ダンボール戦機 絶対零度の闘士   作:超甲形巡洋艦

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大変長らくお待たせしました。どうしても納得するものが完成せずダラダラと…本当に申し訳ない


ミゼルトラウザー攻略戦 外

==ミゼルトラウザー内部========

 

道を阻むベクター、4人で連携しながらリストレイターで突き通し、オートクレールが切り捨て、キビツヒコで殴り飛ばして、暴力で粉捻じ伏せながらミゼルトラウザーの足元に到着、いつぞや使ったDキューブ梯子を駆使して内部に侵入する

 

 

「狭いですね・・・」

「人が乗ることは考えずに改造したんだろ。理由もねえし、そもそも人が通れる通路が残ってるのに驚くわ」

「せいっ!」

 

 

またベクターが一機、壁ごとイプシロンΔ零に殴り込まれて大破した。その後ろでは機龍が首を引き千切りそれを振り回して更に撃破を重ねていた

しかし襲撃は散発的かつ少数でどうも舐められてる感じがする。新しく仕上げたオーレギオンにそこまで自信があるのだろうか?

 

 

適度に障害物をグレネードやらで爆破しながら胴体を登る

 

時折橋を架けて、灯りが見える

 

 

「ストップ、お前ら、準備は良いか?」

「ああ。覚悟はできてる」

「はい!行きましょう、皆さん!」

「うん!いつでも暴れられるよ!」

「よし、なら・・・(そいや串刺しが待ってんだったな。忘れるところだった、頼んだぜ)」

 

機龍がスルガの頭に飛び乗る

 

(さんきゅー、なら、行くぞ)

 

 

三人に続いてミゼルトラウザーの司令室に足を踏み入れる。そしてスルガ、機龍のカメラと自分の脳に焼き付く画像、それを元に・・・

 

 

==グランドスフィア西部==========

 

 

ムーンは舞い、ナイトメアフィアーは惑わす。両機はシャルナックのシールドビットによる機動支援を受けて量産型オーレギオンを翻弄する

聖剣を手にしたA・アーサーと破壊に特化したハンマーの如し二振りの剣を握るハカイオー怒愚魔が正面から対峙する

 

残り2機も

ジン(キャプテントリトーン)

カズ(アキレス・ディードE:ヴァルキュリア)

アミ(パンドラ)

シャルナック(イカロス・フォース)

ユウヤ(リュウビホウオウ)

ジェシカ(ジャンヌ・F)

アスカ(ワータイガー)

キリト(フェンリルフレア)

で相手取っていた

 

 

A・アーサーとハカイオー怒愚魔は同時に武器を振り下ろす。オーレギオンはこれを防御しない。と言うより必要ないのだろう

剣属性の中では重量級の破岩刃・怒愚魔とかなりの斬れ味を誇る聖剣エクスカリバーをほぼ無傷で受けきる

 

その後ろからナイトメアフィアーのディープフィアーが後頭部を捉えるが揺れもしない

 

「チッ」

 

 

三機をハルバードの一撃で振り払う。その隙を突きインビジブルでムーンが奇襲をかけ背中の穴を突くが突き通しきれない

 

 

「駄目か。次ッ!」

「行くぜ!」

 

 

振り下ろされるハルバードを避けワイヤーを射出、オーレギオンの凸凹に引っ掛けて近くを走る

ワイヤー巻き付けの妨害をさせたいとハカイオー怒愚魔が足元にバズーカを撃ち姿勢を一瞬姿勢を崩す。が、オーレギオンは巻き付いたワイヤーを引き千切る

 

 

「うそぉ・・・」

「そうこなくちゃ面白くない!」

 

 

アタックファンクション

デスサイズハリケーン

 

 

ナイトメアフィアーが作り出した渦を死の竜巻へと昇華させオーレギオンを飲み込ませる。続き間髪入れず郷田が仕掛ける

 

「喰らえ!」

「邪魔はさせない!」

 

 

アタックファンクション

超・我王砲

 

アタックファンクション

月華刃

 

 

ハカイオー怒愚魔が破壊光線を発射する。その隙を突こうとしたベクターをA・アーサーが切り払い破壊光線は嵐を耐えるオーレギオンに直撃、爆炎がオーレギオンを包む

流石のオーレギオンもここまでやれば無傷では済まないだろう。と考えていたが

 

 

「これだけやっても無傷か・・・贋作でコレか。本物は末恐ろしい。ルナ!今は駄目だ!」

 

 

ムーンが煙の中から急接近しオーレギオンの首を狙う

オーレギオンはムーンの接近に気づいておりギリギリまで引き付けてハルバードを振る。しかしムーンは寸の所で引き返し、少し胸部装甲に大きな切傷が残る。そして

 

 

「深く暗い深淵の中、捉えられるものなら捉えてみてよ!コードアビス!」

 

 

ルナCCM『承認。全リミッター限定解除。稼働可能時間150秒 』

 

『CODE"Abyss"』

 

 

「成る程、郷田さん、A・アーサーの胸元に傷を付けて欲しい」

「いいのか?」

「構わない。元々一撃でも貰えば致命傷だしね」

 

胸元にそこそこの傷が入る

 

「さあ、アヴァロン、僕に力を貸してくれ!」

 

ヒノCCM『発動承認。全拘束解放 稼働可能時間150秒 』

 

『CODE"Avalon"』

 

 

二機の傷口から闇と光が漏れ、侵食され、包みこまれる。既にシルエットすら外からでは捉えられず、ハカイオーとナイトメアからは二機を正確に捉えられなくなった

 

 

「「逃さない!/行くぞ!」」

 

 

光と闇が真反対方向から高速で接近する

そして、オーレギオンは真上に追尾レーザーを連射し

上空で屈折し光と闇の中に突入した。しかし接近は止まらずハルバードを振るい闇を両断する

 

しかし何も手応えはない。そして呑まれ、激しい光と闇の明滅でカメラからの情報がほぼ途絶える

手当たり次第にハルバードを振り回すのでなく防御を選ぶオーレギオン

全ての方向から無数に斬撃と刺突が繰り出され続ける。攻撃速度は上がる一方だ

 

 

そして郷田と仙道にオーレギオンの詳細な位置、姿勢のデータが送られてくる

しかしムーンとアーサーの位置は無い。ルナとヒノが少し余裕の籠もった挑発的な笑みを二人にに向ける

 

 

「ほう?ヘマをするなよ!」

「よっしゃぁ!暴れるぜ!」

 

 

稼働限界まで80秒

ハカイオー怒愚魔とナイトメアフィアーが突入、ハカイオーが破岩刃の二刀同時の横振りで顔面を狙う

その反対からナイトメアがディープフィアーを振りかぶり同じく顔面を狙う。強襲攻撃はクリーンヒット、2機に比べて重い攻撃にオーレギオンは2機の乱入を確認、スティンガーミサイルを反撃に撃とうとしたがミサイルが出ない

 

兎に角ハルバードを振り回す。何度か手応えはするが誰に何発当たっているのか分からないが一振りする間に少しずつダメージは蓄積する

 

オーレギオンの次は逃げだった。

ルナとヒノの攻撃の鋭さは増すばかり、すぐ飛行形態にチェンジ、推力に任せ真上に逃げる。が、直ぐに逃げられない。何かに固定されている

 

 

「言ったよ。逃さないって」

 

 

攻撃の片手でムーンがオーレギオンにワイヤーを巻き付けており飛び立つのを妨害していた。

その隙は大きい

 

残り50秒

ムーンが聖槍ロンゴミニアドを我王砲の砲門に突き立てる。そして装甲がボロボロになったハカイオーがロンゴミニアドの柄を思い切り蹴り飛ばし更に衝撃を加え両手に短剣を二振り顔に投げる

 

ワイヤーが千切れる。いきなり真上に逃げようとしたことでワイヤーが絡まり足や手の動きが鈍い

 

残り20秒

 

ルナとムーンがピンポイントにオーレギオンのツインアイを突き壊し本当に盲目状態に落としいれる

オーレギオンがハルバードを振るがディープフィアーが軌道を逸らし、ムーンが砲門に突き刺さったロンゴミニアドを抜いて離脱、抜き投げたロンゴミニアドとA・アーサーが投げたエクスカリバーが空中で交差、両機が武器の交換をする

 

 

「聖剣抜刀、ユニオンシステム起動」

「聖槍抜錨、ユニオンシステム解放!」

 

 

2機のユニオンシステムと聖剣、聖槍が共鳴、光と闇が混ざり合い、反発する

 

 

「トドメは頼んだぜ。リミッター解除!ユニオンシステムだ!」

「ふん、言われずとも、リミッター解除!」

 

 

ハカイオー怒愚魔の橙のオーラとナイトメアフィアーの紫ののオーラが我王砲とディープフィアーに集約される

 

 

 

ユニオンファンクション

我圧結嵐

 

 

ナイトメアがメイスをオレンジの軌跡を残しデスサイズハリケーンの予備動作を、ハカイオーは超我王砲の発射シークエンスを開始

 

紫の超我王砲と昇りきったナイトメアが橙の軌跡を凝縮させオーレギオンへと放つ

 

オーレギオンは防御姿勢を取り衝撃に備える。ユニオンファンクションで威力がブーストされているとは言え撃破できる程の火力は出ない、総判断して受けに回る。が、それが間違いであった

 

竜巻に閉じ込められるがダメージが明らかに少ない。オーレギオンはそれが凶と出ることを理解するのに少し時間が掛かる

 

本来、聖剣エクスカリバーと聖槍ロンゴミニアドは輝きを纏い、放出した光の奔流やそれに見紛う程の強大な一撃を解放し効果範囲も威力も桁違いの技

だがムーンの持つ深淵を型取るエネルギーは対を成す。本来は交わらぬモノ、スルガも予想していなかった現象が起きていた

 

エクスカリバーとロンゴミニアドが纏わされていた光と闇を残らず吸収しエクスカリバーの刀身が一際輝き、ロンゴミニアドの織込みから強い光が漏れる

 

反発し混ざる過程で凝縮された大量のエネルギーを溜め込んだ

 

残り10秒

 

二機は真っ直ぐにオーレギオンへと突進

 

オーレギオンも迎撃に動こうとするが動けない。自らを閉じ込める嵐と我王砲のエネルギーが弾かれた。目の前にはシャルナック・ムーンがエクスカリバーを肩から上に振りかぶっていた

 

そして振り下ろす。エクスカリバーは我圧結嵐ごとオーレギオンのハルバードと顔面を斬り裂いた

 

完全な盲目に陥いり正確な損傷が把握できない。少しのチャージで我王砲の発射をした。ルナは回避、ヒノは聖槍を突き出し我王砲を拡散させその圧力に抗い我王砲の砲門にロンゴミニアドを突き刺した

 

「決めるよ!」

「ああ!」

 

聖剣も聖槍も未だ輝きを失っていない。次の攻撃に全てを込める

ムーンは頭上にエクスカリバーを振りかぶり

アーサーは槍を体の後ろに持つ

そして二人が同時に繰り出す一撃、必殺ファンクションでは無いがそのどれよりも輝く一撃を、繰り出した

 

オーレギオンは見えないなりに腕を重ねた防御姿勢を取る。が、それごと攻撃は突き刺さる

 

エクスカリバーの斬撃は右肩から左足まで装甲を完全に切断、コアスケルトンまで斬っている

ロンゴミニアドの刺突は胴体を胸から背中まで、一番頑丈なコアボックスを完全に貫き通した

 

このオーレギオンも強度的にスタンフィールインゴットは使われているだろう。二人はその鎧をまるで空気を斬るかのように破った。

 

 

輝きが消えると同時にオーレギオンが爆発、原型を止めず爆散した

 

 

 

――――――――――

 

 

 

別の所ではアキレス・ディードが武器形態ヴァルキュリアを貫徹力の高いスナイパーモードでオーレギオンに撃ち放つ。がハルバードの一振りで掻き消された

 

 

「一体どんなパワーしてやがんだよ」

「スルガはミゼルが直接操作しているわけでは無いと言っていた。何処かに隙がある」

 

 

間髪入れず右方キャプテントリトーンのシーロードアンカーと左方イカロス・フォースのフォースブレードを正面から同時に攻撃

射撃を払ったハルバードを下から振り上げて二機と鍔迫り、それと同時にスティンガーミサイルを発射する

 

 

「任せろ!」

 

 

ヴァルキュリアの拡散モードでミサイルを半数撃墜、そしてオーレギオンの後ろからダークパンドラが姿を見せダークエッジの刃が輝く

 

 

(装甲を狙っても無駄。なら狙いは関節!)

 

 

右の肩の付け根を上に一閃し即離脱、トリトーンが防御を崩しシーロードアンカーを直撃させる。しかしダメージは無く、続きイカロス・フォースが我王砲砲門に電磁狙撃銃を二発撃ち込む

 

かなりの貫徹力を持つ銃弾は傷つけるに至らないが砲口にめり込む。発射に何かしら支障はでるだろうか?

 

二撃目を狙ったタイミングでオーレギオンの回し蹴りで反撃を受ける。そしてハルバードを振りかぶりフォースに振り下ろす

 

 

「くっ、」

「やらせるか!」

 

 

そこにアキレス・ディードからルミナスシューターの狙撃がヒット、ハルバードの狙いを逸しフォースが宇宙空間戦闘用ブースターの一部を使用しハルバードから逃ようとしたが追尾レーザーが左腕を撃ち抜く

 

 

(下位互換品とは言えオーレギオン・・・一筋縄では行かない。なら数で攻めて隙を作る!その一撃は)

「まずは手数で攻める。シャルナック、僕が前に立つ。アミ、オーレギオンの関節を狙ってくれ。カズ、援護を!」

 

 

トリトーンがアンカーでハルバードの初撃を逸し体勢を立て直したフォースがグレネードでオーレギオンの足元を崩す。その直前で追尾レーザーと同時にハルバードを振り下ろした。だがフォースがトリトーンとの間に入り攻撃を庇う

 

 

『関節可動域リミッター解除!ジンさん!』

「分かった!」

 

 

そして、姿勢を崩した隙にフォースは四肢の大半を失ったがウェポンフォームに変形。攻撃を貰ったのはただの軽量化のため、トリトーンがそれを持ち攻撃と攻撃の隙間時間を曝すオーレギオンに斬りつけ、次の攻撃で鍔迫り合う

 

 

「シャルナック、頼みがある。アレを抜ける大砲を用意してくれ」

(了解です)

 

 

シャルナックは操作機をヴァルキュリアに変更し戦線復帰、機体のブースターでフル加速しオーレギオンの顔面を横から飛び膝を入れる。ダメージは見たところ無いがそのまま顔を足場にバク転し離脱

 

 

「ここだ!」

 

 

アタックファンクション

ホークアイドライブ

 

 

ヴァルキュリアの影でディードがルミナスシューターを肩のミサイルに向ける。すると巨大なターゲットマーカーが銃口付近に現れ3発のエネルギー弾を連射した

 

離脱するヴァルキュリアの追撃に発射しようとしたタイミングで命中し次々誘爆、右肩のスティンガーミサイルを使用不能に陥らせる

 

 

『援護感謝!』

「そこだ!」

 

 

ミサイルの誘爆での爆炎の中から白いダークパンドラが接近、一瞬そちらに気を取られ目の前のトリトーンかパンドラか、どちらに対応しようと迷ったオーレギオン、しかしその一瞬は致命的であった。行動が早かったのはトリトーンである

 

 

 

アタックファンクション

ブレイクゲイザー

 

 

大地を叩き壊すためイカロス・フォースの全てのブースターを点火、振り下ろすついでに袈裟斬り一閃、オーレギオンを斬りつけ地面に大きな亀裂を作る

 

そして大量の青い爆炎のような衝撃波が亀裂を更に広げながらオーレギオンの直下から吹き出し、飲み込み上に突き飛ばす

 

 

「次よ!必殺ファンクション」

 

 

アタックファンクション

蒼拳乱撃

 

 

パンドラがその場から大きくジャンプ、エッジから次々とエネルギーの蒼い拳撃を繰り出され無防備なオーレギオンに降り注ぐ

 

そして、トリはヴァルキュリア、蒼拳乱撃にまぎれて全速で接近する

 

 

降り注ぐエネルギー弾が続く中で顔面に右ストレートで一撃目、反撃つぶしに砲門目掛けて左フックで二撃目、二撃目の勢いそのまま左足で顔面を回し蹴りの三撃目

そして振るわれるハルバードを避ける為に下方へ、そして乱撃の雨が止む

 

 

アタックファンクション

崩天撃

 

 

3つの打撃はこの技の布石、下方で光を纏うヴァルナックルを勢いよく天に捧げるように付き合わせた。ぶつけられた衝撃で光の巨大な渦が発生、天へと昇る

その渦の中に閉じ込められたオーレギオンだが、渦の上昇力に抗い

右手でヴァルキュリアに掴みかかる。が、

 

 

「今だ!」

 

ガギンッ

 

高速の何かに肩の装甲を貫徹、関節部を破壊され右腕を喪失、そのまま胴体内部に踊り込まれそのまま外部に突き抜ける

 

弾道を辿るとハンター改がヒュージキャノンの徹甲弾をぶっ放した姿勢を取っていた

 

その横には四機のウォーリアーOWが耐衝撃姿勢を取り別のオーバードウェポンの引き金に指を掛け今か今と発射を待っている

 

そしてヒュージロケットをヒュージキャノンの直撃で墜落したオーレギオンに向け次々と発射、地面ごと耕し始める

 

『ジンさん!イカロス・フォースとヴァルキュリアはユニオンシステム前提で設計されてます。5機分なら束ねきれるかもしれません。継戦は不可能に近い一発技ですが』

「そいつはいいじゃねえか。ジン、デカいの一発決めてやろうぜ!」

「ええ。綱渡りは今に始まったことじゃ無いわ」

「そうだな。やるぞ!」

「「「『ユニオンシステムリミッター解除!』」」」

 

 

キャプテントリトーンの青のオーラ

イカロス・フォースの水色のオーラ

この二色が混じり合いイカロス・フォースの刀身が深い青に変色し更に巨大化、それが少しづつ圧縮され高密度の刃を形作る

 

更にアキレス・ディードがウェポンフォームに変形したヴァルキュリアを構え、パンドラがそれを支える

アキレス・ディードの濃紫のオーラ

ダークパンドラの白のオーラ

ヴァルキュリアの赤いオーラ

三色が混じり合い濃い赤紫になり、ヴァルキュリアの砲門へと収束、幾多の円環を作る

現在進行形で面制圧を受けているオーレギオンに向け照準し限界までギリギリチャージを開始する

 

そしてヒュージロケットの着弾地点からオーレギオンが再び姿を現す。装甲が所々焦げ付いているが目立った損傷は無い

そこに再びヒュージキャノンが撃ち込まれた。今度は榴弾が足下の地面を消し飛ばし土の中へ埋め立てる

 

 

「「受け取れ/受け取って!ジン!」」

『ジンさん、エネルギー保持時間は長くありません!一気に決めちゃってください!』

 

 

オーレギオンに向けていたヴァルキュリアの砲門を上空、イカロス・フォースに向けて引き金を引く。エネルギーが出力され続けて反動を殺すブースターが限界を超えて可動し続けるがパンドラとアキレス・ディードは少しずつ後ろに下がる

 

 

「ここで決める!」

 

 

ユニオンファンクション

激流銀河・天ノ川

 

 

ヴァルキュリアの砲撃はイカロス・フォースの刀身に撃ち込まれ二色が混じりオーレギオンが宇宙空間のような闇夜に閉じ込められる、キャプテントリトーンは小さなキラキラとした激流に飛び込み、オーレギオンに衝突し強烈な激流に揉まれる

オーバードウェポンの火力に晒された傷口を抉る

 

その流れを乗りこなすトリトーンがイカロス・フォースを振り下ろし両断

エネルギー源のエターナルサイクラーをも斬り裂きその刀傷に光の激流が流れ込み内部を蹂躙

 

 

星の海を乗り切ったキャプテントリトーンが着地、その後方でオーレギオンが爆散した

 

 

 

――――――――――

 

 

 

リュウビホウオウが武神の剣と鏡の盾で、攻撃を回避、受け流しながらフェンリルフレアがオーレギオンをフレイムソードで斬りつける

 

 

そのすぐ後ろからジャンヌ・Fがスナップリボルバーの徹甲弾とトルークビルトが使っていたショットガンで射撃し関節や我王砲の砲門に少しずつだが確実にダメージを蓄積させる

 

 

「このまま削り取る!」

「強いけど、これなら!」

 

 

リュウビホウオウとフェンリルフレアが左右前方から同時に突撃。二期の狙いは肩と胴体の関節

ジャンヌFのサイドワインダーがハルバードに降り注ぎ攻撃の妨害、オーレギオンに防御を強制させハルバードを横に持ち二機の斬撃を受け止めた

 

一瞬行動が止まる。そして、後ろから凶暴な虎が三叉の槍を突き刺した

 

 

「触れれば悪魔を殺す!マグマヘッドスピアー!」

 

 

ワータイガーがマグマヘッドスピアーを首に突き立てる。いつぞや作ったレイピアの技術を応用した超高温の矛先を持つ槍は古城アスカの巧みな軌道で気取られることなく完璧に刺し込まれた

 

 

「へぇ?案外上手くいくもんだ」

 

 

攻撃を弾き飛ばされそのままハルバードの一閃を貰うが各々の盾を犠牲に多少の傷口で抑え込む。

突き刺せたのなら長居は無用とワータイガーが離脱、オーレギオンはヘッドの稼働が少し鈍くなっているようだ

 

「ここなら!」

 

ジャンヌFが後方に滑り込み腰周りにショットガン二丁を斉射、直後に離脱

後ろに気を取られた一瞬でフェンリルフレアが距離を詰める

だが反応された。ハルバードの石鎚で突きを受ける。しかし逆にハルバード掴み動きに制限を掛ける

 

 

「今だ!」

「ハァッ!」

「行っけぇー!」 

 

 

リュウビとワータイガーが同時に攻撃、誘導レーザーをワータイガーに、リュウビにスティンガーミサイル発射する。だがスティンガーミサイルをジャンプFのスナップリボルバーで何基か撃墜、残りのミサイルが到達するより攻撃の方が早い

ワータイガーはマグマヘッドスピアーの先端をレーザーに当て霧散させそのままオーレギオンに向けて突進

 

 

オーレギオンはフェンリルごとハルバードを振り回そうとしたが直前で手を離し攻撃を空に切らせる。そして足払い、は重量差で失敗

がハルバードを大きく振りかぶったような形のオーレギオン、リュウビ相手にほぼ無防備、右肩の関節狙いで斬り込む

武神の剣が確かな傷を残す

 

ワータイガーは振り上げられたハルバードに防御される形になり攻撃失敗、がハルバードに取り付いて顔を足場にしハルバードを奪い取ろうと画策する

 

 

「力強っ!負けてたまるか!」

「手伝うわよ!」

 

 

力は一瞬だけ拮抗する。すかさずジャンヌFが左手首をトルークビルトのショットガンで斬りつけ、至近距離射撃で左手を離れさせる

 

 

「いよっしゃ頂きぃ!うわわっ」

 

 

ハルバードを強奪し離脱、がハルバードから誘導レーザーが乱射される。慌てて銃口を地面に付けて無力化、しかし反動が凄まじい

ワータイガーに向いた誘導レーザーはフェンリルフレアが打ち払う

 

 

「ハアッ!」

 

 

フレイムソードでハルバードの先端を斬りつけレーザー発射口を破壊する

 

 

「ミゼル製の武器か、面白そうだ。ソレ俺にくれよ」

「いいぜ。ハンマーはあんま趣味じゃねえし」

 

 

 

フェンリルフレアがハルバードを持ち、構えた

 

そこに砲撃がオーレギオンが降り注ぎ少し怯む。砲撃の主は銀龍、先の機龍の広範囲殲滅熱線攻撃でベクターの数が減りこちらの援護に回されたようだ

 

 

「ありがとう銀龍、心強いわ」

 

 

銀龍の援護砲撃を邪魔と判断したオーレギオンは飛行形態でオーレギオンに突撃する

 

 

アタックファンクション

JETストライカー

 

 

「間に合わない!」

 

 

 

オーレギオンが一直線に銀龍へと進む

流石の銀龍も受けきれない。が、別の手札は用意されていた

 

銀龍の背中に身の丈ほどの橙と濃灰の巨大な槍、ガンブレードランスを持った赤い轟雷が槍を掲げて立っている

 

 

「まったく、ひよっ子共は手が掛かる」

 

 

アタックファンクション

超プラズマバースト

 

 

轟雷が天に掲げし槍を回す。発生した稲妻は

プラズマ球を形成、轟雷は跳躍しガンブレードランスをプラズマ球に突き刺す

一瞬プラズマ球が揺れオーレギオンへと一直線に突き進む

 

 

高度を取り緩降下で速度を稼いでいたオーレギオンに吸い込まれるように直撃、高度を落とし地面に追突させる

本来いくら超プラズマバーストでも轟雷の出力でJETストライカーを発動したオーレギオンを落とせる程の火力は無い。がレックスの狙いは機首一点、押しこまれ下がる機首が一気に高度を下げてしまう

更に自身の高すぎる速度と推力が軌道変更の時間を奪い地面に深く突き刺さった 

 

「今だお前達!」

 

「行くよっ!必殺ファンクション」

「隙だらけだ!必殺ファンクション!」

「行っけー!必殺ファンクション!」

「追撃よ!必殺ファンクション!」

 

 

アタックファンクション

サーペントドライブ

 

アタックファンクション

ドラゴンインフェルノ

 

アタックファンクション

デビルソウル

 

アタックファンクション

メガレールガン

 

地面が岩石やコンクリートならば砕いて直ぐに出れたのだろうがここは元都心部、ミゼルトラウザーが耕したお陰で地盤改良によりセメントなどが混ぜられた土や泥が露出、下手に突っ込んだせいで抜け出しに時間を要した

 

 

ほぼ無防備なオーレギオンに次々ヒット、攻撃で地面が抉れ掘り出されるが確かなダメージが合った。更に銀龍が片腕をガンランチャーに換装しグレネードを撃ち出す

撃ち込んだグレネード、中身はただのインクだが粘り気や遮光性がバチクソ強い厄介なもの

 

今だ土煙が晴れぬ場所に撃ち込む。何度も空中炸裂し銀龍は実弾を装填、レックスも襲撃に備える

 

土煙が晴れる。機体の役半分が黒く染まり土や小石が付いたオーレギオンが姿を見せる

そしてそのへんに露出した鉄筋を力任せに50cm四方程のコンクリートごと引きずり出す

 

 

「アレオーバードウェポンだろ。マスブレード。あんなのに殴られたらひとたまりもないわ!」

「・・・?さっきので脚がイカれたのか?」

 

 

足に少し電撃が走っていて、左足を引き摺るように歩いてきた

 

 

「銀龍、撃て!」

 

 

銀龍がレックスの指示で右腕レールガンと左腕ガンランチャーでコンクリート塊に砲撃

ブースターを焚きオーレギオンは四機相手に一気に距離を詰めてきた

 

四機散開、狙いはリュウビホウオウ、盾を構えて衝撃に備える。がコンクリート塊にミサイルと大量の弾丸が何本か命中、軌道が逸れる

 

ミサイルの主は操作中継用のオリオン・EとライティングソーサーG型、一撃入れてさっさと離脱していく

 

 

「止めだ!やるぞ!」

「リミッター解除!ユニオンファンクション!」

「ええ!リミッター解除よ!ユニオンファンクション!」

「いよっしゃー!限界突破だ!ユニオンファンクション!」

 

「銀龍。周りは気にするな。奴らを援護してやれ」

 

四機のエネルギーオーラは混ざり合い各々の色を保ったまま増大していく

銀龍はオーレギオンに弾丸、砲弾の雨を降らせ注意をこちらに向ける。そのお返しとばかりにコンクリート塊が数発投げつけられたがレックスと轟雷が切り落し銀龍への攻撃を許さない

 

数発投げつけた後ジャンヌFに貫手で突進、だがジャンヌFは姿が突然黄色いオーラに変わる

 

「行くわよ!ジャンヌF!」

 

そのオーラは九尾の狐、オーレギオンの攻撃を回避、カウンターで噛みつきや引っ掻きで攻撃、装甲に傷を付けオーレギオンはそれを振り払う。

 

「ふん、行くぞフェンリルフレア!」

 

が、目前に烈火に燃える神狼が迫ってきていた。狼は俊敏に動き、可動を鈍らせた首関節では追いきれず、爪の斬撃で腕装甲が切り裂かれ右手を噛み砕き、腕を千切る

 

「いっけー!ワータイガー!」

 

狼狽えるオーレギオン、だが正面に腰に黒布を巻いた巨人、いや人形の虎が立ちはだかる

飛行形態で突進、しかしアッパーカットで殴りあげられた

 

「行くよ!リュウビ!」

 

そして天を舞うのは五色絢爛に身を包む鳥の霊獣

神々しく煌めく羽を広げ、鳴声を発し高速でオーレギオンの周りを羽搏きに光の渦封じこめる

 

 

ユニオンファンクション

天令執行 幻獣招来

 

 

神狼、九尾の狐、人虎、神鳥が全てを叩き大地に響き天空に轟く咆哮を上げる

神狼は遠吠え、姿勢を低く保ち、体全体の関節を使い急加速、駆け出す

狐は尾の先から紫の狐火を大量生成、咆哮と共に次々撃ち出す

人虎も高く跳び上がり鋭い爪を輝かせる

火の鳥は全身を今まで以上に激しく燃やし急上昇を始める

 

焔渦から逃れたオーレギオンに大量の狐火が襲来、火の鳥の急降下、嘴の突撃で地面に突き落される。落とされた先は人虎の目の前、手頃な瓦礫に蹴り飛ばされ踏み押さえつけられ殴る引っ掻くの暴行、そこにも狐火は振り続ける

踏みつけていた胸部以外の場所が表面上ボロボロになる。満身創痍一歩手前の左腕を動かし足を持ち上げ離脱した

が、逃げたくらいででは神狼からは逃げられない。空中に躍り出て姿勢を立て直そうとしたところを鋭い牙に噛みつかれ、左腕と左脚が喰い千切られる。直ぐに反転、今度は胸部に噛み付き一頻り噛み砕いた後そのまま天空へと吐き捨てる

 

その先に居るのは反転、急降下してきた鳳凰、その身は槍の用に鋭く、どんな刃物よりも美しく、豪華絢爛な光と共にオーレギオンへと引導を落とした

 

霊獣は元のLBXへと姿を戻し、オーレギオンは爆散した

 

ここに残ったオーレギオンは全て討たれる

残りの強敵はミゼルのみ

 

 

 

 

 

==ミゼルトラウザー司令部========

 

セト50が安置されている場所へと4人は足を踏み入れる。スルガはその先頭、そしてその瞬間目に入ったのは壁、床、天井から伸びる緑、赤、青の大量の結晶

そして空中に投影されているミゼルがこちらに平手を向けて、何かを潰すように素早く握る

 

それを見て、動いた

 

 

 

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