フルリンクシステムもスルガが社外で管理しタイニーオービット名義での貸し出しと言う形で世に出た。これで拓也さんが失脚してもあの赤鼻クソ野郎にデータを漏らされる心配は無い。タイニーオービットとの契約でもそうなっている
LBXの反乱
═トキオシアデパート════
えー、本日トキオシアデパートにてタイニーオービット社の新製品発表もといW編開始の日となりました
俺もルナと一緒に招待されて今は時間潰しにルナとデート中です
「ねえ、こっちどう?」
「うーん、」
「スルガ!スルガ!」
「うっと、済まねえな」
「どうしたの?最近ずっと上の空だよね」
まあ理由は明確である。今日から山野博士がハッスルハッスルし始めるのだから
ヤマジュンを止めることは出来なかったよ・・・全く面倒臭い。この事件からどんどん面倒事が膨らんでいくんだ
ディテクター事件、ミゼル事変、もしかしたらミゼレムクライシス・・・
「どうも嫌な予感がするんだよ」
「それって新製品発表が失敗するとか?」
「なのかなぁ?」
「おーい!スルガ、ルナ!」
「お、バンだ」
ここ一年全員が成長した。より大人なりスルガもバンとためをはるくらいには背が伸びた
ルナもより体つきが姉に近付いている。どことは言わない・・・ね?
「遅い三人とも。もう始まるぞ」
═発表場═════
さてと・・・新たな面倒事が行われる時間となってしまった。あ、拓也さん出てきた
「本日はお集まりいただきありがとうございます」
「始まったな、バン」
「拓也さんもスルガもどんなLBXなのか頑なに教えてくれなかったもんね」
「教えるわけねーだろ。一応社外秘だぞ。拓也さんならともかく俺が漏らすわけにゃ行かねえよ」
「タイニーオービット社では今まで様々なLBXを世に送り出してきました─────」
始まった。とりあえず被害を最小限に抑える公算を立て続ける
手っ取り早いのはアキレス・ディードの破壊、しかしそれは今の状況では叶わない。所詮詰みと言った状況
「そしてこれが我が社の新製品『アキレス・ディード』です!」
手前に運ばれてきた箱の真ん中が開きアキレス・ディードがせり上がってくる
「アキレス!?」
「基本性能はアキレスに準じる性能だが飛行能力でオーディーンのノウハウも詰め込まれてる。更に俺も手を入れた。あいつぁグレートだぜ」
「アキレスがみんなのものに・・・!」
「レプリカとして普通のアキレスやハンターも販売予定とか聞いてるぜ」
「あ、それ私も聞いたよ」
と発表会は無事終了した。そしてアキレス・ディードの目が怪しく光りそして飛び上がる
「え?」
そしてダークシューターで射撃、バンの頬を掠め床に着弾した
「なに?どうしたの?」
「拓也さん!」
アミとカズが拓也さんに何をしているのか訪ねるが特に拓也さんはなにもしていない
そしてありとあらゆる所から悲鳴が上がりLBXが独りでに集団となって暴れだす
注釈・スルガのLBXには一機もMチップは入っていません、なんならルナの奴からも撤去済みです
「おいおいバン、LBXこっち来たぞ」
「やるか。どうせイノベーターの残党か何かだろ。纏めて壊すぞ」
バンらの元に来るLBXはフレームもメーカーも武器も統一感はない
「行け!オーディーン」
「お願い、パンドラ」
「GO!!!フェンリル!」
「行くよ機龍!ハンター改!」
「やるよ!ナイトメア!」
map トキオシアデパート五階
アンリミテッドレギュレーション
バトル?スタート
「カズ、ハンター改の制御は任せた」
「任されたぜ!」
「なんなのこいつら、イノベーターにしては違和感があるわね」
「またLBXが悪用されている・・・絶対に許さない!」
stgとスティンガーミサイルでハンター改が遠距離からフェンリルの支援も受け集団を纏めて薙ぎ倒す。
「機龍の新武装試してみますか。オールウェポンフルファイア!」
機龍の装備や外観は変化している。全体的に銀がくすんで小型ノズルが増えてバックパックが肩に一つ一つ独立した状態で2つついておりレールガンユニットもより銀の鋭角的デザインの物に変更されている。何より胸部武装がアブソリュート・ゼロより3連装ハイパーメーサーに変更されているのが一番大きい
誘導弾、レールガン、連装メーサー、三連装ハイパーメーサーが一斉に球をばら蒔き一気に大量の機体を破壊、最低でも戦闘不能にしていく
他の四人も数に押されながらも優勢、とりあえずこちらの敵は殲滅した
「皆、無事か!」
「拓也さん、一体何が起こって」
「分からない。だがこのままでは避難もままならん。分担して敵のLBXの注意を引き付けてくれ。カズ、アミは上、スルガとルナは下、バンは中層で対処してくれ」
「「「「「了解!」」」」」
═トキオシアデパート一階════
混乱しながらも外へ逃げようとする客を護衛するために機龍とナイトメアとスルガが躍り狂い暴走LBXの目を惹く
「しかし数が多い・・・全員は守りきれないぞ」
何故かスルガは敵LBXのど真ん中で機龍の操作をしながらグレネードで格闘中だった。なにLBXの大軍相手に大立ち回りしているのか、コレガワカラナイ
「スルガー!さすがに危ないって!」
ルナはハンター改の護衛を受けながら二階の安全な場所から操作中
「まだ駄目だ!逃げてる人が多い」
スルガを遠距離から狙うLBXはもれなくナイトメアのレイピアの餌食となる中スルガはそこを退こうとしない
「ッ!」キャシャン
顔の近くに来たデクー改を反射的に裏拳で弾きとばす
一応LBXと言えどイフリートとかやベーの除けば人の力で弾くくらいは出来るのだ
危っぶねー、見た感じ催眠スプレーもってたな。俺も容赦なく誘拐しにくるんだな
「くっそう!無駄に多い上に、地味に強いのが居る」
あまりカスタマイズされていないLBX、良くカスタマイズされているLBXが混ざっている。イノベーターのように規格がない。まあ機龍で蹂躙出来るが
「キャッ!」
「ルナどうした!ルナ!」
呼び掛けへの返答がない。ナイトメアも沈黙し破壊されてしまった。すぐ機龍を後追いで急ぎ二階に上がろうとするが暴走LBXの統率の取れた妨害にあいその間にエスカレーターが破壊され二階に上がるには非常階段を使うしかない
山野ぉ、あいつまさかやりやがったなぁ?
LBXを無視し非常階段を駆け上がる。そしてルナが居たところにはまだルナは居た。眠らされているらしい
絶対に許さない
「機龍!」
ハンター改は別の集団の迎撃で手一杯であった為別方向からの接近を許してしまったのだろう
機龍でルナを守る。しかしその瞬間だった
プシュー
超スピードで接近してきたアキレス・ディードに睡眠薬を吹き掛けられてしまった
「なぁ・・・フルリンクシステム、起動!スヤァ」
意識を手放す瞬間に機龍に乗り移り戦闘継続
アキレス・ディードはダークシューターに持ち替え空中戦の構えだ。機龍は体を離れずまだ襲ってくる集団の対応、ハンター改に対空戦闘を任せ精密誘導スティンガーミサイル、stgの高密度弾幕で応戦させる
しかし流石は山野博士、ハンター改を早々に撃破してしまい全て機龍にのしかかる
これは数の不利がデカすぎるわ。でも守りきらなきゃこの体もヤバい
接近してくるインビットに対し右手が変形した4式対LBX用掘削機『スパイラルクロウ』が簡単に穴を穿つ
しかしアキレス・ディードの特攻紛いの突進に怯んでしまい幾多のランチャー、バズーカの至近距離での爆風に煽られ一階に落ちてしまった。
そこに更なるアキレス・ディードの追撃が入り中々二階に上がらせない
くそっ、このままじゃ体とルナが持ってかれちまう。どうにかしねえと
しかしそれをさせないために襲ってくる他LBX
常に降り掛かってくる火力に大体の武装の残弾が尽き防戦一方となってしまう
そして、アキレス・ディードは姿を消し暴れていたLBXは沈黙、スルガの脱け殻とルナは誘拐されてしまうのであった
山野淳一郎絶対殴ってやる。