ウォーリアーD「もっと働くぞ~、バリバリ~」
═放課後、北島模型店═════
「あーあ、ぶっ壊れちゃった」
ウォーリアー相手に俺の発明品を使ったのだが負荷に武装が耐えられず木っ端みじんになってしまった
まあカズのウォーリアーをワンパンしたので大満足だ。ブースターで勢いつけた柱で胴体殴ったら四肢と頭がキレイに別れたけど
「うわぁ威力がステキ(光悦)」
「俺から一つ言わせて貰う。それは間違いなくストリートレギュレーションで使って良いものじゃあない」
「でしょうね」
店長から言い切られてしまった。LBXのバッテリーを一回の発動で空にした挙げ句CCMから凄いエラーメッセージ出てたもんな。大会じゃアングラ以外で使えんわ。今更新造する気も無いけど
「うわぁ、これ治るかな」
「幸い、と言えば良いか俺の見立てでは関節パーツの交換で直りそうだ。明日までには直しといてやる」
「マジで?サンキュー店長」
「店長、後で請求回してくんろ。一応壊したの俺だし」
とりあえずその了承を取り付けた。金なら割とあるんだわ。(発明品の特許でいろいろ)それにランバトで練習がてら結構稼いでんのよ
「あと見せたい物があるんだ」
「見せたい物?なになに?」
この時点で店長が見せたい物ね。ってことはアキレスのアーマーフレームだな
「アキレスって言うんだ。カッコいいじゃない」
「白ベースの騎士型か、ウォーリアーに似てるな」
「店長、これどうしたの?Lマガに載ってなかったけど」
「ああ、問屋が新製品だって言って回してきたんだが何処にも情報が載ってなくてな」
「ほーん」
今日の夕方かな?里奈さんの手助けに行きますか。とりあえず家の白衣とフード付きの服取りに行こ。後適当なケースに銀スプレー吹いてくか
「スゲー、つまり一点物?ほしいー」
「バン、どうせお前のお財布事情じゃ買えねえだろうし、それに親がLBXやること許してくれねえんだろ?」
「うっ」
「スルガ、これどうだ?」
えぇ、俺に話振るの?流石に要らんなぁ。今はウォーリアーDで十分だし、俺コアスケルトンも弄ったから入るかわかんね
流石にアキレスをバンが使う前に魔改造するわけにゃいかない
「そうか」
「ってもうこんな時間、もう帰らなきゃ」
「げ、俺もだ」
「そなの?じゃ俺も帰ろ」
═河川敷══════
急ぎで自転車を漕ぎ家に帰ってイノベーターのエージェント共を引っ掻き回す準備をし、河川敷の橋の下で潜伏しているnow
そしたら遠目に白顔のスーツが見えた。里奈さんがここら辺にいる証拠だろう。バンが河川敷通るのも一応裏付け済み
「・・・・・・来た」
通路の上で里奈さんの声がした。原作通り焦っているようだ。そして直ぐにこちらに来た
「やあ里奈さん」
「スルガ君!?」
おお、めっちゃ驚いてる。いいぞぉ~これ
「スルガ、この人と知り合いなの?」
「まあな。里奈さん、そんなに急いでどうしたんだい」
「これは一体?」
「そうね、あなた達にこれを託すわ。絶対に誰にも渡しちゃだめ。この中には希望と絶望の両方が入ってる」
「・・・あ、そゆ事ね。さっきから追われてるのじゃあ里奈さんだったのか」
自転車は点検済み!銀スプレーも定着してる。さあ、後は派手に走り出すだけ
「んじゃバン、そのケース頼んだ。里奈さん、俺なにも知らない振りして追っ手引っ掻き回すわ」
「待ちなさい。危ないわ」
「へーきへーき、んじゃ。後ルナが会いたがってましたよっと」
わざとチリンと鳴らし全速力で走り去る。予想通り近くに居た二人組がうまい具合に食い付いた
「あ!居たっす!」
「待ちなさい!フードを被ってもバレバレですよ」
たかが中学生に騙されてんだよなぁ。出来れば真野さんも釣りたいな
─ピッポーッピッポーッ─────
真野さんと禿の赤眼鏡を二人追加で釣りつつ五分程度逃走したら交番に着いたのでフードを脱ぎつつ急ぎで駆け込む
「お巡りさん!さっきから白い仮面を付けた黒スーツの三人組が追っかけて来てるんです!」
都合の良いことに五人ほど警官が居た
「さー、追い詰めたっすよ」
「バカッ、そこは交番だよ!」
真野さんが止めるも時既にお寿司
警官からまず見えたのは真壁だった。追跡に手一杯で交番と気付かずもろに姿を晒してしまったからだ。そしてその格好はお分かりの通り怪しさの塊
「すみません、少しお話良いでしょうか?」
プロの連携というのだろうか?一人が少し圧をかけながら残りの人が退路を塞ぎ易くなるであろう位置に立つ
「え、えーと、ッ!?」
フードをとって白衣を脱いだ俺にやっと気が付いたらしい。そして交番に煙幕が投げ込まれる
「ウゴッホ、ゴホッ」
やばい、煙たい。と、持っていた銀スプレーを吹いただけのプラスチックケースが手から無理矢理離れた
煙幕が晴れるとそこには真壁の姿は無く、捜索していたであろう他のエージェントも消えていた
「君、大丈夫かい?」
「はい、でもなんで俺を・・・」
まあ自分で釣り上げた獲物達なんですけどね。流石にイノベーターの魔の手は警察組織の末端まで延びてなかったらしい
「今度危険な目にあったら直ぐに110してくれ。直ぐに駆けつけよう。それよりもさっきケースを持っていなかったかい?」
「あぁ、あれ中身ゴミしか入って無いですしケース自体も壊れかけの産廃なんで特に何かあるわけでもないですよ」
一応重さを誤魔化す為にLBX用のスタングレネード、スモークグレネードをありったけ入れておいた。嫌がらせには丁度いいだろう。
彼はそうして自転車で風を切りつつ帰路に着く。日はすっかり沈み住宅街を静寂の夜の中、一人
その静寂を引き裂くように窓ガラスが割れる音がした
ん?奴らもうAX-00の在りか嗅ぎ付けやがったか。ちゃっちゃと殲滅しちゃいますか
公園に自転車を止め鍵の開いている玄関から侵入する。既におっ始めてるようだ。銃撃音や爆発音が聞こえる
「バン!大丈夫か!」
「スルガ?無事だったのか」
「あんなのに捕まる程落ちぶれちゃいねえよ。それよりもアレら、さっさと倒しちまうぞ?いいな?」
「俺も行く!」
「へっ?お前そのLBXは?」
AX-00ですね分かります。しかしこの数相手に押されてないとかマ?
「話は後だ!」
「ウォーリアーD!」
無印デクーが三機とデクーカスタム軽装型二機、デクーカスタムC(砲戦型)の合計六機の集団がバンの家を荒らしていた
═ちょっと外═
「あ!リーダー、あいつっすよ。さっき俺達を振り回してたガキ」
「そうなのかい?じゃあお礼参りと行こうじゃないか」
map バンの家のリビング アンリミテッドレギュレーション
バトルスタート
「バン、なんか浮いてるのと灰色のはこっちで貰うぞ」
「分かった!」
ウォーリアーDが高速で動き回る。デクーカスタム軽装型の武装は両方フルメタルナックルでそんなに怖くないがデクーカスタムC(砲戦型)の砲撃は食らうと大ダメージを食らう
うん、タイヤで機動戦だな。向こうの機体はこっちの速度には付いてこられるわけ無い
ギュルルルル ズダンズダンズダンズダン
タイヤを全力回転させひとまず軽装型に向けて射撃を集中する。LBXの謎機能で弾の心配はいらない。砲戦型からの砲撃も飛んでくるが急な進路変更や机の足を盾にすることで対処する
そして弾丸をもろに受け続けた軽装型の一機の左腕がポロリと取れた。そこにグレネードMを起き去る。
もう一機は近くに居たせいで視界が一瞬無くなった。
そしてその一瞬が命取り、いつの間にか自分の間合いに接近していたウォーリアーD
バルキリーレイピアに持ち替えていたウォーリアーDが自分の速度と合わせた突きを放つ
突きはキレイにデクーシリーズの特徴的なヘッドパーツのど真ん中に突き刺さった。そして爆発に巻き込まれないよう大きくバックジャンプ。爆発を見届ける暇も無く次の砲戦型へ目標を付ける
「バン、そっちは大丈夫か?」
「あぁ、後一機だ」
「こっちもだ」
走りながら連射するが装甲が厚くコマンドハンドガン程度でダメージ通ってねえな。ってもあれに接近戦もなぁHP制って偉大やったんやなぁ
「うーん、接近して決めますか」
アタックファンクション
#9
8発の特殊弾をアクロバティックな動きで手、足の関節に撃ち込み、最後の9発目を頭に撃ち込む
この攻撃に耐えられず砲戦型は撃破された
「ふぅ、こっち終わったぞ」
「これで終わりだぁ!」
残り一体のデクーを鋼鉄棍で貫き、撃破した。それ殴り殺す系の武器だよね?
「勝った~!」
「しかし、奴ら何なんだ?チンピラの気まぐれにしちゃぁ変だな」
「・・・うわっ、こんなに散らかってる」
部屋は原作より酷い事になっていた(スルガが動き回りながら弾ばら蒔いたのが被害拡大の原因)
「母さんが帰ってくる前に片付けなきゃ」
知っていたとは言えこれは酷い。お手伝いするか
「ただいまー」
「「あ」」
「母さん、この惨状には訳が・・・」
バンの母さんは机の上のAX-00を見て表情が少し変わった
「バン、しっかり片付けておきなさいよ」
「・・・とりあえず片付けるか。バン、箒と塵取り何処にある?」
「今持ってくるから少し待ってて」
この後めちゃくちゃ掃除した
必殺ファンクションの時だけ色変えてるけど、見にくかったりする?