Aqoursと俺の日常   作:麻婆じゃがいも

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こんにちは。

もう9月も下旬ですね。昼夜の気温差が激しくて服装に困っているのですが......
Aqoursのオンラインライブも近づいてきて興奮し始めている今日この頃です。

それではよろしくお願いします。



黒澤ルビィ誕生祭2020 いつか遠くへ

時は遡って9月17日

明後日は梨子の誕生日だった。

その話について詳しくは前回をご覧ください。

 

 

 

それはそうと9月21日はルビィの誕生日である。

しかし、あいにくなことに俺はその日、東京にいるのであった。

 

でもルビィといっしょに居てあげたい。

迷っていたところに、1本に電話が入った。

 

「もしもし?あ、あの、黒澤ルビィです!」

 

「ルビィか?こんな時間にどうしたの?」

 

「あのね、ルビィの誕生日の21日に一緒にゆうくんと東京に行きたいなぁって。」

 

東京か、ちょうどよかったと思い、

「いいよ、一緒に行こうな」

と、言ってしまった。

この時はあのことには気づいていなかった。

 

「ありがとう!じゃあまたね、楽しみ!」

とだけ言って、ルビィは電話を切ってしまった。

 

 

 

この後、俺は予定を整理するために、一回書き起こすことにした。

 

18日

放課後、東京に行き用事を済ませる。

19日

梨子と東京観光、梨子をある場所に連れていく

20日、22日

ある人たちとの用事を済ませる

(ここについてはまたどこかで話そうと思います)

21日

ルビィと東京観光(行先はルビィ次第)

 

 

 

ざっくりとこんな感じだが、俺はある疑問を持った。

ルビィは1人で東京に来れるのかどうかっていうことだ。

 

前に、みんなとしか行ったことがないって言っていたような…

 

 

 

 

~~~~~

次の日の昼休み、生徒会室に足を運んだ。

 

「失礼しまぁす、会長のダイヤさんはいますかぁ?」

 

「あら、祐輔さんどうしましたの?もしかして…//」

 

「ちょいと相談したいことがあって」

 

「相談ですの?可能な範囲でお手伝いしますわ」

 

「次の月曜日にルビィと東京で遊ぶ約束をしたんだよ。」

 

「ルビィと2人で⁉わたくしとはやらないのですか?」

 

いまにも怒りそうな雰囲気だったのですかさず、

 

「いや、誕生日だから!ダイヤの誕生日の時には2人きりで何かしますから!」

 

「約束ですわよ!それでそれの何が問題ですの?」

 

「俺、この4連休用事があってずっと東京にいるんだ。ルビィって1人で東京に行ったことがないだろ。それでどうしようかって。」

 

「そうですわね…わたくし、ちょうど21日に東京に行く用がありまして、一緒に行くことにしますわ。」

 

「それは助かる。また後日なんかお返しを考えておくよ。でも、ルビィには東京に行く理由について追及はしないでほしい。」

 

「わかりましたわ。」

 

「それじゃあ、頼んだぞ」

 

何とかなりそうで肩をおろした俺であった。

 

 

 

~~~~~

そして9月21日

 

ダイヤさんによると9時半くらいに着くようだ。

梨子の時よりゆっくりな時間でよかった…

 

しばらくしてやってきたのはルビィだけだった。

 

「おねぇちゃんは品川で降りたよ!だからここまでは1人で来たんだ!」

 

「すごいじゃん!」

と言い頭を撫でてやった。

うゆゆ~って言ってる。マジ天使。可愛い。

(語彙力どこ行った)

 

 

 

とりあえず、ルビィが行きたい!って言ってた神田明神へ。

 

「ここの階段競争しようよ~」

 

えらく元気だな、もう結構上にいるし。

 

 

上に着くとそれぞれがお参りをした。

その間に、俺は絵馬を買い、あるお願いを書いてつるした。

 

 

「なんて書いていたの?」

 

「Aqoursがまたここに帰ってこれたらわかるよ」

 

「ええ~教えてくれてもいいじゃん~」

 

こんな時間が永遠に続いたらいいのにと思ってしまったのであった。

 

 

 

その後は一番行きたがっていたアキバのスクールアイドルショップへ。

 

やっぱり全国的に有名なスクールアイドルのグッズがたくさんあり、その中にAqoursのものもあった。

ルビィはそのことに気づいていないようで他のものに見入っていたのであった。

 

 

 

 

ひと段落着いたところで俺はある質問をしていた。

 

「なんでルビィはスクールアイドルになったの?」

 

「おねえちゃんの影響が大きいかな。昔から2人でA-RISEとかμ‘sの真似をして遊んでたの。だから高校生になったらやってみたくて。」

 

「でも、私には勇気がなくて。そんな時に背中を押してくれたのが花丸ちゃんだったの。」

 

「花丸が?意外だったな」

 

「うん、一緒にやろうって言ってくれて。今ここに入れるのは花丸ちゃんのおかげが大きいかな。」

 

「そして善子もか。1年生は繋がりが強いんだな」

 

「うん!これからもずっといっしょに居られたらいいな!そしてゆうくんとも…//」

 

「俺と一緒に?可能な限りはいてあげようとは思っているけど。」

 

「本当の意味が分かったときに、答えを教えてくれると嬉しいな!」

 

 

 

会話しながら歩いていたら、ダイヤとの待ち合わせ場所に到着していた。

 

「今日はありがとう!最高の1日だったよ。」

と言って、近づいてきて

 

 

「ゆうくんのこと大好き。いつか遠くへ、一緒にね。」

 

 

ってささやいてダイヤといっしょに帰っていった。

 

 

 

 

「ルビィ何言いましたの?」

 

「えへへ、おねえちゃんには内緒だよ。」

 

 

この会話よりも胸がなぜか痛いことが気になっていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつか遠くへ……か。

 




コットンキャンディーえいえいおー!
可愛い曲でしたね!

次のソロはダイヤさんね...大人っぽい曲を期待したいです。

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