ダンボール戦機 絶対零度の闘士   作:超甲形巡洋艦

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性懲りもなく新作書き始めました。よろしく~


小さなマシンの世界へ

═病院════

元高校三年生の中学生、所謂転移者と言う存在なのだろう。気がついたら病院らしき場所に居た。特に何か人知を越えた存在が現れる訳でもなく、寝ておきたらダンボール戦機の世界に居たのだ

 

だが転移する前の世界の記憶がピンポイントで抜け落ちている。具体的には前世で見たダンボール戦機と言う世界の記憶はある。

前世の学校で習った事は覚えているのだが、とにかく前世のありとあらゆる人名が思い出せないのだ。(偉人除く)だが創作物であれば覚えている限り覚えている

そしてここはどこなのだろうか。ここがどんな世界なのかは直感的な何かで直ぐに理解できた

 

あ٠٠٠

 

声を出してみるが朧気に覚えている前世の声ではない

 

ここは?

 

回りを見渡すと壁はほとんど白で自分は大きなベッドに寝ている

 

「病院か・・・何で病院に?て言うか俺は誰だ?」

 

回りを細かく調べる。そしてベッドに書かれているのを発見した。『河白スルガ』これがこの体、俺の名前らしい

この名前を見た途端、別の記憶が流れ込んできて、そのまま意識を手放した

 

══════

 

翌日、普通の時間に目を覚ました俺は検査を受けた。後でわかった事でもうくっついているみたいだが左腕を骨折して、今まで昏睡状態だったらしい

 

「君にいくつか質問させてもらうよ。自分の名前、年齢は言えるかい?」

 

河白スルガで・・・11歳です

 

「ふむ、では次の質問だが・・・」

 

と質問は続いた。簡単な計算問題だったり、漢字だったりした。意図は記憶障害の度合いを計っているのだろうか、まあ、記憶障害どころか人格から変わってる可能性があるのだが

 

「さて、君に辛い現実を伝え無くてはならないんだ」

 

辛い現実?はて、なんだろうか

 

「君の両親は、事故で死亡が確認された」

 

事故?ああ、なんかバスに乗ってた所で記憶が途絶えていたな。取り敢えずうつむいておくか

 

「・・・」

 

ここから俺は黙ったままだった。医者にも特に変に思われなかった

 

「まあ、そうなるのも無理はない。とにかく今はゆっくり体と心を休めてくれ」 

 

═翌日、病院の中庭════

さて、情報を整理しようか、俺は河白スルガである。そして河白スルガの両親が死んだ。待てよ、俺の両親って誰だったっけ・・・これは考えても仕方ないか。そして一番重要なのがここはダンボール戦機の世界であり、自分はこの世界の流れを知っている。それに青島カズヤと友達らしい。バンとも面識があるみたいなので

 

「うん、好き放題しようか。できる範囲で原作ぶち壊してやろ」

 

今は平日お昼時で中庭にいる人は少ない。

ん?あれは٠٠٠石森姉妹?この病院に入院してたのか٠٠٠少し声かけてみるか

 

「こんにちはー」

 

「「こんにちは」」

 

二人して声をかけてくれた。それも笑顔で。正直心臓が止まるかと思った。まあ、挨拶程度で良いだろう

それはそれで俺はLBXを持ってたな。でも体の元の主がLBXを持ち歩いていたっぽいから事故で壊れてるだろうな

 

 

══════

 

 

病室に戻ると、担当の医者が黒いケースを持っていた

 

「君がいない間にお友達が来てこれを渡してくれって頼まれたよ。名前は青島って言ってたかな」

 

カズか?しかし何を持ってきたんだ?ゲームか?

 

「なにそれ」

 

「まあ、開けてみるといいんじゃないか?じゃあ私はこれで」

 

医者は去っていった。さて、中身はなんじゃろなっと

ケースを開けてみる。中にはくすんだ蒼銀で塗装されたウォーリアーが入っていた。武器はレイピアとコマンドハンドガン二丁だ。軽量アタッカーかな?

とりあえずアーマーフレーム取るか。コアパーツは何かなっと

 

 

══════

 

 

結論から言うなら短期決戦型だ。ちょっと良いモーターが2つセットされていて補助パーツの構成は攻撃をある程度なら耐えられる仕様だった。ウォーリアー自体のヘッド、ボディパーツにパテ盛りがされ、L,Rアームとレッグパーツには逆にニク抜きが施されている。ストライダーフレームには劣るが速度も悪く無さそうだ

少し動かしてみるか。説明書は・・・あるわけないか

 

ピッピッピッ

ガシャンガシャンガシャン

 

よし、問題なく動かせるな。戦闘も一応できそうではある。てか俺今どうやって動かした?正直携帯みたいなボタンしてるCCMで動かせる気がしなかったんだけど

とりあえず眠くなるまで動かす練習するか

 

ピッピッピッピッピッピッzzz...

 

始めて五分もしない内に寝たのはご愛嬌。椅子に座った状態で寝て翌日看護士さんからこっぴどく怒られたのだった

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