場面としては、アニメ版うる星やつらの「君去りし後」
の路地裏から始まります。
俺は誰もいない路地裏の中で一人倒れていた、昨日の昼間にメガネたちがラムが地球に来て一年たったことの記念パーティーを開いた、勿論俺は反対したがメガネたちに押し切られた、ラムに連れていかれメガネの乾杯の音頭を聞き流していたが、やはり我慢できずに日頃の不満を爆発させてしまった、ラムが怒ると頭のどこかで思ってはいたのだが止めることはできず言葉が次々に口から出てきてしまう、するとラムは、スっと立ち上がると俺の口についたソースをふき取り、バイバイと言いながら店をでていった、俺はその時のラムの表情がひどく鮮明に印象に残っていた。
その後、家に帰ると部屋には電気がついておらず中はきれいになっていて、初めのうちは押入れかどっかにかくれていると思って部屋の中を探してみるもラムどころか、じゃりテンの姿もおらず馬鹿馬鹿しくなり部屋の中に寝転がったすぐに帰ってくるだろうと思っていたが店でのラムのあの顔が頭の中に浮かんできてすぐに起き上がった、すると机の上に、ラムそっくりの人形が置いてあることに気が付いた、結局その日ラムは帰ってこなかった。
次の日学校に登校するもやはりラムはおらず、メガネたちや面倒に絡まれいつものドタバタが始まるがどうにもいつもの調子が出ずに俺はどこか上の空だった、その日の夕方にしのぶからの電話がかかってきて公園に呼び出された、しのぶは公園のベンチに一人で座っていてから元気を出しながらいつもの調子で話しかけるもやはりそこは幼馴染ごまかせるわけもなく心配された、それから俺は静かにしのぶから離れて夜のネオン街の中をふらふらと歩きゴミ箱につまずき今にいたる。
「うぅ・・・ラムぅ・・・・こんな人形一つ残して消えおってラムのあほぅ・・・・・・何も言わんで帰ることないじゃないかぁ・・・・ラム・・ラムのあほぅ・・・・・・・」
俺は人形を握りしめながら涙を流し、そのまま泣き続けけていると今日一日の疲労からか突然意識が闇の中に沈んでいった。
薄れていく意識の中で二人の男の話す声がかすかに聞こえてきた。
「・・・・・・おい、ほんとうにこいつなのか?」
「あぁ、こいつだ・・・間違いない。」
バサバサッとはばたく音と共に低く響くようなバリトンボイスの男の声と、自信に満ち溢れたような若い男の声が聞こえた。
「はぁ・・ならば仕方がない・・・ガブリッ」
片方が溜息を吐くとバサバサッという音が近づいてきて人形を持っていないほうの手に針の刺さった何か太い針が刺さったがような痛みが生じそこで俺の意識は完全に闇の中に沈んでいった。
いかがだったでしょうか?
この話は僕の中でもベスト3に入るほど好きで何とか形にできました。
最後の二人組皆さんは誰だかわかりましたか?(笑)
最後になりましたが、今後共この作品
「うる星やつらwith闇のキバ」をよろしくお願いいたします。