ダンボール戦機 絶対零度の闘士   作:超甲形巡洋艦

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神谷重工 

═神谷重工本社═════

里奈さんの車で神谷重工の近くの路地に送って貰ったバン御一行、潜入に際して里奈さんには待機

 

「さーて、何処から入るかな?うーん、正面玄関か」

「そこ以外無いだろう。建物の構造も十分に把握出来ていない」

「スタングレネード大放出だな!お前らも20個くらい持っとけ。一発ビリビリさせるだけで殺さず無力化できる優秀品ぞ」

「いや、いいよ」

「いざとなったら自分の身を護るのは自分だ。特に人間相手なら尚更な」

 

と、二人に無理矢理持たせる

死んで貰っちゃ困るのだ 

正面玄関に来るまでに、スルガとソルジャーの連携により警備員と監視システムを無力化しなが進む 

 

─工場内部─────

外周をつうろがまわり中央に巨大な溶鉱炉がある施設に入った

 

「うっわ暑っつ!こんなとこで溶けた金属扱うとか馬鹿じゃねえの?」

「確かにこれは、帰ったらシャワー浴びなきゃなぁ」

 

歩みを進めながら下層へのエレベーターへ。途中二、三名の警備員がスタン、襲いかかってくるLBXを蹴散らしていく

 

「おかしい、敵の数が少ない」

「確かに、俺ら罠に掛かっちゃった?」

「でもアミ達を助けなきゃ」

「そりゃ分かってるさ」

 

と、エレベーターで中層まで降りる。このエリアはL字のギミックがあるフロアだ。何回見てもなんでこんなギミック作ったのか、これが分からない

 

「道が繋がってない?」

「何処かにこの床を動かす端末があるはずだ。それを探そう」

「うーん、あれかな?」

 

バンがその辺にあった端末を指差す

 

「操作は任せろバリバリ~」

 

ガシャコンガシャコンブッピィンガァン!ゴーーーガシャァン

歯車が外れ噛み合い外れ噛み合う音が連続したのち床が動き目的のエレベーターがある道に繋がる

 

「よっしゃビンゴォ!」

「これで先に進める、行こう」

 

そして回転床の中央位まで足を進めた時に奴は来た

 

「何をしている?」

「おまえはッ!」

 

俺達が行こうとしていたエレベーターから出てきたのは海道義光改め海道ロイドだ 

うっわー生きてた時から見ても違和感ねぇー

 

「ジンよ、何をやっておるのだ?」

「お前は誰だ」

 

もう本物じゃないと分かっているらしくめっちゃ強気な態度、さて煽るか

 

「おい化け物、そこをどけ」

「貴様、一度倒したからといっていい気になど「うるせえ、お前なんか倒した覚えねえよクソザコ化け物が」

「その通りだ。そこを退いて貰おう」

「ジンよ、ワシはお前をそんな風に育てた覚えはないぞ」

「ジンもお前に育てられた覚え無いと思うぞ」

 

とスルガが合いの手もといただの要らん煽り、ひしひしと少しずつ回りの温度が下がる。上に溶けた鉄あるから結構暑いはずなのだが?

ちな冷気の原因は海道親子(?)

そして一機のLBX、カイザが海道の肩に乗る。なんか気持ち海老反りっぽいけと

 

「AX-02・・・!?」

「知っているのか海道」

「少し噂を聞いた。AX-00の改良型が作られていると」

「父さんが作ったLBXを!これ以上好きなようにさせない!」

「久々に遊んでほしいのか、良いだろう」

「ジン、俺も行くよ」

「ささ、新作オーバードウェポンの威力、見てみよっかな」

 

こいつまーたオーバードウェポン作ってるよ 

 

ソルジャーマントが取っ払われた背中には自身とほぼ同じサイズのトゲトゲの亀の甲羅に覆われた機械が付いている

 

「いっけー!オーディーン!」

「ゼノン、起動!」

「駆けろ、ソルジャーD」

 

一番先にソルジャーが斬りかかる、しかし気持ち悪い動きで素早く避けられる。間髪いれずオーディーン、ゼノンが追撃、しかし避けられる

 

「これ邪魔だな、パージ」

 

ガキン、ゴトン

新たなオーバードウェポンをパージ、一応オーバードウェポンは専用コネクタを後付けする必要があるのでこのバトルでは奪われても使えないだろう。それにカイザの一番の売りである機動力を殺すことになるし

 

二人の連携すげえなぁ、邪魔したら乱れるかもだしソルジャーは魔改造コマンドハンドガンで支援と洒落こみますか

 

カイザは高速で避けて攻撃して避けて攻撃して避けてを繰り返しオーディーン、ゼノン共に捉えきれていない

海道ロイドに今までの俺、バン、ジンの戦闘データインプットしてあるくせえな。面倒臭い

なら回避を制限するまでよ。攻撃はあの二人に任せればよろし!

一回噛みつかれたらなかなか離れんぞ。あの二人は

 

カイザの中心からオーディーン、ゼノンの直ぐ後方から射撃再開

スルガもバンやジン程ではないがそれなりに場を踏んでいるため、動きくらいなら制限できる

単発モードで射撃を開始、避ける先であろう所を逆読みしそこに銃弾を送り込む

 

「くっ、小癪な」

「鬱陶しいだろぉ?食らってくれてもええんやで?」

 

さぞやりにくかろう。着地点にももれなく射撃しとるからな。なんなら数発ゼノンとオーディーンに擦ってる気がするのは気のせいだろ

 

「今だ!」

 

バンが銃弾を回避したカイザを捉えた。カイザはかなり軽いため使い手のフォローがあってもオーディーンの攻撃で少しのけぞってしまう。そこにゼノンのハンマーでの追撃

 

「バン、ジン!捉えてるうちにやっちまえ」

「俺はもうこれ以上LBXで悲しむ人を増やさない!それが俺の覚悟だ!」

それに呼応するかのようにオーディーンが変わる

バンCCM『エクストリームモード

 

「オーディーンが変わった?なんか速くないですか?」

 

一応トランザム地味たものだと言うのは把握しているが正直ここまでだとは思ってなかったでござる。あ、そうだ。悪いこと思い付いた

 

カイザすら翻弄する速度でのオーディーンの連撃

ゼノンも負けじと攻撃していく

ソルジャーは再びヒュージブレードを接続、展開

 

スルガCCM『不明なユニットが接続されました。システムに深刻な障害が発生しています。直ちに使用を停止してください』

 

トゲトゲの亀の甲羅は左肩に移動、巨大な筒のようなものが右腕に接続される

そしてトゲの先端から青白い炎が、そして筒の先端から赤い炎がバーナーのように吹き出し待機状態に入る

 

「バン、決めるぞ」

「おう!」

 

アタックファンクション

グングニル

 

オーバードウェポン

ヒュージブレード

 

紅き巨大な神槍、そして超長い刀身もとい超高熱の巨体バーナーがカイザに襲いかかる。グングニルが貫いたカイザと後ろにいた海道ロイドごと切り払った

 

「スルガ・・・人を・・・!」

「ん?ああ、断面見てみろ。血ぃ出てねえぞ」

「バン君、こいつは海道義光の偽物だ」

「え?」

 

焼けた断面からは溶けたゴム、鉄、コード、謎の液体が垂れていた

 

「どこからかは知らねえが海道義光はロボットになってたらしーわ本物は既に死んでる」

「バン君、スルガ君、行こう」

 

特に気に止める様子もなく、と言うか意図的に反応を見せず進む

 

 

 

 

 

エレベーターに乗り更に下層へ、そして下層の探索をしていると扉をガンガン叩く音と怒号が

 

「出せェ!出しやがれ!」ガンガンガン

 

「・・・ハンゾウさん派手にやってんなぁ。探す手間省けていいが」

 

「皆!大丈夫?」

「その声、バン?助けに来てくれたのね」

「俺とジンも居るよ。さて、扉の前から退いて爆破するから」

 

さてと、扉の四隅にグレネードLを、と

 

ズドガーーーーーン

 

扉は数十個のグレネードに耐えられず捻れ飛び監禁されていた部屋の正面の壁にめり込んだ

 

══════

 

「うっわー、スルガやりすぎだってこれ」

「めり込んでんじゃねえかこれ。取れねえぞ」

 

郷田さんがめり込んだ扉を引っ張って剥がそうとしているがびくともしない

 

「ジン、アレ何かしら」

「僕もあれは見たことがない」

 

アミとジンの眼下には巨大な生産ラインが小さな大量の何かを作っている光景

 

「スルガ、なんかわかんねえか?」

「うーん、ちょっと小さすぎて分かんないですね。見た感じLBXみたいな小型機械って訳でも無さそうだし」

 

近くのコンソールを叩いて調べてみる。いやまあ知ってんだけども

 

「これかな?・・・ドングリっつうみたいですわ」

「ドングリ?」

「資料見る限りあれ一個一個が放射能の出ない戦術核クラスの爆弾みたいですね。欲しい」

 

全員が驚く。そんなものがあそこで大量生産されている物がそんなものなのかと言う顔だ

 

「十中八九エターナルサイクラーを悪用した結果であのサイズならどんなところでも仕掛け放題だ。なんならチョロQにつけて自爆兵器が作れるかもな。設計図でも見つけられねーかなー」

 

かるーく説明しながら設計データファイルを探す

 

「そんなものが作られていると言うことはここにエターナルなんとか言うのがあるってことだなスルガ」

「ああ、間違いないと思いますぜ仙道ニキ。お!あったあった。データ貰うぜイノベーター」

 

ウイルス対策として一時的にUSBメモリに物理的隔離保存をしておく

 

「それならこれ以上父さんが作ったものを悪用させるわけにはいかない。取り返さないと」

 

そして少年達は更に進んでいく

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