ダンボール戦機 絶対零度の闘士   作:超甲形巡洋艦

54 / 162
前回、体だけを盗まれてしまったスルガ君
ルナも連れ去られガチ切れモード


ディテクター・・・イッタイダレナンダロウナー

═トキオシアデパート正面外════

とりあえず暴走していたLBXは一旦全て沈黙してバンと合流することにしたスルガ(機龍)

 

「バンさん!まだ暴走してるLBXが!」

「ああ!ヒロ、そいつは違う!」

 

止める間もなくペルセウスが斬りかかってきた。しかしオーバーセンスを使うまでもなく単調な動きで軽く尻尾でベシッとしてやる 

 

「このLBX・・・強い」

「こいつは暴走してるLBXじゃねえのか?明らかに操縦者が居ねえぞ」

「スルガのLBXは特別な操作機能が備わってるんだ。とにかく出てきたら?」

チャット『俺の体とルナが盗られた。フルリンクシステムの解除不能』

「ええ!?」

「バンさん?さっきから誰と話してるんですか?」

 

そして軽ーくヒロとコブラにスルガの事とフルリンクシステムの事をバンが紹介した

 

「LBXに意識を移したぁ?本当かそれ」

「あ!確かテレビでそんな物が発表されたって言ってたような・・・」

「うん、でも体だけ盗まれたらどうなるの?」

チャット『生命維持してない限り死ぬ。真面目にヤバい』

 

そう、このまま機龍が破壊されればおそらく永遠植物状態、スルガの体が息絶えればスルガは一生を電脳世界で過ごすことになる。ある意味での不死身

 

「さっさと体見つけないと不味い事になるな」

チャット『んであんたら誰よ』

 

しってんだけどね。一応

そしてコブラとヒロの自己紹介を受ける。んで例の声明文が発せられた。その辺のモニター全てに写し出される

 

《世界中の人間に告ぐ。我々はディテクター、世界をこの手に頂くことにした》

 

「スルガとか言ったか?あいつが今回の敵、ディテクターだ」

 

《トキオシアデパート周辺一帯の惨状は現実を突きつけるためのデモンストレーションだ。トキオシティの都市機能と世界中のLBXは今や我々の手の中に》

 

と言い残し声明文は途切れた

 

─────

この後拓也さんも合流し、破壊されたオーディーンをバンは拓也さんに預け、エルシオンを受け取っていた

 

「父さんからの贈り物、よろしくな。エルシオン」

「そういえばコブラさん、こんなたくさんのLBXをどうやって制御していたんですか?」

「恐らく近くの処理能力の高いコンピューターを使っているらしい。便宜上指令コンピューターって言わせて貰うぜ。そしてそこからLBXに指令を送る。それをブレインジャックと呼んでいるぜ」

チャット『この辺一帯で処理能力の高いコンピューター・・・拓也さーん』

「ああ、恐らく旧シーカー本部だろうな」

 

そう。ここ一年間一切稼働していない旧シーカー本部である。表にも出ていないしそこならばLBXの制御も容易にできる

 

「そのしーかー?って」

「詳しくは後で説明しよう。今はコンピューターの制圧が先だ」

 

とりあえず旧シーカー本部に向かう流れとなる

 

「スルガはどうする?もし破壊されれば」

チャット『バッグの中に一機、残ってる。悠介さんの形見が。バン、先に俺のバッグの回収をお願い出来ないか?』

「分かった。ヒロ、行くよ」

「ハイ!バンさん!スルガさんもよろしくお願いします」

チャット『よろしく~』

 

═トキオシアデパート、非常階段════

ヒロにバッグを持って貰い機龍はバンの肩に乗る

 

「へー、スルガさんって凄い人なんですね」

「うん!機龍だってスルガがつくったんだ。他にも・・・」

チャット『照れ臭いからそろそろ辞めろし』

「スルガの彼女のルナって言う女の子が居るんだけど凄くLBXが強くてね、スルガはルナのために」

「守るために戦う・・・カッコいいです」

チャット『今回は、守りきれなかったがな・・・ディテクターめ、見つけ出したら氷像にしてやる』

「そう言えばスルガ、悠介さんの形見って何?」

 

あ、バンにも言ってなかったなそういえば。えっと機龍から操作するには・・・

ヒロの持つバッグから一機、パンドラ似のLBXが飛び出しヒロの肩に乗る

 

「これはパンドラ?」

チャット『LBXシャルナック、悠介さんが遺してたパンドラの後継機だ』

 

今のシャルナックの武装は神刀『天叢雲』

形は日本刀でクサナギ以上の切れ味を持つ。タイニーオービット、関の刀匠、スルガの共同開発の一品

 

「へぇー、つよそうですね~」

 

階段を降り地下駐車場へ出る

 

═トキオシアデパート地下駐車場════

駐車場に出るとLBXが出待ちしていた

 

「やるしかないみたいですね!ペルセウス!」

「時間がない、手早く片付けるぞ。エルシオン!」

 

ヒロの肩からシャルナックも飛び出す

相手はフライト・デクー十数機

神谷重工から発売された飛行機能を有するLBXだ

 

map トキオシアデパート地下駐車場

アンリミテッドレギュレーション

バトルスタート

 

シャルナックが二機よりはるかに早く動き飛び上がる前のフライト・デクーを縦に一刀両断、狙いを付けられる前に次の獲物を切り裂く

 

「凄い。いとも簡単に二機を撃破するなんて」

「今度はこっちの番だ!行くぞヒロ!」

「ハイ!」

 

エルシオンが銃撃をエルシオンガーターで防御、その後ろからペルセウスが跳び出し敵一機にペルセウスソードを突き立てる

更にもう一機天叢雲の餌食になりエルシオンハルバードも敵を捉え突き通す

 

アタックファンクション

ブリッツフレイム

 

神速から発せられる必殺ファンクションは五機のフライト・デクーを巻き込み残りもペルセウス、エルシオンの餌食となった 

 

「拓也さん、駐車場に着きました」

《よし分かったまずA-30と言う駐車スペースを探してくれ。そこにシーカーの緊急用通路のボタン隠してある》

《おいおい、よそ物が仕切らないでくれよ》

チャット『シーカーに関しては俺らのが詳しいからなグラサン』

《んだとお?》

 

とヒロがボタンを見つけた。

 

「凄いねヒロ!」

「こういうのにはパターンがあるんですよ」

 

・・・まってろよルナ、絶対助け出して山野淳一郎殴ってやるから

 




次回予告 
旧シーカー本部に突入したバン、ヒロ、機龍(スルガ)
しかし待ち受けていたのは以外な人物であった

次回、指令コンピューターの守り人
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。