ダンボール戦機 絶対零度の闘士   作:超甲形巡洋艦

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NICS! 

═A国 Nシティ近郊空港════

空港に着陸しA国に脚を足踏み入れる、その時だった

機体から降りる階段の下に待っていた金髪の保安官の用な格好をした少女『ジェシカ・カイオス』

 

「山野バン!勝負よ!」

「え?」

 

説明無しの宣戦、バン困惑 

 

「すまない、そんなことしてる時間は無いんだ」

「あの子は・・・バン、別に良いじゃねえか」

チャット『サクッと捻ってやれバン』

「スルガまで言うなら・・・」

 

と、エルシオンVSジャンヌDの戦闘が始まる

その間スルガはルナの肩の上でゆったりしている

 

「スルガ、あの子の事知ってるの?」

チャット『前にアメリカのサーバーハッキングしたとき見た。名前はジェシカ・カイオス』

「ハッキングって・・・」

 

損な事を話している内に決着、勝者はバン

そしてジェシカからも自己紹介を受けた

 

「話は聞いてるわ。山野バン、大空ヒロ、花咲ラン、石森ルナ。あら?私が聞いているのは五人だけれど?」

「その辺の事情は移動中俺が説明するぜ」

「五人目、河白スルガはここに居るの?」

「居るけど居ない・・・かな?」

「?」

 

ジェシカの頭の上にクエスチョンマークが見える。と言うか何言ってんだこいつらは?という顔だろう

 

═移動中════

車での移動中にスルガの現状を説明した

 

「つまり今の河白スルガはLBXってこと?」

「そうなるな。俺もさっぱりだ」

チャット『体が無いといい加減不便だ』

「まあ、何とか分かったわ。あ!見えてきたわよ」 

 

着いたのは大きなアンテナが特徴的な大きな施設『NICS』

かつて解読コードの回収にスルガがハッキングしたところだ

 

「あれがNICSよ!今回の用な事件への対処の為に作られた組織でパパがここのリーダーをやってるの」

 

そして車はNICSへ入る

 

═NICS本部════

アメリカ特有の無駄にでかい建造物群を見ながらNICSの指令室に来た一行

 

「初めまして。私がNICSの長官をしている。ジェシカの父親だ。よろしく」

「よろしくお願いします。カイオス長官」

「こちらでもアミ君とカズ君の行方は全力で調査している。そちらのシーカーとも協力して指令コンピューターを直すためのワクチンプログラムも作成中だ」

チャット『すいませんカイオス長官、ちょいとここのコンピューターにアクセスしてもいいですか?』

「河白君だね?ジェシカから事情は聞いている。ここの設備は好きに・・・とまでは言えないが存分に使ってくれ」

 

機龍がLBX用端末の上に立ちスルガの意識がNICSサーバーに移す

 

『フィー、やっぱ音声の方が楽で良いわ~』

 

スルガの生身が電子の海に浮かぶ

 

「・・・・・・?長官、これを」

 

オペレーターの人が何かに気づいたらしい

 

「・・・河白君、君はNICSのサーバーにアクセスしたことはあるかね?具体的には一年程前」

『身に覚えが無いわけでも無い。だけどそんときは事情が事情で・・・』

「スルガがここにアクセスしたこと?・・・あ!」

 

「聞かせて貰えるかね?」

『話すと長いので文書化。他言無用でお願いします』

 

レックスの事を伏せイノベーター事件を文書化し要所要所バンとスルガで説明していく

カイオス長官も分かってくれたようでハッキングの事は不問で忘れてくれる事となった

 

そしてその矢先である。コンピューターが警報を発令しだす

 

『バン、またLBXの暴走だ。この辺一帯のブレインジャックが発生中。それと同時に何かの信号を受信したぞ』

「ここでもか!」

『とりあえず信号を流すぞ。どうせディテクターだろうが』

《A国の諸君、我々はディテクター》

 

と、行動と言っている事はトキオシティとそう変わっていない 

 

《我々の要求を伝える。A国大統領は即刻辞任せよ》

 

「大統領の辞任!?」

 

《考える時間を与えよう。午後6時までだ。それまでは破壊活動は停止する。ただしそれまでに回答が得られない場合、Nシティは灰燼に帰すだろう》

 

と、言い残し通信は切断された。形だけスルガが追いかけるも逃げ切られる

 

『ちっ、逃げられた・・・だが確認できる限りのLBXの停止を確認』

「皆、大統領からの緊急極秘任務だ。今すぐ指令コンピューターを捜索、停止させてくれ。タイムリミットは午後6時だ」

 

スルガがブレインジャックが起きた地点を表示、被害状況等も簡単に写し出す

 

『んじゃ俺から説明させてもらって良いですかね?カイオス長官』

「恐らく今は君が適任だろう。任せる」

『じゃあブレインジャックが起きたのはこの四、五箇所だ。しかしこうやって電子上から見てるとどうも妙でな?』

「妙?何か分かったのか?」

『結論から言わせて貰うと指令コンピューターは複数台もしくは移動している』

「え?指令コンピューターっていくつも用意できるものなんですか?」

『ウイルスさえ潜り込ませればな。その辺のタワーPCだってそうできる。話を戻そう。こいつを見てくれ。どう思う?』

 

スルガが表示したのは街の中でブレインジャックが起こった地点とその時間、そして暴走LBXの移動経路だ

 

「LBXが移動している?複数台や移動を言ったのはこう言うことね」

「つまり複数台が代わる代わる請け負ってるか移動する一つで管制するかってこと?」

 

ジェシカとルナの問答

 

『そそ。んで更に規模にあった処理能力を持ったコンピューターは結構ある。その辺都会のど真ん中だからな。ブレインジャック中なら電波で追跡できるが』

「つまり移動している方向やその近くを探せばあるんですね?」

『そう言うこと。後は君らで頑張って探して。ついでにルナとレックスの例があるからスレイブプレイヤーも注意してな』

「よし!複数台の可能性も考えてバンとランは自然公園辺りを、スルガとルナはオフィス街を、ヒロとジェシカは35番街の捜索を頼む」

「「「「分かりました!」」」」

『おっと、こいつを持っていけ。シーカーからの贈り物だ』

 

とスルガが各々のCCMにアクセスし捜索用電波探知アプリとワクチンプログラムとスルガの電子音声データをインストール

 

『んじゃまた機龍に戻るんでよろしく』

 

═オフィス街════

ルナの肩に乗り移動する機龍、停止しているLBXに注意しながらサーチする

 

「スルガ、こうやって移動してるだけで良いの?」

『ああ。問題無いはずだ』

 

各々の音声データを入れたのでわざわざ文字を打たなくて良くなり利便性が上がった

 

『しかし酷い有り様だな。一暴れだけでこうなるとは』

「スルガは前もこんなの見たの?」

『イノベーターは裏でこそこそしてたからここまでのは無いかなぁ。俺が建物の一部崩壊させたことはあれどこんな悲惨にはなってねえわ』

 

建物が崩壊しているわけではないがそこら中焦げだらけで車が壊れたりしている

とりあえず道なりに進む。現在午後4:30でタイムリミットまであと一時間半、スルガは回答を知っているが怪しまれないためわざと黙ってる

 

『しかしここまで反応がないなら複数の線は無さそうだな。移動と見るべきだ《カイオス長官、ここら辺で怪しい電波とか飛ばすトラックとかって映ってたりしない?》』

《いや、移動や複数と聞いて真っ先に調べたが見当たらなかった。ほかの二チームも今のところ収穫は無い》

『バン、ヒロ君やーいそっち怪しげな物も無しかい?』

《残念ですが何も・・・》

《こっちも何も無い》

『こりゃ多分移動の方だぜ。俺らに見つからねえように動いてんのか?』

《パパ、いまこの辺で動いてるものってあるかしら》 《住民は全員避難済みでジェシカ達だけだ。こちらでも確認してる》

《カイオス長官!こっちで反応が!》

 

バンとランの方で反応あり

 

《あれ?こっちにも反応が・・・あら?消えたわね》

 

ヒロ、ジェシカの方でも反応があったが直ぐに消えてしまった

 

ピッピッピッピッピ・・・

「スルガ、私も鳴ったけど直ぐに消えちゃった・・・」

『コブラ、何か無人でも動くようなドローンとか飛んでねえか?』

《そっちで気付かねえならねえな》

「スルガ、あれなに?」

『この街の地図だな。何かあったか?』

「うーん?何か・・・スルガ、CCMであれ撮影するからブレインジャックの移動表示できない?」

『任せな』

 

秒で発生場所とLBXの移動方向を表示する

ルナが気付いたか・・・ま、以外と勘いいし可愛いし賢いし(惚気)

 

「カイオス長官、分かりました多分地下鉄です」

《地下鉄?少しこちらでアクセスしてみよう》

『地下鉄なら移動できて指令コンピューターにするなら持ってこいね』

《ルナ君、正解だ。保線用のドクター車両ダイヤに無い動きで無人で動いている。他二チームの方の反応時間と照合したらドンピシャだ》

《凄いじゃないか!ルナ!》

『さすが俺の彼女!可愛いし賢い!んでどうすんの?列車追いかけてぶち壊せばいいか?』

《幸いポイント操作や列車の制御はこちらの方でも出来た。ヒロ君、ジェシカwest gate駅の待避線に停車させるので向かってくれ》

《分かりました/分かったわ》

 

さてと、後は何とでもなるだろう。最悪ジン君がなんとかするだろうし

 

『さてと、これで向こうに任せて大丈夫だろう。なんならここから一番遠いしな』

「大丈夫かなぁ?」

『なあに、心配あるまいて。ジンもどうせ来てるだろうし』 

「ジン君が?」

『知らないのか?あいついまこの辺の学校に留学してんぞ』

 

まあもう少し先で合流出来るだろう。ここから先は俺の出る幕無し。あるとすれば地下鉄を壊すくらい?

 

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