ダンボール戦機 絶対零度の闘士   作:超甲形巡洋艦

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エンドローーーーーールゥ!


最終決戦の後、エンドロール

═エクリプス指令室═════

とりあえず結構ダメージを負っていたレックスをハンター改の監視付きで医務室に放り込んだ後皆の元に戻った 

 

「二人とも、檜山の事を止めてくれてありがとう。心の底から感謝する!」

 

拓也さんが一番に頭を下げてきた

 

そして他の子供達や暇なシーカーと事情を聴いたイノベーターの隊員にもみくちゃにされるバンとスルガ。それは十分以上続き疲弊していた二人をさらに疲れさせた

 

「んでとりあえず拓也さん、今後どうするんです?」

「シーカーなら活動を縮小しながら今後もこういう事態に備え継続するつもりだが」

「それもそうだけどレックスの事よ。こんなことやらかしたんだから無罪放免じゃまずいでしょ」

「だがこれを公表してイノベーターの事が露見するだけならまだいい。その技術力が露呈すれば不味いことに成りかねない。スルガ君はそこを心配しているのだね?」

 

山野博士が心配事を言い当てる。確かにそうだ。LBX類はスルガがとっくの昔に流出させたがドングリやサターン等面倒なものがたくさん作れるのがイノベーターの技術力、そんなものがバレたらどうなるのか、想像に固くない

 

「それはシーカーの方で何とかしよう。だがスルガ君、君の発想力を借りると思うから宜しく頼む」

「ういー」

 

エクリプスは日本に進路を取り帰路につく

人知れずに世界を救った一行なのであった

 

 

═日本、タイニーオービット社════

エクリプスでイノベーターの残した秘密空港に着陸し解散、各々帰宅していく。一応レックスは監視付きで病院に叩き込んでおくらしい

スルガは帰宅せずにタイニーオービット社に向かう。機龍の修理と、愛する人に会うために

 

「ただいま。ルナ」

「お帰り。スルガ」

 

二人は強い包容を交わす

 

「これで全部片付いた。後始末が少し残ってるがそれくらいだ」

「スルガ、無事に帰ってきてくれてありがとう。凄く心配してた」

「さてと、これでルナの体も治せる。暫く時間がかかるかも知れないが、来年辺りには治ってるだろ」

 

人工臓器オプティマの認可を止めていた海道義光はこの世から消えた。これでもう邪魔するものはない

 

「ねえスルガ、昨日の夜心配で寝れなかったし、一緒に寝てくれない?」

「ちょうど俺も疲れてた所だ。寝よっか」

「うん・・・お休み、スルガ」

「お休み、ルナ」

 

二人は仲良く夢の世界に旅立つのであった

 

 

 

 

 

═どっかの病院════

レックスは病院のベッドに片手をスルガ謹製手錠(鍵はないただの鉄の輪)で繋がれていて逃げられない

レックスはこれからの事を考えていた。これだけのテロを引き起こし海道義光を殺害した自分がこのまま放っておかれる訳が無いと

 

(スルガがどうするかだな)

「やっほーレックス、元気?」

「スルガ?俺なんかに構ってて良いのか?」

「うん、ルナに後でパフェ食べにつれてけって約束させられたがな。それで・・・レックスの処遇が決まったよ」

「そうか・・・!」パアン

 

と、スルガは無言で拳銃を取りだし迷いなくレックスに発砲した

 

「なんのつもりだ?」

 

銃口からは煙が上がっている

 

「安心しろ音だけだ。これで檜山蓮、伝説のLBXプレイヤーレックスは死んだ」

「まさか戸籍を偽造したのか?」

「うん!ちょこーーっとフルリンクで日本政府の戸籍管理してるとこに侵入してちょこーーっと弄ってきた」

「それで?」

「新しい名前はこっちで決めさせてもらったよ。不自然が無いようにね。んで新しい名前は河白蓮、戸籍上は養子関係にしてみた」

「は?」

「まあこれ知ってる連中からは多分呼び方変わんないと思うから」

「まて、どういう考えをしたらそうなった」

「いやー保護者いた方が便利かなって」

 

他にも檜山蓮が管理していた物らは全てスルガが買い上げると言う割と滅茶苦茶な事をしてそのまま残してある

 

「ね?処遇としてはまあまあ嫌でしょ?」

「ああ、結構効く」

「んじゃねー・・・後養子になってもなんか変わるかって言われたら変わんないからー」

 

とスルガは病室を出ていく

 

「・・・ま、悪くないか」

 

そう呟き、目を閉じる

 

 

これがスルガが選んだ結末であった。しかしこれは物語の序章に過ぎないかもしれない





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