個性が「穢土転生」な件   作:ボリビア

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取り敢えず、皆が人の穢土転生体を活躍が見たいという事がわかった。

アンケートを見ると、公安ルートとヴィランルートが求められているので、前話から続く形でのそれぞれの序章を投下してアンケート取ります。
こっちはヴィランルート
欲望全開なので倫理観ZERO


エクストラ
運命の出会いな件(ヴィランルート)


 それは、突然だった。

 ある日、転校生がやってきた。三年生のこの時期に来るなんて訳有りなのかと考えていたが、彼女を一目見た瞬間に吹き飛んだ。

 

 「中松 (くらべ)と言います。よろしくお願いします。」

 

 美しかった。

 

 黒板の前に立つ彼女は、美の黄金比を体現したかの様なスタイルと顔立ちであった。長く綺麗な黒髪に、大きな黒い瞳、肌は健康的な白さであり、彼女は作り物のような美と大自然の美を両方内包した様な美しい存在であった。

 

 彼女を前にして全てが過去になった。

 

 彼女の美をクラスメイト達も感じたのだろう。自己紹介を終えて席に座った彼女の周りに男女関係なく群がり質問を投げ掛けていく。

 次々と飛んでくる質問に律儀に答えている、その姿ですら美しい。一挙一動全てが美しい。

 

 彼女は生きた芸術だ。

 

 欲しい。

 

 彼女が欲しい。

 

 懐からナイフを取り出し、彼女の元に一気に進み、躊躇なく頭に突き立て殺す。そして彼女の髪の毛を切り裂き一番近くにいた人間に押し付けて個性を発動した。

 生け贄となった人間が塵に包まれる姿を確認しながら、今度は捕縛向きの個性持ちのクラスメイト達を殺害し、穢土転生を発動させていく。喉を裂いて殺したクラスメイトの死体を隣の人間に押し付けて発動する。集団である事が条件だが、速やかに穢土転生を発動出来る。

 彼女を含めた四人を穢土転生体にした。

 まだ生きてる人間がようやく現実を理解し、声をあげて逃げようとする。まだ何人か保存したいので、彼女以外の穢土転生体に命じて個性を発動させる。彼女の席に群がって一塊になっていたお陰で全員を捕縛出来た。

 そして、使える個性持ちを殺し、要らない人間を使って穢土転生体を作り上げる。

 クラスは彼女を含めて25名と教師が一人いたので13体の

穢土転生体が出来上がった。

 彼女以外の穢土転生体を塵に戻し、彼女を観眺める。

 

「ああ、良かった、髪の毛も元に戻っているね。自我を縛ったからヒビまみれで美しく無くなるかもしれないと思ったけど、ヒビも含めて美しいなんて!!もしかして君の個性のお陰かな?」

 

 彼女はヒビまみれでも美しかった。生気が消えた分、寧ろ彼女の肉体本来の美を感じとる事が出来る。

 

「はい、私の個性は黄金比という個性で私の体や私の作品には黄金比が宿ります。」

 

 命令に従い彼女が答える。

 黄金比、なるほどだから彼女は美しいのか。黄金比を内包している彼女なら老婆になっても美しいだろう。

 まだ、自分は出来ないが原作ではマダラを若い姿で呼び出していたし、個性が成長したら、老婆の姿や大人の姿、あるいは幼女の姿や赤子の姿な彼女を観賞するのも良いかもしれない。

 このまま彼女を眺めるのも良いが、教室は血まみれで臭い。それに、悲鳴を上げた奴がいたし、そろそろ誰か見に来るかもしれない。

 一度彼女を仕舞い、さっき作った穢土転生体を呼び出す。

 

 「さて、これから学校中の人間を手に入れる訳だけど取り敢えずこの階から始めよう。」

 

 六人ずつに分けてクラスを襲撃させる。それぞれ一人ずつの片目の視界を共有して具体的な指示を念じる。

 やることは簡単だ。欲しい人間の殺害と生け贄の確保、余った人間も偶数分は半分を殺して、半分を生け贄として確保する。残りは少しもったいないけど要らないし、見られたくないので殺す。

 2画面同時攻略なのでミスを覚悟していたが、案外簡単であった。

 この中学は一学年三組なので、これで三年生はコンプリート。

 また穢土転生を行い合計で34体手に入れる事が出来た。

 次は二年生だ、三年生は最上階にクラスがあるため、また左右に17体分けて挟み込むように制圧していく。

 体格差もあり、結構早く制圧出来たと思う。そのまま、三年生達には一年を制圧させ、二年生の穢土転生体は職員室や用務員室を制圧させる。

 用務員は元ヒーローであるためかなり抵抗したが、自傷を厭わない個性の全力使用や特攻してくる異形系の個性持ちの前では無力に近かった。

 

 結局、お昼時間迄に全て終わった。もう少し抵抗があるかと思ったが、所詮公立の中学校ということだ。

 

 校庭に、学校で作った穢土転生体を並べてみた。

 使えそうな個性持ちや余った人間、使えそうな先生や元ヒーローの用務員を含めて合計161名の穢土転生体を作り上げる事が出来た。

 

 並んだ穢土転生体のひび割れた姿を改めて眺めるが、罪悪感はなかった。寧ろ達成感の方が大きい。

 最初に手に入れた彼女を見ながら思う。

 大義だなんだとバカな事を考えていた。あんなの童貞が理想のセックスを求めて、一生童貞で生きるような間抜けな考えだ。

 

 欲しいなら手に入れる、結局それだけなのだ。

 




と言うわけでヴィランになる場合、取り敢えずこんな感じです。
目標はクリミナルマインドに出てくるようなサイコパス

以下 ヴィラン プロフィール

ヴィラン名 コレクター

個性 穢土転生

趣味 彼女の観賞、有能な人間集め

嫌いなもの 欲望を否定するヒーロー

好きなもの 彼女

 基本的に1日中彼女を眺めて過ごしているが、収集欲が高まると街へ繰り出し、気に入った人間を穢土転生体にする。
 行方不明者達と同一の個性や技術によって、新たな行方不明者が増える事から、存在が疑われている。
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