今のスルガは引っ掻き回そうと思ったら全てを引っ掻き回せる可能性がある
═ミソラ商店街、ブルーキャッツ════
「良くやってくれた。お前達は正真正銘、この国を救ったヒーローだ」
早速お褒めの言葉を頂いた。そして俺は早速珈琲を飲んでいる
「いやぁ、今更ごめんね?道に迷って。にしてもカズ、さすがだな」
「ああ、あの状況でライフルを破壊するとは俺の予想以上だ」
「カズ、レックスに誉められるとは流石じゃないの」
「レックス?スルガ、レックスって誰?」
「そこにいる人の事」
と、今珈琲を淹れている喫茶店のマスターを見た
「レックスって、あのネットで噂されてる伝説のLBXプレイヤーの事か!」
流石カズ、ネットサーフィンしてるだけあるわ。噂にビンビンやな
「そそ」
「それについての話はまた後でしよう。それより拓也」
「バン、君のお父さんの事だが、山野博士は生きている」
「ええ!?」
「例の航空機墜落事故はとある組織によって計画されたんだ」
そしてここでバン、カズ、アミはイノベーター、海道義光の事を聞かされた
カットしすぎじゃないかって?細けえこたぁいいんだよ
「とにかくよかったわね、バン!」
「父さんが生きてる・・・」
俺の親も・・・親?
・・・・・・駄目だ。思い出せん、なんて言うんだ?記憶が混ざりあってる、最早顔すら思い出せない
だれだった?俺の親は
「おめでとう、バン!親父さん生きてて」
「うん!拓也さん、父さんはどこに居るんですか?」
「うっ、それは」
「済まない。まだそこまでは分かってないんだ」
やっぱり拓也さんって嘘苦手なんやな。レックスのフォローなかったら問い詰めようと思ったのに
「とにかく居場所が分かり次第連絡する。それまでは辛抱してくれ」
「分かりました」
アミが何かを怪しんでいる様子だ。拓也さんの隠し事に感づいたのだろう
そしてバン達は店を後にした。勿論俺は珈琲飲んでいく
「アミ、クノイチ忘れんなよ」
わざと置いていったクノイチに気付いたふりして釘をさす。ちょっと交渉したいのだ。聞かれるわけにゃいかねえのさ
「ええ、ありがとう」
ちょっと顔曇った。盗聴する気満々だったな
「・・・さて、拓也さん」
「俺も話があったところだ。率直に聞くが君はどこまで知っている」
「シーカーと言う組織名、イノベーターと言うテロリストがエターナルサイクラーでなんかしそう。エターナルサイクラーとか言うヤバいエネルギー生産装置がある。さっき説明受けたけどそのエターナルサイクラーの設計図らプラチナカプセルに入ってる。知ってるのはこのくらいですね」
「それは本当に里奈から聞いたのか?」
「・・・さすがに嘘は付けませんか。ある日里奈さんが持ってた日記を読んだんだ。最初は目を疑ったけど」
「そうか、」
「ついでに人工臓器オプティマって知ってます?」
「知っている。彼女の妹はオプティマの技術で治す事が出来ることもな」
「オプティマの認可を止めているのも海道義光だ。奴は金の成る木を独占するつもりだ」
レックスからも教えてもらった。知ってるけど
どれもこれも現状全て海道義光って奴の仕業なんだ
おのれ海道義光ゆ"る"さ"ん"!
「そっか、早い話海道義光を物理or社会的にぶっ飛ばせばルナを治せるんだな。後この医者の経歴なんだけど」
オタクロスに調べて貰った情報を纏めた紙を渡す。その医者の経歴は状態怪しいとこばっかだった。むしろ怪しすぎて一週回って白く見えるくらいだ
「・・・拓也、完全に黒だ。おそらく」
「イノベーターが里奈の妹の監視に送り込んだんだろう」
「スルガ、絶対に一人で無茶はするなよ。死ぬぞ」
「そこは安心なされ。ルナに危険が及びかねないからやるつもりはないよ。でもどうすっかな」
ルナを人質にされることは容易に考えられる。というか半分人質にされている状態だ
「シーカーで保護、とかできない?」
「そこは答えかねる。シーカーの人手もギリギリでな」
「直ぐに里奈の妹を処分するとは思えん。暫くは大丈夫だろうが、手を打って置くに越した事はない。拓也、タイニーオービット社の息がかかった病院に移せないか?」
「今すぐは無理だが・・・兄さんに協力を仰げれば。と、スルガ、里奈の妹を気にかける気持ちは分かるが、とにかく休んでくれ」
「分かりました。ではこれで」
・・・・・・アミちゃん盗聴してないよな?