═病院、屋上════
俺はルナのお見舞いに来ている。なるようになるのは知っているが直面するとどうして良いのか分からないのが本音だ
「よし、出来た」
アングラビシダスで儲けたクレジットと新しいコアスケルトンで早速D化している。渡したのはDの足回りだけで制御プログラムは渡していない。まあ何とかするだろうそしてこのウォーリアーも既に蒼銀に塗装されていた
「ねえスルガ、悩み事でもあるの?」
「分かるか?」
「うん、いつもと比べて暗いもん」
「そうか・・・なあ、全てが駄目になりそうなとき、お前ならどうする?」
「なりそうならまだなってないって事だよね?なら最後まで頑張る!」
最後まで頑張る、か。たしかに拓也さんはそうするために動いてる。諦めたらいけないか
「そうだな」
「よお、スルガ」
「なんでここに居るんですか仙道さん」
突如として 仙道ニキ が屋上に現れた!
「仙道・・・ってことはキヨカちゃんのお兄ちゃんってこの人?」
「そうだぞ」
「妹が言っていた石森ルナってのはお前の事か。いつも妹が世話になってる」
「いえいえ、こちらこそ」
やっぱり礼儀正しいな。普段が普段だけど
「仙道ニキ、いきなり病院に来てどうしたんですか?」
「ああ、その事でだ。スルガ、アルテミスに興味は無いか?」
「はい?」
═シスコン説明中═
仙道ニキの話を要約すると
元々出る予定だった奴ら(オルテガ使いの事だろう)が突然出られなくなり、代役(肉壁)を探していた。いくら壁でも弱いと困る。だからそこそこ強い俺に白刃の矢がたったらしい
「成る程ねぇ。分かりました。その話お受けしましょう」
「何を言ってる?お前に最初から拒否権は無い」
「アッハイシツレイシマシタ」
「凄いじゃんスルガ!アルテミスだよ!」
「ルナそろそろ戻らないと怒られるぞ」
「えー、まだバトルしてないよー」
「ちょうどいい。スルガとお前、俺とバトルしようじゃないか」
「え」
スルガの記憶が蘇る
強化ダンボールに刺さったタロットカード
何が起こったか分からない内に瞬殺された事等々
「お手柔らかにお願いします」
「ダイキさんはジョーカーの世界一の使い手だって聞いてます。楽しみです!」
あ、ルナが燃えてる。今までルナの回りでジョーカー使う人あんまり居なかったからな
map 河川都市 ストリートレギュレーション
バトルスタート
「何気にルナとタッグって始めてじゃねえの?」
「あ、そういえばそうだ」
今まで病院内でのバトルはルナとなら一対一しかしたことないな。意外だ
「来ないならこっちから行かせてもらおう」
ソウルを構えジョーカーが突っ込んでくる
ウォーリアーDは横にダッシュし、ルナジョーカー(仮面ライダーに非ず)は近くのビルの上で防御姿勢を取る。そして仙道ジョーカーはウォーリアーDに食い付いた
直ぐに後退走行しながらクサナギで防御する
正面からくるジョーカーがウォーリアーDに斬りかかろうとしたときルナジョーカーが仙道ジョーカーの横からレイピアで突く。
「貰いっ!」
だが仙道ジョーカーは攻撃が当たる瞬間消え、まるで最初からそこに居たかのようにルナジョーカーの後ろで鎌を振るっていた。ウォーリアーDが間一髪で攻撃を受け止めルナジョーカーが反転、レイピアで攻撃する
「その程度か?」
攻撃の直前でウォーリアーDを蹴り飛ばしルナジョーカーにカウンターを決めた。HPがガクッと減る
「うっ、どうしようかな」
「ほらほらどうした?」
「ヤバッ」
ウォーリアーDが至近距離からマグナムキャノンを発射
「残像だ」
影を残し仙道ジョーカーがまたも消える
警戒するウォーリアーDの正面に現れ鎌でカチ上げる。そして空中で横、縦、再カチ上げと三段攻撃、落下もあいまりウォーリアーDのHPがミリ残して消え去った
「ハアッ!」
空中にいる仙道ジョーカーにルナジョーカーがレイピアの横殴りで地面に叩き落とした。初めてまともなダメージが通る
「へぇ?やるじゃないか。だがまだだ!」
素早い操作で体制を建て直し、空から突進してくるルナジョーカーを迎撃した。ルナジョーカー、戦闘不能
「ウソッ、もう動けるの!?」
「最後の足掻きだ!フルリンクシステム起動」
スルガの意識がウォーリアーDへ移る
行くぞぉ!
クサナギを構えて突進する。ジョーカーは迎え撃つ構えだ。そしてクサナギで攻撃する直前でクサナギを放しジョーカーにタイヤを使った回転エネルギーの全てを叩き込んだ渾身の蹴り、それはクサナギに意識が持っていかれていた仙道ニキの裏を掻きジョーカーの頭に直撃した
スルガCCM『インビジブルブレイド が使用可能になりました』
ん?確かこれって・・・試す価値はあるな
「なんだろうこの必殺ファンクション?」
アタックファンクション
インビジブルブレイド
放した剣を広い正面から斬りかかるウォーリアーDが突如として後ろに回り込む。そして姿を消した
「なに?」
仙道ニキなら影を見ぬかれかねないので空中からの突き。真正面からの攻撃は思ったより警戒されておらずこの一撃でジョーカーをブレイクオーバーにした。ついでに攻撃中でも透明化は解除されなかった
「はっ!やはりお前に声を掛けて正解だったよ!」
「お褒めの言葉恐縮です」
「ねえスルガ!私にもその技教えてよ!」
「後でCCMにデータ転送しとくよ」
「またなスルガ。アルテミス当日待ってるぞ」
「STAY…仙道ニキ、ちょっとそれは」
いま当日とか言ったか?流石に当日ぶっつけ本番はヤバいよね!?
「俺も強くなる、お前も勿論強くなる。文句ないだろ」
「アッハイソウデスネ」
「後これは秘密にしておけよ。特に郷田にはな」
そう言って仙道ダイキは病院を後にした
「アルテミスか・・・俺には縁がないと思ってたなぁ」
スルガCCM
fromバン
『スルガ、今からブルーキャッツに来れる?』
返信
『おk⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン』
「すまんなルナ、ちと呼ばれたわ」
「分かった、またね!」
「おう、またな」
═病院、ロビー═════
「河白君、少し君に付いていっても良いかな」
呼び掛けてきたのはルナの主治医、もといイノベーターが送り込んだルナの監視役の容疑者
「何の用ですか?」
「多分僕の正体と言うか、後ろに付いている組織の事既に知ってるんだよね?海道邸で随分ひどくやられた、いや、やったみたいじゃないか」
「・・・場所を変えましょう。庭でどうです?」
「ああ、そうだね」
═庭═════
人がそんなにいない端の方のベンチに移動してきた俺らしかしこの医者はどこまで知っているんだ?
「さて、どこから話したものか・・・」
「先に聞きますが貴方は『誰側』なんですか?」
「誰・・・とは?」
「イノベーターの海道義光、シーカーである俺達、後はそうだな・・・俺個人が一番ありがたいかな」
「形だけなら海道義光だろう。だが私は私なりの良心と腐っても医者としてのプライドと信念がある。治せるはずの患者を治せないのは何とも悔しい」
「つまりあれか?ルナに肩入れしていると?」
「そう・・・だな」
つまり俺目線少くとも敵じゃないってことか。下手しなければって条件があるけど、これでこの人が敵では無いのは相当動きやすくなったな
「だが私もイノベーター、上司からなにか言われたら、な」
「そうならない内に手を打つ。ルナを守るのが俺の戦いだ」
スルガは再度決意をする。ルナだけは何があっても守ると
「んじゃ仲間に呼ばれてたんでそろそろお暇します」
「では私も仕事に戻るとしよう。ルナちゃんの事、任せたぞ」
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