任せといて!頼んだよヴァルキュリア」

「よろしくな。イカロス・ゼロ」

「行きますよ!イカロス・フォース!」

 

 

スルガのポットに宇宙が写される。カタパルトから射出されたシャルナックの視点だ

 

 

 

───────

 

 

 

 

新たなLBXが飛び立つ。その小さな翼を広げ羽ばたき進路上の敵機を全て撃破しながら飛び回った

 

 

イカロス・ゼロは複雑な機動を描き敵機の弾を回避しながら正面に捉えた敵機をゼロランスでコアボックス等のLBXの弱点を一撃で仕留めていく

 

イカロス・フォースは二振りのフォース・セイバーを振るい弾を刀身で弾き飛ばしながらすれ違いざまに一刀の元に両断し次々斬り伏せる

 

ヴァルキュリアはヴァルナックルは自由自在に飛び回りながらミネルバを越える出力を発揮して次々殴り飛ばし、蹴り倒しながら突き進む

 

 

 

「これが新しい翼・・・凄いです!」

「うおーっ!テイヤッ!流石スルガのLBXだ」

《それだけではない。それぞれの機体が高次元多関節機構を利用した大型ウェポンに変形、絶大な力を持つ必殺ファンクションを発動できる。バン!ウェポンフォームだ。》 

「分かった。イカロス・ゼロ!ウェポンフォーム!」

 

 

バンの操作でイカロス・ゼロが変形、背中と腰の後ろの刀身が定位置にセットされ、腰で二分割、巨大の双剣がイカロス・フォースの手に渡る

 

 

『ラン、お前もウェポンフォームだ!』

「分かった!ヴァルキュリア、ウェポンフォーム!」

 

 

ランの操作でヴァルキュリアが変形、イカロス・フォースと同じような変形、巨大な連装ビーム砲となる

 

 

「バンさん、行きますよ!必殺ファンクション!」

『ラン、行くぜ?必殺ファンクション!』

 

アタックファンクション

00ソード

 

アタックファンクション

ヴァルショットキャノン

 

 

 

イカロス・フォースが双剣になったイカロス・ゼロで全ての方向の空間を斬りつけ幾多のエネルギーの刃を作る

 

シャルナックが大型銃のヴァルキュリアを構えると肩の翼から引き金と照準が展開、二機が赤き光を発する。エネルギーの充填に入った

 

 

最後の二振りが終わった時、空間をゆっくりと動いていた全てのエネルギーの刃が超加速、残心しているイカロス・フォースを中心に大量のXF-05を切断 

付近の敵を全て撃破した

 

 

『チャージ完了。モード散弾確認、撃て!』

 

 

エネルギーの充填が完了したヴァルキュリアの引鉄を引く。二つの砲口から赤い光を纏ったビームが螺旋状に絡まり打ち出されるのと同時に強烈な反動を殺すためヴァルキュリアに取り付けられた全てのブースターが一瞬限界を越えた推進力を発揮

やがて螺旋構造は途中で合わさり宇宙戦艦アンドロメダの拡散波動砲の用に拡散し大量の敵を葬り去った

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。