エア・ギア【RTA風】   作:八知代

3 / 31
この小説、行き当たりばったりで書いてます。
頭空っぽにして読んでください。

評価入っててビックリしました。ありがとナス!




3話 経験値だっ!囲めっ!

 イッキが中学生だってことをついつい忘れちゃう系ハイスピードバトルアクションゲームのRTA、はーじまーるよー!

 

 まぁ、このRTA(小説)じゃイッキ出てきませんけどね(マジキチスマイル)

 

 

 ホンジャマカ、やっていきましょうかね。

 

 

 

〉〉目が覚めると同時に、扉をノックする音がする。

 

 

 入って、どうぞ。

 

 

〉〉入室を促すと扉が開く。入ってきたのは昨日の女性だった。

 

 

「おはよう椎名くん。約束通りコレ、返すわね。あと今から塔の中を案内するから準備してくれるかしら……それと私のことは“アナタ”ではなく“先生”と呼ぶように」

 

 

 はいはい、モブの呼び方なんてどうでもいいから。ほらいくどー!さっさとトレーニングルームに連れてけよ、ほら倍速だ。

 

 

 というわけで、施設をまわっている間に「天空の塔(トロパイオンのとう)」の説明をざっくりしましょう。

 

 

 こ↑こ↓はスシ君たちグラチルが生み出され、育てられている場所です。その全長はな、な、な、なんと2万4000m!はえ^~すっごい大きい……

 

 あっただし、そんな立派なナニが地球にハえてるわけではありません。その逆、地球の内核の方に掘って建設されています。

 ……つまり、地球はメスだった?(迷推理) 塔とは?(哲学)

 

 えっと真面目な話をすると、元は死火山である東雲山の安定したマグマだまりを利用した永続的な地熱発電施設なんですよね。

 

 そして将来的には(原作では)「眠りの森」のエリアであり、「究極の玉璽(レガリア・オブ・レガリアス)」である「空の玉璽」が封印されている場所でもあります。

 

 

「それじゃ、あとは自由にしていいわよ。もちろん、立ち入り禁止区域以外でね」

 

 

〉〉此方が頷くのを確認すると先生は去っていった……さて、何をしようか?

 

 

 お、案内が終わったようですね。ではトレーニングを始めましょうか。

 

 えー、障害物多目なトレーニングルームは……はい、空いてますね。それじゃあイクゾー! デッデッデデデデ!(カーン)

 

 

 そんでもっていきなり倍速ぅ!

 

 様々な(トリック)を決めますが、たいした見所さんなんてありませんから!

 むしろヒーリングソングを流して、皆様に癒しを提供する私は走者の鏡では?(自画自賛)

 

 

 うーん……「求メル者」のお陰でステータスの伸びは悪くないですが、やっぱバトルに比べるとイマイチですね。

 やっぱりこ↑こ↓は手当たり次第にヤツを探すしかないでしょうか?でも少し「技術」の数値が低くて壁登り(クライミング)が安定しないんですよね……壁系の技がないと行けない場所があるから、1回で探しださないとロスになるし……仕方ないですね、もう少しステータスをあげてから探索しに──ってなんで等速に戻すんですかね!

 

 

〉〉トレーニングルーム内に ポーン という音が響く。誰かが入室を求めているようだ……どうする?

 

 

 入ってまーす。全く、誰ですかこんなことをするのは!?またお前か、女研究者か!

 

 

〉〉無視して練習の続きをしようとすると再び ポーン と聞こえた。

 

 

 ンアッー!もう誰だよ!邪魔すんな!(ガチギレ)さっさと用事終わらせて帰れ!

 

 

〉〉急な用事だろうか?手元のスイッチで扉のロックを解除する。扉が開くとそこにいたのは一人の少年だった。整った顔立ちの白髪の少年。彼の瞳には十字が浮かんでいる。パッと見では此方と同じくらい……いや、もしかしたら少し幼いかもしれない。

 

 

 ファッ!?

 

 

「邪魔をしてすまない。能力検査以外でこの部屋が使われているのが珍しくてね。思わず誰がいるのかを確かめたくなってしまったんだ」

 

 

〉〉構わないと伝える。少年は微笑みながらこちらに寄ってきた。

 

 

「それは良かった!僕のことは番号ではなく、キリクと呼んでほしい。君のことはなんて呼べばいい?」

 

 

〉〉番号?のことはよく分からない。とりあえず栖原椎名と呼ばれていることを伝える。

 

 

「いい名前だね。シイナって呼んでもいいかい?」

 

 

〉〉此方が頷くとキリクは右手を差し出してきた……どうする?

 

 

 確保ぉぉおおお!握れ!光の速さで握れ!経験値を逃がすな!

 

 フハハハハハ!勝ったッ!第3部完!

 

 はい!先程探しに行こうか悩んでいたのは、グラチルNo.1の能力の持ち主キリクのことだったんですね!

 

 そのキリクが!向こうからやって来ました!カモネギ!カモネギ!

 

 いやー、やりました。これでステータス上げがスムーズにいきます。

 

 キリクは真面目なヤツです。こちらが一生懸命練習してるのを馬鹿にしないでくれます。未来のラスボスではこうはいきません(ディス)

 

 キリクは密かに処分されそうになっていたグラチルを助ける優しいヤツです。最終的には鬼のような回数のバトルに付き合ってもらう予定ですが、優しいのでなんやかんや付き合ってくれます。未来のラスボスではこうはいきません(ディス)

 

 そしてなにより!キリクは!経験値がうま味なヤツなのです!未来のラスボスでは(今は)こうはいきません(ディス)

 

 

 さぁ!そんなわけでスシ君!キリクには全力で媚を売っていけ!(ホモ) しかし、親友にまでなってはいけない!!(戒め) 何故なら未来のラスボスに目をつけられるから!!!(迫真)

 

 

「よろしく、シイナ。ところでシイナは、能力検査でもないのに此処で何をしてるんだい?」

 

 

〉〉A.Tの練習だと端的に言う。ついでにA.T歴2日の初心者だとも。それを聞いたキリクは少し首をかしげる。

 

 

「真面目なのは良いことだね。でも……2日?確かに僕たち重力子は見た目通りの年齢ではないこともあるけど、それにしたって……ちなみに、その前までは何を?」

 

 

〉〉覚えていない……が特には支障はないと素直に告げる。それを聞いて少し気まずそうなキリクに、そんなことより練習に付き合ってくれないかと尋ねる。

 

 

「う、うん!わかった。僕でよければ付き合うよ」

 

 

 スシ君、やりますねぇ!スキルに「魅力」があるだけありますよ!

 

 

 

 それでは スシ君vsキリク ゴーファイッ!終了!スシ君の負け!

 

 はい、というわけで倍速入りまーす。いいゾ~コレ。こんな感じでスシ君には光の速さで負けてもらいます。

 昨日の個人練習で多少はステータスが上がったとはいえ、まだまだクソザコですからね。キリクに一撃入れるどころか追い付けもしません。

 

 なので バトル開始→戦う→光の速さで敗北→経験値獲得→バトル開始 のゾンビ戦法でステータスを上げてもらいます。

 

 「耐久力」と「持久力」が別だからこそできる方法ですね。バトルで「耐久力」が0になっても、改めてバトルを始めると「耐久力」全快でスタートできるんですから。

 

 キリクからみれば気味悪いでしょうね。ボコった相手がけろっと起き上がって再戦申し込んでくるんですから。

 

 

 

 

 

 

 そろそろ終わりそうですね。等速に戻します。

 

 

「……シイナ。この辺で切り上げないか?もう晩御飯の時間だし、君も疲れたろ?」

 

 

 ま、まぁまだまだ余裕ですが?キリクが?そう言うなら?許してあげないこともないですよ?(震え声)

 

 

〉〉キリクの言葉を地面に倒れながら聞き、無言で頷く。疲れた。一体何時間、彼と走っていたのだろうか?

 

 

 スシ君は素直すぎますね。もう少し虚勢をはってください。私が馬鹿みたいじゃないですか(馬鹿)

 

 ……まあ「持久力」残り5%切ってますし、バテバテでも仕方ないですね(掌クルン)

 

 

「ほら、立てるかい?」

 

 

〉〉キリクが此方に手を差しのべている。彼は息切れ一つしていない様子だ。実力に天と地ほどの差があるのは間違いない……今日みたいに彼と走っていれば、いつかは追い付けるだろうか?

 

 

 おっ、そうだな。

 

 

〉〉キリクの手を握り、立ち上がらせてもらう。肩を貸してもらい自室の方へ向かう。

 

 

「え、シイナの部屋こっちじゃないの?」

 

 

〉〉自室はどうやら他の重力子の部屋とは少し離れた所にあるようだ。此処までで良いことを伝えて、キリクから離れる。

 

 

「本当に大丈夫かい?……いや、やっぱり最後まで送るよ」

 

 

〉〉問題ないと改めて伝える。ついでに、良かったら明日も付き合ってくれないかと図々しいお願いをしてみる。

 

 

「君ってヤツは……わかったよ。明日、ちゃんと来いよ」

 

 

〉〉キリクはそう言うと、振り返ることなく去っていった……部屋に帰らなければ。

 

 

 キリクさん!オナシャス!

 

 よーし、約束も取り付けたからさっさと帰ります。

 それにしても失敗しました。本当はもうちょっと「持久力」残しておくはずだったんですが、最後のバトルでキリクがなかなかスシ君を倒してくれないから微妙に計算が合わなかったんですよ……

 

 

 あ、暗転した……これはスシ君ぶっ倒れましたね。

 

 

 まぁ、いいです。「持久力」は部屋で寝ないと全快しないのですが、廊下で寝ても7割くらいは回復するのでどうにかなるでしょう(ガバ)

 むしろ移動距離が減るので……まあ、多少はね?

 

 

 

 

 とりあえず、オートセーブ入ったんで今回はこの辺で区切っておきましょう。閲覧ありがとナス!

 

 

 

 

 


 

 

 

 

「キリク、何かあった?」

 

「シムカか……どうしてそう思う?」

 

「だって、いつもだったらご飯のあとは本を読んでるのに今日はA.T見ながら笑ってるから」

 

 

 僕は妹のその言葉でようやく顔をあげる。

 

 

「笑ってた?」

 

「うん、だからなにか良いことあったんじゃないかなーって」

 

 

 僕は、もう一度目線を自分の足……正確にはA.Tをみた。

 

 栖原椎名。僕より少し高い身長。襟足の少し伸びた黒髪。前髪の奥に隠れた眠たげな目。その漆黒の瞳には、僕たちと同じ十字が浮かんでいた。

 

 

 

 そんな彼は……A.Tが引くほど下手くそだった。

 

 

 

 初心者丸出しの走り(ラン)―20点

 

 跳躍(ジャンプ)(トリック)も拙い―30点

 

 一発で倒れる、男にあるまじき身体(フィジカル)の弱さ―50点

 

 

「……ふっ」

 

「なに?」

 

「いや、今のは思い出し笑いと言うヤツだね」

 

「やっぱりなにか面白いことあったんだ」

 

 

 シムカが座っている僕の正面にまわり、肩を掴んで揺らしてくる。

 頭が揺れる。やめてくれ。

 

 

「……面白いことっていうか」

 

 

 シムカの手がとまる。まったく、髪がぐちゃぐちゃだ。

 

 

 

 

 

 シイナ……瞳の中に十字を持つ、僕らの仲間(グラビティ・チルドレン)。僕らはA.Tをうまく使うためだけに生み出されたはずなのに、どうしてあんなにド下手クソなのか分からない。

 

 わからないけど……

 

 

 

 

────「もう一回、頼む」

 

 

 

 

 その不屈の精神だけは認めよう(+30点)

 

 

 

 

「……楽しみなことは、見つけた」

 

「?」

 

 

 

 

 赤点ギリギリだけどね。

 

 

 


 

 

 

 

 カッ!カッ!カッ!カッ!

 

 

 ハイヒールの音が、静かな廊下に反響する。

 

 

 音の主は薄暗い廊下の片隅に転がっているモノを見つけた。

 ソレに近づいて傷がないことを確かめると、ソレを拾って再び歩きだす。

 

 

 コツ……コツ……コツ……

 

 

 静かに、ゆっくりと。

 

 




実況風と一人称と三人称と……これもう(何書きてぇか)わかっんねぇな!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。