═タイニーオービット社═════
今クリスターイングラム社の傘下に入っているタイニーオービットはバン達からすれば敵の根拠地の一つであり現在アルテミスに向けてアングラビシダス優勝のための修行中なので基本的に近付くことはない。
しかし一機のLBXが空からダクトに侵入していた
スルガは事前に仕掛けるイタズラの為の小型機器をタイニーオービットに搬入される段ボール放り込んでいる
よーし、相変わらずセキュリティはガバガバなままだな(スルガinオリオン・E)とりあえず結城さんと霧野秘書を探さないと
オリオン・Eは光学迷彩を纏いながらダクトの中を低速飛行して研究室を目指していたがここでトラブル
なんか居るし。なんでタイニーオービットのダクトに警備LBX(ウォーリアー改造品)が・・・いや俺だわ。『俺がイノベーターが侵入来てこないとも限らないぞ☆キラッ』って言ったのが残ってんのかー。しかも撃破したらしたで異常事態のアラームを鳴らす使用である。面倒臭いね
スルガは突っ切ることを選ぶ。オリオン・Eは電子戦能力が当然のように具わっているので強力なジャミングを掛けながら高速飛行して通過しクリアした
そしてレベル4研究室のダクトの終端まで来た。一応スルガの知らぬ人物(クリスターイングラム社員の可能性考慮)の位置を把握、最後の最後まで光学迷彩を張り結城さんのデスクの上で光学迷彩を解除した
「ッ!?・・・スルガ君?」
頷くオリオン・E
CCMに昼休みに近くの廃工場・・・でなく居酒屋の個室に来るよう頼んでおいた
結城さんはその辺の紙切れに『分かった』と書きそれを見たオリオン・Eは頷いて再び姿を消す
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次は霧野秘書を探しにに社長室へ
研究室から社長室はダクト上ではそこまで離れていないのでさっさと移動し社長室の様子を伺う
都合の良いことに赤鼻クソ野郎は居らず堂々と霧野秘書のデスクに飛び降りた
「キャッ!!!スルガさん!?」
『凄い驚いてますね。録音してないことが悔やまれる』
「結城から送られてきたメッセージはこう言うことですか、ご用件は?」
『昼に結城さんと近くの居酒屋に来てください。個室を取ってあります』
店の場所をCCMに送信した
『んじゃ俺はちょっとイタズラの仕込みするから失礼する』
と、短時間の会話をしてオリオン・Eはまたダクトの中へ戻っていく
「データ全削除の上にウイルスで大きな傷痕を残したのに彼は何を・・・」
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霧野秘書が危惧していたが至ってくだらないものである
侵入前に荷物に紛れ込ませた小型機械を回収して再びダクトへ。この小型機械は指向性スピーカーとカメラがつけられており簡単に言うと赤鼻クソ野郎が社長室に居ると誰かに向けて放屁の音を飛ばす。と言う技術力の無駄遣い極まり無いものである
効果は至って単純でこいつ屁こいたな・・・と言う疑心を植え付けるただそれだけの嫌がらせ特化型。音のパターンは何気に20種以上と無駄に豪華な作りだ
これを社長室のもう使われていない監視カメラ内部を取り出して仕込み下準備を全て済ませた
よしよし、これでストレス与え続けて毛根チャーチルにしてやるよ。まだ計画はあるからなヒッヒッヒッヒッ覚悟しとけよぉ?
と、無造作に社長席のパソコンとオリオン・Eを接続しハッキングのバックドアをセットした。ついでに怪しいエ□サイトに潜ってウイルスに感染させる事も忘れない
行方不明と言う肩書きを悪用し一通り飽きるまでイタズラした後またダクトを通じてタイニーオービット社から大空に飛び立ち次はアキハバラへ
═アキハバラ、オタクロスの部屋═════
ここに来た目的はハッカー軍団のリーダー格であるヤマネコに会うため。そしてある依頼をしに来た
「俺っちが来たぜ。スルガ」
『こんなところに来てもらって悪いね。早速依頼内容を話しても良いかい?』
「ああ。今回の報酬金額はこちらの言い値、でいいんだろ?」
『その上で出来高付けてやるわ。んで依頼なんだけどシーカーと協力して指令コンピューターの事前捜索と共通点の炙り出し、日本にあるならついでに無力化とアメリカ政府内のオメガダインと通じてる奴を絞ってくれないか?』
「指令コンピューターの方は簡単だろうがオメガダインの協力者ねぇ。背景を聞かせろ」
『おーけー。簡単に言わせてもらうとオメガダインとディテクターは敵対してる。まだ仮説段階だがディテクターはA国政府一部とオメガダインが共謀して通信衛星パラダイスを使って悪いことしてる。と伝えたいんじゃ無いかとね』
「通信衛星パラダイス、あぁ、悪い噂があるあれか。分かったぜ。その依頼受けよう。A国の機密を調べるリスク含めて報酬は前金で1000万は欲しいなぁ?」
『了解。シーカーとの連携は前の通りだ。この身体じゃクレジットの受け渡しは出来んからシーカー経由で貰ってくれ』
「あいよ。これからもご贔屓に。あと頼まれてたバッテリーリペアもな」
『サンキュー。また頼りにさせて貰うぜ』
スルガは何度かハッカー軍団に依頼を出している。大半はフルリンクシステムデータ目的の輩を逆ハッキングで特定してくれやこいつの過去の経歴調べてくれ等が多い
とさっさと取引を済ませて今度はタイニーオービット社近くの居酒屋へ飛行する
═居酒屋════
またもや通気ダクトから侵入しスルガの予約した個室に入った。こう言う時にオリオン・Eのステルス機能と飛行形態は便利だ。気付かれずに色々裏工作ができる。日本にいる内に他にも済ませたいことがあるのだ
「あ、スルガ君かい?」
『お?二人とも御揃いで。最近タイニーオービットはどうですか?』
「クリスターイングラム社の傘下に入って一部の研究開発に制限が掛けられています。スルガ君の技術は法律の壁があって利用させてませんが」
「技術と研究データが持ってかれて技術部としても辛いよ。スルガ君が消してったデータ以外は抜かれたんじゃないかなぁ。オーディーンだって持ってかれかけたし持ち主がバン君じゃなきゃ危なかった」
『そっちはそっちで大変なんですね。所でオーディーンの修理は終わってるんです?』
「一応ね。データ収集の一環としてだけど」
『なら適当なタイミングでバンに回収頼んどきますわ。これ以上好き勝手させねえよ』
「スルガ様、ウイルスの被害なのですが」
『おっと?俺に請求くるの?』
「いえ、被害報告だけです。本社にも転送されてしまったウイルスはかなり深刻な損害を出したそうです。具体的には五年分の重要な研究データがまとめて消え去ったとか」
『ハッハッハッハ!!!』
クリスターイングラム程の大企業の五年分の研究データとか一体何クレジットの損害になるんやろなぁw
『社長禿げた?禿げた?』
「髪量は分かりかねますが先程自身のパソコンのウイルス駆除に躍起になっていました。それと本社では降格の検討されていると言う噂も聞きました」
『そっかーw今度は社長席の真上に徐毛液仕込んどくか。毎日少ーしずつ垂れるようにして円形脱毛症で通院させよ』
製作開始するのは帰ってすぐの話だ
「それでどうしたんだい?急に呼び出して」
『タイニーオービットでのクリスターイングラムの細かな動向と噂話的な物が知りたくて。最近結構情報が貯まってきてそろそろターニングポイントを迎えそうで一つでも多くの情報が欲しいんです。少しでも判断をミスする材料を減らしたい』
「分かりました。私も多くを知るわけではないので参考になるか分かりませんが知る限りお教えします」
「僕も協力するよ」
『有り難い限りです。クリスターイングラムに関してはあまり情報がないんですよね。どうやって関わっているのか分からないので本当に不気味。と言うか本当に関わっているのか、それが分からない』
アニメとかゲームでも具体的な話無かったからなー。この立場になって初めてまともに考えるけどもあいつら特に悪さして無くね?もしかしなくてもタイニーオービット買収したことが唯一の見せ場の可能性が・・・?
しかも俺のウイルスのせいで痛手しか被ってない?
そして霧野秘書から会社の現状とクリスターイングラムの噂話とタイニーオービットから持ち出された技術を一通り教えて貰った
しかし持ち出された技術を見てもまあ盗れる時に盗るよねってのばっかしで特に目ぼしい物はなかったと言っておこう