═アロハロア島、ルナと泊まるホテル════初日夜の部
さてと一週間の間は有効に活用しないと、(これからの下準備と裏工作)あと昼間はルナが遊び回りたいから一緒に来てと言われてっし、一週間は睡眠無しだな(今の体じゃ寝る必要はない)
「ねースルガ~」
『なーにー?』
「今思い付いたんだけど私もフルリンクシステム使えばスルガと遊べるんじゃない?」
『・・・・・・・・・・・・・・・天才か?』
え?・・・あっやばいまじで盲点だった・・・いやでも・・・いけるわ
『俺と同じコンピューターにフルリンクしたLBXで接続すれば出来る。よく思い付いたな』
「早速試して見ようよ!」
『ちょい待ち。一応確認作業と事前準備だけさせて。試すなら明日かな』
「むー、分かった。楽しみにしてるね」
やっばい。これからのモチベーションが沸いてきた!さっさと諸々準備すませるぞー
取り敢えずスルガの目標は現時点でのカスタマイズLBXの完成とシーカー向けのLBX、フレームアームズシリーズから轟雷とスティレットを量産し配備する予定だ
俺のカスタムデータと引き換えに風摩キリトから提供されるオメガダインの動向にも注視しつつ行動することになる。そして今、丁度キラードロイドが完成したと凶報が届いた
取り敢えず話を通すためダックシャトルの拓也の元に来た
『拓也さん、今お時間大丈夫ですか?』
「スルガか。構わないがどうした?」
『キラードロイドが完成しちゃったみたいなのと、シーカー向け量産機を考えてまいりました』
「そうか・・・キラードロイドが、分かった。そしてシーカー向け量産機と言うのは?」
『勝手に考えた物なんですがコアスケルトンレベルで新規設計してみました。これは完成独自規格《フレームアーキテクト》それにまとわせる《フレームアームズ》なので今までのアーマーフレームは互換性がありません。パーツ交換で普通に対応は出来ますが』
「ふむ・・・・・・・・・メインパーツを各部に振り分けてあるのか」
『大本はコアボックスですがね。最悪伝達ケーブルが斬れてもCCMからの信号で可動するように出来てます』
最悪腕だけでも、足だけでも動くよ。と言うことだ
フレームは轟雷がブロウラー、スティレットがナイトフレームで戦車と戦闘機のようなLBXか」
『はい。汎用性を重視して設計しました。轟雷は特にカスタムの幅が広いので装備次第で大体の敵に対応できます』
「性能は十分だが生産ラインはどうするつもりだ」
今はタイニーオービットの生産ラインは使えない。だがそのためのコアスケルトン、もといフレームアーキテクトの新規設計だ
『こいつは旧シーカー本部の設備と俺の家の機械も持ち込めば量産可能です』
「分かった。一応この轟雷とスティレットの見本品はあるか?」
この後見本品を渡し俺の案は無事通った。直ぐにでも量産体制に入るみたいだ
取り敢えずそれで今夜は終わり。ホテルに戻り(隠密侵入)ファクトリーにシャルナック・ムーンとオーディーンをセットして改造の予約をし終わる
そして持ち込みのパソコンで色々3Dmapを作るのであった
═二日目昼の部═════スルガin機龍
昨夜、バン達アルテミスチームは今回開催のアルテミスのファイナリスト達が招待されたパーティーで色々あったらしい。そして今朝はルナとスルガも誘われてホテル所有の貸し切りビーチに訪れていた。
「やっほー!みんな~」
「ルナ、凄く似合ってるじゃない!」
今ルナが着ているのは紫のパレオだ
「こんなのいつ買ったの?」
「さっきホテル近くの売店でスルガと買ったんだ。一番スルガの反応がよさそうなのを選んでみました」
女性陣がそんな会話を繰り広げる中スルガは男連中と話していた
『久しぶりです。ハンゾウさん。それに仙道ニキもルナの修行以来ですね』
「話は聞いてたが・・・本当に体を無くしたとは、災難だな」
『いえいえ、そんな悪いことばかりじゃないですよ。少なくとも一連の事件の其々の目的と黒幕が見えてきましたし』
「そうなのか!?じゃあ皆に言わないと」
『今休暇中に言うことじゃないからね。それに事が事だし近い内に共有するよ』
取り敢えずその場を流しお遊びモードに移行する
そしてスルガはルナに水際で海水を避け続ける遊びをしている
「やっぱりLBXに当てろって言うのは無茶だよー」
『やってやれないことはない!やってみせろ!冷ッ!』
低空飛行を続けていた為ちょっと高い波を被る
「あっはっは!スルガ大丈夫~」
『全然大丈夫だぁ、気にするな』
そのまま飛行を続けてルナの目の前へ、そして尻尾で海面を叩き逆にルナに水を掛けた
「キャッ、やったな~」
と、どこから出したのかバケツを持ち出してきた。そしていっぱいに海水を汲み近づいていた機龍にぶっかけた
『うわっぷ!』
「いやったぁ!」
海中に沈んだ機龍をルナは拾い上げてニシシとイタズラに笑う。そして誰に教わったのか妖艶な表情をすると?
「捕まえた♥️」
その一言でスルガは一時的に死んだ。これが生身だったなら即三途の川を駆け抜けて閻魔大王をぶっ飛ばし現世に帰還したであろう。イタズラや無駄に技術力は上がっているのにルナに対する防御力は紙のままだ
「ルナー!皆でビーチバレーやろー!」
「うん!今行くー!・・・あれ?スルガ?」
動かない機龍を手にビーチバレーに加わるルナ
ああ、俺の命は儚いものよ
═夜の部(夕刻)═════
場所はダックシャトルでフルリンクシステムの試験だ
話したら興味本位でユウヤとヒロも来た
特にユウヤは去年の事もあり余計気になるらしい
昨晩の突貫作業でムーンにフルリンクシステムを新造して搭載しパソコンと有線接続、さらに3Dマップも読み込ませ準備は完了した
「こっちも準備できたぜ。スルガ」
「モニタリング諸々の準備も出来たデヨ。強制解除の最終チェックも問題無いゾイ」
「ルナさん、ガンバってください」
「じゃあ行くよ。フルリンクシステム、起動」
椅子に座ったルナの体から力が抜けてムーンが動き出す
『ルナ、大丈夫?』
チャット『うん。大丈夫』
「よし、心拍数、脳波特に異常無し。行けるぜ」
『俺は先にアクセスしとく』
スルガの意識はパソコンに移動、何もないようでファイルとかが色々あるだだっ広い白い空間でプカプカ浮きながらファイルを探しプログラムを実行、大量の0と1が組み合わさり白い空間はミソラタウンの住宅街、スルガ家周辺が作り出された
よし、特にバグと不具合が起きてる様子も無いな
スルガは取り敢えず自分の家に入り縁側に座り込む
「こっちいつでもいーよー!家で待ってるー!」
何となく空に向かって叫ぶ。
チャット「じゃあ行くデヨ」
チャット『行くよー』
特に世界に異常は無い
「さて、成功してないと困るが果たして」
しばらく待っているとルナの声が聞こえてくる。どうやらルナも家に来たようだ
「えっとこっちかな?」
「お!来た来た」
電子上の体がおかしなことになってないかと思ったが杞憂だったみたいだ。そしてスルガを見るなり突っ込んでくる
「スルガー!!!!」
「ちょっまっ!ゴブッパァ」
な、懐かしい衝撃・・・でも成功した!取り敢えずルナのほっぺたぷにぷにしよ
「あー、この感触たまんねー」ムニムニ頬うにょーん
「フウア、くふくっはいほ」
「おっとすまんすまん」
頬を膨らませるので指でぷすーってしてやる。なにこれかわいい。そして二人で笑い合う
「はー、スルガと触れ合ったらやりたいこと忘れちゃった。ね、膝枕して」
「いいよ。おいで」
縁側に座ったままで膝を手でぽんぽんと叩く。頭を置いて二人で空を見上げる。ルナの頭を撫でることで時間は進む
「暖かいね。スルガは」
「お前もな、まさかこうして触れあえるとは思いもしなかった」
二人の間に言葉は多くない。そしてどれくらい時間が経っただろう、もしかしたらそんなに経って無いかもしれない
その内にルナとスルガが川の字に添い寝を始める。スルガが時刻設定を弄り夜へ、真っ暗な空のキャンバスに満点の星空を写し出した
「どうだ?超リアルなプラネタリウムは?」
「わぁ、凄く綺麗」
「これが俺とルナが出会った日、ミソラタウンから見た星空だそうだ」
スルガは一晩で出来るだけその日の星の配列や出来事の資料をかき集めていたのだ
「その日の夜はこんな事があったんだな」
空に一筋の閃光
「流れ星・・・私これお姉ちゃんと見たなぁ」
「そうなの?」
「スルガは何してたの?」
「LBXの練習してたら寝落ちした。ルナは何を願ったの?」
「自由に生きてみたい。だったかな?でもその願いはもうスルガが叶えてくれた」
「ふうん。今の流れ星は何か叶えてくれるのかね?」
「じゃあスルガ・・・手、繋ごう?」
「喜んで」
それからぼうっと空を眺めていると突然空にオタクロスの顔が浮かんできた
「あん?おいオタクロス!どうした?」
この良い雰囲気ぶち壊すとか余程の用じゃねえと許さねえぞ?
「緊急事態じゃ!フランスの首都パリでブレインジャック発生デヨ!」
「なぜパ・・・いや、このタイミングで!?」
なんでパリで起こった。と言う言葉を飲み込み情報収集のためにインフィニティネット内に向かう
「ルナ、オタクロスの言った通りだ。直ぐに戻ってくれ。俺は情報収集を優先する」
ルナを見送りインフィニティネットへダイブ
しかし何故パリでブレインジャックが?次はロンドンじゃ無いのか?兎に角情報が欲しい。これを見誤ったらヤバいぞ・・・