ダンボール戦機 絶対零度の闘士   作:超甲形巡洋艦

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希望を守れ。ファイアーウォール防衛戦

 

═仮想空間上═════

戦いは佳境に入る。バンとジンは気付いたのだ。本来の操縦者程の実力はないと

原作より酷い死線を潜り抜けた猛者を相手取るには少々力不足だったようだ

 

そしてゼウスとペガサスIIはスルガの三機と戦闘中、ソルジャーとシャルナックがゼウスと戦闘

機龍は火力と機動力で、ソルジャー、シャルナックはコンビネーションでゼウスを追い詰める

 

 

「ふむ・・・もしかして操作のリソース分散させてるから尚更実力発揮できてない?いやそれはな・・・ん?」

 

 

スルガはまだ何かの準備を進めている所で仮想空間のセト50の影に謎のデータがあった

 

 

「・・・フェンリル?皆、狙撃注意、フェンリルが狙ってる。この様子だとベクター落とそうとしたら撃ってくる?注意して」

「分かった」

「俺も準備まだだしな・・・ま、ガンバ。コブラ、仮想セト50の完成度は?」

「大体三割だ!」

「あれがぶつけられればファイアーウォールが持たないわ」

「大丈夫、その前に手を打てる」

 

 

そして、バン達がイフリートらを撃破、機龍もアブソリュート・ゼロをペガサスIIにぶつけて崩壊、ゼウスはソルジャー、シャルナックのユニオンファンクションで吹き飛び消去される

 

 

「残り四割!早くベクターをやっちまえ!」

「待てコブラ、なにか来る」

 

 

仮想空間の上にはまた新たなLBXが作り出される。

 

「あれは、シャドールシファー?」

「いや、白いからオリジナルのルシファーだ。強敵だぞ」

「プロト・i、オメガダインからデータを抜き取ったか」

「次は・・・Σオービス!?」

「なんでミゼルが使ってンのよ!」

「まて、もう一機・・・トルークビルトか。どこでデータを」

 

計4機、いずれもタイマンはキツい相手だ。早速トルークビルトがビットを放出、16基のビットが空間を自由に飛び回る

 

「二人ともΣオービスを頼む」

「行きますっ!」

「行くぞ、ヒロ!」

「ルシファーは僕がなんとかしよう」

「悪い。プロト・iとトルークビルトはこっちで対処する。頼んだぞ」

 

機龍がCODE『G』を発動、黒一色に染まり誘導弾をビットにロックオン、一斉発射

シャルナックも4基のソードビットを展開、それに加え電磁拳銃を構え対空射撃、更にビット同士の空中戦を繰り広げる

 

ソルジャーはプロト・iと対峙、アドバンドライフルの狙撃を回避しながら電磁狙撃銃で反撃、だが更にフェンリルからの横槍も入る

 

 

「・・・もう少し、もう少しなんだ」

「スルガ、一体何がもう少し・・・なにこれ?」

 

 

画面に写る半透明な紫のLBX?それをスルガは調整しているようだが、ルナやヒノには見覚えが無い

 

 

「これってh「おっと、ネタバレ禁止」

 

 

画面を見たアミがその正体に気が付いた

郷田と仙道もなんとなく察したらしい

 

 

再び仮想空間の中に視点を戻そう

トルークビルトのビットは以前全基健在だった。ミゼルは恐らくワールドセイバーよりもトルークビルトのポテンシャルをより高く引き出しているだろう。あまりの本体速度に機龍も翻弄されている

 

他も少し劣勢か互角、ジンとキャプテントリトーンはオーシャンブラストを直撃させたがセラフィックモードが発動したルシファーに苦戦を強いられる。装甲が一部破損し破損したが速度が上がる

 

ソルジャーとプロト・i、フェンリルは互角、遠距離からの狙撃し合いと言う泥展開、隙を見て震刃で接近戦を挑もうとするが乗ってこない。あくまでも時間稼ぎに使われてるのだろう

 

 

「もうセト50の完成度は七割程だ!急げ!」

「よし。調整終わり。後はダウンロードとインストールしてアップロード。さて、ミゼルよ。仮想空間と言うお前の舞台で舞い踊ろうじゃないか♪」

 

 

一転して楽しげな口調になりデータを仮想空間にアップロード、かつてバンとカズと戦った存在が、仮想空間上に紫の半透明なLBX、ヴァーチャルLBX『ハーデス』が出現する

 

 

「デヨ!そやつは!?」

「ちょっと改造してある。今は有人仕様だ!」

 

 

それに対してフェンリルが銃口を向け引き金を引いた

かつてと攻守は同じだが敵味方の関係性が逆転していることになにか縁を感じつつスルガは一気に決めにかかる

 

 

「行くぜ。ディメンションΣ!」

 

 

アタックファンクション

ディメンションΣ

 

 

突然ハーデスが三つに分裂しフェンリルの狙撃は外れた。別々の方向に移動しながらベクターに対してレーザーを飛ばす

しかしトルークビルトがシールドビットを差し向けレーザーは全て防がれた

 

 

「こっちにかまけて良いのかい?ミゼルよぉ」

 

 

しかし三方からの射撃にビットを九基も裂いたことで機龍やシャルナック、色々ちょっかいかけていた残りのビットが劣勢に転ずる

そして再結合し、空間座標を入力しフェンリルの後ろにテレポートし右腕を刈り取り狙撃を無力化、ダガーを取り出して反撃に転じてきたが体格差は歴然、頭を掴み足を掴み捻り上げてこの場から消去する

 

 

「解読コード集めの時のようには行かないぜ?」

 

 

ベクターを守るのは九基のビット、一斉にビームを撃ってくるが再びディメンションΣで分裂回避

オーバーロードを用い仮想空間で、純正なバーチャルLBXだからこそ出来る慣性を無視した挙動やトリッキーな動きを繰り返しビットを一基撃墜

再び三方向からベクターに射撃を集中、シールド二枚でカバー出来るのは二方向だ

 

逆に時折ベクターではなくビット本体を狙い更に数を減らす

減らした分トルークビルトがこちらに回すがその分機龍以下が更に暴れまわる結果を作る

 

 

「おい、時間がねえ!」

「削りは終わりか」

 

 

そして、ディメンションΣを解除しテレポートを利用してベクターの近くに瞬間移動して攻撃から庇いに来たトルークビルト諸とも斬り飛ばす

 

衝撃でセト50の作成は止まったがトルークビルトしか両断できなかった

が、シャルナックが吹き飛んだベクターをソードビット4基で丁重に達磨にし機龍がトドメに首根に連装メーサーを照射し完全にベクターを消し去る

 

 

そして手の空いた三機はそれぞれに増援に向かう

シャルナックはソルジャーDの元へ向かい四基のビットでオールレンジ攻撃をしながら接近戦を敢行、プロト・iはソルジャーの接近を許してしまい高次元多関節機構をフル活用しても対応できない量の攻撃を叩き込み対応が鈍った一瞬を突く

 

 

アタックファンクション

ブリッツフレイム

 

アタックファンクション

ブリッツフレイム

 

四基のソードビットで四肢を切られてからの前後からX字の焔焼かれたプロト・iは大きな傷を刻み込まれ消去される

 

 

ハーデスはセラフィックモードを発動し高速機動のルシファーをテレポートで追い回しキャプテントリトーンの方向へ追い込み首根っこを取っ捕まえた

攻撃して抵抗されるが力の差が大きく無駄な事

そしてキャプテントリトーンのが水を纏う

 

「決めてくれよ?ジン」

「ああ。終わらせる!」

 

アタックファンクション

オーシャンブラスト

 

シーロードアンカーで海をかき混ぜ、トリトーンが操る激流がルシファーを襲い胴体が粉砕されることで四肢が千切れ、消去された

 

 

機龍はΣオービスを強襲、初っぱな良い感じの右ストレートで殴り込みに成功する。その場で機体を捻りもう一発顔を尻尾で叩き付けて少し距離を取る

 

 

「ヒロ!」

「ハイッ!バンさん!」

 

 

間髪入れず今度はイカロス・ゼロ、イカロス・フォースが突入、援護に機龍は誘導弾とメーサーの同時攻撃を繰り出す

とっくにランに行動のタイムラグは見抜かれていたが二機では責めきれずに居たところに化け物が乱入、意図も容易く戦況をひっくり返した

そしてトドメにイカロス・フォースが大剣へと変形する。それをイカロス・ゼロが手にする。そして機龍がイカロス・ゼロの後ろに回りユニオンシステムでリンク、VOBを生成して自身に装備、三機全てのブースターを全力噴射、Σオービスへ突進する

 

 

アタックファンクション

メテオブレイカー

 

 

短時間で限界を超えた加速をしたため一時的に処理落ちし固まる。すかさずΣオービスが連装ビームガンで攻撃してきた

ただラグが酷いだけであり既にその場には居ない。表示が追い付いていないのだ

Σオービスの目の前に瞬間移動するような事になりレーザーを回避、防御姿勢も取れていない状態でメテオブレイカーで斬り込みを許してしまう

いくら頑丈なΣオービスと言えどまともに喰らえばただでは済まない

あまりの衝撃でイカロス・フォースも壊れ削除されてしまったがΣオービスは両断され、この空間から消え去った

 

 

とりあえずスルガらはミゼルが差し向けてきたヴァーチャルLBX達を撃退、データを守り通すことに成功したのだった

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