一気にかけ降りていく四人。
道中に囚人達からの襲撃があったが、監獄長の個性の前には無意味だった。
穢土転生体になった事で個性のデメリットがなくなった監獄長は囚人達を問答無用に拘束していく。
彼らは恐らく時間稼ぎの使い捨てで尋問する時間すら惜しい。
4階、5階へと進んで行き、6階へとたどり着いた。
6階は7~13階の監視室や運動場、作業部屋等になっている。
カロリの熱源探知によればここには何人かのスタッフと思われし人間がいるはず。
恐らく、監守以外の夜勤か何かで泊まり込みしていた人間だろう。
6階の扉を開けて中に入る。
すかさず集まっている熱源へと向けて四人は移動する。
熱源が集まっているのは、どうやら宿直室の様だ。
監獄長がノックをして確認する。
「我々は貴君らを助けに来た者だ。
決して危害を加える様な事はしない。」
返事がない。
此方を信用してないのか、あるいは出れないのか。
「我々が信用出来ないのであれば構わない。
我々は直ぐに地下に降りて敵を追う。
1階までの扉と囚人達は無効化してあるので立ち去った後に出ていくといい。」
扉の向こうで一人が此方に向かってくる。
『本当に味方なのか。』
「我々は公安の人間である。
地下に降りた彼らを助けるために急ぐ必要がある為、早急にここを開ける気がないなら我々は立ち去る。」
ヒーローなら彼らの信頼を得るために頑張るかもしれないが、監獄長はヒーローではない。
扉の向こうの彼らが情報を持ってる可能性を考えて声をかけている面の方が強い。
監獄長の言葉を聞いて、扉が開いた。
出てきたのは神父服の老人であった。
「疑うような事を言ってすまなかった。
私はこの監獄に牧師として勤めている、悟 啓と言う。
ここには私と医療スタッフが三人入っている。
全員怪我はない。」
「何故貴君らは無事だった?」
「それは、私の個性によるものだ。
私の個性は『天啓』、最適な行動を閃く個性で監守以外のスタッフを集めてここに閉じ籠ったのだ。
それと医師の個性『密着』を利用して扉を塞ぎ、スタッフの『幻影』で部屋の存在を隠していた。」
なるほど、天啓で予知して扉を塞ぐ事で籠城したのか。
それに監守をあえて外す事で彼らは執着せずに先を急いだのだろう。
「侵入者について何か分かるか?」
「すまない、私の個性は行動を示すもので万能ではない。
ただ、彼らは急いでいた。
『急な来客で気付かれるかもしれない』と言っていたよ。」
俺以外に来訪の予定は無いから来客とは恐らく俺の事だろう。
なるほど、つまり俺の来訪というイレギュラーの結果焦っているのか。
運が良いのか悪いのか。
取り敢えず奴等は急いで行動している事が分かっただけ良しとしよう。
取り敢えず、彼等にグラディエーターと合流してもらうように指示をして先に進もう。
(ということで、避難してくる方達の保護をお願いします。グラディエーターさん。)
(了解した。)
お約束の展開の一つの人質に黒幕がいるとかあってもグラディエーターなら対処できるだろう。
流石に考え過ぎだろうけど。
取り敢えず四人は地下に進んでもらう。
囚人達の個性は把握していないが、仮に物理無効的な存在がいてもカロリがいるしなんとかなるだろう。
7階に足を踏み入れると案の定、囚人達が襲ってくる。
動きも個性の質も6階までの囚人達よりは明らかに上だが、監獄長を止める事は出来なかった。
階毎の壁が厚く派手な戦闘音も出さずに鎮圧しているためか、下の階をカロリの熱センサーで確認しても動きはない。
8階、9階、10階と進みようやく13階へ進む扉までたどり着いた。
腫れて噛めなくてお粥生活で痛くて更新する元気なかったけど無課金天井でラビリスタとプリンセスコッコロ迎えられたから更新しました。
これでプリフェス限定揃ったてばよ。
グラブルも水着ミムルメモルきたし、今年の夏は最高ですね。
今週のヒロアカ読んだけど、ギガントマキアやばくない?