ダンボール戦機 絶対零度の闘士   作:超甲形巡洋艦

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タイニーオービットで新機軸LBXの開発をしていたスルガ、そこに英国チャンピオン、コンゴウヒノが訪ねてくる


幕間 騎士王見習いの再挑戦+α

═アキハバラ裏路地════

スルガは何かと便利なアキハバラのキングのバンと記憶を頼りに裏路地にて悠介さんが遺したとあるLBXを探していた

 

「本当にこんなところにあるのか?」

「ああ。残してたデータを解析したらここに有るっぽいし多分おる」

 

さてとクエストの内容的にここにあいつがあるはずなんだが・・・どーこーだー

ガラクタの山となっている場所を漁りながら赤外線センサーを駆使しつつ探す

 

「うん?もしかしてこれかな」

 

バンが鍵付きの黒い箱を見つける。

 

「どれどれ・・・確かにこいつだな。手伝ってくれてありがとなバン」

「LBX?なにこれ」

「いずれ分かる。その時までお楽しみだ」

 

箱の中身は一機のLBXが入っていた。スルガはこれをタイニーオービットに持ち帰り結城さんと拓也さんに報告、そのLBXの解析を開始した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

═数日後タイニーオービット社、併設カフェ═════

ドライブシステムの新たな形として四脚のエヴァ仮設五号機のような足周りを研究し試作していたスルガに来客があった。すでにルナは病院に移り手術の日程も決まっている

 

「やあ河白スルガ君」

「君は確か・・・アルテミスで戦ったコンゴウさんでしたっけ?」

「僕のことはヒノでいいよ」

「んじゃあヒノ、本日はどのような要件で?」

「リベンジに来た」

 

話を要約すると野暮用で日本に来た。しかしその用事が無かったことになり急に暇になったらしい。そしてアキハバラにてアルテミスで同じチームを組んでいた仙道ダイキを発見しスルガへのリベンジのいい機会だと思ったらしい。その後にスルガの居場所を聞きタイニーオービットへ来たみたいだ

 

「河白君、さっそくやろうじゃないか」

「ならここで試作してる新しいDキューブが有るみたいだし試験も兼ねてそれ使おうぜ。俺もそのフィールドの詳細知らないし」

「いいね。お互い初見の場所か。楽しみだ」

 

この後結城さんにDキューブを出してきて貰い霧野さんの采配でまたエントランスに即興フィールドを作られまた(タイニーオービット社員の娯楽として)観衆の前で戦うことになった

 

map 月面 ストリートレギュレーション

バトルスタート

 

いつもより重力が小さく油断すると機体を動かしすぎてしまうmap、しかし重力操作とかどうやったんだタイニーオービット

 

「わっ、なんだこのフィールド」

「ドライブシステムが使えんなこれじゃ」

 

まず地面にグリップするだけに十分な重力も無い上に細く柔らかい砂地、悪条件にもほどがある

二人のLBXと武器はアルテミスと変えていない

 

スルガ

ソルジャーD クサナギ&魔改造コマンドハンドガン

パーシヴァルF 名も無き両手大剣

 

前回の決まり手はグラビティスフィアからのクサナギ投擲、グラビティスフィアは対策されているだろう

 

「君にはどんな隠し手がどれだけあるか分からないからね。今度はこっちから行かせて貰うよ!」

 

パーシヴァルFは軽やかな動きで大剣上からを振りかざす。重力が弱い環境でさらに凶悪な機動力を発揮

ソルジャーは落ち着き上から振りかざされる大剣にクサナギでの防御、逆に重力が弱い分衝撃思ってた割に少ない。上に居る状態ですぐには避けられないだろう

空いた片手で拳銃を取り出し

 

アタックファンクション

ボルトクロス

 

十字紫電の雷光球を撃ち込む

剣を咄嗟に放し回避、ソルジャーDはそのまま銃撃しパーシヴァルFを追撃する

しかし短剣2本を取り出し猫科動物のような素早くしなやかな動きでソルジャーDに再接近、そのまま飛び付きインファイト

 

長剣と拳銃をメイン武器とするソルジャーDは対応が遅れいい攻撃を受けてしまった。

直ぐにクサナギを放し拳銃の銃床の打撃で応戦、しかしそれが狙いであった

パーシヴァルFがクサナギを握る

 

アタックファンクション

月華刃

 

金色の一閃が至近距離のソルジャーDを切り裂いた

 

「んなっ!」

「ふぅ、負けた相手には二度負けないさ」

 

ソルジャーD ブレイクオーバー

 

勝者 コンゴウヒノ

 

周りから歓声が沸き上がる

 

「負けたかぁ・・・」

「リベンジ達成だ!河白君、いい勝負だったよ」

「今度は俺から挑ませてらうぜ」

「その時も返り討ちにしてあげよう」

 

と勝負はスルガの負けで幕を閉じた。しかしタイニーオービット社内でアラームが鳴る

 

アナウンス《研究フロアで解析中のLBXが暴走中、社員は退避してください。繰り返します───》

 

「まさか機龍が暴走したか?」

 

今は機龍をメンテナンス+フルリンクシステム解析のために結城さんに預けてある。嫌な予感

 

「河白さん、緊急事態です。悠介さんが残していたLBXが暴走しました」

「下手に弄ったらそうなるように仕組んであったのか・・・用意周到だな」

 

とLBXが暴走している研究室に向かおうとする

 

「待ってくれ河白君、僕も行くよ」

「ええ?霧野さん、部外者入れて良いの?」

「緊急事態ですので構いません」

「よし分かった、行くぞ」

「ああ!」

 

═研究室フロア═════

研究フロアで解析中のLBXがあるフロアに移動、しかし暴れていたのは解析中のLBXだけでは無かった。15機程タイニーオービットでは見慣れないLBXが稼働している

 

「あれは・・・バーサーカー!」

「明らかにタイニーオービットのLBXじゃあねえな。知ってるのか?」

「神谷重工から発売予定のLBX、なんでこんな所に」

「神谷・・・じゃあまとめて叩き壊しても構わんな。しかし結城さんはどこだ?」

「約束された勝利を!パーシヴァルF」

「駆けろ、撃て!ソルジャーD、ハンター改!」

 

ハンター改の射撃システムをパーシヴァルFとも同期し戦闘開始

 

クサナギ、大剣を振るいバーサーカーに斬りかかる二機、ソルジャーDからはそれ以外の敵をロック、そこにハンター改からの精密射撃

 

この二人は強い。ハンター改からの支援もありきであっと言う間にバーサーカーを殲滅した

 

「さてと、暴走中のLBXはと?」

 

そこら辺の研究室を覗き探し回る。そして結城さんに会った

 

「あ!スルガ君、良かった・・・解析中に君たちが倒したLBXの襲撃が合ってそれでそのLBXも勝手に」

「んでそいつどこよ?さっきバーサーカーだっけ?は二人で殲滅してきたけど」

「分からない。襲撃から逃れるように襲撃機を一機破壊してどこかに逃げたんだ。機龍は無事だよ」

「お!よしよし。んじゃそのうち出てくるかな?」

 

機龍を受け取り解析中のLBXを探す

 

「しかしどこ行ったー?話聞く感じ対襲撃用プログラムとして逃走システムが発動したように聞こえるが」

「LBXだからどこに逃げたか分からないね」

「うーーーん・・・社長室?」

「そんなところにかい?」

「前社長の置き土産だから可能性は」

 

═社長室════

エレベーターに上り社長室に急ぐ

 

「スルガか。解析中のLBXならここに来て沈黙したぞ」

「そうか・・・やっぱり」

「ここに来るようにプログラムされていたのだろう。兄さんの事だからな」

 

そしてあらかた何が起きてどうなったか説明をする

 

「なるほど、発売前の神谷のLBXが」

「うん、間違いない。カタログの写真と瓜二つだった」

「ま、解析中を狙った神谷の差し金でしょう」

「分かった。報告有り難う。それにコンゴウ君にも事態の終息の感謝する」

「構わないさ。困って居る人を助けるのが騎士道だから」

「それでなんだがスルガ、今解析しているこいつを使わないか?」

「こいつを?悠介さんの形見ですよ?」

「俺が持っているよりは上手く扱ってくれるだろう」

「そう言うことならまあ、有りがたく使わせて貰います」

 

そして警察にも事の経緯を説明する羽目になり今日中に帰れないのを知るのはまだまだ少し先の話である




次回からW編行きます
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